あんなに堅物だった俺を、解してくれたお前の腕が

いちごみるく

文字の大きさ
上 下
40 / 79

誕生日プレゼント3

しおりを挟む
「ん?これは……ペットボトル?と…ええ!なにこれ!!」


袋から物を取り出した途端、隼は驚く声を上げた。

その反応を見て五郎と瑠千亜は堪えていた笑いを爆発させた。

「いや隼!wwお前それペットボトルじゃねーよ!なんて書いてる?ラベル見てみろ!w」

「ラベル?えーと………『甘い香りが官能的な気分を引き出す、ヌルヌル快適ボディローション』……あ!ローションか!」

「いやそのまんま読むなよwww普通にローションだけでいいだろ!w」

「てかこっち……何でこんなもの…」

「隼がかつて尻の開発に興味を示していたことを思い出してな。少し大きいかもしれぬが、それを入れられるようになってこそ1人前のアナリストだぞ」

「尻の穴拡張してる奴をアナリスト呼ばわりすんな五郎wwガチのアナリストに失礼だぞwwあと拡張したこともねーのに偉そうに語んな!!」

「えええ…なんか恥ずかしいな…てかどこで買うのこんなの」

「まー今時はネットかな!どう?思春期真っ盛りの俺らからしたら必要なモノでしょ?」

「それはお前らにとっての必要じゃないか。隼にとってではない」

「おっ?黙ってたのにいきなりどうした優!もしかしてお前……隼がこれ使ってる姿想像して勃ってき……」

「うるさい馬鹿」

「いって!なんで叩くんだよこのやろ!」

瑠千亜は俺に頭を軽く叩かれ、大袈裟に不満そうなリアクションをする。


何と五郎と瑠千亜は、隼にローションとエネマグラとディルドをプレゼントしていたのだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

推し変なんて絶対しない!

toki
BL
ごくごく平凡な男子高校生、相沢時雨には“推し”がいる。 それは、超人気男性アイドルユニット『CiEL(シエル)』の「太陽くん」である。 太陽くん単推しガチ恋勢の時雨に、しつこく「俺を推せ!」と言ってつきまとい続けるのは、幼馴染で太陽くんの相方でもある美月(みづき)だった。 ➤➤➤ 読み切り短編、アイドルものです! 地味に高校生BLを初めて書きました。 推しへの愛情と恋愛感情の境界線がまだちょっとあやふやな発展途上の17歳。そんな感じのお話。 もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿ 感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_ Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109 素敵な表紙お借りしました!(https://www.pixiv.net/artworks/97035517)

泣き虫な俺と泣かせたいお前

ことわ子
BL
大学生の八次直生(やつぎすなお)と伊場凛乃介(いばりんのすけ)は幼馴染で腐れ縁。 アパートも隣同士で同じ大学に通っている。 直生にはある秘密があり、嫌々ながらも凛乃介を頼る日々を送っていた。 そんなある日、直生は凛乃介のある現場に遭遇する。

キサラギムツキ
BL
長い間アプローチし続け恋人同士になれたのはよかったが…………… 攻め視点から最後受け視点。 残酷な描写があります。気になる方はお気をつけください。

【完結】I adore you

ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。 そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。 ※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。

「恋みたい」

悠里
BL
親友の二人が、相手の事が好きすぎるまま、父の転勤で離れて。 離れても親友のまま、連絡をとりあって、一年。 恋みたい、と気付くのは……? 桜の雰囲気とともにお楽しみ頂けたら🌸

恭介&圭吾シリーズ

芹澤柚衣
BL
高校二年の土屋恭介は、お祓い屋を生業として生活をたてていた。相棒の物の怪犬神と、二歳年下で有能アルバイトの圭吾にフォローしてもらい、どうにか依頼をこなす毎日を送っている。こっそり圭吾に片想いしながら平穏な毎日を過ごしていた恭介だったが、彼には誰にも話せない秘密があった。

いとしの生徒会長さま

もりひろ
BL
大好きな親友と楽しい高校生活を送るため、急きょアメリカから帰国した俺だけど、編入した学園は、とんでもなく変わっていた……! しかも、生徒会長になれとか言われるし。冗談じゃねえっつの!

処理中です...