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戦闘天使ひびき 最終話 「凌辱の連鎖」
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ゴム人間の顔が響を捉える。響はゆっくりと一歩、二歩後ずさりすると。
「誰か、誰かたすけてぇえええ!」
敵に背を向けて走りだす。だが、スーツの力を失った響の足では逃れる事は出来ず、捕まる。
後ろから抱き着かれ、ゴム人間の両手はその形の良い響の胸を容赦なく揉みしだきだす。
スーツの硬さが無くなり、その胸は触れるがまま、形を自在に変える。揉みしだかれ、こねくり回され、乳頭をコリコリと指で転がされる。
「ああああっ……! んっ! んんんんっ! 嫌ぁ! 胸をそんなに揉まないでぇ!」
甘い痺れが響に走る。
ゴム人間は決して響の胸を乱暴に扱うのではなく、快感を味わさせる……いや、覚えさせるように扱う。
(感じたくない、感じたくないのに!)
頭では必死に否定しても、身体は正直だった。
すっかり出来上がった乳首を触られるだけで、甘い声が漏れ始める。
そして、胸の執拗な愛撫でを受け、濡れそぼった響の性器。
ひくひく、と今か今かと待ち構えていたそれに、ゴム人間は露出した響の割れ目に挿入した。
「うわああああ、入ってる! 私の中に、ゴムのバケモノのおチンチンが入ってるぅう!」
ズリュッ、といとも簡単に受け入れる。それは、バケモノのペニス自体が濡れて滑りが良い事と、それだけ響自身が感じてしまっているのが原因であった。
響の股に、赤い一筋の印が伝う。それは響にとって耐え難い屈辱であったが、そんな屈辱を考える暇も与えないほどの快楽が響を襲っていた。
ムニュムニュとマシュマロのように形を変える胸と、響の腰とゴム人間の腰が激しくぶつかり合う。
上と下の激しい攻めに、響は無様な喘ぎ声を夜の公園に響かせる。
響は何とか外そうと、ゴム人間の身体に手を当てるが、ビクともしない。スーツのエネルギーが切れて力が出ないのだ。
(ああん! んんっ! だ、め……! 逃げれない!)
胸を触られ、性器に挿入された状態で蹂躙は続く。
「……っ、く! んっ!」
声を押し殺し、ゴム人間を喜ばせない事が響に出来る必死の抵抗だった。
腰の抽送を段々と早めるゴム人間。それに比例して、響の声も早く短いものになっていく。
そして、響の胎内に容赦なく一発吐き出される。
(うああ……出て、る。ひどい、ひどいよ……)
ゴボゴボと、音が聞こえてきそうな程の量が響に出される。
響には分からないが、この液体には子種は含まれていない。だが、セックスの快感を強調させる淫乱作用が含まれている。
一度出されて響の体内に巡るその作用は、直ぐに効果を表す。
スーツの上から分かるほど乳首が立つ。それを揉まれると、「あん!」と可愛い声が響の口から漏れる。
最悪な事に、響のスーツはエネルギーを使い果たした為、その布は極限まで薄くなり、クッキリと響の形の良い胸が現れており、臍まで見えるほど薄い。ほとんど裸同然の姿であった。
薄い布越しで触れられると、そのスーツの布地の滑らかさが返って響の刺激を増長させてしまう。
最早スーツは響の身を守る物ではなく、ただ、響の魅力的で卑猥な肢体を増長させる下着としかなっていなかった。
今ここにいるのは、ゴム人間の欲望を満たすだけの女の子だった。
ゴム人間のチンチンが響のアソコに入るたび、膣壁はそれを喜んで受け入れて締め付ける。そして、奥に辿り着くと、それを一気に引き抜く。それだけで、響の割れ目からは敗北の印ともいえる愛液がボタボタと溢れる。
(だめ……全身がコイツのおチンチンを受け入れちゃってる。全部コイツの物にされちゃってる)
静寂な夜に響く淫乱な音と、雌の声。
絶望に打ちひしがれながら、響は女としての悦びを植え付けられていく。
「お願い! 許してください! ごめんなさいぃいい!」
自分が快感に耐え切れず、おかしくなるのを感じて悲痛な哀願を吐露する。
度重なる行為は、響を完全にただ一人の女の子にしてしまう。
小さい頃から空手に励み、それが唯一の誇り。それが通じないとなれば、残ったものはない。
立ったままバックで犯され続ける。それはゴム人間の趣味なのか、性質なのか。同じ態勢で黙々と響の穴を犯し、その胸を弄ぶ。
もう、何度絶頂に達しただろうか、響の口は半開きで、目には涙。永遠に続くと思われる行為の中。
「ひ……ひ、響?」
聞きなれた人の声を響は耳にする。
目の前にいつの間にか美玖の姿があった。
背後から犯されている姿を、一番見られたくない人間に見られてしまう。
美玖は口元に手を当て、目の前で行われているものから目を背けられずにいた。
美玖の姿を見た響は正気を取り戻す。
「み……く? 何で?」
「連絡があったの。響の事で話があるって呼び出されて……そしたら」
一体誰が? 一瞬響の頭によぎったが、そんな事を考える余裕は彼女にはない。
響の中では一刻も早く美玖をこの場から遠ざけなければならないと感じていた。
「美玖! 早く逃げて! 危険だから!」
「ひ、響は? それって……」
ポタポタと垂れる愛液。そして、背後から犯されて揺れる響の身体。美玖の目からしても、響が窮地に陥っているのは明白だった。
「だ、大丈夫だよ。これは……んっ! 油断させる為……だか、ら!」
響は美玖に心配をかけまいと、作った笑顔を見せて誤魔化そうとする。
「ほ、本当に?」
「本当だってば。だから、早――――く?」
ゴム人間は響の膝裏に手を入れ、そのまま響の身体を持ち上げる。響の身体は宙に浮き、M字に開脚した格好で晒される。
それはちょうど、美玖の目線でゴム人間の肉棒と響の穴が重なり合った結合部を見せつけられる恰好だった。
深々と入った肉棒を響の下の口は根元まで咥えており、嬉しそうにひくひくと動く。
美玖は鞄を落とし、口元に両手を当ててその光景に絶句した。
そして、響もまた最も見られたくない美玖に見られてしまった。
「見ないで……見ないで美玖ぅうううう!」
平静を装っていた響も、これには耐えられなかった。
「にげて! 早く逃げて美玖!」
「ひびき……」
「コイツが私に夢中な間に逃げてぇえええ! 早――――んぅうううん!」
響の身体を上下に動かし、濃厚なセックスを再開させるゴム人間。
美玖に見られたことによって、響は知らず知らず興奮してしまっており、出し入れされるたび、蜜がとめどなく溢れ出る。
じゅぷじゅぷじゅぷ、と音が止まらない。
「は……やくぅ……! 逃げて! んんんっあああん! あん!」
何度も浮き沈みさせられ、そのたびに襲い掛かる快感が襲い掛かる。笑顔は消えて下唇を嚙みしめてそれに耐えていた。
「やだ! 響を置いて逃げるなんてできない!」
「ダメぇ……もうコイツには勝てないの。だから、わ、たしが、壊れる前に……」
「ひびき! ダメ、諦めちゃダメ!」
ゴム人間のペースがアップする。
響は知らず知らずのうちに、両手をゴム人間の首に絡ませて落ちないようにしていた。
「うんああああ! す、ごい! こんなおチンチンでずっと突かれて、私、わたしぃいいい!」
美玖の前で響は敵に敗北宣言ともとれる発言。
見られながらの絶頂。盛大な潮吹きに、見ていた美玖に飛沫が掛かってしまうほどの盛大なものだった。響の目には光が無くなり、身体に力が入っていなかった。「う、あ……」という、うめき声と共に響は自身のアソコをヒクつかせる。それでもなお、追撃の手を緩めようとしないゴム人間は、反応の無くなっている響の身体を再び上下に動かそうとする。
「やめて……やめてぇええ! 響に酷い事しないでぇええ!」
鞄を拾い上げ、それでゴム人間の背中を思いっきりたたく。だが、響の攻撃でビクともしないゴム人間の身体にそんなものが通じるわけもない。ゆっくりと再び響の身体が犯されようとする。
美玖はこれ以上ないぐらい強く叩くと、鞄の留め具が外れて中が散乱してしまう。散乱した道具の中に、美玖はカッターナイフを見つける。それを急いで拾い上げると。
「響にこれ以上酷い事しないでぇええ!!」
刃を露出させて、力の限り突き刺した。
美玖がゴム人間の身体に突き刺したカッターナイフは、すんなりと刺さる。そして、思わぬ痛みにゴム人間は掴んでいた響を落として、地面に転がりもがき苦しむ。
美玖は倒れた響の下に駆け寄り、その身体を抱き起して必死に介抱する。
「響! ひびき、しっかりして! お願い!」
必死の問いかけるが、響の目は度重なる凌辱によって虚ろで、ぼんやりとしている。
美玖は持っていたハンカチで、響の顔や汚れた部分を拭きとる最中、ゆらりと動く影があった。
ゴム人間が二人を見下ろす形で立っていた。
「あ……ああ……」
美玖は響を思うあまり、その存在を一瞬忘れていた。
ゴム人間は響を襲うのではなく、一般人である美玖を押し倒す。先程受けた傷で、ゴム人間は対象を美玖に変えてしまったのだ。
乱暴に衣服を剥ぎ取られると、そこからは小ぶりな胸と、白色の可愛らしい下着が露わになる。
ゴム人間の腕力に、普通の女の子である美玖が勝てるわけもなく、唇を奪われ唾液を飲まされる。
「んんっ!?」
すると、美玖の白い下着はたちまち黒い染みを作り、それはどんどん広がり、やがて下着を通過して地面に落ちる。
ゴム人間は唇を離すと、美玖の下着の中に手を突っ込み、指を出し入れする。しっかりと感じた事を意味するように、その音は響以上に大きな音を立てる。
「や……だ! ひ、びき……ひびき助けてぇ!」
ぐちゅりぐちゅりと何度も音を立てた後、指を激しく行き来させ始める。
それだけで美玖は丘に上がった魚のようにビクビク震え、指だけで美玖は達してしまう。達した事による疲労は大きく、はぁ、はぁ、と胸を急速に上下させ、息もやっとの所。
それでも気が収まらないゴム人間は絶頂間もない美玖のアソコを更にかき回す。
「いやぁあああああ! 壊れちゃう! ぐちゃぐちゃにされて、壊れちゃうぅう!」
脳が焼き切れてしまいそうな快感。一般人である美玖には耐えれないような大きなものが迫ってきていた。
そして、ゴム人間が強制的に美玖をイカせようとした時。
「みくに……美玖に酷い事をするなぁぁああ!」
怒号と共に、響は拾ったカッターナイフをゴム人間の背中に再度突き刺し、思いっきり上から下に裂いた。
驚くほど容易くゴム人間の身体は切れてしまい、中からは黒い液体のような物がボタボタと流れる。
悶絶し、その場で七転八倒を繰り返すゴム人間。そして、響はトドメと言わんばかりに、転げまわるゴム人間の胸に突き刺した。それが致命傷となったのか、口から大量の黒い液体が溢れてやがて動かなくなる。その身体はドロリと溶けて、地面に消えていく。
へたり込む響。そこに駆け寄る美玖。
「響! しっかり!」
「美玖、ごめんね……私のなんかに」
「良いの! 響きが無事なら、本当に良かった」
「二人とも凄い格好だね」
言われて気づき、美玖はさっと胸を隠す。
「もう、見ないでよ」
「ごめん、ごめん……美玖の身体が綺麗だったから」
「ひ、響のバカぁー!」
緊張から解放されたからか、二人は笑い合う。
「誰か、誰かたすけてぇえええ!」
敵に背を向けて走りだす。だが、スーツの力を失った響の足では逃れる事は出来ず、捕まる。
後ろから抱き着かれ、ゴム人間の両手はその形の良い響の胸を容赦なく揉みしだきだす。
スーツの硬さが無くなり、その胸は触れるがまま、形を自在に変える。揉みしだかれ、こねくり回され、乳頭をコリコリと指で転がされる。
「ああああっ……! んっ! んんんんっ! 嫌ぁ! 胸をそんなに揉まないでぇ!」
甘い痺れが響に走る。
ゴム人間は決して響の胸を乱暴に扱うのではなく、快感を味わさせる……いや、覚えさせるように扱う。
(感じたくない、感じたくないのに!)
頭では必死に否定しても、身体は正直だった。
すっかり出来上がった乳首を触られるだけで、甘い声が漏れ始める。
そして、胸の執拗な愛撫でを受け、濡れそぼった響の性器。
ひくひく、と今か今かと待ち構えていたそれに、ゴム人間は露出した響の割れ目に挿入した。
「うわああああ、入ってる! 私の中に、ゴムのバケモノのおチンチンが入ってるぅう!」
ズリュッ、といとも簡単に受け入れる。それは、バケモノのペニス自体が濡れて滑りが良い事と、それだけ響自身が感じてしまっているのが原因であった。
響の股に、赤い一筋の印が伝う。それは響にとって耐え難い屈辱であったが、そんな屈辱を考える暇も与えないほどの快楽が響を襲っていた。
ムニュムニュとマシュマロのように形を変える胸と、響の腰とゴム人間の腰が激しくぶつかり合う。
上と下の激しい攻めに、響は無様な喘ぎ声を夜の公園に響かせる。
響は何とか外そうと、ゴム人間の身体に手を当てるが、ビクともしない。スーツのエネルギーが切れて力が出ないのだ。
(ああん! んんっ! だ、め……! 逃げれない!)
胸を触られ、性器に挿入された状態で蹂躙は続く。
「……っ、く! んっ!」
声を押し殺し、ゴム人間を喜ばせない事が響に出来る必死の抵抗だった。
腰の抽送を段々と早めるゴム人間。それに比例して、響の声も早く短いものになっていく。
そして、響の胎内に容赦なく一発吐き出される。
(うああ……出て、る。ひどい、ひどいよ……)
ゴボゴボと、音が聞こえてきそうな程の量が響に出される。
響には分からないが、この液体には子種は含まれていない。だが、セックスの快感を強調させる淫乱作用が含まれている。
一度出されて響の体内に巡るその作用は、直ぐに効果を表す。
スーツの上から分かるほど乳首が立つ。それを揉まれると、「あん!」と可愛い声が響の口から漏れる。
最悪な事に、響のスーツはエネルギーを使い果たした為、その布は極限まで薄くなり、クッキリと響の形の良い胸が現れており、臍まで見えるほど薄い。ほとんど裸同然の姿であった。
薄い布越しで触れられると、そのスーツの布地の滑らかさが返って響の刺激を増長させてしまう。
最早スーツは響の身を守る物ではなく、ただ、響の魅力的で卑猥な肢体を増長させる下着としかなっていなかった。
今ここにいるのは、ゴム人間の欲望を満たすだけの女の子だった。
ゴム人間のチンチンが響のアソコに入るたび、膣壁はそれを喜んで受け入れて締め付ける。そして、奥に辿り着くと、それを一気に引き抜く。それだけで、響の割れ目からは敗北の印ともいえる愛液がボタボタと溢れる。
(だめ……全身がコイツのおチンチンを受け入れちゃってる。全部コイツの物にされちゃってる)
静寂な夜に響く淫乱な音と、雌の声。
絶望に打ちひしがれながら、響は女としての悦びを植え付けられていく。
「お願い! 許してください! ごめんなさいぃいい!」
自分が快感に耐え切れず、おかしくなるのを感じて悲痛な哀願を吐露する。
度重なる行為は、響を完全にただ一人の女の子にしてしまう。
小さい頃から空手に励み、それが唯一の誇り。それが通じないとなれば、残ったものはない。
立ったままバックで犯され続ける。それはゴム人間の趣味なのか、性質なのか。同じ態勢で黙々と響の穴を犯し、その胸を弄ぶ。
もう、何度絶頂に達しただろうか、響の口は半開きで、目には涙。永遠に続くと思われる行為の中。
「ひ……ひ、響?」
聞きなれた人の声を響は耳にする。
目の前にいつの間にか美玖の姿があった。
背後から犯されている姿を、一番見られたくない人間に見られてしまう。
美玖は口元に手を当て、目の前で行われているものから目を背けられずにいた。
美玖の姿を見た響は正気を取り戻す。
「み……く? 何で?」
「連絡があったの。響の事で話があるって呼び出されて……そしたら」
一体誰が? 一瞬響の頭によぎったが、そんな事を考える余裕は彼女にはない。
響の中では一刻も早く美玖をこの場から遠ざけなければならないと感じていた。
「美玖! 早く逃げて! 危険だから!」
「ひ、響は? それって……」
ポタポタと垂れる愛液。そして、背後から犯されて揺れる響の身体。美玖の目からしても、響が窮地に陥っているのは明白だった。
「だ、大丈夫だよ。これは……んっ! 油断させる為……だか、ら!」
響は美玖に心配をかけまいと、作った笑顔を見せて誤魔化そうとする。
「ほ、本当に?」
「本当だってば。だから、早――――く?」
ゴム人間は響の膝裏に手を入れ、そのまま響の身体を持ち上げる。響の身体は宙に浮き、M字に開脚した格好で晒される。
それはちょうど、美玖の目線でゴム人間の肉棒と響の穴が重なり合った結合部を見せつけられる恰好だった。
深々と入った肉棒を響の下の口は根元まで咥えており、嬉しそうにひくひくと動く。
美玖は鞄を落とし、口元に両手を当ててその光景に絶句した。
そして、響もまた最も見られたくない美玖に見られてしまった。
「見ないで……見ないで美玖ぅうううう!」
平静を装っていた響も、これには耐えられなかった。
「にげて! 早く逃げて美玖!」
「ひびき……」
「コイツが私に夢中な間に逃げてぇえええ! 早――――んぅうううん!」
響の身体を上下に動かし、濃厚なセックスを再開させるゴム人間。
美玖に見られたことによって、響は知らず知らず興奮してしまっており、出し入れされるたび、蜜がとめどなく溢れ出る。
じゅぷじゅぷじゅぷ、と音が止まらない。
「は……やくぅ……! 逃げて! んんんっあああん! あん!」
何度も浮き沈みさせられ、そのたびに襲い掛かる快感が襲い掛かる。笑顔は消えて下唇を嚙みしめてそれに耐えていた。
「やだ! 響を置いて逃げるなんてできない!」
「ダメぇ……もうコイツには勝てないの。だから、わ、たしが、壊れる前に……」
「ひびき! ダメ、諦めちゃダメ!」
ゴム人間のペースがアップする。
響は知らず知らずのうちに、両手をゴム人間の首に絡ませて落ちないようにしていた。
「うんああああ! す、ごい! こんなおチンチンでずっと突かれて、私、わたしぃいいい!」
美玖の前で響は敵に敗北宣言ともとれる発言。
見られながらの絶頂。盛大な潮吹きに、見ていた美玖に飛沫が掛かってしまうほどの盛大なものだった。響の目には光が無くなり、身体に力が入っていなかった。「う、あ……」という、うめき声と共に響は自身のアソコをヒクつかせる。それでもなお、追撃の手を緩めようとしないゴム人間は、反応の無くなっている響の身体を再び上下に動かそうとする。
「やめて……やめてぇええ! 響に酷い事しないでぇええ!」
鞄を拾い上げ、それでゴム人間の背中を思いっきりたたく。だが、響の攻撃でビクともしないゴム人間の身体にそんなものが通じるわけもない。ゆっくりと再び響の身体が犯されようとする。
美玖はこれ以上ないぐらい強く叩くと、鞄の留め具が外れて中が散乱してしまう。散乱した道具の中に、美玖はカッターナイフを見つける。それを急いで拾い上げると。
「響にこれ以上酷い事しないでぇええ!!」
刃を露出させて、力の限り突き刺した。
美玖がゴム人間の身体に突き刺したカッターナイフは、すんなりと刺さる。そして、思わぬ痛みにゴム人間は掴んでいた響を落として、地面に転がりもがき苦しむ。
美玖は倒れた響の下に駆け寄り、その身体を抱き起して必死に介抱する。
「響! ひびき、しっかりして! お願い!」
必死の問いかけるが、響の目は度重なる凌辱によって虚ろで、ぼんやりとしている。
美玖は持っていたハンカチで、響の顔や汚れた部分を拭きとる最中、ゆらりと動く影があった。
ゴム人間が二人を見下ろす形で立っていた。
「あ……ああ……」
美玖は響を思うあまり、その存在を一瞬忘れていた。
ゴム人間は響を襲うのではなく、一般人である美玖を押し倒す。先程受けた傷で、ゴム人間は対象を美玖に変えてしまったのだ。
乱暴に衣服を剥ぎ取られると、そこからは小ぶりな胸と、白色の可愛らしい下着が露わになる。
ゴム人間の腕力に、普通の女の子である美玖が勝てるわけもなく、唇を奪われ唾液を飲まされる。
「んんっ!?」
すると、美玖の白い下着はたちまち黒い染みを作り、それはどんどん広がり、やがて下着を通過して地面に落ちる。
ゴム人間は唇を離すと、美玖の下着の中に手を突っ込み、指を出し入れする。しっかりと感じた事を意味するように、その音は響以上に大きな音を立てる。
「や……だ! ひ、びき……ひびき助けてぇ!」
ぐちゅりぐちゅりと何度も音を立てた後、指を激しく行き来させ始める。
それだけで美玖は丘に上がった魚のようにビクビク震え、指だけで美玖は達してしまう。達した事による疲労は大きく、はぁ、はぁ、と胸を急速に上下させ、息もやっとの所。
それでも気が収まらないゴム人間は絶頂間もない美玖のアソコを更にかき回す。
「いやぁあああああ! 壊れちゃう! ぐちゃぐちゃにされて、壊れちゃうぅう!」
脳が焼き切れてしまいそうな快感。一般人である美玖には耐えれないような大きなものが迫ってきていた。
そして、ゴム人間が強制的に美玖をイカせようとした時。
「みくに……美玖に酷い事をするなぁぁああ!」
怒号と共に、響は拾ったカッターナイフをゴム人間の背中に再度突き刺し、思いっきり上から下に裂いた。
驚くほど容易くゴム人間の身体は切れてしまい、中からは黒い液体のような物がボタボタと流れる。
悶絶し、その場で七転八倒を繰り返すゴム人間。そして、響はトドメと言わんばかりに、転げまわるゴム人間の胸に突き刺した。それが致命傷となったのか、口から大量の黒い液体が溢れてやがて動かなくなる。その身体はドロリと溶けて、地面に消えていく。
へたり込む響。そこに駆け寄る美玖。
「響! しっかり!」
「美玖、ごめんね……私のなんかに」
「良いの! 響きが無事なら、本当に良かった」
「二人とも凄い格好だね」
言われて気づき、美玖はさっと胸を隠す。
「もう、見ないでよ」
「ごめん、ごめん……美玖の身体が綺麗だったから」
「ひ、響のバカぁー!」
緊張から解放されたからか、二人は笑い合う。
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