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…その後、斉藤が住吉を連れて来たのでみんなで夕飯を食べて女子の部屋と家庭内のルールを決める。
「…まあこんなもんでいいだろ」
「そだな。なんかあったらまたそん時に話し合えば良いし」
「そーいや斉藤と住吉のスキルってなんだった?」
話が一段落すると柴田がふと思いついたように斉藤達に聞く。
「私の固有スキルは『快復』なんか軽い病気を治せるんだって」
「回復か、パーティの命綱だな」
「そっちの快復かよ。傷は治せねぇの?」
「うん…病気だけ。それも重いものは治せないみたい」
「「ああ、そっち」」
斉藤の説明に俺が勘違いするも柴田にはちゃんと通じていたらしくスキルの詳細を聞いて藤原と声が被った。
「んで?住吉は?」
「…言いたくない」
「は?」
「そんなやべースキルなのか?」
柴田の問いに住吉は顔を逸らして回答を拒否する。
「大丈夫だって、俺らもひでぇし使えねー外れスキルだったから笑わねーって」
「…『快感』」
藤原の言葉に住吉は聞き取れるか否かぐらいの声でボソッと呟く。
「え?なんて?」
「…だから!…快感。効果はそのまま!」
俺が聞き返すと住吉は恥ずかしがりながらも今度はちゃんと聞き取れる声で答える。
「……あーもう!だから言いたくなかったのに!!」
意外過ぎる予想外のスキルに俺らが何も言えずに黙っているとこの空気に耐えられなくなったのか住吉が叫ぶ。
「で!あんたらのスキルはなんなのさ!柴田!」
「俺から?俺は『縛り』で相手と俺両方にデバフをかけるっつーやつ」
「俺は『決闘』強制的に一対一を起こすやつ」
「俺のは『人海戦術』っつー大量の雑魚を召喚するだけだな」
住吉の質問に俺らは一人づつ固有スキルの紹介をした。
「私達はゲームとかしないからあんまり良く分かんないんだけどさ『でばふ』ってなに?」
「能力を下げること、だな。簡単に言えば」
「へー」
「でもまあ柴のは自分も相手と同じように能力が下がるから、その欠点がなぁ」
俺が住吉の疑問に答えると何故か斉藤が納得したように呟き、藤原がデメリットを説明する。
そして俺らが適当な雑談をしている内に斉藤と住吉が部屋に戻って行った。
「…なあ住吉のアレ…気にならね?」
「確かに。だけど流石にまずくねぇか?」
「んじゃ、じゃんけんで決めるか。負けたやつが住吉んとこに確かめに行く」
「「オッケー」」
リビングに俺ら男三人だけになったのでコソコソと話し合い手を出し合う。
「…まあこんなもんでいいだろ」
「そだな。なんかあったらまたそん時に話し合えば良いし」
「そーいや斉藤と住吉のスキルってなんだった?」
話が一段落すると柴田がふと思いついたように斉藤達に聞く。
「私の固有スキルは『快復』なんか軽い病気を治せるんだって」
「回復か、パーティの命綱だな」
「そっちの快復かよ。傷は治せねぇの?」
「うん…病気だけ。それも重いものは治せないみたい」
「「ああ、そっち」」
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「んで?住吉は?」
「…言いたくない」
「は?」
「そんなやべースキルなのか?」
柴田の問いに住吉は顔を逸らして回答を拒否する。
「大丈夫だって、俺らもひでぇし使えねー外れスキルだったから笑わねーって」
「…『快感』」
藤原の言葉に住吉は聞き取れるか否かぐらいの声でボソッと呟く。
「え?なんて?」
「…だから!…快感。効果はそのまま!」
俺が聞き返すと住吉は恥ずかしがりながらも今度はちゃんと聞き取れる声で答える。
「……あーもう!だから言いたくなかったのに!!」
意外過ぎる予想外のスキルに俺らが何も言えずに黙っているとこの空気に耐えられなくなったのか住吉が叫ぶ。
「で!あんたらのスキルはなんなのさ!柴田!」
「俺から?俺は『縛り』で相手と俺両方にデバフをかけるっつーやつ」
「俺は『決闘』強制的に一対一を起こすやつ」
「俺のは『人海戦術』っつー大量の雑魚を召喚するだけだな」
住吉の質問に俺らは一人づつ固有スキルの紹介をした。
「私達はゲームとかしないからあんまり良く分かんないんだけどさ『でばふ』ってなに?」
「能力を下げること、だな。簡単に言えば」
「へー」
「でもまあ柴のは自分も相手と同じように能力が下がるから、その欠点がなぁ」
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そして俺らが適当な雑談をしている内に斉藤と住吉が部屋に戻って行った。
「…なあ住吉のアレ…気にならね?」
「確かに。だけど流石にまずくねぇか?」
「んじゃ、じゃんけんで決めるか。負けたやつが住吉んとこに確かめに行く」
「「オッケー」」
リビングに俺ら男三人だけになったのでコソコソと話し合い手を出し合う。
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