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東南アジア・オーストラリア
第19話 ニューギニア攻略①
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装甲空母となった赤城に乗った隆雄達は連合艦隊と共に東南アジアへと向かった。
そして告げられた作戦はニューギニアを全て占領し、そのままオーストラリアへ乗り込むという大胆な作戦だった。
「豪州を占領する気なんですかね」
「そうだろうな、でもまぁ俺たちはあくまで手助けだ。いつも通りやるだけさ」
「そうですね」
最近、宮崎と隆雄がよく一緒に行動をしている
お互い妻がいて気が合うからである
2人とも自分の零戦の操縦席に妻に貰った御守りが吊る下げてある
2週間後オーストラリア近海へ入った日本艦隊
まずはニューギニアにあるイギリス軍陣地を攻撃するための航空支援要請が来た
「よーし仕事だヘマはするなよ!」
『はい!』
「高度2000で合流する!」
『了解!』
旗が振り下ろされ零戦制空隊が発艦していく
高度2000メートルで合流した制空隊はニューギニア内陸のイギリス陸軍陣地を目ざした
「よーし敵さん上がってきたぞー」
「機種は、ドイツが言ってた新型のハリケーンですね」
「全機戦闘開始!散れ!」
制空隊と英軍迎撃隊が接敵
制空隊はその培ってきた技術で一機二機と落としていく
対する英軍迎撃隊は実戦経験が無いために手も足も出ない状態だった。
「ファッキンジャップ!」
「なんで後ろにいる!今目の前にいたのに!」
「ぐぁぁぁあああ!腹にくらった!前が見えない!」
「ダリウス!後ろだ!」
「どこいった!」
このように英軍パイロット達は零戦の機動性などに混乱し戦闘に集中できずにいた
落伍したハリケーンをまるでカモを撃つように
零戦が打ち落としていく
それは地上の日本の陸軍歩兵隊、海軍特戦隊からも見えた
「我が軍は優勢、ということか」
「そうですな、あの英国も我が軍にかかれば赤子も同然」
上空のほぼ一方的な空中戦を見た将兵は油断していた
「貴様ら、気を抜くな。
空はあれでも陸は違うかもしれんぞ」
部下たちに注意を促す
「ですが中原中佐、我が軍は負けません!」
「負けぬためには気を引き締めろ
勝って兜の緒を締めよだ。慢心は己の死と心せよ」
「は、はぁ、」
そこに新たな轟音が近づいてくる
「なんだ?」
「攻撃隊だ!」
制空隊に続き爆撃隊が来た
英軍側は迎撃に出た迎撃隊が日本軍制空隊と空戦をしているため迎撃できず対空火器のみで抵抗しなければならず効果的な被害を出すことが出来ぬまま爆撃を受ける
「よーい!てぇ!」
掛け声とともに九九式六番爆弾と九八式二五番爆弾が投下される。
陸上陣地は爆煙で包まれ対空火器は照準が合わせられず使い物にならない
しかし爆撃隊も爆煙で目標が定められないが爆撃は辞めない
「数落とせば当たるぞ!落としまくれ!」
爆撃隊長の無線で各機に伝える
爆弾が残っている爆撃機は爆撃を続行
爆煙が晴れても対空火器による反撃はなかった
そして告げられた作戦はニューギニアを全て占領し、そのままオーストラリアへ乗り込むという大胆な作戦だった。
「豪州を占領する気なんですかね」
「そうだろうな、でもまぁ俺たちはあくまで手助けだ。いつも通りやるだけさ」
「そうですね」
最近、宮崎と隆雄がよく一緒に行動をしている
お互い妻がいて気が合うからである
2人とも自分の零戦の操縦席に妻に貰った御守りが吊る下げてある
2週間後オーストラリア近海へ入った日本艦隊
まずはニューギニアにあるイギリス軍陣地を攻撃するための航空支援要請が来た
「よーし仕事だヘマはするなよ!」
『はい!』
「高度2000で合流する!」
『了解!』
旗が振り下ろされ零戦制空隊が発艦していく
高度2000メートルで合流した制空隊はニューギニア内陸のイギリス陸軍陣地を目ざした
「よーし敵さん上がってきたぞー」
「機種は、ドイツが言ってた新型のハリケーンですね」
「全機戦闘開始!散れ!」
制空隊と英軍迎撃隊が接敵
制空隊はその培ってきた技術で一機二機と落としていく
対する英軍迎撃隊は実戦経験が無いために手も足も出ない状態だった。
「ファッキンジャップ!」
「なんで後ろにいる!今目の前にいたのに!」
「ぐぁぁぁあああ!腹にくらった!前が見えない!」
「ダリウス!後ろだ!」
「どこいった!」
このように英軍パイロット達は零戦の機動性などに混乱し戦闘に集中できずにいた
落伍したハリケーンをまるでカモを撃つように
零戦が打ち落としていく
それは地上の日本の陸軍歩兵隊、海軍特戦隊からも見えた
「我が軍は優勢、ということか」
「そうですな、あの英国も我が軍にかかれば赤子も同然」
上空のほぼ一方的な空中戦を見た将兵は油断していた
「貴様ら、気を抜くな。
空はあれでも陸は違うかもしれんぞ」
部下たちに注意を促す
「ですが中原中佐、我が軍は負けません!」
「負けぬためには気を引き締めろ
勝って兜の緒を締めよだ。慢心は己の死と心せよ」
「は、はぁ、」
そこに新たな轟音が近づいてくる
「なんだ?」
「攻撃隊だ!」
制空隊に続き爆撃隊が来た
英軍側は迎撃に出た迎撃隊が日本軍制空隊と空戦をしているため迎撃できず対空火器のみで抵抗しなければならず効果的な被害を出すことが出来ぬまま爆撃を受ける
「よーい!てぇ!」
掛け声とともに九九式六番爆弾と九八式二五番爆弾が投下される。
陸上陣地は爆煙で包まれ対空火器は照準が合わせられず使い物にならない
しかし爆撃隊も爆煙で目標が定められないが爆撃は辞めない
「数落とせば当たるぞ!落としまくれ!」
爆撃隊長の無線で各機に伝える
爆弾が残っている爆撃機は爆撃を続行
爆煙が晴れても対空火器による反撃はなかった
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