122 / 480
青年期 58
しおりを挟む
…そして二時間後。
「では出発いたします」
馬の見張り番をしていた部隊も昼飯と休憩をとらせたので案内役の人と一緒に依頼主の下へと移動する事に。
ーーーーー
…俺がベッドの上で座禅を組んで瞑想をしていると何かあったのか馬車が止まった。
「団長、賊の襲撃だ」
「…賊?…よくもまあこんな傭兵団相手に襲いかかろうと思ったな」
「ホントですね。荷車を狙ってるんでしょうか?」
団員が馬車のドアを開けて報告するので俺が呆れながら言うとお姉さんも賛同しながら敵の目的を予想する。
「…確かに大きな荷車で目立つと思うけど…中身は簡易テントとか非常食だけで金目の物なんて無いというのに…まあいいや」
俺はため息混じりで呟いて一旦現状を把握するために馬車から降りた。
「うわああ!」
「くそっ、なんだこいつら…!強すぎる…!」
「ただの護衛じゃねぇ!逃げろ!」
…流石にただの賊ごときではみんなの相手にはならないらしく俺が馬車の屋根に上がって周りを見ると戦いは既に終わりかけている。
「逃すな!全員ひっ捕らえろ!」
「ここで逃せばまたどこかで襲って来るかもしれん!」
「賊の退路を断て!」
隊長達が団員の指揮を執って部隊を動かし、襲いかかってきた賊がどんどん捕らえられていく。
「…素晴らしいですな。賊の襲撃もわずか10分足らずで撃退するとは」
「まあウチの団員達はみんな有能揃いだからね」
馬車の屋根から降りると案内役の人が褒めて来るので俺も褒めるように返して馬車の中に戻った。
「どうでした?」
「たった20数名でこの傭兵団に襲いかかってくるなんて良い度胸してるよね」
「そんなに少なかったんですか?」
お姉さんの問いに俺が笑いながら返すと驚いたように確認する。
「うん。多分人数が多い分俺らの動きが鈍いと思ってさっさと盗むだけ盗んで逃げようとしたんじゃない?」
「あはは。荷物は私達が守ってるんですから坊ちゃんをすり抜けて盗むのは不可能なのに…」
俺が肯定して予想を話すとお姉さんは笑って呟く。
…それから近くの村に寄って賊を引き渡してから一旦休憩し、俺らはまた移動を再開した。
その翌日。
「…団長!面倒な事になった!」
朝早くからの移動中にまたしても何かあったらしく、馬車が止まって団員がドアを開けて報告してくる。
「…また何かあったのか?」
「この先で軍が展開しているみたいなんだが、案内役の話ではどうやら敵対派閥側の兵だそうだ」
瞑想をやめて尋ねると団員は面倒な事の内容を話した。
「迂回は?」
「出来ない事はないが迂回をすると予定よりも4日ほど遅れる事になるらしい」
「4日か…それは辛いな。敵の数はどれぐらいだと思う?」
「斥候に出た部隊からの報告では3000から4000。案内役の話では約3000の別働隊だと」
俺の問いに団員が案内役から聞いたんであろう情報を話し、とりあえず敵の情報を尋ねると既に部隊が出て調べに行ったらしい事を告げる。
「うーん…案内役の人を呼んできて」
「分かった」
「どうするんですか?」
俺が指示を出すと団員が走って行ってお姉さんが判断を聞いてきた。
「金が貰えるんならそのまま倒す。貰えないんなら無視して突破する」
「じゃあ私は医療部隊の所に行きますね」
「ん。お願い」
俺の返答を聞くとお姉さんは本をしまって馬車から降り、自分の指揮する部隊の下へと歩いて行く。
「…団長。連れてきた」
「ありがと。…もし俺らがあの別働隊とやらを撃退したら追加報酬とか貰えるの?」
すると団員がすぐに案内役の男を連れて来たので俺はお礼を言って確認する。
「追加報酬…だと?」
「貰えないならそのまま無視して横を突破して行くけど」
男の不思議そうな顔での確認に俺は金で行動を判断する旨を告げた。
「…分かった。ここで奴らを撃退する事が出来れば将軍に掛け合ってみよう」
ただし逃げられた場合は報酬の話は無しだ。と、男は交渉するように条件を提示しながら了承する。
「それで良いよ。…総員戦闘準備にかかれ!奴らを倒せば追加報酬だ!」
「「「おおー!!」」」
俺は条件を呑んだ後に馬車の屋根に上がってみんなに聞こえるよう声を張って命令を下すとみんなやる気になったように返事をした。
「隊長達は集まって!作戦会議だ!」
「呼んだか?」
「作戦会議だなんて珍しいね」
「…いつも通りではない、という事だろう」
俺が集合をかけて屋根から降りると隊長達は直ぐに集まって来る。
「今回はとりあえず俺が最初に突っ込んで敵を撹乱させるから、みんなは両側から挟み込むように動いて欲しい」
「「「分かった」」」
「了解」
「逃したら報酬は無いらしいけど…もし敵が逃げ出すようならそのまま逃して。深追いするとコッチが損するし」
「ああ」
「了解だ」
俺の指示に隊長達が了承するので一応注意事項も告げる事に。
「では出発いたします」
馬の見張り番をしていた部隊も昼飯と休憩をとらせたので案内役の人と一緒に依頼主の下へと移動する事に。
ーーーーー
…俺がベッドの上で座禅を組んで瞑想をしていると何かあったのか馬車が止まった。
「団長、賊の襲撃だ」
「…賊?…よくもまあこんな傭兵団相手に襲いかかろうと思ったな」
「ホントですね。荷車を狙ってるんでしょうか?」
団員が馬車のドアを開けて報告するので俺が呆れながら言うとお姉さんも賛同しながら敵の目的を予想する。
「…確かに大きな荷車で目立つと思うけど…中身は簡易テントとか非常食だけで金目の物なんて無いというのに…まあいいや」
俺はため息混じりで呟いて一旦現状を把握するために馬車から降りた。
「うわああ!」
「くそっ、なんだこいつら…!強すぎる…!」
「ただの護衛じゃねぇ!逃げろ!」
…流石にただの賊ごときではみんなの相手にはならないらしく俺が馬車の屋根に上がって周りを見ると戦いは既に終わりかけている。
「逃すな!全員ひっ捕らえろ!」
「ここで逃せばまたどこかで襲って来るかもしれん!」
「賊の退路を断て!」
隊長達が団員の指揮を執って部隊を動かし、襲いかかってきた賊がどんどん捕らえられていく。
「…素晴らしいですな。賊の襲撃もわずか10分足らずで撃退するとは」
「まあウチの団員達はみんな有能揃いだからね」
馬車の屋根から降りると案内役の人が褒めて来るので俺も褒めるように返して馬車の中に戻った。
「どうでした?」
「たった20数名でこの傭兵団に襲いかかってくるなんて良い度胸してるよね」
「そんなに少なかったんですか?」
お姉さんの問いに俺が笑いながら返すと驚いたように確認する。
「うん。多分人数が多い分俺らの動きが鈍いと思ってさっさと盗むだけ盗んで逃げようとしたんじゃない?」
「あはは。荷物は私達が守ってるんですから坊ちゃんをすり抜けて盗むのは不可能なのに…」
俺が肯定して予想を話すとお姉さんは笑って呟く。
…それから近くの村に寄って賊を引き渡してから一旦休憩し、俺らはまた移動を再開した。
その翌日。
「…団長!面倒な事になった!」
朝早くからの移動中にまたしても何かあったらしく、馬車が止まって団員がドアを開けて報告してくる。
「…また何かあったのか?」
「この先で軍が展開しているみたいなんだが、案内役の話ではどうやら敵対派閥側の兵だそうだ」
瞑想をやめて尋ねると団員は面倒な事の内容を話した。
「迂回は?」
「出来ない事はないが迂回をすると予定よりも4日ほど遅れる事になるらしい」
「4日か…それは辛いな。敵の数はどれぐらいだと思う?」
「斥候に出た部隊からの報告では3000から4000。案内役の話では約3000の別働隊だと」
俺の問いに団員が案内役から聞いたんであろう情報を話し、とりあえず敵の情報を尋ねると既に部隊が出て調べに行ったらしい事を告げる。
「うーん…案内役の人を呼んできて」
「分かった」
「どうするんですか?」
俺が指示を出すと団員が走って行ってお姉さんが判断を聞いてきた。
「金が貰えるんならそのまま倒す。貰えないんなら無視して突破する」
「じゃあ私は医療部隊の所に行きますね」
「ん。お願い」
俺の返答を聞くとお姉さんは本をしまって馬車から降り、自分の指揮する部隊の下へと歩いて行く。
「…団長。連れてきた」
「ありがと。…もし俺らがあの別働隊とやらを撃退したら追加報酬とか貰えるの?」
すると団員がすぐに案内役の男を連れて来たので俺はお礼を言って確認する。
「追加報酬…だと?」
「貰えないならそのまま無視して横を突破して行くけど」
男の不思議そうな顔での確認に俺は金で行動を判断する旨を告げた。
「…分かった。ここで奴らを撃退する事が出来れば将軍に掛け合ってみよう」
ただし逃げられた場合は報酬の話は無しだ。と、男は交渉するように条件を提示しながら了承する。
「それで良いよ。…総員戦闘準備にかかれ!奴らを倒せば追加報酬だ!」
「「「おおー!!」」」
俺は条件を呑んだ後に馬車の屋根に上がってみんなに聞こえるよう声を張って命令を下すとみんなやる気になったように返事をした。
「隊長達は集まって!作戦会議だ!」
「呼んだか?」
「作戦会議だなんて珍しいね」
「…いつも通りではない、という事だろう」
俺が集合をかけて屋根から降りると隊長達は直ぐに集まって来る。
「今回はとりあえず俺が最初に突っ込んで敵を撹乱させるから、みんなは両側から挟み込むように動いて欲しい」
「「「分かった」」」
「了解」
「逃したら報酬は無いらしいけど…もし敵が逃げ出すようならそのまま逃して。深追いするとコッチが損するし」
「ああ」
「了解だ」
俺の指示に隊長達が了承するので一応注意事項も告げる事に。
26
お気に入りに追加
911
あなたにおすすめの小説
誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
外れスキル【転送】が最強だった件
名無し
ファンタジー
三十路になってようやくダンジョン入場試験に合格したケイス。
意気揚々と冒険者登録所に向かうが、そこで貰ったのは【転送】という外れスキル。
失意の中で故郷へ帰ろうとしていた彼のもとに、超有名ギルドのマスターが訪れる。
そこからケイスの人生は目覚ましく変わっていくのだった……。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活~
クラゲ散歩
ファンタジー
よく 1人か2人で 異世界に召喚や転生者とか 本やゲームにあるけど、実際どうなのよ・・・
それに 町ごとってあり?
みんな仲良く 町ごと クリーン国に転移してきた話。
夢の中 白猫?の人物も出てきます。
。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる