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悩み3

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「本当にごめんね優…理由も言わずに避けたりして。色々考えちゃったよね?」

「ああ、考えたね。好きな人から嫌われたのかもしれないと思うとそりゃ悩むだろ」

「そうだよね、ごめん……」

「それは雨宮も同じだと思うぞ。お前に嫌われたんじゃないかって不安がってた」

「………うん……ほんとにそうだよね…ごめん」

「まあでも、何か理由があるんだろ?」


謝り続ける隼に、俺は少しでも理由を話しやすい様な雰囲気を作るために極力優しく聞く。


「うん………」

隼は小さくそう答え、どういう風に話そうかをしばらく考え込んでいた。

キレイで滑らかな手を机の下で動かしながら、時々視線を左右に動かすようにしている。

隼は考え込む姿でさえも、どこか絵になって美しいと思った。



「……俺……さ、優と色々したり瑠千亜たちから誕生日に玩具を貰ったりして……その、そういう系のこととか、結構わかってきてさ」


隼は恥ずかしそうに話し始める。

やはりそっち系の話題だったか……



「それで、前よりも異常に考えちゃうっていうか………前は授業中とか移動中とか、ぼーっとしてる時にわざわざそんなこと考えなかったんだけどさ。最近は、隙があればすぐにそういう思考になっちゃって…
それで、家に帰っても………その、毎日毎日しても収まらなくて………
酷いときとか、朝したのに夜帰ってきてまたすぐにしたくなってそのまま何回も…ってこともあってさ……」


隼がポツリポツリと話し始める。

俺は隼の話の内容に、つい危うく体が反応しそうになるのを必死に理性で抑えていた。

「それで………俺が優を避けたのもそれに関係しててさ。…優とまたしちゃったら……俺はもう、この止まらない勢いを優にぶつけちゃうかもなって思ったんだよね。
流石の優もついてこられないくらいに…俺ががっついちゃうかもって。
あと、すればするほど…その良さが分かるから、もっとしたくなっちゃってもうキリがなくなるかなとも思った……」


隼は恥ずかしそうにしながらも、正直に自分の葛藤を話してくれている。


隼が俺とのセックスを機に本格的にエロに目覚めてしまったこと。

隙あらばそういう思考になること。

そして毎日朝から晩までオナニーしたがってること。

俺とすることによって、それが加速するかもしれないのが怖くてしないようにしていたこと。


こんな話を聞くと、深刻に悩んでいる隼には申し訳ないが、俺は体の火照りとアソコの反応を抑えられそうになかった。
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