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「それよりさ…深山。お前の『奇跡』って使ってるトコとか見れる?」
「もう少しで清浄の儀があるからその時に見せてあげられるかも…えーと…」
「柴田だ」
「俺は藤原。んでこっちが海…じゃなくて海原」
藤原の問いに深山は頷いて了承すると俺たちの名前が分からなかったのか柴田が率先して自己紹介し、藤原が俺も余計に紹介する。
「柴田くん、藤原くん、海原くん…か。…んん?シバタ?フジワラ…もしかして!?」
深山は俺らの名前を確認するように顔を見ながら呟くと急に柴田と藤原の名前を繰り返してなにかを察したように驚く。
「もしかして、だけど…間違えてたらゴメンだけど…英雄シバタと英雄フジワラって…もしかしてだったりしない?」
「おお、おめーらの名前めっちゃ有名じゃん」
「やっぱり!?柴田に藤原なんてこの世界じゃあそんな聞かないし、どこかで聞いた事ある名前だと思ったもん!」
深山の確認に俺が答えるように話を振りながら言うと深山は興奮したように立ち上がった。
「海、おめーなぁ…他人事のように言ってっけど本来ならおめーもその中に入んだぞ」
「そーそー、柴の言う通り。一人だけ知らん振りとかすんじゃねーぞ」
すると柴田が呆れたように真実を話して藤原も頷きながら賛同する。
「え?海原くんも…って、どういうこと?」
「海は冒険者じゃねーだけで『死霊王の抜け殻』は柴との三人で取った物よ」
「…ええっ!?でも冒険者じゃ無いんでしょ?…え?でもダンジョンで…待って。どういう意味?」
「藤の言う通り、そのままの意味」
藤原の発言に混乱した様子で深山は柴田に聞くも適当に流した。
「え?ええっ…?」
「聖女ミヤマ様。そろそろ時間でございます」
「…あ、はい。すぐ行きます」
深山が更に困惑しているとドアがノックされて女性が顔を覗かせると声をかけてからドアを閉める。
「じゃあ私そろそろお務めの時間だから」
「俺らも一緒に見ていーんだよな?」
「うん。サリー、スミー、一緒に行こ?」
「「うん!」」
深山がソファから立ち上がるので藤原が確認すると頷いて斉藤と住吉と共に先に歩いて行く。
「『奇跡』っつーのがどんなのか楽しみだな」
「そだな。マジで何でも治すとしたらやべーしな」
「そんなすげーチートが…いや、海のも似たようなもんか」
俺らもワクワクしながら女子三人の後ろからついて行く。
「もう少しで清浄の儀があるからその時に見せてあげられるかも…えーと…」
「柴田だ」
「俺は藤原。んでこっちが海…じゃなくて海原」
藤原の問いに深山は頷いて了承すると俺たちの名前が分からなかったのか柴田が率先して自己紹介し、藤原が俺も余計に紹介する。
「柴田くん、藤原くん、海原くん…か。…んん?シバタ?フジワラ…もしかして!?」
深山は俺らの名前を確認するように顔を見ながら呟くと急に柴田と藤原の名前を繰り返してなにかを察したように驚く。
「もしかして、だけど…間違えてたらゴメンだけど…英雄シバタと英雄フジワラって…もしかしてだったりしない?」
「おお、おめーらの名前めっちゃ有名じゃん」
「やっぱり!?柴田に藤原なんてこの世界じゃあそんな聞かないし、どこかで聞いた事ある名前だと思ったもん!」
深山の確認に俺が答えるように話を振りながら言うと深山は興奮したように立ち上がった。
「海、おめーなぁ…他人事のように言ってっけど本来ならおめーもその中に入んだぞ」
「そーそー、柴の言う通り。一人だけ知らん振りとかすんじゃねーぞ」
すると柴田が呆れたように真実を話して藤原も頷きながら賛同する。
「え?海原くんも…って、どういうこと?」
「海は冒険者じゃねーだけで『死霊王の抜け殻』は柴との三人で取った物よ」
「…ええっ!?でも冒険者じゃ無いんでしょ?…え?でもダンジョンで…待って。どういう意味?」
「藤の言う通り、そのままの意味」
藤原の発言に混乱した様子で深山は柴田に聞くも適当に流した。
「え?ええっ…?」
「聖女ミヤマ様。そろそろ時間でございます」
「…あ、はい。すぐ行きます」
深山が更に困惑しているとドアがノックされて女性が顔を覗かせると声をかけてからドアを閉める。
「じゃあ私そろそろお務めの時間だから」
「俺らも一緒に見ていーんだよな?」
「うん。サリー、スミー、一緒に行こ?」
「「うん!」」
深山がソファから立ち上がるので藤原が確認すると頷いて斉藤と住吉と共に先に歩いて行く。
「『奇跡』っつーのがどんなのか楽しみだな」
「そだな。マジで何でも治すとしたらやべーしな」
「そんなすげーチートが…いや、海のも似たようなもんか」
俺らもワクワクしながら女子三人の後ろからついて行く。
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