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1、始まりの逃避とウサギの国での活劇
カラス、絶食中
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しばらくもせずに何かを引きずって戻ってきた。大きなシルクハットを被った小柄な老人だ。抵抗はしていない。
「ちょっと、それ校長先生じゃない」
「ってことは、校長はんが先生達の依頼主ってことにならはるなぁ」
「ソウイウコトニナンダロ」
「なんか、意外やなぁ」
いつものんびりと花壇を整えたり、木彫り工作を楽しんだり、生徒と何気ない話題で盛り上がっていたりと何にも学園運営に携わっていない人って感じの印象が生徒の間では強く根付いている。もちろん、4人もそう思っていた。
「オイ、俺タチニ話ガアルンダロウガ。サッサト起キレ」
ロイズが乱雑に揺らすと細い目がゆっくりと開く。4人の顔を確認するともう一度閉じた。
「「二度寝するなー!」」
イスカとロイズのダブルパンチが校長を木に激突させる。校長にも容赦のない二人にレイカは苦笑いをし、ロンは呆れながらも何も言わずに見守っている。さすがに木の幹にヒビを作るほどの衝撃を受けた校長は目を覚まし、そのまま吐血して気絶した。
「あちゃ~」
「・・・骨は折れていない。内壁が傷付いている。老体にあの衝撃はきつかった」
グッタリとする校長を安静の態勢にするとロンは回復の魔導歌を唱えた。ロンの体が柔らかな光に包まれ、それが校長の身体に移り、傷を癒していく。自分の体力及び回復能力を分け与えて相手の傷を癒す回復魔法ギフティ。体力のない重傷者や回復能力の衰えている老人、未発達の乳幼児の怪我を治すのに役立つ術で、魔導歌が短いのに完治までにかかる時間が短いのが特徴だ。初級回復魔法程度だと魔法をかじる者なら誰でも使える術だが、中級以上の回復魔法を使える人は限られている。共通点としては、仲間思いで愛情深いこと。
無愛想ではないが協調性があるとは言いにくいロンがその範囲を超えた回復魔法を使えるなんてどこか似合わないのよね、とイスカは見たことのない回復魔法に感心しながらも思ってしまう。
2人を包んでいた光は1分もかからず収まった。
「まったく、ひどい目にあった」
「・・・大丈夫ですか?」
「ああ、もう平気じゃよ。相変わらずロンはいい腕をしておるのう。助かったわい」
「・・・お役に立てて光栄。まだどこか痛みますか」
「いや、もうスッカリ良くなったわい。ほぅ、肩こりまでとれたのう」
「ごめんね。最近イライラしちゃってつい」
「いやいや、気にしなくていい。少年少女は元気が一番。これくらいが丁度良いくらいじゃ」
校長の言葉に4人(特に殴った2人)は胸を撫で下ろした。
「しかし、影響の出ていない生徒がおって本当によかったわい」
「・・・その件に関してなのだが」
「ちょっと以上に聞きたいことがあるのよ」
「せやから包み隠さず話しておくれやす」
「嘘ツイタラモウ1回殴ルカラナ」
4つの異なる殺気に圧され、この学園最年長の校長でも怖かったらしく、額に大量の冷や汗が吹き出す。こんな感覚は何年ぶりだろうかとしみじみ懐かしく思ってしまう自分の頭を少し恨めしく思い、やれやれとため息を吐いた。
「ずいぶん、頼もしい連中が残ったのう」
「お褒め頂き光栄どすぅ」
レイカは笑いながら怒るタイプ。
「なんたって“落ちこぼれ組”ですから」
イスカは相手を威圧しながら怒るタイプのようだ。
「落ちこぼれ組か。なら、その根性を見せてみい」
そんな怒りはなんのその。もう効かないと校長は笑って去っていった。
「アノジイサン、何ガ言イタカッタンダ」
あまりにアッサリと引かれて怒りが冷めたロイズは蒸気を体から出して身体をクールアウトし始めた。怒りの感情は内部を熱くするので内温を正常値に戻す必要がある。外装は頑丈でも内部カラクリは些細なもので、少しの故障でも動けなくなってしまう。動けないだけで済めばまだいい。
「単に話したかっただけだったりして」
「わからない」
無機的な声でロンは答えた。関心がなくなったというより、呆れてしまったのだろう。スキップで帰っていく校長を見ながら4人は大きなため息を吐いた。
「あーあ、結局何も聞けなかった。こうなったら」
「ドウスンダ?」
「職員室にある先生の机を直接探るのよ。ヒントになりそうなものくらいあるかもしれないし」
「うちもお供しやす」
「あんた達はどうすんの?」
「・・・・・・別にいい」
疲れが溜まっているのかロンは身体を木に寄り掛けると再び目を閉じた。
「ろんガ行カナイナラ俺モ行ク気ハナイ」
ロイズもまた岩を背に腰を下ろす。
「あんた達が何考えてるか知らないけど、あたし達はあたし達のやり方で学園を取り戻してみせるわ。行こう、レイカ」
「うん。ほな、うちら行くわ。またなぁ」
「・・・無理はしないで」
「何カワカッタラ教エロヨ」
「そっちもね、じゃっ」
駆けていく小さな影が木々の間に消えるまで見送るとロンは再び瞳を閉じて疲れを癒すための眠りにつこうとした。
「ソウイエバオマエ、朝飯食ベナカッタダロウ。昼飯ハ食ベタンダロウナ」
「・・・・・・」
「ソノ様子ジャ食ッテネーナ」
「・・・・・・」
ロンの沈黙は肯定。ロイズの頭に四つ角が現れる。
「オマエイイ加減ニシロヨ。食ベレナイ事情モワカランデモナイガ、ソンナコトダト実行スル前ニバテルゾ。後デゼリー買ッテキテヤルカラ残サズ食エヨ。マッタク、アイツラノ半分デイイカラ神経図太クナッテクレ」
「・・・・・・すまない」
呟くように微かな声でロンは答えた。ほとんど寝言のような微かな声だった。本当に寝言なのかもしれない。その様子をジッと見ていたロイズだったが、ロンの眉間のシワが無くなり体から力が抜けたのを確認すると買いに行くのを諦めて彼の肩を支えるように自分の体の位置を変え、瞳の明かりを消した。
続く
「ちょっと、それ校長先生じゃない」
「ってことは、校長はんが先生達の依頼主ってことにならはるなぁ」
「ソウイウコトニナンダロ」
「なんか、意外やなぁ」
いつものんびりと花壇を整えたり、木彫り工作を楽しんだり、生徒と何気ない話題で盛り上がっていたりと何にも学園運営に携わっていない人って感じの印象が生徒の間では強く根付いている。もちろん、4人もそう思っていた。
「オイ、俺タチニ話ガアルンダロウガ。サッサト起キレ」
ロイズが乱雑に揺らすと細い目がゆっくりと開く。4人の顔を確認するともう一度閉じた。
「「二度寝するなー!」」
イスカとロイズのダブルパンチが校長を木に激突させる。校長にも容赦のない二人にレイカは苦笑いをし、ロンは呆れながらも何も言わずに見守っている。さすがに木の幹にヒビを作るほどの衝撃を受けた校長は目を覚まし、そのまま吐血して気絶した。
「あちゃ~」
「・・・骨は折れていない。内壁が傷付いている。老体にあの衝撃はきつかった」
グッタリとする校長を安静の態勢にするとロンは回復の魔導歌を唱えた。ロンの体が柔らかな光に包まれ、それが校長の身体に移り、傷を癒していく。自分の体力及び回復能力を分け与えて相手の傷を癒す回復魔法ギフティ。体力のない重傷者や回復能力の衰えている老人、未発達の乳幼児の怪我を治すのに役立つ術で、魔導歌が短いのに完治までにかかる時間が短いのが特徴だ。初級回復魔法程度だと魔法をかじる者なら誰でも使える術だが、中級以上の回復魔法を使える人は限られている。共通点としては、仲間思いで愛情深いこと。
無愛想ではないが協調性があるとは言いにくいロンがその範囲を超えた回復魔法を使えるなんてどこか似合わないのよね、とイスカは見たことのない回復魔法に感心しながらも思ってしまう。
2人を包んでいた光は1分もかからず収まった。
「まったく、ひどい目にあった」
「・・・大丈夫ですか?」
「ああ、もう平気じゃよ。相変わらずロンはいい腕をしておるのう。助かったわい」
「・・・お役に立てて光栄。まだどこか痛みますか」
「いや、もうスッカリ良くなったわい。ほぅ、肩こりまでとれたのう」
「ごめんね。最近イライラしちゃってつい」
「いやいや、気にしなくていい。少年少女は元気が一番。これくらいが丁度良いくらいじゃ」
校長の言葉に4人(特に殴った2人)は胸を撫で下ろした。
「しかし、影響の出ていない生徒がおって本当によかったわい」
「・・・その件に関してなのだが」
「ちょっと以上に聞きたいことがあるのよ」
「せやから包み隠さず話しておくれやす」
「嘘ツイタラモウ1回殴ルカラナ」
4つの異なる殺気に圧され、この学園最年長の校長でも怖かったらしく、額に大量の冷や汗が吹き出す。こんな感覚は何年ぶりだろうかとしみじみ懐かしく思ってしまう自分の頭を少し恨めしく思い、やれやれとため息を吐いた。
「ずいぶん、頼もしい連中が残ったのう」
「お褒め頂き光栄どすぅ」
レイカは笑いながら怒るタイプ。
「なんたって“落ちこぼれ組”ですから」
イスカは相手を威圧しながら怒るタイプのようだ。
「落ちこぼれ組か。なら、その根性を見せてみい」
そんな怒りはなんのその。もう効かないと校長は笑って去っていった。
「アノジイサン、何ガ言イタカッタンダ」
あまりにアッサリと引かれて怒りが冷めたロイズは蒸気を体から出して身体をクールアウトし始めた。怒りの感情は内部を熱くするので内温を正常値に戻す必要がある。外装は頑丈でも内部カラクリは些細なもので、少しの故障でも動けなくなってしまう。動けないだけで済めばまだいい。
「単に話したかっただけだったりして」
「わからない」
無機的な声でロンは答えた。関心がなくなったというより、呆れてしまったのだろう。スキップで帰っていく校長を見ながら4人は大きなため息を吐いた。
「あーあ、結局何も聞けなかった。こうなったら」
「ドウスンダ?」
「職員室にある先生の机を直接探るのよ。ヒントになりそうなものくらいあるかもしれないし」
「うちもお供しやす」
「あんた達はどうすんの?」
「・・・・・・別にいい」
疲れが溜まっているのかロンは身体を木に寄り掛けると再び目を閉じた。
「ろんガ行カナイナラ俺モ行ク気ハナイ」
ロイズもまた岩を背に腰を下ろす。
「あんた達が何考えてるか知らないけど、あたし達はあたし達のやり方で学園を取り戻してみせるわ。行こう、レイカ」
「うん。ほな、うちら行くわ。またなぁ」
「・・・無理はしないで」
「何カワカッタラ教エロヨ」
「そっちもね、じゃっ」
駆けていく小さな影が木々の間に消えるまで見送るとロンは再び瞳を閉じて疲れを癒すための眠りにつこうとした。
「ソウイエバオマエ、朝飯食ベナカッタダロウ。昼飯ハ食ベタンダロウナ」
「・・・・・・」
「ソノ様子ジャ食ッテネーナ」
「・・・・・・」
ロンの沈黙は肯定。ロイズの頭に四つ角が現れる。
「オマエイイ加減ニシロヨ。食ベレナイ事情モワカランデモナイガ、ソンナコトダト実行スル前ニバテルゾ。後デゼリー買ッテキテヤルカラ残サズ食エヨ。マッタク、アイツラノ半分デイイカラ神経図太クナッテクレ」
「・・・・・・すまない」
呟くように微かな声でロンは答えた。ほとんど寝言のような微かな声だった。本当に寝言なのかもしれない。その様子をジッと見ていたロイズだったが、ロンの眉間のシワが無くなり体から力が抜けたのを確認すると買いに行くのを諦めて彼の肩を支えるように自分の体の位置を変え、瞳の明かりを消した。
続く
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