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鷹宮家―その、真相
~森羅万象を統べる者《長》~
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「お嬢様、好きなだけ落とせ!」
俺の叫びに呼応して、久瀬の周囲が暗くなる。
何だ?と見上げたヤツが目にしたのは―
「武器…林......!?」
―武器林、だった。
それは重力に引かれて落下し、グラウンド全体に刺さり、散らばっていく。
「手元に創るのがバレたなら、予め配置さえしておけば良いんだよ。あとは......」
俺は手元に刺さっている西洋剣を抜いて、久瀬颯へと突きつけた。
「......使い捨てだ!」
さぁ、本番の開幕だ。これだけの数、
「全てを消せるかな?」
武器は俺とお嬢様、結衣さんのいる場所を除き―久瀬の周りだけを囲んでいる。それは俺を視認しにくくするというのもあるが、1番は使う武器を特定されにくくする事だ。
そしてそれは、こちらの望み通りに働いた。
「くっ......!」
駆け抜ける俺とは対称に、久瀬はただ立っているだけ。どの武器を使われるかが分からず、困惑している状態。だが、流石は暗殺者であり、異能者。
「消えろ」
即座に判断して、手にしていた剣を消してきた。
だが、俺も即座に武器を取り、振るう。
「さぁ、どうする?俺は二刀流だが」
振るわれる武器を消し、さらに周りの武器を消そうと試みる久瀬。だが、
「『万物創造の錬金術師』―舐めるんじゃないわよ!」
お嬢様による異能で、消された武器も一瞬で復元されていく。それどころか、ますます増えていく一方だ。
だが、それには多大な力が必要だ。
いくら本家筋とは言え―限界はある。その証拠として、顔を歪めているお嬢様がいた。脳内で高速でデータを展開し、具現化する。身体に負荷が掛かるのも当然。
そして久瀬も、その原因を理解したのか。
俺を無視して走り出した。
しかし、何故久瀬がここに来て真っ先に俺を狙ったのか。それを忘れてはいないか?
即ち―
―背中を見せれば、俺に狩られるからだ。
振るった剣は久瀬によって消されるが、その時にはもう逆の手に武器を手にしていた。
「ちっ......!」
どんどんと振るわれる武器に対し、久瀬は消しながら後退していく。それはこちらが手数で押しているという事。
だが、まだ。まだ足りない。
日本刀・西洋剣・クレイモア・鈍器・斬馬刀―数多の武器を駆使して久瀬を追い込み、俺好みのフィールドに変えていく。だから、
「なっ......!?」
久瀬の動きが急に止まった。
驚き振り返った久瀬は、驚愕に目を見開く。そこにあったのは、長さ180cmはあろうかという大剣。
それが壁のように立ちはだかっていたのだ。
動きが阻害された一瞬。
俺は両手に手にしていた西洋剣で、峰打ちを喰らわせようとした。
背後に大剣。左右に西洋剣、前には俺。
完全に四方を塞がれた久瀬は、どうしたか。
手にしていた刀で剣を押さえ、さらに逆の手でもう1つ刀を取り、剣の動きを食い止めてくる。
澄んだ金属音が響いた直後、久瀬は俺の振るった双方の剣を消した。
刀ならば、剣に対抗出来ると判断した故の行動。
だが、
「お嬢様!」
「......くッ!!」
直後に久瀬の呻き声が響いた。何故か?
それは、
「レーヴァテイン、だよ」
お嬢様が創り出した、今までで最高の武器。
紅い焔を纏ったそれは、居合切りによって2つの刀を溶かしつつ、
「終わりだ。久瀬颯」
彼の胴に打ち付けられた。
「さて、これで分かったかな?本家筋が、長が万能と呼ばれる由縁が」
「―ここらで1つ、講座を開こうか」
「講座......だと?」
久瀬がもう動けないのを確認してから、俺は口を開く。あの様子だと肋と数本の骨は折れてるな。
「うん。まず―『異能』だ。異能は、基本的に単一の事しか出来ない」
炎を出す。久瀬だったら、消す。
「異能者は、それを制御して発動させている。指差しや視界に収めて、ね」
「......それが、何だと言う?」
「まぁ、普通の異能者はそう思うよな。普通の異能は、範囲を指定して発動するくらいしか出来ない」
でも、
「異能にはもう1つのパターンがある。『指定』に続く、『定義』が。それこそが、本家筋の異能だ」
例えれば、
「チャンバラがいい例だ。箒や木の棒を剣に見立て、剣と同様に振るう。棒を、剣と『定義』した」
「お嬢様が創り出した、武器の数々。これは大きさや数等を『指定』して、発動場所を『定義』しているワケだ」
だからこそ、
「これだけの量を創り出せた。単一の異能なら、剣を創る―だけで留まってしまうがね」
もっとも本人は、本家筋の人間とは言え。
それが普通じゃないのか、と思ってるっぽいが。
末恐ろしい人だ。
「『指定』と『定義』。これら双方を組み合わせた異能を有するのが、本家筋だ。本家筋の人間だけが使える、特殊な異能。何にでも臨機応変に対応出来る異能」
故に本家筋は、長は、
「万能、と言われる」
異能の域を超えた異能の使用者。
「貴様は、一体......!?」
「じきに分かるよ」
俺はそう呟き、片腕を上げた。
それと同時に、グラウンド中の照明が一斉に点灯する。 さらに、何処からともなく出てきた黒服が、久瀬の身体を地面に押さえつけた。
さぁ、終盤。最後の仕上げといきましょう。
「反体制派の制圧ご苦労さま。引き続きで悪いんだけど、第1処理班は残党がいないか周囲捜索!隠蔽班は武器の処理を頼む!その他は待機だ!」
俺の声に誘導されるのは、ぞろぞろと出てきた黒服たち。処理班は捜索に、隠蔽班は武器の処理に。
それらを眺めながら、俺は小太りのジジイに歩み寄った。
「な…何だ......!」
少なからず恐怖心を覚えている顔。
そんな事は置いといて、俺は話しかけた。
「分かった?これが『長』が『本家筋』からしか選ばれない理由だ。異能の強さ云々じゃない。異能の枠組みで決められる。だから―」
だから。
「―いくら本家の跡継ぎが絶えようと、分家筋が長に選ばれることはないワケだ」
「だが!その程度ならば、似たような異能も―」
うん。あるだろうね。でも、
「似たような、じゃダメだ。『指定』と『定義』を併せ持つ、本家筋特有の―分家筋を束ねているが故の、『万能』だ」
「なん......だと?」
苛立ちを抑えられない男を眺めつつ、俺は告げる。
「『樹』という言葉を知ってるかな?」
「......異能の系譜を表したモノだろう?」
うん、合ってるね。
「本家筋の異能は、その『樹』にアクセスが出来るんだよ。そこから分家筋の持つ異能を自身の異能の糧として、取り込む。それが、」
本家筋だけが持つ、唯一の異能であり。基礎能力でもある。
「嘘を言え!そんな事は不可能だ!」
「それは分家筋だからだ。『樹』の幹たる―本家筋だからこそ、可能なんだよ」
故に、
「今の本家筋はほぼ究極と言ってもいい。幾千年と継いできた異能を我が糧とし、全国へと血族を増やしていった今の本家筋は、その総てにアクセス出来る」
最早、知らない事など無いほどに。
「何故、長が本家筋からしか選ばれないのか。それは、分家筋を束ねる本家筋こそが、長に他ならないからだ」
それ以外は、鷹宮の長ですらない。
「......ならば!」
男は我に帰ると、口から唾を飛ばしつつ叫んでくる。
「ならば、貴様は何者だ!それだけの知識を有し、さらに本部の特殊部隊に指示を出す、貴様は!!」
もう気付いているだろうに。そこまでして認めたくないのか。頑なだ。
「紹介が遅れましたね、井能欽蔵。申し訳ない」
俺は井能に向かって、一礼する。
頭を上げると同時に、ザッ!と背後で音がした。
「初めまして。我々『鷹宮』の名を汚した、忌まわしき事件の造反者であり、反体制派を煽った主犯」
それは命令を終え、一斉に整列した黒服たちが奏でた音。
「私は鷹宮家の執事であり、同時に家主でもある鷹宮志津二でございます。そして―」
俺は背後にいる異能者たちを頭に並べつつ、微笑で告げた。
「―鷹宮では、こう呼ばれています。古来より続く異能者組織......その一族を束ねる、『長』と」
~Prease to the next time!
俺の叫びに呼応して、久瀬の周囲が暗くなる。
何だ?と見上げたヤツが目にしたのは―
「武器…林......!?」
―武器林、だった。
それは重力に引かれて落下し、グラウンド全体に刺さり、散らばっていく。
「手元に創るのがバレたなら、予め配置さえしておけば良いんだよ。あとは......」
俺は手元に刺さっている西洋剣を抜いて、久瀬颯へと突きつけた。
「......使い捨てだ!」
さぁ、本番の開幕だ。これだけの数、
「全てを消せるかな?」
武器は俺とお嬢様、結衣さんのいる場所を除き―久瀬の周りだけを囲んでいる。それは俺を視認しにくくするというのもあるが、1番は使う武器を特定されにくくする事だ。
そしてそれは、こちらの望み通りに働いた。
「くっ......!」
駆け抜ける俺とは対称に、久瀬はただ立っているだけ。どの武器を使われるかが分からず、困惑している状態。だが、流石は暗殺者であり、異能者。
「消えろ」
即座に判断して、手にしていた剣を消してきた。
だが、俺も即座に武器を取り、振るう。
「さぁ、どうする?俺は二刀流だが」
振るわれる武器を消し、さらに周りの武器を消そうと試みる久瀬。だが、
「『万物創造の錬金術師』―舐めるんじゃないわよ!」
お嬢様による異能で、消された武器も一瞬で復元されていく。それどころか、ますます増えていく一方だ。
だが、それには多大な力が必要だ。
いくら本家筋とは言え―限界はある。その証拠として、顔を歪めているお嬢様がいた。脳内で高速でデータを展開し、具現化する。身体に負荷が掛かるのも当然。
そして久瀬も、その原因を理解したのか。
俺を無視して走り出した。
しかし、何故久瀬がここに来て真っ先に俺を狙ったのか。それを忘れてはいないか?
即ち―
―背中を見せれば、俺に狩られるからだ。
振るった剣は久瀬によって消されるが、その時にはもう逆の手に武器を手にしていた。
「ちっ......!」
どんどんと振るわれる武器に対し、久瀬は消しながら後退していく。それはこちらが手数で押しているという事。
だが、まだ。まだ足りない。
日本刀・西洋剣・クレイモア・鈍器・斬馬刀―数多の武器を駆使して久瀬を追い込み、俺好みのフィールドに変えていく。だから、
「なっ......!?」
久瀬の動きが急に止まった。
驚き振り返った久瀬は、驚愕に目を見開く。そこにあったのは、長さ180cmはあろうかという大剣。
それが壁のように立ちはだかっていたのだ。
動きが阻害された一瞬。
俺は両手に手にしていた西洋剣で、峰打ちを喰らわせようとした。
背後に大剣。左右に西洋剣、前には俺。
完全に四方を塞がれた久瀬は、どうしたか。
手にしていた刀で剣を押さえ、さらに逆の手でもう1つ刀を取り、剣の動きを食い止めてくる。
澄んだ金属音が響いた直後、久瀬は俺の振るった双方の剣を消した。
刀ならば、剣に対抗出来ると判断した故の行動。
だが、
「お嬢様!」
「......くッ!!」
直後に久瀬の呻き声が響いた。何故か?
それは、
「レーヴァテイン、だよ」
お嬢様が創り出した、今までで最高の武器。
紅い焔を纏ったそれは、居合切りによって2つの刀を溶かしつつ、
「終わりだ。久瀬颯」
彼の胴に打ち付けられた。
「さて、これで分かったかな?本家筋が、長が万能と呼ばれる由縁が」
「―ここらで1つ、講座を開こうか」
「講座......だと?」
久瀬がもう動けないのを確認してから、俺は口を開く。あの様子だと肋と数本の骨は折れてるな。
「うん。まず―『異能』だ。異能は、基本的に単一の事しか出来ない」
炎を出す。久瀬だったら、消す。
「異能者は、それを制御して発動させている。指差しや視界に収めて、ね」
「......それが、何だと言う?」
「まぁ、普通の異能者はそう思うよな。普通の異能は、範囲を指定して発動するくらいしか出来ない」
でも、
「異能にはもう1つのパターンがある。『指定』に続く、『定義』が。それこそが、本家筋の異能だ」
例えれば、
「チャンバラがいい例だ。箒や木の棒を剣に見立て、剣と同様に振るう。棒を、剣と『定義』した」
「お嬢様が創り出した、武器の数々。これは大きさや数等を『指定』して、発動場所を『定義』しているワケだ」
だからこそ、
「これだけの量を創り出せた。単一の異能なら、剣を創る―だけで留まってしまうがね」
もっとも本人は、本家筋の人間とは言え。
それが普通じゃないのか、と思ってるっぽいが。
末恐ろしい人だ。
「『指定』と『定義』。これら双方を組み合わせた異能を有するのが、本家筋だ。本家筋の人間だけが使える、特殊な異能。何にでも臨機応変に対応出来る異能」
故に本家筋は、長は、
「万能、と言われる」
異能の域を超えた異能の使用者。
「貴様は、一体......!?」
「じきに分かるよ」
俺はそう呟き、片腕を上げた。
それと同時に、グラウンド中の照明が一斉に点灯する。 さらに、何処からともなく出てきた黒服が、久瀬の身体を地面に押さえつけた。
さぁ、終盤。最後の仕上げといきましょう。
「反体制派の制圧ご苦労さま。引き続きで悪いんだけど、第1処理班は残党がいないか周囲捜索!隠蔽班は武器の処理を頼む!その他は待機だ!」
俺の声に誘導されるのは、ぞろぞろと出てきた黒服たち。処理班は捜索に、隠蔽班は武器の処理に。
それらを眺めながら、俺は小太りのジジイに歩み寄った。
「な…何だ......!」
少なからず恐怖心を覚えている顔。
そんな事は置いといて、俺は話しかけた。
「分かった?これが『長』が『本家筋』からしか選ばれない理由だ。異能の強さ云々じゃない。異能の枠組みで決められる。だから―」
だから。
「―いくら本家の跡継ぎが絶えようと、分家筋が長に選ばれることはないワケだ」
「だが!その程度ならば、似たような異能も―」
うん。あるだろうね。でも、
「似たような、じゃダメだ。『指定』と『定義』を併せ持つ、本家筋特有の―分家筋を束ねているが故の、『万能』だ」
「なん......だと?」
苛立ちを抑えられない男を眺めつつ、俺は告げる。
「『樹』という言葉を知ってるかな?」
「......異能の系譜を表したモノだろう?」
うん、合ってるね。
「本家筋の異能は、その『樹』にアクセスが出来るんだよ。そこから分家筋の持つ異能を自身の異能の糧として、取り込む。それが、」
本家筋だけが持つ、唯一の異能であり。基礎能力でもある。
「嘘を言え!そんな事は不可能だ!」
「それは分家筋だからだ。『樹』の幹たる―本家筋だからこそ、可能なんだよ」
故に、
「今の本家筋はほぼ究極と言ってもいい。幾千年と継いできた異能を我が糧とし、全国へと血族を増やしていった今の本家筋は、その総てにアクセス出来る」
最早、知らない事など無いほどに。
「何故、長が本家筋からしか選ばれないのか。それは、分家筋を束ねる本家筋こそが、長に他ならないからだ」
それ以外は、鷹宮の長ですらない。
「......ならば!」
男は我に帰ると、口から唾を飛ばしつつ叫んでくる。
「ならば、貴様は何者だ!それだけの知識を有し、さらに本部の特殊部隊に指示を出す、貴様は!!」
もう気付いているだろうに。そこまでして認めたくないのか。頑なだ。
「紹介が遅れましたね、井能欽蔵。申し訳ない」
俺は井能に向かって、一礼する。
頭を上げると同時に、ザッ!と背後で音がした。
「初めまして。我々『鷹宮』の名を汚した、忌まわしき事件の造反者であり、反体制派を煽った主犯」
それは命令を終え、一斉に整列した黒服たちが奏でた音。
「私は鷹宮家の執事であり、同時に家主でもある鷹宮志津二でございます。そして―」
俺は背後にいる異能者たちを頭に並べつつ、微笑で告げた。
「―鷹宮では、こう呼ばれています。古来より続く異能者組織......その一族を束ねる、『長』と」
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