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第4章 集大成・ウィンターカップ
第190話 ここからの星垓
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チーム メンバープロフィール
椿 卓馬
東裁大相模高等学校1年
182㎝68kg
誕生日:4/3
血液型:AB
特徴:茶髪のやや長めの髪が特徴。その見た目からチャラいと思われがちだが性格もバスケのプレースタイルも堅実そのもの。中等部時代は主にベンチから登場し、ディフェンスとアウトサイドシュートで流れを変える役割を担っていた。
反面、身長のわりに体重が比較的軽くフィジカルな戦いは大の苦手。だが昔新体操もしていた事もありそこで培った身体能力は高い。
超のつくドルヲタ。
特技:バク宙
趣味:アイドルのコンサート鑑賞
得意教科:古典
苦手教科:数学
得意なプレイ:スリーポイント、ディフェンス
バスケを始めたきっかけ:小1の時にミニバスに半ば強引に入団させられて
密かな悩み:日常で梅村とぶつかってよく吹っ飛ばされる
-----------------------------
「来たぁあああ!!!」
「ナイスラン!新城さん!」
第4Q 残り5:52
星垓 74
東裁大相模 74
東裁大相模、逆転したのはわずか1分にも満たなかった。
椿「くそ…」
村越「やっと逆転まで行ったのに…」
メンバーに動揺が走る。
今野「…1本!」
相模、先程までのようにスクリーンからチャンスメイクしようとするも、これまでよりディフェンスのプレッシャーが激しい。
新城「フン!!」
今野がスクリーンを使おうとするも、新城がファイトオーバーで今野から離れない。
結果としてスクリーンは機能せず。
梅村「ヘイ!」
梅村、インサイドでボールを要求。
今野(お前スクリーンもかけないで何を…!だがさっきから何度もワンパターンにセットオフェンスを使いすぎた…ここは梅村に任せてもいいかもしれない)
ビッ
今野、一瞬で判断し梅村にパスを通す。
ダム!!
梅村、パワードリブルで髙木を押し込む。
そのままゴール下でワンハンドジャンパー。
だが
髙木「甘い」
梅村「!?」
髙木(パワーが落ちてきてる。おまけに勝負を仕掛ける位置がいつもよりゴールから遠かった。勝負を急いだな)
ドゴォッ!
髙木のブロックショットが梅村の手からボールを叩き落とす。
ルーズボールは武蔵が拾う。
新城「貸せ!武蔵!」
ビッ!
武蔵、新城へパス。
バシッ!
新城「!?」
新城の眼前で、ボールが弾かれた。
阿部「ぐ…」
(弾くのが精一杯…)
新城「ルーズ!拾…」
ボールは、星垓のゴール下の方向に転がった。
そして右ローポスト付近。
梅村がこのボールを拾う。
髙木(しまった…!)
星垓メンバーは速攻に行こうと全員走り出していた為、誰も梅村の近くにいなかった。
村越「行け!梅村!」
阿部「ぶちかませっ!!!」
梅村「おおおおおおおおおおっ!!!!」
ドガァッ!!!!!
梅村、ワンハンドダンクを叩き込む。
涼真(…ん?)
第4Q 残り5:39
星垓 74
東裁大相模 76
山下「また相模が勝ち越し…!」
中嶋「ここまで来ると意地の勝負ですね。勝ちたい気持ちの強い方が勝つ。
今の阿部くんのスティールも、3年生の勝ちたい気持ちがディフェンスに表れた」
新城「取り返すぞ!」
星垓メンバー「「「おう!!!」」」
コート上の星垓メンバーは、これでも慌てる様子がない。
山下「ん…?やけに星垓は落ち着いてますね」
中嶋「確かに…ジリジリ追い詰められて逆転されたら気持ちが切れてもおかしくないのに」
(さっきの速攻も…まるで待ってましたとばかりに…)
新城、髙木とアイコンタクト。
新城(わかるぜ、阿部。最後の大会、勝ちたいのは俺達も同じだ。けど、俺達も全国を譲れない理由があるんだよ…!)
新城、ワンフェイクからゾーンに向かいドライブ。
今野「行かせるか…!」
ガシィッ!!!
今野、髙木のスクリーンに捕まる。
今野(ゾーン相手にピックアンドロールだと…?)
違った。
新城、ドライブと見せかけバックステップ。
これでスリーポイントラインの外に出る。
椿「まずい…!」
1-1-3ゾーンで今野の後ろに控えていた椿、慌ててチェックに出る。
クッ…
新城、シュートモーションを途中で止める。
椿「なっ…」
(フェイク…)
ビッ!
ガシィッ!!
新城、ワンフェイクからスリーポイント。
直後、椿が新城に接触し押し倒す。
ピーッ!!!
審判の笛が鳴る中、ボールは…
ガン!!
リングを弾いた。
椿「たっ、助かった…」
(スリーポイントのバスカンなんて取られたら洒落にならん)
阿部「だが、フリースロー3本か…」
※通常のシュートに対するファウルはフリースロー2本だが、スリーポイントシュートに対するファウルはフリースローは3本になる。
審判「ファウル!青14番!」
審判がオフィシャルに椿のファウルを告げる。
満月「さあ、大事なフリースロー…」
糸織里「3本決めれば逆転ですね!」
涼真「…」
審判「スリーショット!」
新城、フリースローラインでボールを審判より受け取る。
新城「ふぅ…」
新城、いつものルーティンから落ち着いてフリースローを構える。
新城、1投目。
ビッ
スパッ!!!
星垓メンバー「よしよし!ナイシュ!」
矢島「流石新城だ。こういう場面でも落ち着いてる」
審判「ツーショット!」
新城、同じルーティンで構える。
ビッ
スパッ!!
新城、2投目も決める。
新城、それとなく自分から見て右側のフリースローレーンに並ぶ髙木を見る。
髙木、頷く。
新城(そろそろだ)
髙木(オッケー)
審判「ワンショット!」
3投目。
ビッ!
新城、ドリブルを突いたりルーティンをする事なく強めに、リングの右側に当たるようにボールを放る。
阿部「!」
村越(外してきた!)
ガン!!
リングでボールが跳ねる。
このリバウンドを取ったのは…
バシィッ!
髙木「よし!」
梅村「ぐっ…」
ゴール下で梅村に競り勝った髙木。
ダム!!
髙木、その場で体勢の整っていない梅村をパワードリブルで押し込む。
梅村「く…強い!」
梅村の上体が仰け反る。
髙木、ターンからシュートの構え。
梅村(ここで止めなきゃ!勝って全国に行くんだ…!)
梅村、ブロックに跳ぶ。
クッ…
髙木、シュートモーションを途中で止める。
梅村「!!」
(しまった…!フェイク!)
髙木、梅村と接触しながらも
バス!!!
ゴール下を決める。
ピーッ!!!
審判「ファウル!青15番!カウントワンスロー!!」
髙木「っしゃああああ!!!」
髙木、ガッツポーズで吠える。
星垓ベンチは大盛り上がり。
「きたああああ!!!!」
「流石髙木!頼りになるぜ!」
応援席でも。
紗妃「キャー!!やったあ!」
優花「一気に逆転!しかも!」
奈津実「うん!これは…流れが来てるかも!」
第4Q 残り5:18
星垓 78
東裁大相模 76
ブーッ!
オフィシャル「交代!白!!」
星垓
11 中山 慎太郎 169㎝ 1年
9 真田 直斗 184㎝ 2年
4 新城 敦史 185㎝ 3年
8 神崎 健太 191㎝ 2年
7 髙木 悠介 199㎝ 3年
東裁大相模
11 今野 正志 176㎝ 2年
14 椿 卓馬 182㎝ 1年
4 阿部 理人 186㎝ 3年
8 村越 悠聖 188㎝ 3年
15 梅村 聡紀 198㎝ 1年
星垓、メンバーチェンジでスタメンに戻してきた。
涼真「そういう事か…!」
美保「どういう事?」
涼真「唐沢監督は、流れが来るのを待ってたんだ」
春香「流れ?」
涼真、説明する。
涼真「試合の中でも上手くいく時間、上手くいかない時間ってもちろんあるだろ?さっきまで相模にその、上手くいく流れが行ってたんだ。そんな時、どうするのが正解なのか。
おそらく唐沢監督が指示を出してたのは、それだよ」
春香「具体的にどうするのが正解なの?」
涼真「簡単さ。やるべき事をやる。それだけだ。
流れで相手に決められようともきっちりシュートチェック、リバウンドのためにスクリーンアウト。オフェンスでもシュートが上手く入らずともきっちりシュートで終わるオフェンスをする」
満月「でもそれが1番難しいんじゃ…」
涼真「そうだけど、事実、星垓は大崩れしてた訳じゃない。流れで上手くいってなかっただけだ。その証拠に相模は押せ押せだったのに、第3Qの初めから逆転まで15分近くかかってる」
糸織里「なるほど!上手くいってない時は無理をせず我慢して耐えるのが大事って事ですね!そして流れが来たら…」
涼真「そう、そこで一気に決める。でもそれだけじゃなく、唐沢監督はもう1つ手を打っていた」
春香「え?なになに?」
涼真「相模で1番怖いのはさっきも言ったが、梅村なんだ。流れが来ても梅村のインサイドは脅威なのに変わりはない。だからこの流れが悪い時に徹底して梅村の体力を削ってたんだよ」
華音「あ…!だからこそのディフェンス力だけじゃなくてフィジカルも強いビッグ気味のラインナップ…」
涼真「そういう事。加えて新城さんと髙木さんの3年生コンビが目立ち始めた」
涼真、2人の大黒柱を見つめる。
涼真「覚悟してな相模。こっからの星垓は…強いぜ?」
……To be continued
椿 卓馬
東裁大相模高等学校1年
182㎝68kg
誕生日:4/3
血液型:AB
特徴:茶髪のやや長めの髪が特徴。その見た目からチャラいと思われがちだが性格もバスケのプレースタイルも堅実そのもの。中等部時代は主にベンチから登場し、ディフェンスとアウトサイドシュートで流れを変える役割を担っていた。
反面、身長のわりに体重が比較的軽くフィジカルな戦いは大の苦手。だが昔新体操もしていた事もありそこで培った身体能力は高い。
超のつくドルヲタ。
特技:バク宙
趣味:アイドルのコンサート鑑賞
得意教科:古典
苦手教科:数学
得意なプレイ:スリーポイント、ディフェンス
バスケを始めたきっかけ:小1の時にミニバスに半ば強引に入団させられて
密かな悩み:日常で梅村とぶつかってよく吹っ飛ばされる
-----------------------------
「来たぁあああ!!!」
「ナイスラン!新城さん!」
第4Q 残り5:52
星垓 74
東裁大相模 74
東裁大相模、逆転したのはわずか1分にも満たなかった。
椿「くそ…」
村越「やっと逆転まで行ったのに…」
メンバーに動揺が走る。
今野「…1本!」
相模、先程までのようにスクリーンからチャンスメイクしようとするも、これまでよりディフェンスのプレッシャーが激しい。
新城「フン!!」
今野がスクリーンを使おうとするも、新城がファイトオーバーで今野から離れない。
結果としてスクリーンは機能せず。
梅村「ヘイ!」
梅村、インサイドでボールを要求。
今野(お前スクリーンもかけないで何を…!だがさっきから何度もワンパターンにセットオフェンスを使いすぎた…ここは梅村に任せてもいいかもしれない)
ビッ
今野、一瞬で判断し梅村にパスを通す。
ダム!!
梅村、パワードリブルで髙木を押し込む。
そのままゴール下でワンハンドジャンパー。
だが
髙木「甘い」
梅村「!?」
髙木(パワーが落ちてきてる。おまけに勝負を仕掛ける位置がいつもよりゴールから遠かった。勝負を急いだな)
ドゴォッ!
髙木のブロックショットが梅村の手からボールを叩き落とす。
ルーズボールは武蔵が拾う。
新城「貸せ!武蔵!」
ビッ!
武蔵、新城へパス。
バシッ!
新城「!?」
新城の眼前で、ボールが弾かれた。
阿部「ぐ…」
(弾くのが精一杯…)
新城「ルーズ!拾…」
ボールは、星垓のゴール下の方向に転がった。
そして右ローポスト付近。
梅村がこのボールを拾う。
髙木(しまった…!)
星垓メンバーは速攻に行こうと全員走り出していた為、誰も梅村の近くにいなかった。
村越「行け!梅村!」
阿部「ぶちかませっ!!!」
梅村「おおおおおおおおおおっ!!!!」
ドガァッ!!!!!
梅村、ワンハンドダンクを叩き込む。
涼真(…ん?)
第4Q 残り5:39
星垓 74
東裁大相模 76
山下「また相模が勝ち越し…!」
中嶋「ここまで来ると意地の勝負ですね。勝ちたい気持ちの強い方が勝つ。
今の阿部くんのスティールも、3年生の勝ちたい気持ちがディフェンスに表れた」
新城「取り返すぞ!」
星垓メンバー「「「おう!!!」」」
コート上の星垓メンバーは、これでも慌てる様子がない。
山下「ん…?やけに星垓は落ち着いてますね」
中嶋「確かに…ジリジリ追い詰められて逆転されたら気持ちが切れてもおかしくないのに」
(さっきの速攻も…まるで待ってましたとばかりに…)
新城、髙木とアイコンタクト。
新城(わかるぜ、阿部。最後の大会、勝ちたいのは俺達も同じだ。けど、俺達も全国を譲れない理由があるんだよ…!)
新城、ワンフェイクからゾーンに向かいドライブ。
今野「行かせるか…!」
ガシィッ!!!
今野、髙木のスクリーンに捕まる。
今野(ゾーン相手にピックアンドロールだと…?)
違った。
新城、ドライブと見せかけバックステップ。
これでスリーポイントラインの外に出る。
椿「まずい…!」
1-1-3ゾーンで今野の後ろに控えていた椿、慌ててチェックに出る。
クッ…
新城、シュートモーションを途中で止める。
椿「なっ…」
(フェイク…)
ビッ!
ガシィッ!!
新城、ワンフェイクからスリーポイント。
直後、椿が新城に接触し押し倒す。
ピーッ!!!
審判の笛が鳴る中、ボールは…
ガン!!
リングを弾いた。
椿「たっ、助かった…」
(スリーポイントのバスカンなんて取られたら洒落にならん)
阿部「だが、フリースロー3本か…」
※通常のシュートに対するファウルはフリースロー2本だが、スリーポイントシュートに対するファウルはフリースローは3本になる。
審判「ファウル!青14番!」
審判がオフィシャルに椿のファウルを告げる。
満月「さあ、大事なフリースロー…」
糸織里「3本決めれば逆転ですね!」
涼真「…」
審判「スリーショット!」
新城、フリースローラインでボールを審判より受け取る。
新城「ふぅ…」
新城、いつものルーティンから落ち着いてフリースローを構える。
新城、1投目。
ビッ
スパッ!!!
星垓メンバー「よしよし!ナイシュ!」
矢島「流石新城だ。こういう場面でも落ち着いてる」
審判「ツーショット!」
新城、同じルーティンで構える。
ビッ
スパッ!!
新城、2投目も決める。
新城、それとなく自分から見て右側のフリースローレーンに並ぶ髙木を見る。
髙木、頷く。
新城(そろそろだ)
髙木(オッケー)
審判「ワンショット!」
3投目。
ビッ!
新城、ドリブルを突いたりルーティンをする事なく強めに、リングの右側に当たるようにボールを放る。
阿部「!」
村越(外してきた!)
ガン!!
リングでボールが跳ねる。
このリバウンドを取ったのは…
バシィッ!
髙木「よし!」
梅村「ぐっ…」
ゴール下で梅村に競り勝った髙木。
ダム!!
髙木、その場で体勢の整っていない梅村をパワードリブルで押し込む。
梅村「く…強い!」
梅村の上体が仰け反る。
髙木、ターンからシュートの構え。
梅村(ここで止めなきゃ!勝って全国に行くんだ…!)
梅村、ブロックに跳ぶ。
クッ…
髙木、シュートモーションを途中で止める。
梅村「!!」
(しまった…!フェイク!)
髙木、梅村と接触しながらも
バス!!!
ゴール下を決める。
ピーッ!!!
審判「ファウル!青15番!カウントワンスロー!!」
髙木「っしゃああああ!!!」
髙木、ガッツポーズで吠える。
星垓ベンチは大盛り上がり。
「きたああああ!!!!」
「流石髙木!頼りになるぜ!」
応援席でも。
紗妃「キャー!!やったあ!」
優花「一気に逆転!しかも!」
奈津実「うん!これは…流れが来てるかも!」
第4Q 残り5:18
星垓 78
東裁大相模 76
ブーッ!
オフィシャル「交代!白!!」
星垓
11 中山 慎太郎 169㎝ 1年
9 真田 直斗 184㎝ 2年
4 新城 敦史 185㎝ 3年
8 神崎 健太 191㎝ 2年
7 髙木 悠介 199㎝ 3年
東裁大相模
11 今野 正志 176㎝ 2年
14 椿 卓馬 182㎝ 1年
4 阿部 理人 186㎝ 3年
8 村越 悠聖 188㎝ 3年
15 梅村 聡紀 198㎝ 1年
星垓、メンバーチェンジでスタメンに戻してきた。
涼真「そういう事か…!」
美保「どういう事?」
涼真「唐沢監督は、流れが来るのを待ってたんだ」
春香「流れ?」
涼真、説明する。
涼真「試合の中でも上手くいく時間、上手くいかない時間ってもちろんあるだろ?さっきまで相模にその、上手くいく流れが行ってたんだ。そんな時、どうするのが正解なのか。
おそらく唐沢監督が指示を出してたのは、それだよ」
春香「具体的にどうするのが正解なの?」
涼真「簡単さ。やるべき事をやる。それだけだ。
流れで相手に決められようともきっちりシュートチェック、リバウンドのためにスクリーンアウト。オフェンスでもシュートが上手く入らずともきっちりシュートで終わるオフェンスをする」
満月「でもそれが1番難しいんじゃ…」
涼真「そうだけど、事実、星垓は大崩れしてた訳じゃない。流れで上手くいってなかっただけだ。その証拠に相模は押せ押せだったのに、第3Qの初めから逆転まで15分近くかかってる」
糸織里「なるほど!上手くいってない時は無理をせず我慢して耐えるのが大事って事ですね!そして流れが来たら…」
涼真「そう、そこで一気に決める。でもそれだけじゃなく、唐沢監督はもう1つ手を打っていた」
春香「え?なになに?」
涼真「相模で1番怖いのはさっきも言ったが、梅村なんだ。流れが来ても梅村のインサイドは脅威なのに変わりはない。だからこの流れが悪い時に徹底して梅村の体力を削ってたんだよ」
華音「あ…!だからこそのディフェンス力だけじゃなくてフィジカルも強いビッグ気味のラインナップ…」
涼真「そういう事。加えて新城さんと髙木さんの3年生コンビが目立ち始めた」
涼真、2人の大黒柱を見つめる。
涼真「覚悟してな相模。こっからの星垓は…強いぜ?」
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