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日米開戦
第17話 帰還
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真珠湾でアメリカ太平洋艦隊を壊滅させた日本海軍は本土へ帰還し赤城がドックに入ったため
その間兵士たちは休暇扱いになった
そして隆雄は故郷へ帰った
「こんにちわ」
奥から中年の女性が出てくる
「あら、もしかして高野くん?」
「今は山本です」
「そうなの?信恵なら国民学校よ先生に顔を出しに行ってるわ」
「分かりました行ってみます」
信恵に会いに来たが留守なようで信恵がいるという国民学校へ向かった
「懐かしいなこの校舎も」
廊下を歩き少し呟く
「兵隊さんだ」
「海軍の人だかっこいいなぁ」
生徒がこちらを見て話している
「君、山本くんか?」
「高橋先生、お久しぶりです」
担任だった教師が話しかけてくる
「立派な軍人になりましたね」
「先生のご教授があったおかげです」
「いやいや、君は元々優秀でしたからね」
「ありがとうございます」
恩師に褒められ少し照れくさそうにする
「海軍、真珠湾攻撃には参加したんですか?」
「えぇ、戦闘機隊として」
「すごい戦果でしたね」
「帝国海軍に負けはありません」
「大日本帝国万歳ですね」
2人は少し話を続けた
「次私の授業があります生徒に紹介させてください」
「授業の方はいいんですか?」
「えぇ早く進みすぎましたから」
「そうですか、ではお邪魔します」
そして2人は高橋のクラスへ向かった
そして授業が始まる
「今日は紹介する人がいます」
「どんな人ですか?」
「会えば分かります山本くんどうぞ」
隆雄が入っていく
「兵隊さん!」
「そうです 帝国海軍の山本くんです」
「赤城制空隊の山本ですよろしく」
「赤城って真珠湾攻撃の時の旗艦ですよね!?」
「よく知ってるね」
「ラジオで言ってた!」
隆雄は質問攻めにあって1時間が終わった
「お疲れ様です」
「子供は無邪気ですね、戦争に巻き込みたくないです」
「男の子の半分は軍隊志望です、中には予科練に行くと決めてる子もいます」
「そうですか、」
「どうですか、戦場は」
「いいものではありません、朝まで同じ飯を食ってた仲間が帰ってみるといない、落ちたことを知るのはいつも帰還してからです。」
「そうですか、戦ってくれる軍隊の人達には
頭が上がりませんね」
「国を、国民を守るのが我々の任務ですから」
「そうですかでは私は授業に戻ります」
「分かりました」
そして隆雄もまた帰路に着く
そこで信恵を探しに来たことを思い出す
(うわっ、忘れてた、)
後悔しながら帰り道を歩いて家に帰る
すると玄関の前に信恵がいた
「信恵!」
「隆雄くん...!」
隆雄を見た瞬間に泣きながら走ってくる
「よかった...生きてる...」
安心した声を零しながら隆雄に抱きつく
「あぁ、生きてるよ、俺は翼が折れても死なない」
「隆雄くんなら有り得るね」
隆雄が安心させようとボケてみると
信恵は少し笑顔になった
その間兵士たちは休暇扱いになった
そして隆雄は故郷へ帰った
「こんにちわ」
奥から中年の女性が出てくる
「あら、もしかして高野くん?」
「今は山本です」
「そうなの?信恵なら国民学校よ先生に顔を出しに行ってるわ」
「分かりました行ってみます」
信恵に会いに来たが留守なようで信恵がいるという国民学校へ向かった
「懐かしいなこの校舎も」
廊下を歩き少し呟く
「兵隊さんだ」
「海軍の人だかっこいいなぁ」
生徒がこちらを見て話している
「君、山本くんか?」
「高橋先生、お久しぶりです」
担任だった教師が話しかけてくる
「立派な軍人になりましたね」
「先生のご教授があったおかげです」
「いやいや、君は元々優秀でしたからね」
「ありがとうございます」
恩師に褒められ少し照れくさそうにする
「海軍、真珠湾攻撃には参加したんですか?」
「えぇ、戦闘機隊として」
「すごい戦果でしたね」
「帝国海軍に負けはありません」
「大日本帝国万歳ですね」
2人は少し話を続けた
「次私の授業があります生徒に紹介させてください」
「授業の方はいいんですか?」
「えぇ早く進みすぎましたから」
「そうですか、ではお邪魔します」
そして2人は高橋のクラスへ向かった
そして授業が始まる
「今日は紹介する人がいます」
「どんな人ですか?」
「会えば分かります山本くんどうぞ」
隆雄が入っていく
「兵隊さん!」
「そうです 帝国海軍の山本くんです」
「赤城制空隊の山本ですよろしく」
「赤城って真珠湾攻撃の時の旗艦ですよね!?」
「よく知ってるね」
「ラジオで言ってた!」
隆雄は質問攻めにあって1時間が終わった
「お疲れ様です」
「子供は無邪気ですね、戦争に巻き込みたくないです」
「男の子の半分は軍隊志望です、中には予科練に行くと決めてる子もいます」
「そうですか、」
「どうですか、戦場は」
「いいものではありません、朝まで同じ飯を食ってた仲間が帰ってみるといない、落ちたことを知るのはいつも帰還してからです。」
「そうですか、戦ってくれる軍隊の人達には
頭が上がりませんね」
「国を、国民を守るのが我々の任務ですから」
「そうですかでは私は授業に戻ります」
「分かりました」
そして隆雄もまた帰路に着く
そこで信恵を探しに来たことを思い出す
(うわっ、忘れてた、)
後悔しながら帰り道を歩いて家に帰る
すると玄関の前に信恵がいた
「信恵!」
「隆雄くん...!」
隆雄を見た瞬間に泣きながら走ってくる
「よかった...生きてる...」
安心した声を零しながら隆雄に抱きつく
「あぁ、生きてるよ、俺は翼が折れても死なない」
「隆雄くんなら有り得るね」
隆雄が安心させようとボケてみると
信恵は少し笑顔になった
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