クラスまるごと異世界転移

八神

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…翌日。


飯島や佐藤、清水達をスキルの連携でそれぞれの王都に送った後に俺らもシュトッセン帝国とかいう大国へと移動する事に。


「おおー…おおー!」

「…帝都っていうだけあってやべーな」

「な」


家から出た俺らはかなり発展してるような街並みを見て周りをキョロキョロと見渡し、驚きながら呟く。


「とりあえず最初に地図でも買わねー?多分ココ、相当広いから迷ったらやべーぞ」

「だな」

「とりあえず雑貨屋から先に探さねーと」


多分他の国の王都よりも広そうな雰囲気の街並みに俺らは迷子にならないようマップを買うために店を探して歩き出す。


「…こりゃ飯島や清水から聞いた通りかもな」

「こんだけ発展してりゃ高品質の道具がいっぱいあっても不思議じゃねぇしな」

「お、アレ雑貨屋っぽくね?」

「確かに」

「行ってみっか」


俺と藤原が話してると柴田が店を見つけるのでとりあえず入ってみた。


「いらっしゃいませー」

「…うへー…見ろよ。あっちでは見た事もねーのがいっぱいあんぜ」

「マジだ。んだコレ?」

「すみませーん。地図が欲しいんだけど…」

「あー、はいはい…」


店の中はかなり広めで棚やテーブルの上に色んな物が置いてあるので柴田と藤原が物色し始めたので、俺は先に目的の物を手に入れるべく店員に物を尋ねる。


「…はい。コレがこの店にある地図ね」

「おい。柴、藤、どの地図にする?」

「あ?……俺はコレ」

「んじゃ俺もソレ」


店員のお兄さんが用意してくれた地図を柴田と藤原に選ばせるとこの街のやつを選ぶので俺は念のためとりあえず全種類の地図を買う。


「じゃあ一旦解散で」

「おう」

「昼に家に集合な」


みんなそれぞれ目的が違うので集合の場所と日時を決めて俺らは雑貨屋っぽいココで一旦別れた。


「えーと……ココか?」


一足先に店を出た俺は地図を見てこの街にある全ての店を確認してから目的の物がありそうな店へと移動する。


「いらっしゃいませ~」

「…おお、めっちゃいっぱいある…!」


大型のスーパーのような建物に入ると中にはキャンプ用品のような物が大量に売られていた。


「…お客様。何かお探しですか?」


俺が20分ほど色んな物を物色してると店員のお姉さんが笑顔で接客してくる。


「テントとかベッドとか…調理器具とか野宿に使えそうなやつを」

「テントでしたらこちらの方に…」


ダンジョン内で使えそうな物を探してる事を伝えると店員さんは物がある場所へと案内してくれた。
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