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…更に翌日。
「うーむ…HIプログラムで2枚ドロー…ヒトガタ1号とニギミタマを召喚しとく。エンド」
「んじゃ、ヴァーチャーとクー・フーリンでアタック」
「ぬぬ…!バーでヴァーチャーをブロック」
「アギでニギミタマを除去しとくわ。エンド」
「ドロー!ぐわっ!今ハヌマーンかよ…エンド」
「アギでヒトガタ1号を除去してヴァーチャーとクー・フーリンでアタック」
「くっそ!負けた~。ハヌマーンがもっと早く来てれば…!」
俺が勝つと藤原は自分の運の無さを悔やむように呟いてデッキをシャッフルした。
「っと…そろそろ飯の時間だから続きは飯の後だな。柴、どうだ?」
「オッケー。…44角…いや、16歩…58金で守っとくか…?」
兵に飯の準備をさせて柴田に聞くと返事をしたのに考えを止めずにブツブツと呟く。
そしてその夜。
「んお」「んあっ」「んん…?」
深夜の寝てる時間に二体のボスを倒したらしく…
ピロリロリン♪という軽快な音が聞こえ、更にスキルが解除された影響で俺らは一回目が覚めたものの睡魔に負けてもう一度寝直した。
…翌朝。
「はよー、おっ。おお!?抜け殻あんじゃん!」
「どーした?…おおっ!?抜け殻あんじゃん!」
俺が兵士達に落ちてる装備品とかを片付けさせてると柴田が起きて来てドロップアイテムに驚くと藤原も起きて来て同じ驚き方をする。
「抜け殻だけじゃなくてコレもあんぞ」
「んだ?『亡霊王の骸』?なんだそりゃ」
「抜け殻と見た目一緒じゃねーか」
俺が別の物に指差して教えると藤原が名前を見て不思議そうに呟くと柴田がツッコむ。
「この前の死大帝とかいうやつと同じタイプなんじゃね?」
「あー、そういやソイツも骸だったか」
「まあソレはさて置き…マジで抜け殻のドロップ条件は『戦闘を長くする』みたいだな」
「いやいや、あんな化物相手に長時間戦闘とか普通なら無理ゲーじゃねーか」
俺と藤原で話していると柴田が無理やり話題を変えて分析するように言ってくるので藤原が否定するように返す。
「だから今まで落ちなかったんだろ?」
「…そー言われたら…そーだな」
「つっても俺らは固有スキルで放置ゲーみたいにしてっけど、普通のパーティでこんな時間かけて戦うとか出来んのか?」
「無理だろ」「無理だな」
柴田と藤原のやりとりを聞いて俺が疑問を聞くと二人はほぼ同時に同じ返答をした。
その後、適当に雑談しながら片付けを済ませて魔方陣でダンジョンの入り口に戻って馬車に乗り帰宅する事に。
そして町に戻るとやはり『レベルアップ!スキルレベルが30になりました』という声が聞こえた。
「おー、今度は一気に10上がったな」
「でもAランクの魔獣二体で10ってやっぱしょっぱくね?」
「お。なんか俺、縛れるのがまた増えたっぽい」
俺の呟きに藤原が愚痴るように返すと柴田はスキルが進化したような事を言う。
「マジで?おめーのスキル成長性やばいな。このままいったら最終的にどうなんだ?」
「まあ普通に考えてがんじがらめだな。でもそうなると柴も同じ状態だろ?なんか微妙じゃね?」
「…なんか俺のスキルだけデメリットデカくね?」
藤原が羨むように皮肉を言うので俺が予想で返すと柴田はなんとも言えないような顔で聞いてきた。
「でもメリットが馬鹿みたいにデカイから問題ねーだろ」
「まあそうだけどよ…」
…俺らは適当に雑談しながらギルドに向かい、依頼達成の報告をして報酬を受け取る。
「うーむ…HIプログラムで2枚ドロー…ヒトガタ1号とニギミタマを召喚しとく。エンド」
「んじゃ、ヴァーチャーとクー・フーリンでアタック」
「ぬぬ…!バーでヴァーチャーをブロック」
「アギでニギミタマを除去しとくわ。エンド」
「ドロー!ぐわっ!今ハヌマーンかよ…エンド」
「アギでヒトガタ1号を除去してヴァーチャーとクー・フーリンでアタック」
「くっそ!負けた~。ハヌマーンがもっと早く来てれば…!」
俺が勝つと藤原は自分の運の無さを悔やむように呟いてデッキをシャッフルした。
「っと…そろそろ飯の時間だから続きは飯の後だな。柴、どうだ?」
「オッケー。…44角…いや、16歩…58金で守っとくか…?」
兵に飯の準備をさせて柴田に聞くと返事をしたのに考えを止めずにブツブツと呟く。
そしてその夜。
「んお」「んあっ」「んん…?」
深夜の寝てる時間に二体のボスを倒したらしく…
ピロリロリン♪という軽快な音が聞こえ、更にスキルが解除された影響で俺らは一回目が覚めたものの睡魔に負けてもう一度寝直した。
…翌朝。
「はよー、おっ。おお!?抜け殻あんじゃん!」
「どーした?…おおっ!?抜け殻あんじゃん!」
俺が兵士達に落ちてる装備品とかを片付けさせてると柴田が起きて来てドロップアイテムに驚くと藤原も起きて来て同じ驚き方をする。
「抜け殻だけじゃなくてコレもあんぞ」
「んだ?『亡霊王の骸』?なんだそりゃ」
「抜け殻と見た目一緒じゃねーか」
俺が別の物に指差して教えると藤原が名前を見て不思議そうに呟くと柴田がツッコむ。
「この前の死大帝とかいうやつと同じタイプなんじゃね?」
「あー、そういやソイツも骸だったか」
「まあソレはさて置き…マジで抜け殻のドロップ条件は『戦闘を長くする』みたいだな」
「いやいや、あんな化物相手に長時間戦闘とか普通なら無理ゲーじゃねーか」
俺と藤原で話していると柴田が無理やり話題を変えて分析するように言ってくるので藤原が否定するように返す。
「だから今まで落ちなかったんだろ?」
「…そー言われたら…そーだな」
「つっても俺らは固有スキルで放置ゲーみたいにしてっけど、普通のパーティでこんな時間かけて戦うとか出来んのか?」
「無理だろ」「無理だな」
柴田と藤原のやりとりを聞いて俺が疑問を聞くと二人はほぼ同時に同じ返答をした。
その後、適当に雑談しながら片付けを済ませて魔方陣でダンジョンの入り口に戻って馬車に乗り帰宅する事に。
そして町に戻るとやはり『レベルアップ!スキルレベルが30になりました』という声が聞こえた。
「おー、今度は一気に10上がったな」
「でもAランクの魔獣二体で10ってやっぱしょっぱくね?」
「お。なんか俺、縛れるのがまた増えたっぽい」
俺の呟きに藤原が愚痴るように返すと柴田はスキルが進化したような事を言う。
「マジで?おめーのスキル成長性やばいな。このままいったら最終的にどうなんだ?」
「まあ普通に考えてがんじがらめだな。でもそうなると柴も同じ状態だろ?なんか微妙じゃね?」
「…なんか俺のスキルだけデメリットデカくね?」
藤原が羨むように皮肉を言うので俺が予想で返すと柴田はなんとも言えないような顔で聞いてきた。
「でもメリットが馬鹿みたいにデカイから問題ねーだろ」
「まあそうだけどよ…」
…俺らは適当に雑談しながらギルドに向かい、依頼達成の報告をして報酬を受け取る。
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