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「待て待て!待て…!…やっぱり待て!なんだ?どういう事だ?どういう事?…え??分かんねーんだけど。待って!」
どうやら俺の思いつきによる『拠点ワープ』は成功したらしく、成功させた張本人はソレが理解できなかったのかえらく困惑してパニック状態に陥っている。
「おい海!いくら考えても分かんねーよ!なんだ?なんなんだ?何が起きた!?説明しろよ!」
「検証の結果、俺とお前のスキルは多分拠点内も範囲内に入るっつー事が分かった。多分拠点内の範囲バグかもな。いや、仕様の可能性もワンチャンあるか…?」
「……あー、あー!なるほどね!おめーマジか!普通考えつかねーだろ!ってか思いついてもやるか?普通」
詰め寄るように聞いてくる藤原に俺も考えながら説明するように話すと納得したように声を上げてから驚く。
…その後、藤原と共に色々と試してみる事に。
ーーーーーー
「…どーやら外からの拠点ワープは無理みてーだな」
「マジか。でもまあ拠点内ならどこへでも一瞬で移動出来るとかお前のスキル、大当たりじゃねーか」
「へっへー。どうだ、羨ましいか?」
「俺のと交換しろ、交換」
「は?嫌に決まってんだろ。そもそも交換出来たら『固有』の意味ねーし」
最後の検証結果を話す藤原に俺が要求するも最初に柴田に言った断り方と同じ断られ方をされてしまった。
「んじゃスキル名変えろよ。なにが『決闘』だ…偽テレポか限定ワープ、拠点ルーラじゃねぇか」
「…確かに。海のを聞いたら俺のスキルって移動手段としてはほぼチートだな」
「ほぼじゃねぇよ!完全にぶっ壊れチートだろうが!」
俺の弄りに藤原は真面目に考えて認識を改めるように呟くのでそのズレに俺はイラつきながらツッコむ。
「まーまー、落ち着けよ。男の嫉妬は見苦しいぜ?」
「うわウゼー。昔のお前に聞かせてやりてーセリフだな」
余裕たっぷりで対応してくる藤原に俺はため息を吐きながら返した。
…それから3日後。
暇つぶしにギルドに行くと『王様が倒れた』って話を聞いたので佐藤に確認の電話をかけるもやっぱり忙しいのか俺らが何回かけても留守電になっている。
「なんか佐藤も忙しいっぽいな。電話取らねーわ」
「海でも無理ならどーしよーもねーな。藤、お前の新技を試すチャンスじゃね?」
「試すも何もおめーに教えた時点でもうその段階は終わってんだよ。とっくに実用化済みよ」
「ほー。じゃあ深山連れてったらどうだ?」
「そんなら俺が行くより海が行った方が良くね?」
「俺かよ。どうせ暇だからいいけど、深山がなんて言うかだな」
「あー確かに。でも深山なら普通にオッケーすんじゃねーの」
「だろうな。ま、昼飯ん時にでも聞いてみっか」
午前中は野郎三人でダラダラと適当に駄弁りながら過ごして女子達の帰りを待つ。
どうやら俺の思いつきによる『拠点ワープ』は成功したらしく、成功させた張本人はソレが理解できなかったのかえらく困惑してパニック状態に陥っている。
「おい海!いくら考えても分かんねーよ!なんだ?なんなんだ?何が起きた!?説明しろよ!」
「検証の結果、俺とお前のスキルは多分拠点内も範囲内に入るっつー事が分かった。多分拠点内の範囲バグかもな。いや、仕様の可能性もワンチャンあるか…?」
「……あー、あー!なるほどね!おめーマジか!普通考えつかねーだろ!ってか思いついてもやるか?普通」
詰め寄るように聞いてくる藤原に俺も考えながら説明するように話すと納得したように声を上げてから驚く。
…その後、藤原と共に色々と試してみる事に。
ーーーーーー
「…どーやら外からの拠点ワープは無理みてーだな」
「マジか。でもまあ拠点内ならどこへでも一瞬で移動出来るとかお前のスキル、大当たりじゃねーか」
「へっへー。どうだ、羨ましいか?」
「俺のと交換しろ、交換」
「は?嫌に決まってんだろ。そもそも交換出来たら『固有』の意味ねーし」
最後の検証結果を話す藤原に俺が要求するも最初に柴田に言った断り方と同じ断られ方をされてしまった。
「んじゃスキル名変えろよ。なにが『決闘』だ…偽テレポか限定ワープ、拠点ルーラじゃねぇか」
「…確かに。海のを聞いたら俺のスキルって移動手段としてはほぼチートだな」
「ほぼじゃねぇよ!完全にぶっ壊れチートだろうが!」
俺の弄りに藤原は真面目に考えて認識を改めるように呟くのでそのズレに俺はイラつきながらツッコむ。
「まーまー、落ち着けよ。男の嫉妬は見苦しいぜ?」
「うわウゼー。昔のお前に聞かせてやりてーセリフだな」
余裕たっぷりで対応してくる藤原に俺はため息を吐きながら返した。
…それから3日後。
暇つぶしにギルドに行くと『王様が倒れた』って話を聞いたので佐藤に確認の電話をかけるもやっぱり忙しいのか俺らが何回かけても留守電になっている。
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「ほー。じゃあ深山連れてったらどうだ?」
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「俺かよ。どうせ暇だからいいけど、深山がなんて言うかだな」
「あー確かに。でも深山なら普通にオッケーすんじゃねーの」
「だろうな。ま、昼飯ん時にでも聞いてみっか」
午前中は野郎三人でダラダラと適当に駄弁りながら過ごして女子達の帰りを待つ。
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