その男、人の人生を狂わせるので注意が必要

6人目:イマドキJKの話

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「愛莉！麻友！4:4の合コンするよ！！」



イケメンたちと話してから2週間。

渚は、あの日以来イケメンたち全員とやりとりをしていたみたいだった。

「合コン？」

「そ！愛莉はもちろん、麻友にも来てもらうよ！」

「ええ私？彼氏いるってば」

「けど最近微妙なんでしょ？今すぐにとは言わないけど、これからなんかあった時の為に下見しとくのもアリじゃない？」

「うーん、まあ確かに……」



麻友は彼氏と最近すれ違うことや喧嘩することが多くなってきて、別れようか迷っているところだった。


「てか…相手はあのイケメンたちなの？」

「ん～…まあ半分そうかな。」

「半分？」

「うん。五郎くんと瑠千亜くんが来るみたい。あとの二人は初対面」

「そうなんだ…」


残念なことに、私のお気に入りの隼くんは合コンメンバーにはいないようだった…。


「半分知らない人だからちょい不安だけど、とりあえず行ってみようよ！」


渚のやる気満々な雰囲気に私も麻友もノーと言えず、少しくらいなら……というノリで合コンに参加することになったのだった。