70 / 480
青年期 6
しおりを挟む いつもの如く、裸の玲子君が、今世紀最大の勢いで俺に迫ってくる。
これはズルい、俺の決意が、旅の決意が鈍るじゃないか。
彼女とここで結婚したって、結局俺たちは元の世界に戻らないければいけないし、エラーノリターンを達成するという目標があるわけだから。
、、、なのに、このボリューム!
これで手を出さないなんて、もはや拷問だよ!
シズも、本当に寝てしまったんだな、こんな状況でも何も言ってこない。
「なにを、かんがえているんですか~、もっと、わたしを、みてください」
玲子君が俺の顔を両手で強引に正面に向ける。
近い!、近いって、玲子君、顔が近いよ!
、、、、でもって、急に無口になるな、そんなに真剣に、俺を見るな!
ああ、、もう、、恥ずかしいい。
きっと、レイプされる女性の気持ちって、こんなんかな?。
そんなこと、言っている場合じゃない、このままじゃ、本当に、、、、っちゃうよ!
そんな時、薄暗い部屋の中でも、彼女の表情が曇るのが解った。
そして、もの凄い勢いでベッドを飛び出すと、洗面室の方へすっ飛んでいった。
え、、何、、ご懐妊でもされましたか玲子君。
ってか、俺、何もしてないから、まだ、ご懐妊するようなこと、してませんから!
、、、ああ、気持ち悪かったのね、そりゃそうだ、、、、って、俺も人の事が言えないな、、気持ち悪いわ。
朝が来た。
清々しい、、とはいかないが、俺は彼女を守り切った、色んな意味で。
昨晩は相当呑んだんだろう、トイレで吐いて、凄かったな、玲子君。
いつもはあんなに真面目な女性が、こんな風に弱い所を見せると、なんだか逆に保護欲がそそられるんだよな、、、俺は変態なのか?
俺自身も、かなり気持ち悪かったが、彼女の事を朝日が上がるまで介抱していたんだ。
トイレで苦しそうにしている彼女にガウンを掛け、しばらく近くにいた。
そうこうしているうちに、彼女はベッドに戻って、すっかり寝てしまった。
もちろん俺は、、、起きてました。
今更、同じベッドには寝られないしなあ。
広間には、もうみんな集まっているのかと思いきや、誰もいない。
、、、さすがに今日くらい朝寝坊してもいいよな、大戦果の翌日なんて、こんなもんだろう、、、知らないけど。
そんな時だった。
俺に気さくに声をかけて来る女性がいた、、、、、女性?
これはズルい、俺の決意が、旅の決意が鈍るじゃないか。
彼女とここで結婚したって、結局俺たちは元の世界に戻らないければいけないし、エラーノリターンを達成するという目標があるわけだから。
、、、なのに、このボリューム!
これで手を出さないなんて、もはや拷問だよ!
シズも、本当に寝てしまったんだな、こんな状況でも何も言ってこない。
「なにを、かんがえているんですか~、もっと、わたしを、みてください」
玲子君が俺の顔を両手で強引に正面に向ける。
近い!、近いって、玲子君、顔が近いよ!
、、、、でもって、急に無口になるな、そんなに真剣に、俺を見るな!
ああ、、もう、、恥ずかしいい。
きっと、レイプされる女性の気持ちって、こんなんかな?。
そんなこと、言っている場合じゃない、このままじゃ、本当に、、、、っちゃうよ!
そんな時、薄暗い部屋の中でも、彼女の表情が曇るのが解った。
そして、もの凄い勢いでベッドを飛び出すと、洗面室の方へすっ飛んでいった。
え、、何、、ご懐妊でもされましたか玲子君。
ってか、俺、何もしてないから、まだ、ご懐妊するようなこと、してませんから!
、、、ああ、気持ち悪かったのね、そりゃそうだ、、、、って、俺も人の事が言えないな、、気持ち悪いわ。
朝が来た。
清々しい、、とはいかないが、俺は彼女を守り切った、色んな意味で。
昨晩は相当呑んだんだろう、トイレで吐いて、凄かったな、玲子君。
いつもはあんなに真面目な女性が、こんな風に弱い所を見せると、なんだか逆に保護欲がそそられるんだよな、、、俺は変態なのか?
俺自身も、かなり気持ち悪かったが、彼女の事を朝日が上がるまで介抱していたんだ。
トイレで苦しそうにしている彼女にガウンを掛け、しばらく近くにいた。
そうこうしているうちに、彼女はベッドに戻って、すっかり寝てしまった。
もちろん俺は、、、起きてました。
今更、同じベッドには寝られないしなあ。
広間には、もうみんな集まっているのかと思いきや、誰もいない。
、、、さすがに今日くらい朝寝坊してもいいよな、大戦果の翌日なんて、こんなもんだろう、、、知らないけど。
そんな時だった。
俺に気さくに声をかけて来る女性がいた、、、、、女性?
63
お気に入りに追加
1,029
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
スキル【僕だけの農場】はチートでした~辺境領地を世界で一番住みやすい国にします~
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
旧題:スキル【僕だけの農場】はチートでした なのでお父様の領地を改造していきます!!
僕は異世界転生してしまう
大好きな農場ゲームで、やっと大好きな女の子と結婚まで行ったら過労で死んでしまった
仕事とゲームで過労になってしまったようだ
とても可哀そうだと神様が僕だけの農場というスキル、チートを授けてくれた
転生先は貴族と恵まれていると思ったら砂漠と海の領地で作物も育たないダメな領地だった
住民はとてもいい人達で両親もいい人、僕はこの領地をチートの力で一番にしてみせる
◇
HOTランキング一位獲得!
皆さま本当にありがとうございます!
無事に書籍化となり絶賛発売中です
よかったら手に取っていただけると嬉しいです
これからも日々勉強していきたいと思います
◇
僕だけの農場二巻発売ということで少しだけウィンたちが前へと進むこととなりました
毎日投稿とはいきませんが少しずつ進んでいきます
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
固有スキルが【空欄】の不遇ソーサラー、死後に発覚した最強スキル【転生】で生まれ変わった分だけ強くなる
名無し
ファンタジー
相方を補佐するためにソーサラーになったクアゼル。
冒険者なら誰にでも一つだけあるはずの強力な固有スキルが唯一《空欄》の男だった。
味方に裏切られて死ぬも復活し、最強の固有スキル【転生】を持っていたことを知る。
死ぬたびにダンジョンで亡くなった者として転生し、一つしか持てないはずの固有スキルをどんどん追加しながら、ソーサラーのクアゼルは最強になり、自分を裏切った者達に復讐していく。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる