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「へー、そういう仕様もあったのか…つーかなんかガバガバってよりめちゃくちゃじゃね?」
「え。海原も知らなかったの?」
「俺は冒険者じゃねーからな」
「とりあえず経験値の仕様はそんな感じ」
俺の言葉に清水が軽く驚いたように聞いてくるのでそう返すと飯島が話を締める。
「…じゃあ斉藤さん達は柴田達とパーティ組んでダンジョン行ったの?」
「いや、そこの仕様っつーか設定が一番ガバガバでな…」
「どゆこと?」
清水が今の話を聞いての疑問を聞くと柴田が否定するように返して佐藤が問う。
「なんか知らんが住吉達もパーティメンバー扱いになっててな。良く分からんけど経験値が分配される」
「…控えってこと?やっぱり戦闘には参加してないんだ」
「あー…まあ戦闘に参加ってか、そもそもダンジョンにすら入ってないんだけど」
「「「え!?」」」
俺の説明に飯島が確認しながら納得したように呟くので柴田が事実を教えると佐藤、清水、飯島の三人が同時に驚く。
「ど、どういうこと?」
「知らん」
「一緒に居ないのに経験値だけ貰えるの?そんな事ある?」
「だから言ったじゃねーか。そこら辺の設定がガバガバだ、って」
清水が理解し切れないように聞いてくるので俺が適当に返すと佐藤も信じられないかのように確認し、藤原が軽く説明した。
「いや、戦闘に参加しないのはまだしもダンジョンにすら行ってないのに経験値が貰える、ってもうガバガバってレベルじゃないような…」
「良く分かんねーだろ?まあでも実際にあるんだから多分そういう仕様なんじゃねーかな」
「…藤原くん達凄いなぁ…」
「みんなレベル30だもんね…柴田と藤原が生きる伝説と呼ばれてるのも分かるかも」
佐藤の呆れたような指摘に藤原が笑いながら適当な事を言うと飯島が尊敬するかのようにポツリと呟き、清水は納得したかのように呟く。
「…っていうか海原達の中では柴田が一番レベル高いんだ?意外かも」
「そりゃ柴は戦闘面でのぶっ壊れだからな」
「あー…確かに。藤原とか戦闘では補助だろうし、海原に至っては戦闘以外の雑用とかのサポート要員だよね」
話が落ち着いたところで佐藤が思い出したかのように聞いてくるので俺が適当に返すと、清水は納得した上で普通のパーティでの俺らの役割を想像しながら言う。
「でも多分直接戦闘では藤が一番強いんじゃねぇかな」
「あー、まあ柴と海は直接戦う必要がねーからな」
「ってか俺はともかく柴はスキル的に戦えなくね?」
柴田の誤解を解くような言葉に藤原が賛同するので俺は軽く補足するように確認する。
「…レベルは柴田、戦闘は藤原、金策は海原が一番ってこと?」
「チーム的に見たら見事にバランスが揃ってるけど、ソロでやってけないのにチートって言っていいの…?」
「ま、まあこの世界の人達からしたらチートだから…」
佐藤が俺らを格付けしたような事を言うと清水がなんとも言えない顔で呟き、飯島は微妙な感じでフォローした。
「え。海原も知らなかったの?」
「俺は冒険者じゃねーからな」
「とりあえず経験値の仕様はそんな感じ」
俺の言葉に清水が軽く驚いたように聞いてくるのでそう返すと飯島が話を締める。
「…じゃあ斉藤さん達は柴田達とパーティ組んでダンジョン行ったの?」
「いや、そこの仕様っつーか設定が一番ガバガバでな…」
「どゆこと?」
清水が今の話を聞いての疑問を聞くと柴田が否定するように返して佐藤が問う。
「なんか知らんが住吉達もパーティメンバー扱いになっててな。良く分からんけど経験値が分配される」
「…控えってこと?やっぱり戦闘には参加してないんだ」
「あー…まあ戦闘に参加ってか、そもそもダンジョンにすら入ってないんだけど」
「「「え!?」」」
俺の説明に飯島が確認しながら納得したように呟くので柴田が事実を教えると佐藤、清水、飯島の三人が同時に驚く。
「ど、どういうこと?」
「知らん」
「一緒に居ないのに経験値だけ貰えるの?そんな事ある?」
「だから言ったじゃねーか。そこら辺の設定がガバガバだ、って」
清水が理解し切れないように聞いてくるので俺が適当に返すと佐藤も信じられないかのように確認し、藤原が軽く説明した。
「いや、戦闘に参加しないのはまだしもダンジョンにすら行ってないのに経験値が貰える、ってもうガバガバってレベルじゃないような…」
「良く分かんねーだろ?まあでも実際にあるんだから多分そういう仕様なんじゃねーかな」
「…藤原くん達凄いなぁ…」
「みんなレベル30だもんね…柴田と藤原が生きる伝説と呼ばれてるのも分かるかも」
佐藤の呆れたような指摘に藤原が笑いながら適当な事を言うと飯島が尊敬するかのようにポツリと呟き、清水は納得したかのように呟く。
「…っていうか海原達の中では柴田が一番レベル高いんだ?意外かも」
「そりゃ柴は戦闘面でのぶっ壊れだからな」
「あー…確かに。藤原とか戦闘では補助だろうし、海原に至っては戦闘以外の雑用とかのサポート要員だよね」
話が落ち着いたところで佐藤が思い出したかのように聞いてくるので俺が適当に返すと、清水は納得した上で普通のパーティでの俺らの役割を想像しながら言う。
「でも多分直接戦闘では藤が一番強いんじゃねぇかな」
「あー、まあ柴と海は直接戦う必要がねーからな」
「ってか俺はともかく柴はスキル的に戦えなくね?」
柴田の誤解を解くような言葉に藤原が賛同するので俺は軽く補足するように確認する。
「…レベルは柴田、戦闘は藤原、金策は海原が一番ってこと?」
「チーム的に見たら見事にバランスが揃ってるけど、ソロでやってけないのにチートって言っていいの…?」
「ま、まあこの世界の人達からしたらチートだから…」
佐藤が俺らを格付けしたような事を言うと清水がなんとも言えない顔で呟き、飯島は微妙な感じでフォローした。
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