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「いやいるだろ。そんなんで納得出来るとでも思ってんのかよ」
「確かに。そんなん言われても信じられねーわな」
「…じゃあどうすれば良い?」
柴田のツッコむような言葉に俺が同意しながら言うと男は不貞腐れたように聞いてきた。
「そもそもおめーの目的はなんだよ?わざわざ俺らの家に侵入する理由は?」
「暗殺だ」
「「「はあ!!??」」」
「んなの余計に信用できるわけねーだろ!馬鹿か?お前」
「暗殺って…!空き巣とかじゃなくてマジでやべーやつじゃねーか!んな奴の事を信じられるわけねーだろ!」
「暗殺目的で来た奴が何回も返り討ちにあった所に急に仲間になろうとしてるとか、絶対シャレにならねーやつじゃねぇか!」
藤原の問いに悪びれもせずシレッと答える男に俺らは驚愕した後に拒絶する。
「安心しろ。お前達の暗殺は諦めた。今のでどうやっても無理だという事を悟ったからな」
「どーやってソレを信じろってんだよ!」
「全くだ。寝首をかかれたらたまったモンじゃねぇし」
「ならばどうしたら信用する?俺は何をすれば良い?」
男の言葉を信じずに藤原と俺が拒否すると何故か呆れたように聞いてきた。
「…暗殺ってのは誰かに頼まれたのか?」
「当たり前だ。でなければ誰が噂に名高い英雄の暗殺など実行するものか。自ら命をドブ捨てるような命知らずなどそうそう居ないだろう?」
「んじゃソレを洗いざらい話せるか?そうしたら不法侵入だけで済むだろうから罪は軽くなるだろうし」
柴田の問いに男が頷いて認めると意外な提案をする。
「良いだろう。もはや暗殺者に未練など無い。俺が依頼されたのはクランチェスターの…」
「いやいや、俺らに話してもしょうがねーだろ」
男が快諾して急に話し出すので藤原が割って入って止めた。
「…じゃあ誰に話せと?」
「どうする?普通に警察か?」
「いや…下手したら汚職とかで上に報告しないかもしれんし、そいつの雇い主の保険で潰される可能性もある」
「まああのザルさだとな…ワザと逃してるって思われてもしょうがねぇし」
男の問いに俺が提案すると柴田が却下して藤原もソレに賛同する。
「じゃあ…やっぱ直接王子か」
「ソレが一番だな。直接だと邪魔のしようも無いし」
「おめーが王子に今回の件の事を洗いざらい喋って証拠も全部出して、その上で王子が許すってんなら俺らも信用してやるよ」
「分かった」
俺が消去法で選択肢を絞ると柴田が賛成して藤原が男にそう言うとアッサリと了承した。
「…まあとりあえず俺はコイツを地下に連れてくわ」
「んじゃ俺が佐藤に電話しとくか」
「その前に腹減った」
「犯罪者のくせに態度でけーな、コイツ」
「メシの準備させとくか」
話が纏まったところで俺が兵に拘束させたまま男を連れて行こうとすると夕飯を要求してくるので藤原が呆れたように返し、俺は兵に指示を出す。
「確かに。そんなん言われても信じられねーわな」
「…じゃあどうすれば良い?」
柴田のツッコむような言葉に俺が同意しながら言うと男は不貞腐れたように聞いてきた。
「そもそもおめーの目的はなんだよ?わざわざ俺らの家に侵入する理由は?」
「暗殺だ」
「「「はあ!!??」」」
「んなの余計に信用できるわけねーだろ!馬鹿か?お前」
「暗殺って…!空き巣とかじゃなくてマジでやべーやつじゃねーか!んな奴の事を信じられるわけねーだろ!」
「暗殺目的で来た奴が何回も返り討ちにあった所に急に仲間になろうとしてるとか、絶対シャレにならねーやつじゃねぇか!」
藤原の問いに悪びれもせずシレッと答える男に俺らは驚愕した後に拒絶する。
「安心しろ。お前達の暗殺は諦めた。今のでどうやっても無理だという事を悟ったからな」
「どーやってソレを信じろってんだよ!」
「全くだ。寝首をかかれたらたまったモンじゃねぇし」
「ならばどうしたら信用する?俺は何をすれば良い?」
男の言葉を信じずに藤原と俺が拒否すると何故か呆れたように聞いてきた。
「…暗殺ってのは誰かに頼まれたのか?」
「当たり前だ。でなければ誰が噂に名高い英雄の暗殺など実行するものか。自ら命をドブ捨てるような命知らずなどそうそう居ないだろう?」
「んじゃソレを洗いざらい話せるか?そうしたら不法侵入だけで済むだろうから罪は軽くなるだろうし」
柴田の問いに男が頷いて認めると意外な提案をする。
「良いだろう。もはや暗殺者に未練など無い。俺が依頼されたのはクランチェスターの…」
「いやいや、俺らに話してもしょうがねーだろ」
男が快諾して急に話し出すので藤原が割って入って止めた。
「…じゃあ誰に話せと?」
「どうする?普通に警察か?」
「いや…下手したら汚職とかで上に報告しないかもしれんし、そいつの雇い主の保険で潰される可能性もある」
「まああのザルさだとな…ワザと逃してるって思われてもしょうがねぇし」
男の問いに俺が提案すると柴田が却下して藤原もソレに賛同する。
「じゃあ…やっぱ直接王子か」
「ソレが一番だな。直接だと邪魔のしようも無いし」
「おめーが王子に今回の件の事を洗いざらい喋って証拠も全部出して、その上で王子が許すってんなら俺らも信用してやるよ」
「分かった」
俺が消去法で選択肢を絞ると柴田が賛成して藤原が男にそう言うとアッサリと了承した。
「…まあとりあえず俺はコイツを地下に連れてくわ」
「んじゃ俺が佐藤に電話しとくか」
「その前に腹減った」
「犯罪者のくせに態度でけーな、コイツ」
「メシの準備させとくか」
話が纏まったところで俺が兵に拘束させたまま男を連れて行こうとすると夕飯を要求してくるので藤原が呆れたように返し、俺は兵に指示を出す。
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