泣いてるロボット

大学2年生の遥には、同棲している彼氏の樹への不満がある。

それはあまり構ってくれないことだ。

樹は優しくて穏やかで、頭も良く真面目なのだが、それ故恋愛の優先順位が低い。

その為寂しがりな遥はいつも不満を溜めていた。 そんな時、バイト先の先輩である龍也に慰められ、次第に龍也へと気持ちが傾いていく…。


だけど実は、龍也はとんでもない男で… 遥は再び、樹と龍也の間で揺れ動く。

最終的に遥が取った行動とは……?


「感情を持つだけ酷」 「意志も感情もいらない」


いつしか、そんなことを思うようになるまで追い詰められる遥。

それは、なぜ……?


主人公・遥の、共感できるような出来ないような…微妙なラインの心情を描いた物語です。
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