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第二次真珠湾攻撃
第45話 真珠湾掃討作戦
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日本軍連合艦隊はアメリカ太平洋艦隊を撃滅
キング率いる艦隊は空母3隻、駆逐艦6隻を残し全滅、全てはキンケイド提督に任せられた
「...」
真珠湾の司令部は静まり返っていた
「キング提督がやられるほどか...」
「今すぐ艦艇を出しましょう!」
「何故だね」
「大西洋艦隊との合流を優先しましょう」
「陸軍の兵たちはどうする」
「それは...」
突如空襲警報が響く
キンケイドが窓を力強く開ける
目に飛び込んできたのは日の丸を掲げた九七式艦上攻撃機だった
「シット!来やがった!」
「空母4隻確認!」
「やはり1隻温存してたな」
「戦艦も6隻居ますね」
「全機攻撃開始!」
九七式艦上攻撃機が一斉に降下を始める
「レーダー員は何してる!」
「敵の電波妨害が原因かと!」
「クソッタレが!」
と言いつつアメリカ軍艦艇も対空射撃を始めてくる
「ファイアー!」
主砲も撃ち始める
「クソッタレ共が!落ちやがれ!」
「撃ってきやがった!」
「当たり前でしょ!あちらさんも必死なんですよ!」
「畜生が!発射用意!」
「少し右!もう少し!ヨーソロー!」
「撃っちゃれ!」
「よーい!てぇ!」
淵田小隊4機から合計8発の魚雷が発射された
淵田小隊の攻撃機は九七式艦上攻撃機五三型で従来の九七式艦上攻撃機と違い魚雷を2発搭載できるよう改造が施されそれにあった馬力を補うため新型エンジンを詰んだ新型機である
「1、2、...全弾命中!」
「そらきた!」
「ワシントンがやられた!」
「ウィスコンシンも!」
戦艦群はたちまち静まり返り炎が吹き上がっている
空母群も必死に機銃などで応戦するも既にラングレー、エンタープライズII、リンカーンの3隻が轟沈
残る1隻はルーズベルト大統領の名前を取ったローズベルトでこの1隻だけ無傷で応戦を続けていた
「前大統領閣下が守って下さっている...のか...」
「真上に敵機!」
しかし爆弾は全て海面にたたきつけられる
「撃って撃って撃ちまくれ!我らには前大統領閣下がついている!」
ローズベルトは一機また一機と日本軍機をたたき落としていく
それを見兼ねた淵田は帰投命令をだす
アメリカ軍側の被害は
戦艦6隻沈没、空母3隻沈没、巡洋艦12隻沈没2隻大破1隻小破、駆逐艦7隻沈没8隻大破1隻中破
無傷な艦艇は空母1隻、駆逐艦2隻のみだった
これに淵田はまだ満足出来ていない
掃討作戦と言いながらまだ僅かだが米太平洋艦隊は戦力を残している。
それに日本軍攻撃隊は65機の未帰還機を出した
爆撃隊や戦闘機隊を合わせれば100機近い数字を出したことになる
「くそっ!」
いきなり机を殴った淵田に周りにいた兵士が驚く
「あ、済まない、」
「淵田さん」
隆雄が話しかけてくる
「山本か、どうした」
「納得いかないですか」
「今日の戦果か?」
「えぇ、十分な戦果だと思いますよ」
「しかし掃討作戦であるにも関わらず僅かに相手戦力を残してしまった、それに未帰還機の半数以上が我が攻撃隊だ、不甲斐ない」
「1番敵に近づくんです仕方ありません
それにここまで腹が立つのは今までうまくいってたからでしょうな」
「あぁ、確かにそうかもな、開戦からここまで上手く行き過ぎた結果が今日だ慢心したヤツらが落ちた」
淵田は少し落ち着きを取り戻した
頭の中では開戦からの記憶が思い出されている
「明日も攻撃があるそうです、明日壊滅させればいいじゃないですか、ね?」
「あぁ、そうだなありがとう」
「では失礼します」
「明日も頼んだぞ山本戦闘隊長殿」
「了解致しました淵田攻撃隊長殿」
キング率いる艦隊は空母3隻、駆逐艦6隻を残し全滅、全てはキンケイド提督に任せられた
「...」
真珠湾の司令部は静まり返っていた
「キング提督がやられるほどか...」
「今すぐ艦艇を出しましょう!」
「何故だね」
「大西洋艦隊との合流を優先しましょう」
「陸軍の兵たちはどうする」
「それは...」
突如空襲警報が響く
キンケイドが窓を力強く開ける
目に飛び込んできたのは日の丸を掲げた九七式艦上攻撃機だった
「シット!来やがった!」
「空母4隻確認!」
「やはり1隻温存してたな」
「戦艦も6隻居ますね」
「全機攻撃開始!」
九七式艦上攻撃機が一斉に降下を始める
「レーダー員は何してる!」
「敵の電波妨害が原因かと!」
「クソッタレが!」
と言いつつアメリカ軍艦艇も対空射撃を始めてくる
「ファイアー!」
主砲も撃ち始める
「クソッタレ共が!落ちやがれ!」
「撃ってきやがった!」
「当たり前でしょ!あちらさんも必死なんですよ!」
「畜生が!発射用意!」
「少し右!もう少し!ヨーソロー!」
「撃っちゃれ!」
「よーい!てぇ!」
淵田小隊4機から合計8発の魚雷が発射された
淵田小隊の攻撃機は九七式艦上攻撃機五三型で従来の九七式艦上攻撃機と違い魚雷を2発搭載できるよう改造が施されそれにあった馬力を補うため新型エンジンを詰んだ新型機である
「1、2、...全弾命中!」
「そらきた!」
「ワシントンがやられた!」
「ウィスコンシンも!」
戦艦群はたちまち静まり返り炎が吹き上がっている
空母群も必死に機銃などで応戦するも既にラングレー、エンタープライズII、リンカーンの3隻が轟沈
残る1隻はルーズベルト大統領の名前を取ったローズベルトでこの1隻だけ無傷で応戦を続けていた
「前大統領閣下が守って下さっている...のか...」
「真上に敵機!」
しかし爆弾は全て海面にたたきつけられる
「撃って撃って撃ちまくれ!我らには前大統領閣下がついている!」
ローズベルトは一機また一機と日本軍機をたたき落としていく
それを見兼ねた淵田は帰投命令をだす
アメリカ軍側の被害は
戦艦6隻沈没、空母3隻沈没、巡洋艦12隻沈没2隻大破1隻小破、駆逐艦7隻沈没8隻大破1隻中破
無傷な艦艇は空母1隻、駆逐艦2隻のみだった
これに淵田はまだ満足出来ていない
掃討作戦と言いながらまだ僅かだが米太平洋艦隊は戦力を残している。
それに日本軍攻撃隊は65機の未帰還機を出した
爆撃隊や戦闘機隊を合わせれば100機近い数字を出したことになる
「くそっ!」
いきなり机を殴った淵田に周りにいた兵士が驚く
「あ、済まない、」
「淵田さん」
隆雄が話しかけてくる
「山本か、どうした」
「納得いかないですか」
「今日の戦果か?」
「えぇ、十分な戦果だと思いますよ」
「しかし掃討作戦であるにも関わらず僅かに相手戦力を残してしまった、それに未帰還機の半数以上が我が攻撃隊だ、不甲斐ない」
「1番敵に近づくんです仕方ありません
それにここまで腹が立つのは今までうまくいってたからでしょうな」
「あぁ、確かにそうかもな、開戦からここまで上手く行き過ぎた結果が今日だ慢心したヤツらが落ちた」
淵田は少し落ち着きを取り戻した
頭の中では開戦からの記憶が思い出されている
「明日も攻撃があるそうです、明日壊滅させればいいじゃないですか、ね?」
「あぁ、そうだなありがとう」
「では失礼します」
「明日も頼んだぞ山本戦闘隊長殿」
「了解致しました淵田攻撃隊長殿」
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