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生徒会side.
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朝、生徒会室にて
「伶斗、機嫌いいな。何かあったのか?」
「「ね、僕たちも思ったー。」」
「ど、たの?」
「実は、転入の子がすごい可愛いかったんですよ。」
「?顔がいいやつなんてたくさんいるじゃないか。」
「いえ、なんというか美しくもあって…目が離せない容姿、とでも言うんでしょうか。」
「ふくかいちょーがそこまで言うなんて」
「「気になるー」」
「おれ、も…き、なる」
「俺も興味があるな。」
「じゃあ、じゃあ、」
「「今日はみんなで食堂に行こー!」」
「さ、せい」
(興味はあるが、まずは)
「仕事はどうするんだ。」
「そうですよ、行くんだったら昼までに全部終わらせてください。」
「「え~。鬼畜~!」」
「ひ、ど」
「何か言いましたか?」
にっこりと微笑みながらも、伶斗の目は全く笑っていない。3人はブルブル震え、
「「な、なんでもないです!」」
「な、も…ない」
「そうですか。では、頑張ってくださいね。」
「「は~い」」
「ん。」
数時間後
「「はぁ~終わった~!」」
「お疲れ様です。」
「じゃあ、そろそろ食堂行くか。」
「や、た!」
みんな無事、仕事を終わらせ、全員で食堂へと向かう。
「転入生どんな子だろ?」
「ふくかいちょーが気に入った見た目」
「「早く見てみたーい!」」
「2人とも、真白さんを困らせてはダメですよ。」
「伶斗がそこまで気にいるなんて珍しいな。」
「め、ず、らし」
「そっそうですか?」
(本当に珍しいな。転入生、どんなやつだろうか。)
「「みんなー準備はいい~?」」
「い、よ、」
「はい、大丈夫です。」
「あぁ」
「「じゃあ、いっくよ~」」
そう言って双子がドアを開けると、中にいた生徒たちが一斉にこちらへ向き、次の瞬間
「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」」」」」
「会長さまぁぁ!」
「抱いてぇぇぇーーー!」
「副会長様、お美しい!」
「書紀様ぁぁぁぁ」
「庶務様可愛い!」
「双子抱かせろぉぉぉーー!」
「「ふくかいちょー、転入生はどこー?」」
「えっと、あそこにいました。」
そう言うと、転入生のもとへ向かった。
((((かっ可愛い))))
見た瞬間、全員が真白に魅了された。
双子がゲームをしている中、会長と書紀の蒼は転入生に釘付けになっていた。
(まじか、そこら辺の芸能人よりよっぽど綺麗だな。しかも、俺の好みドンピシャだ。)
(すごい、こんなに顔が整ってる人初めてみた。俺も話したい。)←蒼
(双子を初めて見て、見分けられるなんてすごいですね。)
双子と書紀を見て少し口元が緩んでいるのをみて、会長は無意識のうちに彼の顎を掴んで、自分の方に向かせた。
そして、可愛いといって、口づけをした
「えっなっ、むっ、ん、ふぁ、んむ、」
息ができないのか、段々と力が弱まっていく。
周りの人に止められるが、気にするそぶりもなくキスを続ける。
だが、痺れを切らした生徒会のメンバーと真白の取り巻き(?)が会長を引き剥がした
(ちっ、邪魔するなよ)
「んん、ぷはっ。」
ちゅっと言うリップ音を残し、唇が離れて行くと、ヘナヘナと地面に座り込んでしまった。
(絶対に俺のものにしてやる。)
この光景を見ていた周りの生徒たちがみんなトイレに駆け込んでいたことは、また少し後に知ったのだった。
「伶斗、機嫌いいな。何かあったのか?」
「「ね、僕たちも思ったー。」」
「ど、たの?」
「実は、転入の子がすごい可愛いかったんですよ。」
「?顔がいいやつなんてたくさんいるじゃないか。」
「いえ、なんというか美しくもあって…目が離せない容姿、とでも言うんでしょうか。」
「ふくかいちょーがそこまで言うなんて」
「「気になるー」」
「おれ、も…き、なる」
「俺も興味があるな。」
「じゃあ、じゃあ、」
「「今日はみんなで食堂に行こー!」」
「さ、せい」
(興味はあるが、まずは)
「仕事はどうするんだ。」
「そうですよ、行くんだったら昼までに全部終わらせてください。」
「「え~。鬼畜~!」」
「ひ、ど」
「何か言いましたか?」
にっこりと微笑みながらも、伶斗の目は全く笑っていない。3人はブルブル震え、
「「な、なんでもないです!」」
「な、も…ない」
「そうですか。では、頑張ってくださいね。」
「「は~い」」
「ん。」
数時間後
「「はぁ~終わった~!」」
「お疲れ様です。」
「じゃあ、そろそろ食堂行くか。」
「や、た!」
みんな無事、仕事を終わらせ、全員で食堂へと向かう。
「転入生どんな子だろ?」
「ふくかいちょーが気に入った見た目」
「「早く見てみたーい!」」
「2人とも、真白さんを困らせてはダメですよ。」
「伶斗がそこまで気にいるなんて珍しいな。」
「め、ず、らし」
「そっそうですか?」
(本当に珍しいな。転入生、どんなやつだろうか。)
「「みんなー準備はいい~?」」
「い、よ、」
「はい、大丈夫です。」
「あぁ」
「「じゃあ、いっくよ~」」
そう言って双子がドアを開けると、中にいた生徒たちが一斉にこちらへ向き、次の瞬間
「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」」」」」
「会長さまぁぁ!」
「抱いてぇぇぇーーー!」
「副会長様、お美しい!」
「書紀様ぁぁぁぁ」
「庶務様可愛い!」
「双子抱かせろぉぉぉーー!」
「「ふくかいちょー、転入生はどこー?」」
「えっと、あそこにいました。」
そう言うと、転入生のもとへ向かった。
((((かっ可愛い))))
見た瞬間、全員が真白に魅了された。
双子がゲームをしている中、会長と書紀の蒼は転入生に釘付けになっていた。
(まじか、そこら辺の芸能人よりよっぽど綺麗だな。しかも、俺の好みドンピシャだ。)
(すごい、こんなに顔が整ってる人初めてみた。俺も話したい。)←蒼
(双子を初めて見て、見分けられるなんてすごいですね。)
双子と書紀を見て少し口元が緩んでいるのをみて、会長は無意識のうちに彼の顎を掴んで、自分の方に向かせた。
そして、可愛いといって、口づけをした
「えっなっ、むっ、ん、ふぁ、んむ、」
息ができないのか、段々と力が弱まっていく。
周りの人に止められるが、気にするそぶりもなくキスを続ける。
だが、痺れを切らした生徒会のメンバーと真白の取り巻き(?)が会長を引き剥がした
(ちっ、邪魔するなよ)
「んん、ぷはっ。」
ちゅっと言うリップ音を残し、唇が離れて行くと、ヘナヘナと地面に座り込んでしまった。
(絶対に俺のものにしてやる。)
この光景を見ていた周りの生徒たちがみんなトイレに駆け込んでいたことは、また少し後に知ったのだった。
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