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て、天使
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あぁ、こんなに笑ったのいつぶりだろ。いや、初めてだったかも。
なんにせよボクらしくないな。疲れてるのかな。
そうだ、忘れるな、出来るだけ、カカワラナイヨウニシナイト。
「ついたぞ、俺が呼んだら入ってきてくれ。」
「…はい。」
ドアを開けた。すると
「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」」
「素敵~~‼︎」
「センセェェー抱いてくださいぃ~‼︎‼︎」
「うっ。」
何これ、うるさっ。
ジトっと先生を見ると、あからさまに目を逸らした。あいつ、心の中でホストって呼んでやる!
「静かにしろー。今日は転校生がいる。」
はぁ。やっと静かになっ
「えぇー!こんな時期に~⁉︎」
「イケメンかなぁ!」
「可愛い系がいいよ!」
「王道こい、王道こい、王道こいっ!!」
「真白、いいぞ」
ボクが入って行くと空気が変わった。ほんとやめてほしい。
・・・
「「「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」」
「は?」
「美形だ~‼︎」
「やばっ綺麗すぎる!」
「抱かせろぉぉぉ!!」
「美形総受けぇぇぇぇ‼︎」
やばい、やばい!何言ってるかはわかんないけど、目立ってるよね。
「うわ~、予想以上だわ。」
「先生!ちょっ、どうにかしてください‼︎」
「はぁ、おいお前ら!真白の自己紹介、終わってねぇぞ。」
シーン
えっまじか。
「じゃあ名前と、好きなものとかでも言っときな。」
適当だな。
「…水無月。好きなものはラムネ。」
「よろしくぐらい言えよ。まぁいいや。真白の席はあの寝てるやつの隣な、」
寝てるって…あの人か。
ジロジロ見られているのを無視し、席へ着く。
寝てるやつはボクが座ると、ぼんやりしながらボクを見た。制服を着崩し、ピアスもして、
いかにも不良っぽい。
あぁ、一回も染めたことがないような真っ黒な髪。イイナァ。
イイナ?違う、ボクはそんなのいらない。ボクは、このままで、コノママガイインダ。
「なんだ?」
あぁ、つい見過ぎてしまった。
「すみません。なんでもないです。」
はぁ、やっぱり今日は疲れてるのかな。
なんにせよボクらしくないな。疲れてるのかな。
そうだ、忘れるな、出来るだけ、カカワラナイヨウニシナイト。
「ついたぞ、俺が呼んだら入ってきてくれ。」
「…はい。」
ドアを開けた。すると
「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」」
「素敵~~‼︎」
「センセェェー抱いてくださいぃ~‼︎‼︎」
「うっ。」
何これ、うるさっ。
ジトっと先生を見ると、あからさまに目を逸らした。あいつ、心の中でホストって呼んでやる!
「静かにしろー。今日は転校生がいる。」
はぁ。やっと静かになっ
「えぇー!こんな時期に~⁉︎」
「イケメンかなぁ!」
「可愛い系がいいよ!」
「王道こい、王道こい、王道こいっ!!」
「真白、いいぞ」
ボクが入って行くと空気が変わった。ほんとやめてほしい。
・・・
「「「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」」
「は?」
「美形だ~‼︎」
「やばっ綺麗すぎる!」
「抱かせろぉぉぉ!!」
「美形総受けぇぇぇぇ‼︎」
やばい、やばい!何言ってるかはわかんないけど、目立ってるよね。
「うわ~、予想以上だわ。」
「先生!ちょっ、どうにかしてください‼︎」
「はぁ、おいお前ら!真白の自己紹介、終わってねぇぞ。」
シーン
えっまじか。
「じゃあ名前と、好きなものとかでも言っときな。」
適当だな。
「…水無月。好きなものはラムネ。」
「よろしくぐらい言えよ。まぁいいや。真白の席はあの寝てるやつの隣な、」
寝てるって…あの人か。
ジロジロ見られているのを無視し、席へ着く。
寝てるやつはボクが座ると、ぼんやりしながらボクを見た。制服を着崩し、ピアスもして、
いかにも不良っぽい。
あぁ、一回も染めたことがないような真っ黒な髪。イイナァ。
イイナ?違う、ボクはそんなのいらない。ボクは、このままで、コノママガイインダ。
「なんだ?」
あぁ、つい見過ぎてしまった。
「すみません。なんでもないです。」
はぁ、やっぱり今日は疲れてるのかな。
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