350 / 373
338 寒さも超えていよいよ迫りて
しおりを挟む
‥‥‥冬季休暇の間、フェイスマスク関連の面倒事は起きなかった。
もう潰しているのもあるだろうし、何かと各国では二度と同様のことが起きないように動いて、変なものが出来上がらないようにしていたというのもあるだろう。
とにもかくにも、雪も消え去り、温かい風が吹く中…‥‥ようやく、新しい学年へと踏み出したのである。
「と言っても、今年からは授業数もガクッと減るけどな‥‥‥」
「大体の必要な科目などは1、2年の間にできてますからネ。とは言え、ご主人様は領地なしとはいえ城伯と言う地位にある以上、貴族としての教育もしっかり受ける必要があるのデス」
ぽかぽかとした陽気となり、4年生は卒業し、旧3年生が新4年生へと繰り上がる。
つまり、第1王子も出て、第2王子が学年のトップへと躍り出るのだろうが‥‥‥‥
「‥‥‥ついでのごとく、生徒会長の座を押しつけられたのはどうしろと言いたい」
「どうしようもない事じゃと思うのじゃが」
「むしろ、当然のことのような気もするでありんすけれどね…‥‥」
‥‥‥生徒会長の座、結局受け継がさせられました。
一応、生徒会に所属している程度だったはずなのに…‥‥どうしてこうなった。
しかも、他の生徒会役員も速攻で逃亡し、結局俺に押し付けられたんだが。
「そして生徒会も暇ではないというか…‥‥やること多いなぁ」
「ピャァァイ?コレ、お仕事なのー?」
「そういう事でござる。とは言え、拙者たちも手伝うのでござるが‥‥‥」
何かと濃い一年を過ごしていたせいで忘れかけていたが、まだ3年生と言う身分。
悲しい事にこの生徒会の役職から抜け出すには今年を乗り切らねばいけなく、最初のころの入った判断を思いっきり間違えていたと後悔したくなる。
と言うのも、生徒会は生徒会で、学園の運営に関して生徒たちの自主性も兼ねての運営が一部あるようで、そのあたりの調整などを行うのだが…‥‥予算編成に学園内の問題の処理、何かと出てくる改善案の受付や、その他新入生からの学園に対する相談などもやらなければいけないのである。
「ニャァァ‥‥‥ついでに引き込まれたけど、結構大変なのニャ」
「手伝うつもりはあったのだけれども‥‥‥大変ですわね」
ぐでーっと、積まれた書類の山を片付け終えたあたりで、机に伏すルナティアとアリス。
俺が生徒会長の立場に立ったので、だったら自分達も手伝おうという事で自主的に来てもらえたのは良いのだが‥‥‥それでも、仕事内容が大変である。
なお、元から生徒会の人達も生徒会長の役を押しつけた責任感故かきちんと仕事をしてくれるのは良いのだが、やはり内容がより深くなった分、忙しさも増すだろう。
「そう考えると、生徒会長になっていたゼノバースやグラディと、話す機会が少なくなっていた理由が分かるな…‥‥あちらはあちらで、一人でかなり多くの仕事を引き受けていたようだからな…‥‥」
「国王になるためにも、多くの仕事を経験しようとしていたようですからネ。隠れた努力をしていたようですが、こうやって取り組むとどれだけのことをしていたのか、よくわかりますネ」
‥‥‥まぁ、これだけの仕事が多い分、授業の方もある低程度の考慮が教師たちからされて、酷い事にはならない。
予習復習も欠かさずにやっているし、勉学をおろそかにはしていないのだ。
「でも生徒会長としては目立っているようだぜ?新入生たちの噂話に耳を立てて聞いて見たが、我が君のことに関してのものが多かったぜ」
「何かと有名/立場確立/話題の人」
「とは言え、内容が色々とツッコミどころが存在していたがのぅ‥‥‥」
「ツッコミどころって、具体的には?」
「普段と変わらない程度デス。ご主人様が以前から言われている『美女製造機』『ハーレム野郎』『美少女しか生み出せない召喚士』などという言葉に加えて、『生徒会の華独占』というものなどが追加されまシタ」
‥‥‥なんでこうもその間違っているようないないような、否定しづらい名称が追加されるのか。
色々と言いたいことはあれども、現状客観的に見るとそうとしか見えないところも多いので、反論できない悲しさがある。
「いや、一応セレナイトとか明らかに大きなドラゴンもいるんだが‥‥‥‥それでも払しょくできていないのか」
「出来ていないようですネ。むしろ、召喚獣よりもペット扱いとして見ている人の方が多いようデス」
どうしようもないのかよ。と言うか、ペット扱いって‥‥‥‥召喚士の召喚獣をペット扱いとするのは間違っているだろう。
「ついでに告白もあったぞ?何かと目立つ分、近づきたいのか‥‥‥」
「まぁ、マスター以外はお断りですので、きちんと丁寧にフッていますわ」
ソレはソレで聞き逃せないのだが…‥‥どうやら彼女達のことをまだ詳しく知らないような新入生からの告白なども出ているらしい。
とは言え、彼女たち自身は全部お断りしているのだが‥‥‥‥
「‥‥‥ああ、だからか。なんか新入生からの相談事項に、失恋に関する相談ごとが多いって話があったぞ」
「元凶、大半は儂らじゃろうなぁ…‥‥」
何はともあれ、新しい学年となり、学園生活を過ごすのみ。
組織も潰しているので、できれば卒業するまで平穏無事で過ごしたいのだが…‥‥これはこれで、問題ごとが多く出てくるのではないかと、嫌な予感を俺は抱かされるのであった…‥‥‥
「それはそうと、グラディはまだ在学中だろ?なのに、姿は見ないような‥‥‥」
「そう言えば、王族の方々がは今、王城の方で話し合いがあるそうデス。なんでも、陛下がそろそろ退位を考えこんでおり、いよいよ王位に関しての話が佳境に入ったのだとか‥‥‥」
ああ、あの国王陛下か。
そろそろ退位して、王子たちが後を継ぐのだろうけれども…‥‥そう言えば、結局誰が王位につくのだろうか?
「それはそれで気になるし、情報が入り次第伝えてくれ」
「了解デス」
第1王女はこっちに来るし、第3王子はどこかで式を挙げたという話もあったし…‥‥となると、第1王子か第2王子のどちらかが次期王になるはずである。
友人が国王になるかもしれないと考えると、気になる話になるなぁ‥‥‥‥あれ?でも、なんかそれはそれで嫌な予感しかしないのは何故だ‥‥?まともな人たちのはずだが‥‥‥
もう潰しているのもあるだろうし、何かと各国では二度と同様のことが起きないように動いて、変なものが出来上がらないようにしていたというのもあるだろう。
とにもかくにも、雪も消え去り、温かい風が吹く中…‥‥ようやく、新しい学年へと踏み出したのである。
「と言っても、今年からは授業数もガクッと減るけどな‥‥‥」
「大体の必要な科目などは1、2年の間にできてますからネ。とは言え、ご主人様は領地なしとはいえ城伯と言う地位にある以上、貴族としての教育もしっかり受ける必要があるのデス」
ぽかぽかとした陽気となり、4年生は卒業し、旧3年生が新4年生へと繰り上がる。
つまり、第1王子も出て、第2王子が学年のトップへと躍り出るのだろうが‥‥‥‥
「‥‥‥ついでのごとく、生徒会長の座を押しつけられたのはどうしろと言いたい」
「どうしようもない事じゃと思うのじゃが」
「むしろ、当然のことのような気もするでありんすけれどね…‥‥」
‥‥‥生徒会長の座、結局受け継がさせられました。
一応、生徒会に所属している程度だったはずなのに…‥‥どうしてこうなった。
しかも、他の生徒会役員も速攻で逃亡し、結局俺に押し付けられたんだが。
「そして生徒会も暇ではないというか…‥‥やること多いなぁ」
「ピャァァイ?コレ、お仕事なのー?」
「そういう事でござる。とは言え、拙者たちも手伝うのでござるが‥‥‥」
何かと濃い一年を過ごしていたせいで忘れかけていたが、まだ3年生と言う身分。
悲しい事にこの生徒会の役職から抜け出すには今年を乗り切らねばいけなく、最初のころの入った判断を思いっきり間違えていたと後悔したくなる。
と言うのも、生徒会は生徒会で、学園の運営に関して生徒たちの自主性も兼ねての運営が一部あるようで、そのあたりの調整などを行うのだが…‥‥予算編成に学園内の問題の処理、何かと出てくる改善案の受付や、その他新入生からの学園に対する相談などもやらなければいけないのである。
「ニャァァ‥‥‥ついでに引き込まれたけど、結構大変なのニャ」
「手伝うつもりはあったのだけれども‥‥‥大変ですわね」
ぐでーっと、積まれた書類の山を片付け終えたあたりで、机に伏すルナティアとアリス。
俺が生徒会長の立場に立ったので、だったら自分達も手伝おうという事で自主的に来てもらえたのは良いのだが‥‥‥それでも、仕事内容が大変である。
なお、元から生徒会の人達も生徒会長の役を押しつけた責任感故かきちんと仕事をしてくれるのは良いのだが、やはり内容がより深くなった分、忙しさも増すだろう。
「そう考えると、生徒会長になっていたゼノバースやグラディと、話す機会が少なくなっていた理由が分かるな…‥‥あちらはあちらで、一人でかなり多くの仕事を引き受けていたようだからな…‥‥」
「国王になるためにも、多くの仕事を経験しようとしていたようですからネ。隠れた努力をしていたようですが、こうやって取り組むとどれだけのことをしていたのか、よくわかりますネ」
‥‥‥まぁ、これだけの仕事が多い分、授業の方もある低程度の考慮が教師たちからされて、酷い事にはならない。
予習復習も欠かさずにやっているし、勉学をおろそかにはしていないのだ。
「でも生徒会長としては目立っているようだぜ?新入生たちの噂話に耳を立てて聞いて見たが、我が君のことに関してのものが多かったぜ」
「何かと有名/立場確立/話題の人」
「とは言え、内容が色々とツッコミどころが存在していたがのぅ‥‥‥」
「ツッコミどころって、具体的には?」
「普段と変わらない程度デス。ご主人様が以前から言われている『美女製造機』『ハーレム野郎』『美少女しか生み出せない召喚士』などという言葉に加えて、『生徒会の華独占』というものなどが追加されまシタ」
‥‥‥なんでこうもその間違っているようないないような、否定しづらい名称が追加されるのか。
色々と言いたいことはあれども、現状客観的に見るとそうとしか見えないところも多いので、反論できない悲しさがある。
「いや、一応セレナイトとか明らかに大きなドラゴンもいるんだが‥‥‥‥それでも払しょくできていないのか」
「出来ていないようですネ。むしろ、召喚獣よりもペット扱いとして見ている人の方が多いようデス」
どうしようもないのかよ。と言うか、ペット扱いって‥‥‥‥召喚士の召喚獣をペット扱いとするのは間違っているだろう。
「ついでに告白もあったぞ?何かと目立つ分、近づきたいのか‥‥‥」
「まぁ、マスター以外はお断りですので、きちんと丁寧にフッていますわ」
ソレはソレで聞き逃せないのだが…‥‥どうやら彼女達のことをまだ詳しく知らないような新入生からの告白なども出ているらしい。
とは言え、彼女たち自身は全部お断りしているのだが‥‥‥‥
「‥‥‥ああ、だからか。なんか新入生からの相談事項に、失恋に関する相談ごとが多いって話があったぞ」
「元凶、大半は儂らじゃろうなぁ…‥‥」
何はともあれ、新しい学年となり、学園生活を過ごすのみ。
組織も潰しているので、できれば卒業するまで平穏無事で過ごしたいのだが…‥‥これはこれで、問題ごとが多く出てくるのではないかと、嫌な予感を俺は抱かされるのであった…‥‥‥
「それはそうと、グラディはまだ在学中だろ?なのに、姿は見ないような‥‥‥」
「そう言えば、王族の方々がは今、王城の方で話し合いがあるそうデス。なんでも、陛下がそろそろ退位を考えこんでおり、いよいよ王位に関しての話が佳境に入ったのだとか‥‥‥」
ああ、あの国王陛下か。
そろそろ退位して、王子たちが後を継ぐのだろうけれども…‥‥そう言えば、結局誰が王位につくのだろうか?
「それはそれで気になるし、情報が入り次第伝えてくれ」
「了解デス」
第1王女はこっちに来るし、第3王子はどこかで式を挙げたという話もあったし…‥‥となると、第1王子か第2王子のどちらかが次期王になるはずである。
友人が国王になるかもしれないと考えると、気になる話になるなぁ‥‥‥‥あれ?でも、なんかそれはそれで嫌な予感しかしないのは何故だ‥‥?まともな人たちのはずだが‥‥‥
0
お気に入りに追加
726
あなたにおすすめの小説
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
【完結】妃が毒を盛っている。
佳
ファンタジー
2年前から病床に臥しているハイディルベルクの王には、息子が2人いる。
王妃フリーデの息子で第一王子のジークムント。
側妃ガブリエレの息子で第二王子のハルトヴィヒ。
いま王が崩御するようなことがあれば、第一王子が玉座につくことになるのは間違いないだろう。
貴族が集まって出る一番の話題は、王の後継者を推測することだった――
見舞いに来たエルメンヒルデ・シュティルナー侯爵令嬢。
「エルメンヒルデか……。」
「はい。お側に寄っても?」
「ああ、おいで。」
彼女の行動が、出会いが、全てを解決に導く――。
この優しい王の、原因不明の病気とはいったい……?
※オリジナルファンタジー第1作目カムバックイェイ!!
※妖精王チートですので細かいことは気にしない。
※隣国の王子はテンプレですよね。
※イチオシは護衛たちとの気安いやり取り
※最後のほうにざまぁがあるようなないような
※敬語尊敬語滅茶苦茶御免!(なさい)
※他サイトでは佳(ケイ)+苗字で掲載中
※完結保証……保障と保証がわからない!
2022.11.26 18:30 完結しました。
お付き合いいただきありがとうございました!
冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます
里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。
だが実は、誰にも言えない理由があり…。
※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。
全28話で完結。
毒を盛られて生死を彷徨い前世の記憶を取り戻しました。小説の悪役令嬢などやってられません。
克全
ファンタジー
公爵令嬢エマは、アバコーン王国の王太子チャーリーの婚約者だった。だがステュワート教団の孤児院で性技を仕込まれたイザベラに籠絡されていた。王太子達に無実の罪をなすりつけられエマは、修道院に送られた。王太子達は執拗で、本来なら侯爵一族とは認められない妾腹の叔父を操り、父親と母嫌を殺させ公爵家を乗っ取ってしまった。母の父親であるブラウン侯爵が最後まで護ろうとしてくれるも、王国とステュワート教団が協力し、イザベラが直接新種の空気感染する毒薬まで使った事で、毒殺されそうになった。だがこれをきっかけに、異世界で暴漢に腹を刺された女性、美咲の魂が憑依同居する事になった。その女性の話しでは、自分の住んでいる世界の話が、異世界では小説になって多くの人が知っているという。エマと美咲は協力して王国と教団に復讐する事にした。
目覚めれば異世界!ところ変われば!
秋吉美寿
ファンタジー
体育会系、武闘派女子高生の美羽は空手、柔道、弓道の有段者!女子からは頼られ男子たちからは男扱い!そんなたくましくもちょっぴり残念な彼女もじつはキラキラふわふわなお姫様に憧れる隠れ乙女だった。
ある日体調不良から歩道橋の階段を上から下までまっさかさま!
目覚めると自分はふわふわキラキラな憧れのお姫様…なにこれ!なんて素敵な夢かしら!と思っていたが何やらどうも夢ではないようで…。
公爵家の一人娘ルミアーナそれが目覚めた異なる世界でのもう一人の自分。
命を狙われてたり鬼将軍に恋をしたり、王太子に襲われそうになったり、この世界でもやっぱり大人しくなんてしてられそうにありません。
身体を鍛えて自分の身は自分で守ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる