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「えーと?俺は海原だ。よろしく?」
「海原?そう言えばそんな名前の男子が居たような…私は清水」
「清水ね。おい柴、クラスメイトの女子が居んぞ」
「マジで!?クラスメイトの女子!?」
俺が先に自己紹介をすると制服姿の女子は若干困惑したように名前を言うので柴田に報告すると電話越しで驚く。
「ってかココ王宮よ?なんでこんな所に?」
「…ソレはそっちも一緒でしょ」
「ソレもそうか。今から王子が晩餐会開くみてーだけど一緒にどうだ?女子も何人か来るぞ」
俺の問いに清水は答えずに聞き返して来るので俺は適当に流し『ココで会ったのも何かの縁』っつー事で食事に誘う。
「…女子も?」
「おう。斉藤、住吉、深山の三人だな」
「…あの三人か…ね、もし…だけど、佐藤って女子、見なかった?」
「佐藤?ってあのゲーマーのか?」
「うん」
清水の意外そうな言葉に俺が女子の名を言うと清水の方から意外な女子の名前を挙げて確認してくるので、俺の知ってるアイツかどうかを確認し返す。
「アイツなら今ドロウィンっつー国に居るぞ」
「ホント!?」
「お、おお…第一王子の婚約者になってる」
「王子の婚約者!?ホントのホント!?」
俺の返答に清水は一気に距離を詰めて聞いて来るので少し後ろに下がりながら返すと更に距離を詰められ、壁に追い詰められてしまった。
「なんで!?どうして!?どうやって!?」
「いや、俺に聞かれてもな…ってか近い近い」
「あっ!…ごめん…」
めっちゃ興奮した様子で顔を近づけてくる清水に手を割り込ませながら言うと、少し離れて冷静になったのか恥ずかしそうに謝る。
「会いてーなら会わせてやってもいいけど…あ」
俺が頭を掻いてそう言いながらスマホを見るとやっぱり通話が切れていた。
「ホント!?」
「夕飯の後にな。で、どうする?」
「灯と会えるんなら食べる!」
「んじゃ決まりね」
俺の確認に清水が了承したので…
俺は家まで移動してから藤原に電話をかけてスキルの連携でアイツらをこの国へと呼んだ。
「うぃー。女子に会ったって?」
「おう。清水だと」
「清水?…思い出せねーな…斉藤、清水って分かるか?」
柴田の手を上げながらの挨拶ついでの問いに名前を言うと藤原が少し考えて女子に振った。
「清水さんって…確か佐藤さんの友達じゃない?」
「あー、そう言えば良く一緒にゲームの話とかしてた」
「へー、じゃあココには佐藤さんの友達が居たんだ」
「あー、なるほどね。佐藤の友達だったのか…そーいや何回か一緒に居るのを見た事あんな」
「マジで?」
「…俺は覚えてねーわ」
女子の話を聞いて藤原が思い出したように呟くも俺と柴田には思い出せるような記憶が何一つ無かった。
「海原?そう言えばそんな名前の男子が居たような…私は清水」
「清水ね。おい柴、クラスメイトの女子が居んぞ」
「マジで!?クラスメイトの女子!?」
俺が先に自己紹介をすると制服姿の女子は若干困惑したように名前を言うので柴田に報告すると電話越しで驚く。
「ってかココ王宮よ?なんでこんな所に?」
「…ソレはそっちも一緒でしょ」
「ソレもそうか。今から王子が晩餐会開くみてーだけど一緒にどうだ?女子も何人か来るぞ」
俺の問いに清水は答えずに聞き返して来るので俺は適当に流し『ココで会ったのも何かの縁』っつー事で食事に誘う。
「…女子も?」
「おう。斉藤、住吉、深山の三人だな」
「…あの三人か…ね、もし…だけど、佐藤って女子、見なかった?」
「佐藤?ってあのゲーマーのか?」
「うん」
清水の意外そうな言葉に俺が女子の名を言うと清水の方から意外な女子の名前を挙げて確認してくるので、俺の知ってるアイツかどうかを確認し返す。
「アイツなら今ドロウィンっつー国に居るぞ」
「ホント!?」
「お、おお…第一王子の婚約者になってる」
「王子の婚約者!?ホントのホント!?」
俺の返答に清水は一気に距離を詰めて聞いて来るので少し後ろに下がりながら返すと更に距離を詰められ、壁に追い詰められてしまった。
「なんで!?どうして!?どうやって!?」
「いや、俺に聞かれてもな…ってか近い近い」
「あっ!…ごめん…」
めっちゃ興奮した様子で顔を近づけてくる清水に手を割り込ませながら言うと、少し離れて冷静になったのか恥ずかしそうに謝る。
「会いてーなら会わせてやってもいいけど…あ」
俺が頭を掻いてそう言いながらスマホを見るとやっぱり通話が切れていた。
「ホント!?」
「夕飯の後にな。で、どうする?」
「灯と会えるんなら食べる!」
「んじゃ決まりね」
俺の確認に清水が了承したので…
俺は家まで移動してから藤原に電話をかけてスキルの連携でアイツらをこの国へと呼んだ。
「うぃー。女子に会ったって?」
「おう。清水だと」
「清水?…思い出せねーな…斉藤、清水って分かるか?」
柴田の手を上げながらの挨拶ついでの問いに名前を言うと藤原が少し考えて女子に振った。
「清水さんって…確か佐藤さんの友達じゃない?」
「あー、そう言えば良く一緒にゲームの話とかしてた」
「へー、じゃあココには佐藤さんの友達が居たんだ」
「あー、なるほどね。佐藤の友達だったのか…そーいや何回か一緒に居るのを見た事あんな」
「マジで?」
「…俺は覚えてねーわ」
女子の話を聞いて藤原が思い出したように呟くも俺と柴田には思い出せるような記憶が何一つ無かった。
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