大東亜架空戦記

ソータ

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第二次真珠湾攻撃

第46話 オアフ島上陸作戦

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日本軍は少しづつの犠牲を出しながらも真珠湾にいるアメリカ太平洋艦隊を全滅までに追い込んだが壊滅までには至らない
そこで第二次掃討作戦を決行した

「目標は残存艦艇全てだ!」
「突撃!」
攻撃隊、爆撃隊が突撃を開始する
戦闘機隊は上空援護に回るがもう敵機は上がってこない
隆雄達は高みの見物をしているだけになった
攻撃隊は残った空母ローズベルトに集中攻撃を浴びせるも依然と浮かんでいる
しかし1度は無傷ですんだが2回目はそうもいかない
右舷に魚雷2発が命中、飛行甲板には250キロ爆弾6発が命中し使い物にならない
それでも機銃は打ち続けてくる
飛行甲板が使えなくなったことでパイロットたちもクルーと共に迎撃を行っているため弾幕が止むことが無い

1隻で2時間ほど耐えたローズベルトだったが最初の2発と合わせ合計4発の魚雷が右舷に集中し甲板を突破った爆弾が格納庫で誘爆、沈黙した
戦闘不能と判断し総員退艦を行う

作戦終了の合図を受け連合艦隊とともに来た第1師団、第1機甲師団が揚陸艇に乗り込み上陸作戦を開始した
続いて遅れて到着した第7師団、第32師団も上陸を開始した
1時間もすれば全員の上陸が完了しており進軍を開始する
第1機甲師団が先頭を切り進んでいくが5分もしない頃アメリカ陸軍の反撃を受ける

「右5度回転!」
「...回転良し!」
「仰角そのまま!てぇ!」
ドイツからティーガー戦車の情報を貰い日本軍が生産した1式重戦車、通称虎壱の咆哮がアメリカ陸軍を吹き飛ばす

「タ、タイガーだ、」
「ナチの戦車じゃねぇのか!?」
「フランスやイギリスにZEROが出んだ!驚くことはねぇだろ!」
「対戦車砲はまだか!」
「んなもん持ってこれるか!」
「ならシャーマンは!」
「ファイアフライをよこせ!」
アメリカ陸軍は為す術なく第1防衛戦を突破される
日本軍は橋頭堡を作り野戦陣地を築いた
翌日アメリカ陸軍はM4シャーマン、ファイアフライを用いて反撃作戦を決行、
しかし虎壱に大した損害を出せず撤退
アメリカ陸軍は18台の戦車を出したが6台しか戻ってこなかった。
虎壱の損害はたったの1台、しかも履帯を切られただけである

「さすがだなこの戦車」
「あぁ、ドイツと工廠に感謝だ」
「どんな敵でも打ち払える」
日本軍は鬼に金棒と言わんばかりの進軍速度で2週間足らずで真珠湾を完全制圧した
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