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第4章 集大成・ウィンターカップ
第206話 お祭り男
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チーム メンバープロフィール
松本 耕史
湘洋大付属高等学校2年
186㎝74kg
誕生日:3/8
血液型:B
特徴:短髪でクシャクシャの髪が特徴。サイズとフィジカルの湘洋大付属において貴重なスリーポイントシューター。身体の線が細くフィジカルなプレーは苦手だが、決して低くない身長から繰り出されるフェイダウェイ気味のクイックなスリーポイントは脅威。加えてバスケIQとセンスも高くマルチに活躍できる。新チームでは副キャプテンを務める。
バッシュのコレクターであり、持っている靴は推定で数百、あるいは数千足とも。
特技:バッシュの種類を見ただけで言える
趣味:バッシュ集め
得意教科:古典
苦手教科:英語
得意なプレイ:スリーポイント
バスケを始めたきっかけ:中学の時に勧誘されて
密かな悩み:鍛えても食べても体重が増えない
-----------------------------
バチッ!!
ピッ!
審判「赤ボール!」
新海の保持するボールを矢島が叩き、ボールが外に出る。
第2Q 残り6:26
星垓 35
桐神学園 28
ブーッ!!!
オフィシャル「交代!赤!」
星垓
4 新城 敦史 185㎝ 3年
6 矢島 薫 180㎝ 3年
9 真田 直斗 184㎝ 2年
8 神崎 健太 191㎝ 2年
7 髙木 悠介 199㎝ 3年
桐神学園
13 秦野 武史 187㎝ 2年
9 佐藤 昌平 184㎝ 3年
14 櫻田 祥人 184㎝ 1年
4 長崎 健正 187㎝ 3年
11 桝田 一輝 188㎝ 2年
涼真「来たか…」
(ポジションレス…)
ビッ
桐神のスローインから試合再開。
桐神メンバーは足が止まらない。
ハーフコートオフェンスでも走る。
涼真「!!」
(上から見るとわかる…このオフェンスは…)
新城「!」
(クロックオフェンスだ…!)
コート上、新城も気付く。
ビッ!
幾度目かのバックドアカット、長崎が走り込むのに合わせてボールが行く。
バス!!
長崎、レイアップを決める。
第2Q 残り6:16
星垓 35
桐神学園 30
長崎「よし!ディフェンスだ!」
だが。
スパッ!!
「決まったー!矢島のミドル!」
ディフェンス2枚のチェックを受けたタフショット。
だが、矢島は決めた。
矢島(最後の大会…悔いは残せない!)
河合【3年生の意地でしょうか。難しいシュートでしたが綺麗に吸い込まれていきました】
杉山【外れてもゴール下は髙木選手、神崎選手がいますからね。その分思い切って打てた事でしょう】
第2Q 残り5:59
星垓 37
桐神学園 30
長崎「取り返すぞ!」
秦野が長崎のリスタートからボールを運ぶ。
そして、またしてもクロックオフェンスを展開。
トップで秦野が保持し、他のメンバーが円を描くようにグルグルと走り回る。
ビッ
秦野からバックドアした佐藤へパス。
佐藤「もらった!」
ドゴォッ!!
佐藤「!?」
髙木「2度は効かん」
髙木のブロックショット。
佐藤のレイアップを叩き落とす。
河合【見事なブロックショット!】
杉山【今のはパスの出先を読んでましたね。桐神学園の今のオフェンスはクロックオフェンスと呼ばれる物ですが…星垓は全国で豊誠学園のクロックオフェンスを1度経験しています。対処法はある程度確立しているのでしょう】
新城「走れ!」
敵味方入り乱れて桐神サイドのフロントコートになだれ込む。
ビッ!
新城、右45°ウイングにパス。
矢島「ナイス!」
ミドルレンジ、矢島が受け取る。
しかも、ノーマーク。
ビッ!
桐神ディフェンスが懸命にチェックする中、矢島のシュートが放たれる。
スパッ!!!
星垓メンバー「「「っしゃ、来たあ!!」」」
河合【途中出場の3年生、矢島が見事なミドルシュート!3連発です!】
杉山【いいシュートです。あの形はおそらく何度も練習しているんでしょう。迷いが全くありませんでした】
ブーッ!!!
オフィシャル「タイムアウト!赤!」
河合【ここでタイムアウト。桐神学園、前半1つ目のタイムアウトです】
杉山【星垓の作戦の前にボックスワンが完全に機能してませんでしたからね。攻守でテコ入れをしてくるでしょう】
第2Q 残り5:39
星垓 39
桐神学園 30
宮藤「まずは一旦頭をリセットだ。点差は9点。まだ焦る事は無い」
桐神メンバー「「「はい!」」」
宮藤「ひとまずディフェンスは、ボックスワンをやめてマンツーマン。髙木や神崎の部分がミスマッチになるがそこは人数で潰していこう、そこからのローテーションを早くすればいい。外のシュートを打たれても100%入る訳じゃない。だが少しでもタフなシュートを打たせろ」
桐神メンバー「「「はい!」」」
宮藤「オフェンスは、髙木と神崎につかれている桝田、佐藤が外でプレーしていけばいい。湘洋の時と同じだ。ドライブで引っ掻き回してシュートチャンスを伺っていけ」
桐神メンバー「「「はい!!!」」」
ブーッ!!
タイムアウトがあける。
星垓
11 中山 慎太郎 169㎝ 1年
14 篠田 武蔵 182㎝ 1年
9 真田 直斗 184㎝ 2年
4 新城 敦史 185㎝ 3年
7 髙木 悠介 199㎝ 3年
桐神学園
13 秦野 武史 187㎝ 2年
9 佐藤 昌平 184㎝ 3年
14 櫻田 祥人 184㎝ 1年
4 長崎 健正 187㎝ 3年
11 桝田 一輝 188㎝ 2年
河合【星垓は矢島、神崎を下げて14番、1年生の篠田、11番の中山を投入してきました】
杉山【機動力には機動力で対抗という事でしょうか。湘洋大付属はこの桐神学園の機動力に対応できず敗れましたが…星垓はどうでしょうかね】
桐神学園のスローイン。
秦野がボールを運ぶ。
マークするのは、18㎝低い慎太郎。
春香「相手のガードおっきいねぇ…新城先輩の方がよかったんじゃない…?」
涼真「どうかな…確かに外のシュートを打たれたり、インサイドでパワープレーをされたら止められないけど…昨日の湘洋大付属との試合ではドライブばっかでそういうプレーは見られなかったからな」
(アウトサイドも打てるって話だけど)
キュキュッ!!
慎太郎「オラオラ!獲るぜ!獲っちまうぜ!」
慎太郎、秦野に対していきなり激しいディフェンス。
ほぼ密着したような状態から積極的にボールに手を出しに行く。
中澤「いいぞ!ナイスディフェンスだ!」
矢島「やっちまえ!慎太郎!」
ベンチからも声が出る。
河合【1年生の中山、素晴らしいディフェンスです。ですがあれではドライブで抜かれてしまうのでは…?】
杉山【彼なら、問題ないでしょう】
ディフェンスは、ただ密着するのがいいディフェンスとは言えない。
離れたディフェンスをすれば、抜かれにくくはなるが外から打たれ放題になり、密着するとシュートは打たれにくくなるがドライブで抜かれやすくなる。
ダム!!
秦野、ドライブで抜きにかかる。
キュッ!!
慎太郎、密着状態にも関わらず秦野を離さない。
バチッ!!
そのまま、秦野のドライブを弾く。
秦野「くっ」
なんとか保持はしたものの、ドリブルを止めてしまう。
キュキュッ!!
その途端、ここぞとばかりにプレッシャーをかける慎太郎。
長崎「こっちだ!」
秦野「長崎さん!」
パスを出すも
バチッ!!
再び慎太郎が弾く。
ルーズボールに秦野と慎太郎が飛び込む。
秦野、身長差とリーチで先にボールに触れる。
長崎「くっ」
その弾いたボールを、長崎がなんとか保持。
秦野「この野郎…」
(小さい分懐に潜りこまれる。しかもディフェンスのプレッシャーも半端じゃねえ!)
秦野がボールを離した事で慎太郎は通常のディフェンスポジションに戻っている。
このプレーがきっかけなのか、桐神学園はパスが円滑に回らず、長崎が新城のチェックを受けながらタフショット。
ガン!!
髙木「よし」
シュートが外れ、髙木がリバウンド。
慎太郎が髙木からボールを受け、ドリブルでボールを運ぶ。
眼前には佐藤。
慎太郎(ポジションレスだからか、マークが毎回変わりやがる。ま、俺は誰にマークされても関係ないけど)
ダム!!!
ドライブで佐藤を抜く。
佐藤「ぐ…」
(スピードとキレがすげえ…櫻田と同じか下手したらそれ以上…)
バス!!
ヘルプディフェンスも間に合わず、慎太郎がレイアップで加点。
第2Q 残り5:17
星垓 41
桐神学園 30
河合【中山のレイアップが決まりました!点差は2桁、11点差です】
杉山【試合開始前にお祭り男気質と言いましたが、彼がディフェンスからリズムを作り、自ら決めましたね。チームを勢いに乗せるプレーだと思います】
中嶋「やはり全国制覇を経験してるポイントガードは流れの持ってき方を知ってる。ああいうハッスルプレーは盛り上がりますからね」
山下「まだあれで1年生なんだものね」
スパッ!!!!!
第2Q 残り5:13
星垓 41
桐神学園 33
河合【!?】
杉山【!?】
山下「な…!?」
中嶋「なんと…!?」
慎太郎が決めてから僅か3秒。
リスタートで桝田がぶん投げたボールを櫻田が受け取り、スリーポイント。
マークしている武蔵は、佐藤のスクリーンで行く手を阻まれていた。
武蔵「くそ…」
櫻田「悪いな、こっちも3連敗はごめんなんだよ」
慎太郎「チッ…どこまでもムカつくヤローだ」
……To be continued
松本 耕史
湘洋大付属高等学校2年
186㎝74kg
誕生日:3/8
血液型:B
特徴:短髪でクシャクシャの髪が特徴。サイズとフィジカルの湘洋大付属において貴重なスリーポイントシューター。身体の線が細くフィジカルなプレーは苦手だが、決して低くない身長から繰り出されるフェイダウェイ気味のクイックなスリーポイントは脅威。加えてバスケIQとセンスも高くマルチに活躍できる。新チームでは副キャプテンを務める。
バッシュのコレクターであり、持っている靴は推定で数百、あるいは数千足とも。
特技:バッシュの種類を見ただけで言える
趣味:バッシュ集め
得意教科:古典
苦手教科:英語
得意なプレイ:スリーポイント
バスケを始めたきっかけ:中学の時に勧誘されて
密かな悩み:鍛えても食べても体重が増えない
-----------------------------
バチッ!!
ピッ!
審判「赤ボール!」
新海の保持するボールを矢島が叩き、ボールが外に出る。
第2Q 残り6:26
星垓 35
桐神学園 28
ブーッ!!!
オフィシャル「交代!赤!」
星垓
4 新城 敦史 185㎝ 3年
6 矢島 薫 180㎝ 3年
9 真田 直斗 184㎝ 2年
8 神崎 健太 191㎝ 2年
7 髙木 悠介 199㎝ 3年
桐神学園
13 秦野 武史 187㎝ 2年
9 佐藤 昌平 184㎝ 3年
14 櫻田 祥人 184㎝ 1年
4 長崎 健正 187㎝ 3年
11 桝田 一輝 188㎝ 2年
涼真「来たか…」
(ポジションレス…)
ビッ
桐神のスローインから試合再開。
桐神メンバーは足が止まらない。
ハーフコートオフェンスでも走る。
涼真「!!」
(上から見るとわかる…このオフェンスは…)
新城「!」
(クロックオフェンスだ…!)
コート上、新城も気付く。
ビッ!
幾度目かのバックドアカット、長崎が走り込むのに合わせてボールが行く。
バス!!
長崎、レイアップを決める。
第2Q 残り6:16
星垓 35
桐神学園 30
長崎「よし!ディフェンスだ!」
だが。
スパッ!!
「決まったー!矢島のミドル!」
ディフェンス2枚のチェックを受けたタフショット。
だが、矢島は決めた。
矢島(最後の大会…悔いは残せない!)
河合【3年生の意地でしょうか。難しいシュートでしたが綺麗に吸い込まれていきました】
杉山【外れてもゴール下は髙木選手、神崎選手がいますからね。その分思い切って打てた事でしょう】
第2Q 残り5:59
星垓 37
桐神学園 30
長崎「取り返すぞ!」
秦野が長崎のリスタートからボールを運ぶ。
そして、またしてもクロックオフェンスを展開。
トップで秦野が保持し、他のメンバーが円を描くようにグルグルと走り回る。
ビッ
秦野からバックドアした佐藤へパス。
佐藤「もらった!」
ドゴォッ!!
佐藤「!?」
髙木「2度は効かん」
髙木のブロックショット。
佐藤のレイアップを叩き落とす。
河合【見事なブロックショット!】
杉山【今のはパスの出先を読んでましたね。桐神学園の今のオフェンスはクロックオフェンスと呼ばれる物ですが…星垓は全国で豊誠学園のクロックオフェンスを1度経験しています。対処法はある程度確立しているのでしょう】
新城「走れ!」
敵味方入り乱れて桐神サイドのフロントコートになだれ込む。
ビッ!
新城、右45°ウイングにパス。
矢島「ナイス!」
ミドルレンジ、矢島が受け取る。
しかも、ノーマーク。
ビッ!
桐神ディフェンスが懸命にチェックする中、矢島のシュートが放たれる。
スパッ!!!
星垓メンバー「「「っしゃ、来たあ!!」」」
河合【途中出場の3年生、矢島が見事なミドルシュート!3連発です!】
杉山【いいシュートです。あの形はおそらく何度も練習しているんでしょう。迷いが全くありませんでした】
ブーッ!!!
オフィシャル「タイムアウト!赤!」
河合【ここでタイムアウト。桐神学園、前半1つ目のタイムアウトです】
杉山【星垓の作戦の前にボックスワンが完全に機能してませんでしたからね。攻守でテコ入れをしてくるでしょう】
第2Q 残り5:39
星垓 39
桐神学園 30
宮藤「まずは一旦頭をリセットだ。点差は9点。まだ焦る事は無い」
桐神メンバー「「「はい!」」」
宮藤「ひとまずディフェンスは、ボックスワンをやめてマンツーマン。髙木や神崎の部分がミスマッチになるがそこは人数で潰していこう、そこからのローテーションを早くすればいい。外のシュートを打たれても100%入る訳じゃない。だが少しでもタフなシュートを打たせろ」
桐神メンバー「「「はい!」」」
宮藤「オフェンスは、髙木と神崎につかれている桝田、佐藤が外でプレーしていけばいい。湘洋の時と同じだ。ドライブで引っ掻き回してシュートチャンスを伺っていけ」
桐神メンバー「「「はい!!!」」」
ブーッ!!
タイムアウトがあける。
星垓
11 中山 慎太郎 169㎝ 1年
14 篠田 武蔵 182㎝ 1年
9 真田 直斗 184㎝ 2年
4 新城 敦史 185㎝ 3年
7 髙木 悠介 199㎝ 3年
桐神学園
13 秦野 武史 187㎝ 2年
9 佐藤 昌平 184㎝ 3年
14 櫻田 祥人 184㎝ 1年
4 長崎 健正 187㎝ 3年
11 桝田 一輝 188㎝ 2年
河合【星垓は矢島、神崎を下げて14番、1年生の篠田、11番の中山を投入してきました】
杉山【機動力には機動力で対抗という事でしょうか。湘洋大付属はこの桐神学園の機動力に対応できず敗れましたが…星垓はどうでしょうかね】
桐神学園のスローイン。
秦野がボールを運ぶ。
マークするのは、18㎝低い慎太郎。
春香「相手のガードおっきいねぇ…新城先輩の方がよかったんじゃない…?」
涼真「どうかな…確かに外のシュートを打たれたり、インサイドでパワープレーをされたら止められないけど…昨日の湘洋大付属との試合ではドライブばっかでそういうプレーは見られなかったからな」
(アウトサイドも打てるって話だけど)
キュキュッ!!
慎太郎「オラオラ!獲るぜ!獲っちまうぜ!」
慎太郎、秦野に対していきなり激しいディフェンス。
ほぼ密着したような状態から積極的にボールに手を出しに行く。
中澤「いいぞ!ナイスディフェンスだ!」
矢島「やっちまえ!慎太郎!」
ベンチからも声が出る。
河合【1年生の中山、素晴らしいディフェンスです。ですがあれではドライブで抜かれてしまうのでは…?】
杉山【彼なら、問題ないでしょう】
ディフェンスは、ただ密着するのがいいディフェンスとは言えない。
離れたディフェンスをすれば、抜かれにくくはなるが外から打たれ放題になり、密着するとシュートは打たれにくくなるがドライブで抜かれやすくなる。
ダム!!
秦野、ドライブで抜きにかかる。
キュッ!!
慎太郎、密着状態にも関わらず秦野を離さない。
バチッ!!
そのまま、秦野のドライブを弾く。
秦野「くっ」
なんとか保持はしたものの、ドリブルを止めてしまう。
キュキュッ!!
その途端、ここぞとばかりにプレッシャーをかける慎太郎。
長崎「こっちだ!」
秦野「長崎さん!」
パスを出すも
バチッ!!
再び慎太郎が弾く。
ルーズボールに秦野と慎太郎が飛び込む。
秦野、身長差とリーチで先にボールに触れる。
長崎「くっ」
その弾いたボールを、長崎がなんとか保持。
秦野「この野郎…」
(小さい分懐に潜りこまれる。しかもディフェンスのプレッシャーも半端じゃねえ!)
秦野がボールを離した事で慎太郎は通常のディフェンスポジションに戻っている。
このプレーがきっかけなのか、桐神学園はパスが円滑に回らず、長崎が新城のチェックを受けながらタフショット。
ガン!!
髙木「よし」
シュートが外れ、髙木がリバウンド。
慎太郎が髙木からボールを受け、ドリブルでボールを運ぶ。
眼前には佐藤。
慎太郎(ポジションレスだからか、マークが毎回変わりやがる。ま、俺は誰にマークされても関係ないけど)
ダム!!!
ドライブで佐藤を抜く。
佐藤「ぐ…」
(スピードとキレがすげえ…櫻田と同じか下手したらそれ以上…)
バス!!
ヘルプディフェンスも間に合わず、慎太郎がレイアップで加点。
第2Q 残り5:17
星垓 41
桐神学園 30
河合【中山のレイアップが決まりました!点差は2桁、11点差です】
杉山【試合開始前にお祭り男気質と言いましたが、彼がディフェンスからリズムを作り、自ら決めましたね。チームを勢いに乗せるプレーだと思います】
中嶋「やはり全国制覇を経験してるポイントガードは流れの持ってき方を知ってる。ああいうハッスルプレーは盛り上がりますからね」
山下「まだあれで1年生なんだものね」
スパッ!!!!!
第2Q 残り5:13
星垓 41
桐神学園 33
河合【!?】
杉山【!?】
山下「な…!?」
中嶋「なんと…!?」
慎太郎が決めてから僅か3秒。
リスタートで桝田がぶん投げたボールを櫻田が受け取り、スリーポイント。
マークしている武蔵は、佐藤のスクリーンで行く手を阻まれていた。
武蔵「くそ…」
櫻田「悪いな、こっちも3連敗はごめんなんだよ」
慎太郎「チッ…どこまでもムカつくヤローだ」
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