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日米開戦
第15話 真珠湾攻撃②
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※差別用語が多々出てきます
日本とアメリカの外務交渉が決裂
日本軍はハワイ真珠湾を攻撃 第1次攻撃隊が戦艦群に大打撃を与えた
「クソ!何故撃墜できない!奴らの戦闘機はオンボロじゃないのか!」
迎撃を終えた米軍パイロットが愚痴を叫ぶ
「奴らも侮れないってことだ」
「P-40で歯が立たないなんて俺らはどうすればいい!」
「P-40で何とかするしかないだろ!」
パイロット達はピリピリしていた
そこに大量のエンジンの音が聞こえてくる
日本軍の第二次攻撃隊だ
「奴ら上がってこないな」
「零戦隊がギリギリまで粘ってくれましたから相当数減ってるでしょうしね」
第二次攻撃隊は対空砲火を浴びながらハワイに侵入した
「さすがに撃ってくるよなぁ」
「対空砲は俺たちが引き受ける」
宮崎が攻撃隊隊長機に並び手話で伝える
「了解した」
淵田が手話で返す
そして宮崎が翼を振る
それを見た隆雄は待ってたと言わんばかりに急降下を開始した
「来たぞ!爆弾は抱えてない!落とせ!」
米軍砲兵隊は零戦を甘く見ていた
日本の戦闘機は7.7mm機銃しか付けていないと思っていたからだ
しかしそれは九六式までであり零戦は違う
この零戦三一型は翼内に20mm機関銃を二門、機首に13.5mm機関銃を二門装備しているため頑丈な対空砲でも数発当たれば使い物にならない
しかし米軍でそれを知るものはゼロに等しい
零戦隊が対空砲に襲いかかる
これに対し米軍も反抗するがどんどん対空砲の数が減っていく
対空砲は破壊されずともそれを操作する兵士の方が倒れていく
機関銃も撃っても撃っても当たる気配がしない
米兵達は夢中になって引き金を引く
そして弾を撃ち尽してしまった
「おい!弾薬をよこせ!」
「こっちにもない!」
「誰か取りに行けよ!」
機関銃陣地は混乱に陥った
しかし零戦隊は対地攻撃を続ける
だが零戦も二一型から装弾数は増えたがそれでも限界がある
対空砲、機関銃を3分の2程度潰したが約半数の零戦が弾切れを起こしたため攻撃を辞めた
「全機上空で編隊を作れ」
一時無線封鎖を解除し全機に通達する
その言葉を聞いた零戦隊は高度を上げ編隊を組んでいく
「助かったのか...?」
上空を攻撃を終えた日本軍攻撃隊が通り過ぎていく
「パールハーバーはどーなったんだ...」
「無線に応答...なし...」
「クソ!イエローモンキーが!」
「そのイエローモンキーにやられたんだよ、俺らは」
米軍砲兵隊達は全員下を向いていた
ある兵士が海の方を見て大声をあげる
「空母だ!」
目の先には真珠湾が攻撃されたと聞いて戻ってきた米軍空母3隻がいた
「煙が上がってるぞ...」
「酷くやられたらしいな」
「無線に応答がない 電文もだ」
米空母部隊は真珠湾へ向かう
真珠湾が見えると目を疑う光景が広がっていた
「なんだ、これ、」
戦艦を始めとする太平洋艦隊の主力が完膚なきまでに叩きのめされていた
戦艦は全艦沈没、巡洋艦、駆逐艦は約半数が沈没または大破無傷の艦艇は10隻を上回らなかった
日本とアメリカの外務交渉が決裂
日本軍はハワイ真珠湾を攻撃 第1次攻撃隊が戦艦群に大打撃を与えた
「クソ!何故撃墜できない!奴らの戦闘機はオンボロじゃないのか!」
迎撃を終えた米軍パイロットが愚痴を叫ぶ
「奴らも侮れないってことだ」
「P-40で歯が立たないなんて俺らはどうすればいい!」
「P-40で何とかするしかないだろ!」
パイロット達はピリピリしていた
そこに大量のエンジンの音が聞こえてくる
日本軍の第二次攻撃隊だ
「奴ら上がってこないな」
「零戦隊がギリギリまで粘ってくれましたから相当数減ってるでしょうしね」
第二次攻撃隊は対空砲火を浴びながらハワイに侵入した
「さすがに撃ってくるよなぁ」
「対空砲は俺たちが引き受ける」
宮崎が攻撃隊隊長機に並び手話で伝える
「了解した」
淵田が手話で返す
そして宮崎が翼を振る
それを見た隆雄は待ってたと言わんばかりに急降下を開始した
「来たぞ!爆弾は抱えてない!落とせ!」
米軍砲兵隊は零戦を甘く見ていた
日本の戦闘機は7.7mm機銃しか付けていないと思っていたからだ
しかしそれは九六式までであり零戦は違う
この零戦三一型は翼内に20mm機関銃を二門、機首に13.5mm機関銃を二門装備しているため頑丈な対空砲でも数発当たれば使い物にならない
しかし米軍でそれを知るものはゼロに等しい
零戦隊が対空砲に襲いかかる
これに対し米軍も反抗するがどんどん対空砲の数が減っていく
対空砲は破壊されずともそれを操作する兵士の方が倒れていく
機関銃も撃っても撃っても当たる気配がしない
米兵達は夢中になって引き金を引く
そして弾を撃ち尽してしまった
「おい!弾薬をよこせ!」
「こっちにもない!」
「誰か取りに行けよ!」
機関銃陣地は混乱に陥った
しかし零戦隊は対地攻撃を続ける
だが零戦も二一型から装弾数は増えたがそれでも限界がある
対空砲、機関銃を3分の2程度潰したが約半数の零戦が弾切れを起こしたため攻撃を辞めた
「全機上空で編隊を作れ」
一時無線封鎖を解除し全機に通達する
その言葉を聞いた零戦隊は高度を上げ編隊を組んでいく
「助かったのか...?」
上空を攻撃を終えた日本軍攻撃隊が通り過ぎていく
「パールハーバーはどーなったんだ...」
「無線に応答...なし...」
「クソ!イエローモンキーが!」
「そのイエローモンキーにやられたんだよ、俺らは」
米軍砲兵隊達は全員下を向いていた
ある兵士が海の方を見て大声をあげる
「空母だ!」
目の先には真珠湾が攻撃されたと聞いて戻ってきた米軍空母3隻がいた
「煙が上がってるぞ...」
「酷くやられたらしいな」
「無線に応答がない 電文もだ」
米空母部隊は真珠湾へ向かう
真珠湾が見えると目を疑う光景が広がっていた
「なんだ、これ、」
戦艦を始めとする太平洋艦隊の主力が完膚なきまでに叩きのめされていた
戦艦は全艦沈没、巡洋艦、駆逐艦は約半数が沈没または大破無傷の艦艇は10隻を上回らなかった
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