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「ああ?おい、どーする?」
「一応連れてくか?コイツがこのままココにいるとダンジョンが元に戻らねーし」
「斉藤達には…明日説明すりゃいーか。おめーも俺らと一緒に来い」
『わ、分かった!』
俺らの話し合いの結果とりあえず家に連れて行く事を伝えると何故か魔獣は嬉しそうに返事をした。
「…忘れ物はねーよな?」
「大丈夫だろ」
「ああ、ゴミひとつ見当たらねー」
「んじゃ帰るか」
テントとかの片付けを終えた後に一応最後の確認をしてから魔方陣で入口に戻り…
そのまま馬車に乗って魔獣を連れて帰宅する。
…翌日。
「ねえ海君。昨日なんかレベルアップって聞こえたんだけど…」
「マジで?俺らは何も無かったけど」
早起きした俺がソファに寝っ転がって雑誌を読んでると深山が起きて来て疑問を聞いて来た。
「んで?どのくらい上がった?」
「20って言ってたような…」
「20!?1から一気に!?」
雑誌から目を離して聞くと意外な言葉に俺は思わず立ち上がって驚く。
「う、うん。多分だけど…」
「あー…通りで俺らのレベルが上がらねーわけだ。まあでも良かったじゃん」
俺の反応に驚いたような深山の様子に俺は冷静になってソファに座ってそう返す。
「はよ~」
「…はよ…」
女子達が起きて来て家の掃除を手伝っている中、柴田と藤原が同時に起きて来た。
「もうすぐで朝食が出来るから座って待ってろ」
「おう」
「ふあ~…」
俺の言葉を聞いて二人は眠そうに椅子に座る。
「にしても海はいつも朝はえーな」
「なんも疲れてねーからな」
「それでももっと寝てたくなんねーのか?」
「寝たけりゃ昼でもいつでも寝れるし」
「はい。持って来たよー」
柴田や藤原と話してると斉藤達が朝食を運んで来てくれた。
そして朝食後、俺らは女子達にあの魔獣の事を話してみる事に。
…外に放置してた魔獣を実際に見せて色々話した結果…
どうやら普通に受け入れてくれた。
『俺らの決定で危険が無いなら全然大丈夫』とのこと。
とりあえず魔獣には『女子達には何があっても危害を加えず優先して守ること』ってのを命令してから女子達が名前を決めた。
今は『蛇神エキドナ』らしいが俺らに会った時はナーガだったので『永江 深亜』に決定。
「永江ねぇ…裏切んじゃねーぞ」
「俺らはともかく、女子達に手ぇ出そうもんなら三度目はねーからな」
「そこらへんちゃんと蛇の肝にでも命じて置けよ」
『…そんなに念を押さずとも沁みておる。妾とて命が一番大事じゃからな』
話がまとまったので俺らが最後にぶっとい釘を刺すと永江は沈んだような表情で頷く。
「一応連れてくか?コイツがこのままココにいるとダンジョンが元に戻らねーし」
「斉藤達には…明日説明すりゃいーか。おめーも俺らと一緒に来い」
『わ、分かった!』
俺らの話し合いの結果とりあえず家に連れて行く事を伝えると何故か魔獣は嬉しそうに返事をした。
「…忘れ物はねーよな?」
「大丈夫だろ」
「ああ、ゴミひとつ見当たらねー」
「んじゃ帰るか」
テントとかの片付けを終えた後に一応最後の確認をしてから魔方陣で入口に戻り…
そのまま馬車に乗って魔獣を連れて帰宅する。
…翌日。
「ねえ海君。昨日なんかレベルアップって聞こえたんだけど…」
「マジで?俺らは何も無かったけど」
早起きした俺がソファに寝っ転がって雑誌を読んでると深山が起きて来て疑問を聞いて来た。
「んで?どのくらい上がった?」
「20って言ってたような…」
「20!?1から一気に!?」
雑誌から目を離して聞くと意外な言葉に俺は思わず立ち上がって驚く。
「う、うん。多分だけど…」
「あー…通りで俺らのレベルが上がらねーわけだ。まあでも良かったじゃん」
俺の反応に驚いたような深山の様子に俺は冷静になってソファに座ってそう返す。
「はよ~」
「…はよ…」
女子達が起きて来て家の掃除を手伝っている中、柴田と藤原が同時に起きて来た。
「もうすぐで朝食が出来るから座って待ってろ」
「おう」
「ふあ~…」
俺の言葉を聞いて二人は眠そうに椅子に座る。
「にしても海はいつも朝はえーな」
「なんも疲れてねーからな」
「それでももっと寝てたくなんねーのか?」
「寝たけりゃ昼でもいつでも寝れるし」
「はい。持って来たよー」
柴田や藤原と話してると斉藤達が朝食を運んで来てくれた。
そして朝食後、俺らは女子達にあの魔獣の事を話してみる事に。
…外に放置してた魔獣を実際に見せて色々話した結果…
どうやら普通に受け入れてくれた。
『俺らの決定で危険が無いなら全然大丈夫』とのこと。
とりあえず魔獣には『女子達には何があっても危害を加えず優先して守ること』ってのを命令してから女子達が名前を決めた。
今は『蛇神エキドナ』らしいが俺らに会った時はナーガだったので『永江 深亜』に決定。
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「俺らはともかく、女子達に手ぇ出そうもんなら三度目はねーからな」
「そこらへんちゃんと蛇の肝にでも命じて置けよ」
『…そんなに念を押さずとも沁みておる。妾とて命が一番大事じゃからな』
話がまとまったので俺らが最後にぶっとい釘を刺すと永江は沈んだような表情で頷く。
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