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「…聖女ミヤマ様。王妃様がお呼びでございます」
「え?あ、はい」
料理長とは話が終わったのか王妃を見るとこっちを見てニコニコと笑っている。
「ま、ただのお礼だろーし。俺らがついて行く必要はねーかな…ってうまっ!なにこれ!藤、コレやべーぞ!」
「マジで?…うまっ!マジでうめーやつじゃねーか!なんだコレ!?」
柴田が深山を見ながら呟き料理長の新作を食べると驚いて藤原に勧め…
藤原も同じ物を食べて驚く。
「おっ…ソレ、料理長が言ってた新作料理じゃん。作るのに手間と時間がかかるって言ってたけど…まあ二、三人で作れば早く大量に作れっか」
「マジで!?やっぱあのおっさんすげーわ。こんなん作れるとかマジ尊敬」
俺の言葉に柴田はまたしても驚きながらもう一つ食べて呟く。
「おい、深山深山。コレ食ってみ?柴が発見したんだけどマジうめーんだって!」
王妃との挨拶とか会話が終わったのか軽く頭を下げてこっちに歩いてくる深山に藤原が手招きしながら一口シュウマイのような物を差し出す。
「え?あ、うん………っ!美味しっ!なにこれ!?パリパリしてると思ったらもっちりしてるし、中の肉汁の感じがすごっ!」
「あの陽気なおっさんが作ったんだと」
「へー!あの料理長が…!やば、手が止まらないかも…!」
深山の問いに柴田が答えると料理をフォークで刺して次々に口へと放り込んで行く。
「ねえ海原君。海原君の兵士達もコレ作れるの?」
「多分。教えてもらってれば作れる」
「へー!じゃあ家でも食べれるんだ!」
斉藤が深山と同じ物を食べながら聞いてくるので予想で返すと住吉も同じ物を食べながら喜ぶ。
「ねえ海原」
「お、佐藤じゃん。どうかした?」
「王妃が海原を呼んでるんだって。都合が悪いなら断っても良いみたいだけど…」
「…マジで?やっぱ昼のやらかしか?」
「さあ?王妃の顔を見てやばかったら戻って来れば?」
「そーだな。一応行ってみっか」
「お、海が呼び出しだと」
「面白そうだ、俺も行こ」
佐藤からの伝言に内心少しビビりながら王妃の所へ行くと…
何故か柴田と藤原もついて来た。
「えー、このたびは?お招きいただき…」
「ぶはっ!海、敬語下手すぎねー?」
「うっせーな。ですます以外の言葉なんて使わねーんだよ」
「無理に畏まらなくて結構ですよ、ウミハラ殿。ただお礼を言いたくてお呼びしただけですから」
俺が言葉を選びながら挨拶するも柴田が弄るように笑い王妃が笑顔でフォローしてくる。
「いやー王妃様からお礼を言われるなんて海原君も偉くなったもんですなぁ…なあ?柴田君」
「いやはや、我々としても鼻が高い限りですよ。ねえ?藤原君」
「おめーらなぁ…」
「このパーティーもウミハラ殿の尽力によるものだと伺っております。どうぞこれからもよろしくお願いしますね」
腕を組んで偉そうに上から目線で尚も弄ってくる二人に俺が呆れていると王妃がそう言って軽く頭を下げた。
「英雄シバタ殿も英雄フジワラ殿も…我が国のためにどうかこれからも力をお貸しいただけると幸いです」
「「あ、はい」」
急に王妃が話を振ると二人は直ぐに『気をつけ』でもするように姿勢を正して返事をする。
「え?あ、はい」
料理長とは話が終わったのか王妃を見るとこっちを見てニコニコと笑っている。
「ま、ただのお礼だろーし。俺らがついて行く必要はねーかな…ってうまっ!なにこれ!藤、コレやべーぞ!」
「マジで?…うまっ!マジでうめーやつじゃねーか!なんだコレ!?」
柴田が深山を見ながら呟き料理長の新作を食べると驚いて藤原に勧め…
藤原も同じ物を食べて驚く。
「おっ…ソレ、料理長が言ってた新作料理じゃん。作るのに手間と時間がかかるって言ってたけど…まあ二、三人で作れば早く大量に作れっか」
「マジで!?やっぱあのおっさんすげーわ。こんなん作れるとかマジ尊敬」
俺の言葉に柴田はまたしても驚きながらもう一つ食べて呟く。
「おい、深山深山。コレ食ってみ?柴が発見したんだけどマジうめーんだって!」
王妃との挨拶とか会話が終わったのか軽く頭を下げてこっちに歩いてくる深山に藤原が手招きしながら一口シュウマイのような物を差し出す。
「え?あ、うん………っ!美味しっ!なにこれ!?パリパリしてると思ったらもっちりしてるし、中の肉汁の感じがすごっ!」
「あの陽気なおっさんが作ったんだと」
「へー!あの料理長が…!やば、手が止まらないかも…!」
深山の問いに柴田が答えると料理をフォークで刺して次々に口へと放り込んで行く。
「ねえ海原君。海原君の兵士達もコレ作れるの?」
「多分。教えてもらってれば作れる」
「へー!じゃあ家でも食べれるんだ!」
斉藤が深山と同じ物を食べながら聞いてくるので予想で返すと住吉も同じ物を食べながら喜ぶ。
「ねえ海原」
「お、佐藤じゃん。どうかした?」
「王妃が海原を呼んでるんだって。都合が悪いなら断っても良いみたいだけど…」
「…マジで?やっぱ昼のやらかしか?」
「さあ?王妃の顔を見てやばかったら戻って来れば?」
「そーだな。一応行ってみっか」
「お、海が呼び出しだと」
「面白そうだ、俺も行こ」
佐藤からの伝言に内心少しビビりながら王妃の所へ行くと…
何故か柴田と藤原もついて来た。
「えー、このたびは?お招きいただき…」
「ぶはっ!海、敬語下手すぎねー?」
「うっせーな。ですます以外の言葉なんて使わねーんだよ」
「無理に畏まらなくて結構ですよ、ウミハラ殿。ただお礼を言いたくてお呼びしただけですから」
俺が言葉を選びながら挨拶するも柴田が弄るように笑い王妃が笑顔でフォローしてくる。
「いやー王妃様からお礼を言われるなんて海原君も偉くなったもんですなぁ…なあ?柴田君」
「いやはや、我々としても鼻が高い限りですよ。ねえ?藤原君」
「おめーらなぁ…」
「このパーティーもウミハラ殿の尽力によるものだと伺っております。どうぞこれからもよろしくお願いしますね」
腕を組んで偉そうに上から目線で尚も弄ってくる二人に俺が呆れていると王妃がそう言って軽く頭を下げた。
「英雄シバタ殿も英雄フジワラ殿も…我が国のためにどうかこれからも力をお貸しいただけると幸いです」
「「あ、はい」」
急に王妃が話を振ると二人は直ぐに『気をつけ』でもするように姿勢を正して返事をする。
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