91 / 213
6人目:イマドキJKの話
18
しおりを挟む
「よし!これでとりあえずまた話のきっかけになったね!」
「麻友ナイス~」
「ちょっ……もー!いきなり送って変だと思われないかな!?」
「大丈夫大丈夫!応援してるだけだし、相手もスタンプだけで反応できる内容じゃん?」
「そーだけど…これでもし返信来なかったらフツーに病む」
「それはないでしょ!隼くんそんな人じゃないんでしょ?」
私自身、さすがに返信は来るだろうと思いながらそんなことを言っていた。
だけど……
「隼くんから返信こない……」
あれから3週間。すでに夏休みに入った私たちは、またいつものス○バで集まって話していた。
「え?インハイ頑張れの後からってこと?」
「うん…」
私の言葉に渚が驚いた声を出す。
「まさか…ブロられたりしてる?」
「いや、確認はしたけどそれはされてなかった…」
「ええなんだろ。ナゾだね」
私が開いた隼くんとのトーク画面をみんなで眺める。
そこには、7月下旬に私が送ったメッセージが未読のままある。
「隼くん、私とは会話してるよ?」
一緒に画面をのぞき込んでいた麻友が、私に向かって言う。
「え……?」
「見る?ほら。昨日も話してる」
麻友が見せてくれたのは、隼くんと麻友のLI○Eのトーク画面。
昨日、2時間近い通話したことが履歴として残っている。
「え、てか麻友あんたいつの間に隼くんと話してんの?」
「実はこの間瑠千亜くんから聞いたんだよねー。ちょっと隼くんと話したいことがあったからさ」
渚の疑問に、麻友がサラッと答える。
すべてが初耳で、私は脳内での処理が追いついていない。
「昨日のは2時間も何話してたのよ」
「んー?まあ、色々とね」
「私の話、なんかしてた!?」
渚と麻友のやりとりに、つい口を挟んでしまった。
私の連絡を無視しておきながら、麻友と2時間も話している…
その事実を私はどう受け取っていいのか分からなかった。
「麻友ナイス~」
「ちょっ……もー!いきなり送って変だと思われないかな!?」
「大丈夫大丈夫!応援してるだけだし、相手もスタンプだけで反応できる内容じゃん?」
「そーだけど…これでもし返信来なかったらフツーに病む」
「それはないでしょ!隼くんそんな人じゃないんでしょ?」
私自身、さすがに返信は来るだろうと思いながらそんなことを言っていた。
だけど……
「隼くんから返信こない……」
あれから3週間。すでに夏休みに入った私たちは、またいつものス○バで集まって話していた。
「え?インハイ頑張れの後からってこと?」
「うん…」
私の言葉に渚が驚いた声を出す。
「まさか…ブロられたりしてる?」
「いや、確認はしたけどそれはされてなかった…」
「ええなんだろ。ナゾだね」
私が開いた隼くんとのトーク画面をみんなで眺める。
そこには、7月下旬に私が送ったメッセージが未読のままある。
「隼くん、私とは会話してるよ?」
一緒に画面をのぞき込んでいた麻友が、私に向かって言う。
「え……?」
「見る?ほら。昨日も話してる」
麻友が見せてくれたのは、隼くんと麻友のLI○Eのトーク画面。
昨日、2時間近い通話したことが履歴として残っている。
「え、てか麻友あんたいつの間に隼くんと話してんの?」
「実はこの間瑠千亜くんから聞いたんだよねー。ちょっと隼くんと話したいことがあったからさ」
渚の疑問に、麻友がサラッと答える。
すべてが初耳で、私は脳内での処理が追いついていない。
「昨日のは2時間も何話してたのよ」
「んー?まあ、色々とね」
「私の話、なんかしてた!?」
渚と麻友のやりとりに、つい口を挟んでしまった。
私の連絡を無視しておきながら、麻友と2時間も話している…
その事実を私はどう受け取っていいのか分からなかった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
33
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる