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第10章 話題は多岐に広がる
No,97 3~4話の長文考察②
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黒沢の「(電話)終わった?」を受けた顔 =ドキドキ顔ではあるけれど決して拒絶顔、嫌悪顔ではないですね。
結局二度目のキス・チャレンジも六角の乱入で回避されましたが、黒沢からの「つづきは、また今度……」を受け取った後の安達の表情
→見れば見るほど瞳がゆらゆら心臓はドギマギ
→もう黒沢にメロメロじゃないですか!
重ねますが、この時すでに安逹は恋をしていたのだと、僕は思っています。
結果としてキスは未遂に終わりましたが、未遂なだけにかなり気まずい。案の定、安達の動揺は後を引いて、ひたすら黒沢を避ける2週間。
でも答えは出ていた。
→エレベーター内で感極まって
→「あの時、誰も止めに入らなかったら、俺達!」
→(キスしてた!)って自覚したから「あああーっ!」って壁に頭を打ち付けた訳だ。自分は十分やる気だったって、ちゃんと自覚している。
安達のセリフに「男同士」のワードが出てこない事が評価されているドラマだけど、でも安逹にすればそこはやっぱりネックになっている訳で「これ以上踏み込むのが恐い」って、それは「男同士を受け入れる自分が恐い」って事だと僕は解釈する。
生まれて初めて同性から強いアプローチを受けた今回、それをすんなりと受け入れられる自分自身が一番、安達にとっては驚異だったのかも知れません。
(そのへんの受容は、安逹に元々バイセクシャルとしての下地が有ったとすればすんなりと納得出来ます)
黒沢を見掛けて飛び退いたり、うずくまったり
→これらは次に求められたら、あらがえない!と自分を分かっていたからこその回避なのでは?と僕は思う。
そして藤崎さんからの「好き」を受けた時、何故かドキドキしない自分に安逹は戸惑う。何故って、その時すでに黒沢に恋しているから…。
2週間も避け続けていた黒沢との再会は、いきなり抱き止められての「安達にさわるな!」でした。
黒沢にピンチを助けられ、安逹は「これ以上踏み込む事の恐さ」の理由を自分なりに結論付けます。
「これ以上深入りして、がっかりされるのが恐いんだ」って、安達、もう完全に恋してるね、黒沢に!
普通はね、同僚からがっかりされる事なんて、そんなに恐がったりはしませんよ?黒沢を特別に思っている証だよ、安逹。
それから先の安逹が恋する様子は、以前に投稿した第5話の「安逹嫉妬で黒沢に当たる」そして第6話の「押し倒されて瞳がゆらゆら」へと繋がっていきます。
ここでキス未遂に戻ります。
とにかくこの事件の最大の原因は安達の「嫌じゃなかったよ」発言ですね。これは皆の認めるところと確信します。
この問題発言が黒沢を勘違いさせた、との見方も多いですが、実はこれ、安逹にとってはズバリ本音です!
(だって本当に全然嫌じゃなかったんだから!)
《つづく》
結局二度目のキス・チャレンジも六角の乱入で回避されましたが、黒沢からの「つづきは、また今度……」を受け取った後の安達の表情
→見れば見るほど瞳がゆらゆら心臓はドギマギ
→もう黒沢にメロメロじゃないですか!
重ねますが、この時すでに安逹は恋をしていたのだと、僕は思っています。
結果としてキスは未遂に終わりましたが、未遂なだけにかなり気まずい。案の定、安達の動揺は後を引いて、ひたすら黒沢を避ける2週間。
でも答えは出ていた。
→エレベーター内で感極まって
→「あの時、誰も止めに入らなかったら、俺達!」
→(キスしてた!)って自覚したから「あああーっ!」って壁に頭を打ち付けた訳だ。自分は十分やる気だったって、ちゃんと自覚している。
安達のセリフに「男同士」のワードが出てこない事が評価されているドラマだけど、でも安逹にすればそこはやっぱりネックになっている訳で「これ以上踏み込むのが恐い」って、それは「男同士を受け入れる自分が恐い」って事だと僕は解釈する。
生まれて初めて同性から強いアプローチを受けた今回、それをすんなりと受け入れられる自分自身が一番、安達にとっては驚異だったのかも知れません。
(そのへんの受容は、安逹に元々バイセクシャルとしての下地が有ったとすればすんなりと納得出来ます)
黒沢を見掛けて飛び退いたり、うずくまったり
→これらは次に求められたら、あらがえない!と自分を分かっていたからこその回避なのでは?と僕は思う。
そして藤崎さんからの「好き」を受けた時、何故かドキドキしない自分に安逹は戸惑う。何故って、その時すでに黒沢に恋しているから…。
2週間も避け続けていた黒沢との再会は、いきなり抱き止められての「安達にさわるな!」でした。
黒沢にピンチを助けられ、安逹は「これ以上踏み込む事の恐さ」の理由を自分なりに結論付けます。
「これ以上深入りして、がっかりされるのが恐いんだ」って、安達、もう完全に恋してるね、黒沢に!
普通はね、同僚からがっかりされる事なんて、そんなに恐がったりはしませんよ?黒沢を特別に思っている証だよ、安逹。
それから先の安逹が恋する様子は、以前に投稿した第5話の「安逹嫉妬で黒沢に当たる」そして第6話の「押し倒されて瞳がゆらゆら」へと繋がっていきます。
ここでキス未遂に戻ります。
とにかくこの事件の最大の原因は安達の「嫌じゃなかったよ」発言ですね。これは皆の認めるところと確信します。
この問題発言が黒沢を勘違いさせた、との見方も多いですが、実はこれ、安逹にとってはズバリ本音です!
(だって本当に全然嫌じゃなかったんだから!)
《つづく》
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