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「いや、だってそこらへんの調整とか面倒な事は全部兵がやってくれっから俺はただ指示を出すだけだし」
「便利過ぎる!将棋の時も思ったけど、おめーの兵の学習能力の高さやっぱやべーって!」
「海のスキルって利便性ではぶっ壊れチートだとは思ってたけど…流石にここまでのぶっ壊れ性能だともはや笑えねーわ」
俺の言葉に柴田がツッコむように叫ぶと藤原がもはやヒいたような雰囲気でため息を吐いた。
「いや藤原、あなたのスキルの性能も大概だからね。海原のサポートが必要とはいえ、拠点さえあれば距離関係なく一瞬でワープ出来るとかそんなの普通笑えないって」
「確かに。藤のスキルもクソチートのぶっ壊れ性能だしな」
「おいおい柴。被ダメージ0で防御0、更には範囲攻撃まで使用不可で全ての魔獣を雑魚化出来るっつークソチートでぶっ壊れ性能のスキルを持つお前が言えた事かよ」
佐藤のフォローに柴田が同意すると藤原がそう返し…
何故か自慢のような内容で他人を貶めるという謎の言い争いが始まる。
「ああ?」
「んだ?」
「おいおい、おめーら喧嘩すんなって。お互いにぶっ壊れ性能のチートスキル持ちなんだから仲良くしろよ」
「「おめーもだろーが!」」
柴田と藤原がお互いに睨み合って険悪なムードになるので俺が間に入ると何故か二人して同時にツッコんできた。
「ってか私からしたら三人ともエグいチートスキルを持ってるからめっちゃ羨ましいんだけど」
「でも俺のは全く戦闘向けじゃねーぜ?」
「俺のもよ」
「俺に至ってはソロじゃどうにもならない上に要介護で姫プ必至だしな」
佐藤の嫉妬するかのような発言に俺が反論すると藤原と柴田も同じように嫌そうな顔をしながら反論する。
「なんか…性能が凄い尖ってない?」
「刺さればバランスブレイカー級だけど刺さらなければただの使えねークソスキルだからな」
「特に柴のはやべーよな…周りにしか恩恵ないし」
「ま、俺らのは応用と発想でぶっ壊れ性能を出してるみたいなもんだからな。本来の使い方なら普通に外れスキルの部類じゃね?」
佐藤がなんとも言えないような微妙な顔で聞いてくると柴田が自虐するように言うので…
流石に藤原がフォローに入り俺は話をまとめた。
「だよな。俺最初『なんでこんな使えねー外れのクソスキルなんだ』って神に殺意を持ってたわ」
「俺もよ。パーティは組めないし入るのも苦労するわ、なんとか入っても直ぐに追い出されるわ…で、マジで海に会うまで毎日『神死ね』って思ってたし」
「…意外と二人も下積みは苦労してたんだ…」
藤原の思い出話のような愚痴に柴田も同意して愚痴ると佐藤が意外そうに呟く。
「たりめーだろ。苦労してねーのは海くらいのもんよ」
「そりゃ俺は冒険者じゃねーからな」
「はいはい出た出た。チート野郎は余裕があって羨ましい事で」
「あ?」
「藤原も今は人に言えないでしょうが」
柴田の言葉に俺が反論すると藤原が煽ってくるのでイラついて睨むと佐藤が呆れながら間に入ってきた。
「なんで男子ってこう…仲良いかと思ったら直ぐに喧嘩に発展するの?子供じゃないんだからさ」
「いやいや、今のはどー考えても藤が悪いだろ」
「そりゃそうだ」
「俺ぁ間違った事は言ってねーかんな」
佐藤が呆れながら諭してくるので俺は原因が藤原にある事と言うと柴田が同意するも当の本人は意固地になったように謝罪を拒否する。
「便利過ぎる!将棋の時も思ったけど、おめーの兵の学習能力の高さやっぱやべーって!」
「海のスキルって利便性ではぶっ壊れチートだとは思ってたけど…流石にここまでのぶっ壊れ性能だともはや笑えねーわ」
俺の言葉に柴田がツッコむように叫ぶと藤原がもはやヒいたような雰囲気でため息を吐いた。
「いや藤原、あなたのスキルの性能も大概だからね。海原のサポートが必要とはいえ、拠点さえあれば距離関係なく一瞬でワープ出来るとかそんなの普通笑えないって」
「確かに。藤のスキルもクソチートのぶっ壊れ性能だしな」
「おいおい柴。被ダメージ0で防御0、更には範囲攻撃まで使用不可で全ての魔獣を雑魚化出来るっつークソチートでぶっ壊れ性能のスキルを持つお前が言えた事かよ」
佐藤のフォローに柴田が同意すると藤原がそう返し…
何故か自慢のような内容で他人を貶めるという謎の言い争いが始まる。
「ああ?」
「んだ?」
「おいおい、おめーら喧嘩すんなって。お互いにぶっ壊れ性能のチートスキル持ちなんだから仲良くしろよ」
「「おめーもだろーが!」」
柴田と藤原がお互いに睨み合って険悪なムードになるので俺が間に入ると何故か二人して同時にツッコんできた。
「ってか私からしたら三人ともエグいチートスキルを持ってるからめっちゃ羨ましいんだけど」
「でも俺のは全く戦闘向けじゃねーぜ?」
「俺のもよ」
「俺に至ってはソロじゃどうにもならない上に要介護で姫プ必至だしな」
佐藤の嫉妬するかのような発言に俺が反論すると藤原と柴田も同じように嫌そうな顔をしながら反論する。
「なんか…性能が凄い尖ってない?」
「刺さればバランスブレイカー級だけど刺さらなければただの使えねークソスキルだからな」
「特に柴のはやべーよな…周りにしか恩恵ないし」
「ま、俺らのは応用と発想でぶっ壊れ性能を出してるみたいなもんだからな。本来の使い方なら普通に外れスキルの部類じゃね?」
佐藤がなんとも言えないような微妙な顔で聞いてくると柴田が自虐するように言うので…
流石に藤原がフォローに入り俺は話をまとめた。
「だよな。俺最初『なんでこんな使えねー外れのクソスキルなんだ』って神に殺意を持ってたわ」
「俺もよ。パーティは組めないし入るのも苦労するわ、なんとか入っても直ぐに追い出されるわ…で、マジで海に会うまで毎日『神死ね』って思ってたし」
「…意外と二人も下積みは苦労してたんだ…」
藤原の思い出話のような愚痴に柴田も同意して愚痴ると佐藤が意外そうに呟く。
「たりめーだろ。苦労してねーのは海くらいのもんよ」
「そりゃ俺は冒険者じゃねーからな」
「はいはい出た出た。チート野郎は余裕があって羨ましい事で」
「あ?」
「藤原も今は人に言えないでしょうが」
柴田の言葉に俺が反論すると藤原が煽ってくるのでイラついて睨むと佐藤が呆れながら間に入ってきた。
「なんで男子ってこう…仲良いかと思ったら直ぐに喧嘩に発展するの?子供じゃないんだからさ」
「いやいや、今のはどー考えても藤が悪いだろ」
「そりゃそうだ」
「俺ぁ間違った事は言ってねーかんな」
佐藤が呆れながら諭してくるので俺は原因が藤原にある事と言うと柴田が同意するも当の本人は意固地になったように謝罪を拒否する。
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