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第8章 フリーズを乗り越えて
No,78 お節介な僕の老婆心
しおりを挟む──ところで、GOさんの事が心配になってしまった……。
「No,75」の内容ですが、あの「やり直せるなら堂々と生きていきたい」と、このドラマにより覚醒したGOさんから嬉しい報告がありました。
僕がここで説明するより、再度転載した方が早いです。
★
大地ごをさん
2021/03/09 9:55
人生変えられるかも知れない
高校で同級生にアウティングされたのがトラウマで、身近なところで好きにならないようにセーブして、付き合う相手は殆どアプリ利用でやや距離の離れた安全な人だけを選んできた。
実生活にゲイを出さずにと言うのは付き合ってる相手を自分のテリトリーに入れないと言う事で、例えば会う時は自分が向こうに行くけど相手をこっちには来させないとか安心出来るまでは偽名を使うとか、恋人と言うワードを使えないような閉鎖的な自分だから恋人になんてなれるはずもない。
だからこのドラマがうらやましかった。うらやまし過ぎてこれじゃだめだと思うようになった。
このドラマで人生が変わったって投稿が時々あるけど自分もそうかも知れない。最近アプリのプロフィールにチェリまほのワードを加えたところ今までとがらり違った感じの出会いがあった。
今まではまず会って直ぐにして様子さぐり合ってみたいなばっかりだったけど、今回ラインでチェリまほの話題ばかりで盛り上がってます。
近所で同年代で、急いで会わずに取り合えずこのままで良いと思ってます。もしかしたら色恋に発展せず友達どまりかも知れないけどそれでも嬉しい。友達なんていた事ないから。
前向きに動いてみます。
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この投稿にmaiさんは涙ながらのエールを送り、初投稿のukhさんも応援したいと語っています。
もちろん僕も嬉しかったけれど、少し心配にもなりました。
──そのへんのところ、僕の余計なお節介だと自覚してます。
僕はゲイの世界を色々見聞きしていて、もちろん自分でも経験しています。
GOさんだってそれはそうでしょうが、この時点で僕はGOさんより年上だろうと感じていました。後日それは漫画や映画のギャツプで確信を得ます。
僕は年上として何か力になれたら、と思ったのです。
「色恋に発展せず友達どまりかも知れないけど」の部分に若干の不安を感じました。
僕の認識では「友達になる」って、ある意味「付き合う」より難しかったりするのです。
GOさんには傷付いてほしくない。そう思った僕は、ついつい年長者ゆえのお節介なアドバイスをしてしまいました。
【81】
jimさん
2021/03/10 13:59
安達が人生を大きく変えたように
「友達」なんですが、ある意味恋人を作るよりずっと難しかったりします。
セクシャリティーの一致をアプリは導いてくれますが、友情についてはプラス何かが一致しなければ成立しません。
互いにゲイだと言う共通だけで友達にはなれません。男同士だから、女同士だからと、性の共通だけで友達になれ る訳ではないのと一緒です。
僕の友人Nの場合、好きな音楽が一緒でチケット取りで協力したり演奏会に行ったりがあったから仲良くなれました。他の友達もしかりです。
「チェリまほ好きが共通していて話が盛り上がる」
→とても良いと思います。切っ掛けはそんな事で十分なんです。
あとはGOさんが心を開けるかどうか。
藤崎さんじゃないけれど、好きになってもならなくても、友達になれても、恋人になれても、GOさんには自分を好きでいて欲しい。これが言いたくて、えらそうな事を書いてしまいました。
GOさんはこのドラマと出会って変われ るかも知れない。
僕も次に恋をする時はもっと相手を大切に出来る気がする。
実際、このドラマは沢山の奇跡を起こしているのだから。
(本当、上からですみません)
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