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青年期 279
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…それから三日後。
政府から手紙が来て城に呼び出されたので変化魔法を使って分身し、分身の俺が出向く事に。
「…来たか、クライン辺境伯。ライツの王女を領内に匿っているという噂は本当か?」
兵に案内されるまま長テーブルを椅子で囲んでいるような会議室っぽい部屋に通されると、部屋に入って直ぐに厳つい顔のおじさんが即本題を切り出して確認してくる。
「ライツの王女を?いえ、そのような報告は来ておりませんが」
「嘘を吐くな!『クライン領の領都で見た』という情報が入っているんだぞ!」
分身の俺がシラを切ると40代ぐらいのおっさんがテーブルをドン!と叩いて声を荒げて追及した。
「はあ…そう申されましても…自分の所にはライツの王女に似たような人物が居る、との報告は来ましても名前が違うようなので他人の空似、という結論になっていますが」
「そやつがライツの王女では無いのか!?即刻捕らえてライツに送り返せ!」
分身の俺の適当に誤魔化すような返答におっさんは恫喝するようにまたしても声を荒げて命令する。
「お言葉ですが、もし本当に何の関係もない他人の一般人だった場合…ライツに引き渡した後にその問題が大変な拗れ方をすると思いますので、確証が取れてない限り動くのは得策ではないかと」
「ぐっ…!」
「…なるほど、身代わりを送って本物の王女を隠匿したと思われては大変だ。クライン辺境伯の判断が正しいな」
分身の俺が脅すかのように万が一の事を話すとおっさんは痛いところを突かれたかのように唸り…
タンダリン侯爵家の当主であろう40代後半から50代前半ぐらいの男性が分身の俺を庇うような発言をした。
「聞けば王女の他にも王子も居るとの噂が流れているが?」
「噂はあくまで噂ですからね…そもそも自分は王女も一人しか見た事無いので、名前でしか判断出来ません」
「…一つ疑問に思う事がある」
おじさんの確認に分身の俺が適当に流すように言うと俺と仲の良いおっさ…コンテスティ侯爵が腕を組んだまま目を瞑って考えるような仕草をしながら切り出す。
「疑問…?」
「ライツは一度クライン辺境伯…当時のローズナー子爵だった頃に戦争で負けている」
「それがどうかしましたか?」
「その戦争ではライツの領土も切り取られ、今は我々ラスタの領土と化しているわけだ。そんな状況下でラスタの王女が敵であり仇でもあるクライン辺境伯を頼るなど常識的に考えてありえる話なのか?ライツが自ら王女達を軟禁して我々に難癖を付けているという可能性も十分に考えられる」
「…確かに…!」
「ライツの工作である可能性も否定出来ない…」
「流石はコンテスティ侯爵…!」
…侯爵が俺を庇うように常識を持ち出して想定を話し、舌先三寸でライツへと矛先をズラすとおっさん達が納得して侯爵を褒める。
「それにライツの女共は髪型を似せれば顔も似たり寄ったりに見えてくる。似ていれば我々には王女だか一般女性だか見分けがつかなくとも不思議では無い」
「…なるほど。ではやはりクライン辺境伯が先ほど話したように似ているだけの他人…という事も…」
「…そうだな。噂はあくまで噂…勘違いした者達が面白おかしくしようと広めている可能性も十分に考えられる」
侯爵の適当な感じでの発言におじさんや男性達も賛同するようにさっきの分身の俺の話を挙げて理解を示すように言う。
「こちらも色々と手を使って調べてはいますので…もし王女本人である事の確認が取れ次第拘束してライツに引き渡しますのでご安心ください」
「ふむ…クライン辺境伯ならば問題無いでしょう。ライツと直接戦った辺境伯がわざわざ敵国の王女を匿うメリットが思いつかない」
「むむ…!」
「…確かに…」
分身の俺がしれっと嘘を吐くと男性が少し考えて信用するかのような事を言い…
おっさんは悔しそうに唸り、他の人達は納得させられたような反応をした。
「…話はそれだけですか?」
「終わりだ。さっさと王女に似たやつの身元の確認を取ってこい」
「では失礼します」
…少ししても誰も喋らないので分身の俺が確認するとおっさんが八つ当たりでもするかのような不機嫌さで偉そうな事を言ってくるが、分身の俺は流すように返して退室する。
「…クライン辺境伯。少し話があるのだが…」
「え?」
城の廊下を歩いていると後ろから小走りで追いかけてきた男性が話しかけてきた。
「…話とは?」
「簡潔に話すならば我々を助けて欲しい。最近、異常気象が長続きしたせいで領内が近年稀にみる大凶作に陥ってしまった」
「確かタンダリン家と言えばご子息である嫡男の手腕のおかげで資産は潤沢ですよね?俺に頼らずとも問題無いのでは?」
分身の俺が足を止めて尋ねると男性が頼み事をしてくるので分身の俺は不思議に思いながら確認する。
「…何も無ければ確かにクライン辺境伯を頼らずとも自力で解決できたのだが…」
「なるほど。良くある後継者争いでも起きましたか?」
「まあそんなところだ」
なんとも言えない顔で呟く男性に分身の俺が察して軽い感じで適当な予想を尋ねると流すように肯定された。
「とりあえずこんなところで立ち話するのもアレですし、続きは自分のところで話しませんか?」
「ふむ…では後でお邪魔させてもらおう」
分身の俺はこんな誰が聞いてるか分からない場所で話を続けるのは嫌なので招くように提案すると男性は少し考えて了承する。
政府から手紙が来て城に呼び出されたので変化魔法を使って分身し、分身の俺が出向く事に。
「…来たか、クライン辺境伯。ライツの王女を領内に匿っているという噂は本当か?」
兵に案内されるまま長テーブルを椅子で囲んでいるような会議室っぽい部屋に通されると、部屋に入って直ぐに厳つい顔のおじさんが即本題を切り出して確認してくる。
「ライツの王女を?いえ、そのような報告は来ておりませんが」
「嘘を吐くな!『クライン領の領都で見た』という情報が入っているんだぞ!」
分身の俺がシラを切ると40代ぐらいのおっさんがテーブルをドン!と叩いて声を荒げて追及した。
「はあ…そう申されましても…自分の所にはライツの王女に似たような人物が居る、との報告は来ましても名前が違うようなので他人の空似、という結論になっていますが」
「そやつがライツの王女では無いのか!?即刻捕らえてライツに送り返せ!」
分身の俺の適当に誤魔化すような返答におっさんは恫喝するようにまたしても声を荒げて命令する。
「お言葉ですが、もし本当に何の関係もない他人の一般人だった場合…ライツに引き渡した後にその問題が大変な拗れ方をすると思いますので、確証が取れてない限り動くのは得策ではないかと」
「ぐっ…!」
「…なるほど、身代わりを送って本物の王女を隠匿したと思われては大変だ。クライン辺境伯の判断が正しいな」
分身の俺が脅すかのように万が一の事を話すとおっさんは痛いところを突かれたかのように唸り…
タンダリン侯爵家の当主であろう40代後半から50代前半ぐらいの男性が分身の俺を庇うような発言をした。
「聞けば王女の他にも王子も居るとの噂が流れているが?」
「噂はあくまで噂ですからね…そもそも自分は王女も一人しか見た事無いので、名前でしか判断出来ません」
「…一つ疑問に思う事がある」
おじさんの確認に分身の俺が適当に流すように言うと俺と仲の良いおっさ…コンテスティ侯爵が腕を組んだまま目を瞑って考えるような仕草をしながら切り出す。
「疑問…?」
「ライツは一度クライン辺境伯…当時のローズナー子爵だった頃に戦争で負けている」
「それがどうかしましたか?」
「その戦争ではライツの領土も切り取られ、今は我々ラスタの領土と化しているわけだ。そんな状況下でラスタの王女が敵であり仇でもあるクライン辺境伯を頼るなど常識的に考えてありえる話なのか?ライツが自ら王女達を軟禁して我々に難癖を付けているという可能性も十分に考えられる」
「…確かに…!」
「ライツの工作である可能性も否定出来ない…」
「流石はコンテスティ侯爵…!」
…侯爵が俺を庇うように常識を持ち出して想定を話し、舌先三寸でライツへと矛先をズラすとおっさん達が納得して侯爵を褒める。
「それにライツの女共は髪型を似せれば顔も似たり寄ったりに見えてくる。似ていれば我々には王女だか一般女性だか見分けがつかなくとも不思議では無い」
「…なるほど。ではやはりクライン辺境伯が先ほど話したように似ているだけの他人…という事も…」
「…そうだな。噂はあくまで噂…勘違いした者達が面白おかしくしようと広めている可能性も十分に考えられる」
侯爵の適当な感じでの発言におじさんや男性達も賛同するようにさっきの分身の俺の話を挙げて理解を示すように言う。
「こちらも色々と手を使って調べてはいますので…もし王女本人である事の確認が取れ次第拘束してライツに引き渡しますのでご安心ください」
「ふむ…クライン辺境伯ならば問題無いでしょう。ライツと直接戦った辺境伯がわざわざ敵国の王女を匿うメリットが思いつかない」
「むむ…!」
「…確かに…」
分身の俺がしれっと嘘を吐くと男性が少し考えて信用するかのような事を言い…
おっさんは悔しそうに唸り、他の人達は納得させられたような反応をした。
「…話はそれだけですか?」
「終わりだ。さっさと王女に似たやつの身元の確認を取ってこい」
「では失礼します」
…少ししても誰も喋らないので分身の俺が確認するとおっさんが八つ当たりでもするかのような不機嫌さで偉そうな事を言ってくるが、分身の俺は流すように返して退室する。
「…クライン辺境伯。少し話があるのだが…」
「え?」
城の廊下を歩いていると後ろから小走りで追いかけてきた男性が話しかけてきた。
「…話とは?」
「簡潔に話すならば我々を助けて欲しい。最近、異常気象が長続きしたせいで領内が近年稀にみる大凶作に陥ってしまった」
「確かタンダリン家と言えばご子息である嫡男の手腕のおかげで資産は潤沢ですよね?俺に頼らずとも問題無いのでは?」
分身の俺が足を止めて尋ねると男性が頼み事をしてくるので分身の俺は不思議に思いながら確認する。
「…何も無ければ確かにクライン辺境伯を頼らずとも自力で解決できたのだが…」
「なるほど。良くある後継者争いでも起きましたか?」
「まあそんなところだ」
なんとも言えない顔で呟く男性に分身の俺が察して軽い感じで適当な予想を尋ねると流すように肯定された。
「とりあえずこんなところで立ち話するのもアレですし、続きは自分のところで話しませんか?」
「ふむ…では後でお邪魔させてもらおう」
分身の俺はこんな誰が聞いてるか分からない場所で話を続けるのは嫌なので招くように提案すると男性は少し考えて了承する。
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