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258 問題を投げ込みたいが投げ返される時も
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「…‥‥何があった、この愚弟」
「ひらひらというか、なんというか‥‥‥燃え尽きているね」
「あー‥‥‥兄様、やらかしたのよね…‥‥」
‥‥‥海岸から離れた、とある宿場町。
そこにある宿屋内にて、第1王子と第2王子は、帰省してきた第3王子と第1王女を迎えに来たのだが…‥‥宿屋の中にて、真っ白に燃え尽きてピクリとも動かないエルディムの姿を見て、そう口に洩らした。
ミウの説明によれば、何でもエルディムは失恋をしたそうなのだ。
「‥‥‥いやまぁ、僕らの方には婚約者はいるし、エルディムにミウはまだ選ぶ機会はあるから別に良いが‥‥‥フラれたの?」
「ちょっと違いますわね」
カクカクシカジカと詳しく話を聞けば、留学先にて真面目に彼らは勉学に取り組んでいたのだが、その勉学の中に孤児院の経営に関わるものがあった。
ロリペドショタ‥‥‥まぁ、色々と混ざりつつとにかく子供好きであったエルディムにとっては最も至福な授業のようで、すごくやる気を出して行っていたらしい。
その小児好き性癖のこじれ具合を除けば、それなりに優秀なので良かったのだが…‥‥ある時、その孤児院に新しい子が入って来たそうだ。
そしてその子に何とエルディムが一目惚れをして、色々と下心がありつつも真面目に世話に取り組み、ある程度関係性を築き上げて、告白できるかと思った矢先に‥‥‥‥
「‥‥‥その子の方が、先に別の子に惚れて付き合い始め、エルディムを良い兄だったとして紹介したのですわ」
「「うわぁ…‥‥」」
好きだった子に、まさかの良い兄扱いされて紹介されるエルディムの心境を想像して、流石の王子たちも同情をする。
なんというか、ある意味悲恋。
恋心を抱いたのに、真正面からの粉砕劇には哀れに思えてしまう。
「それで、逆切れとか逆恨みはせずに性癖の方が勝利してその場は素直に祝ったのですけれど‥‥‥終わった後から、こうなってしまったのですわ」
真っ白に燃え尽き、何も発することなくうつろな目をしているエルディムの姿の説明はついたが‥‥‥その姿は本当に悲壮感が漂ってるというか、燃え尽きた廃人にも見えるだろう。
「‥‥‥弟ながら、不憫な奴だ」
「しばらくそっとしておいた方が良いのかもね…‥‥」
‥‥‥一応、王子たちは仲がそれなりに良いとはいえ、王位継承権で争う身でもある。
本来であれば、第3王子がここまで腑抜けてしまったのであれば、そこからさらにのし上がって争う事も可能なのだが‥‥‥この姿を見ると、追い打ちは流石に避けたい。
血みどろの王位継承権争いをする国々はあるが、ここはまだ穏やかな方であったのは幸いであろう。
っと、これからどうやって元気づけていくかと話し合おうとしたところで、ふと宿の者がやって来た。
「すいません、殿下方。お客さんが来たようですが‥‥‥」
「客だと?この辺りにはいないはずだが‥‥‥何者だった?」
「それが、翼と尻尾の生えた変な娘でして‥‥‥」
「「「…‥‥」」」
その言葉に、誰なのかすぐに彼らは理解したのであった。
「うわっ、何でござるかあの悲壮感漂う真っ白な物体は!?」
「あー‥‥‥あれは今はちょっと、恋に破れた悲しい生物と化した愚弟だ」
「うん、今はそっとしておいてほしいけれども‥‥‥君って確か、ディー君の召喚獣の一人だよね?」
「確か、ルビーさんですわよね?」
部屋に招き入れ、隅っこで白くなっているエルディムを見て驚く彼女に、彼らはそう口にする。
やって来たのは、彼らの知り合いであるディーの召喚獣の一体、ルビー。
今は海の方にディーたちはいるので、ここまで来るには相当な時間が普通はかかるはずだが…‥‥ヴィーヴルである彼女は空路が使えるので、陸路よりもはるかに早く来たようである。
他にも素早い召喚獣はいるが、流石に夜の暗い中で安全性を考えるのであれば、空を選択したほうが良かったのだろう。
「っと、そうでござった。王子たちへ報告するようにと言われていたのでござったな」
王子たちの問いかけに対して、元々ここへやってきた目的を思い出したルビーは、懐から封筒を取り出した。
「ちょっと拙者だと説明しづらいので、ノインにささっと簡略して書いてもらった報告書を渡すでござるよ」
「報告書?臨海合宿場の方で何かがあったのかな?」
「またゲイザーとかでも出たのか?」
「いや、そうではないのでござるが…‥‥」
とにもかくにも、どういうことなのかと王子たちは報告書を受け取って内容に目を通す。
そして数分後、読み終えたところで王子たちは溜息を吐いた。
「‥‥‥いや、本当にどうなっているのディー君の周囲。沖合の方で漂流船を見つけるとか‥‥‥」
「人命救助活動及び保護であれば、一応他国の者でもそれなりに良いのだが‥‥‥」
「なんか、下手すると海洋王国の面倒ごとに突っ込みかねないことのようですわよね‥‥‥」
三者三様、それでも揃って溜息を吐くのは血の繋がった兄弟たちだからか、それとも揃って頭を悩ませる種であったというか。
何にしても、その内容を読み終え、臨海合宿場の方で何が起きているのか彼らは嫌でも理解させられた。
というか、ノインが報告書として簡単にまとめ上げた物を書いただけのようだが…‥‥わかりやすすぎるがゆえに、余計に問題の深刻さがストレートに伝わってくるのだ。
それに、彼女なりの考察などもあるのだが…‥‥厄介なのは海洋王国の動きだろう。
一応、国交のある国でもあるのだが‥‥
「‥‥‥でも、あの国の王家ってそこまで血生臭い事やったかな?漂流船へ砲撃することなんて聞いたことが無いぞ」
「中の方に王家の血筋らしいのがいたようだが…‥‥そこまで激化しただろうか?」
「確かあそこは、トーナメント制の王位継承権争いがありましたけれども…‥‥そんなことはやらなかったはずですわよね?」
普通に堂々と、王家の紋章入りの船が砲撃をするとは考えづらい。
血生臭い王位継承権争いの国々もあり、それも争いの一種なのかもしれないが海洋王国ではそこまでやらなかったはずのようだ。
「‥‥‥何にしても、保護した人たちの回復を待って話を聞いた方が良いかもしれないね」
「いや、待てよ?確かあの召喚獣の中には魂を引っこ抜いて情報を取れる奴がいたはずだが‥‥‥それはやってないよな?」
「流石にしていないでござるよ。今回ばかりは急いで聞く必要もなさそうでござるし、治療の方を急いでいるようでござるからね。そんなわけで皆が忙しい中で、拙者が王子たちへの報告をする役目を任されたわけでござる。無断でやらかすのは不味いと分かっているでござるしな」
「事後報告にちょっと近いような…‥‥でも、報告のおかげで何が起きているのかぐらいが少々理解できてよかったですわね」
宿屋を出た後に、臨海合宿の場へ彼らも向かうつもりだったのだが、その時に何も知らないで聞くよりも、ある程度内容を知って心の準備ができていた方が良い。
なので、この報告があったこと自体が良い判断をしてくれたと言えるだろう。
「にしても、砲撃の方の報告での王家の血とかも気になるが‥‥‥まぁ、それは行って自分たちの目で見ないと分からないか。とりあえず保護した状態で、こちらが到着するまでそちらの勝手に任せよう」
ひとまずは保護したのであれば、王子たちが到着して話を聞くまでそのままにして欲しい。
治療を優先させつつも、情報を聞き出して整理をするのであれば場にいた方が良いと思えたからだ。
「了解でござる。では、そう伝えるでござるよ」
そう返答してルビーが退出し、翼を広げて飛び立ったのであった。
「…‥‥にしても、何でディー君の行く先々で色々起きるんだろうか」
「そんな運命になる星の下にでも生まれたんじゃないだろうか」
「その可能性がありそうですわよね‥‥‥」
とにもかくにも、臨海合宿は彼らにとっても速めに向かいたいところではあったが…‥‥報告を聞き、面倒事が待ち受けていそうだと分かるとどことなく沈んだ気持ちになるのであった…‥‥
「それに、弟の方もどうにかしないとなぁ‥‥‥」
「道中で孤児院があればそこによって、放置してくればいいかもね」
「また同様の悲劇が起きたら目も当てられないですけれどもね…‥‥」
「ひらひらというか、なんというか‥‥‥燃え尽きているね」
「あー‥‥‥兄様、やらかしたのよね…‥‥」
‥‥‥海岸から離れた、とある宿場町。
そこにある宿屋内にて、第1王子と第2王子は、帰省してきた第3王子と第1王女を迎えに来たのだが…‥‥宿屋の中にて、真っ白に燃え尽きてピクリとも動かないエルディムの姿を見て、そう口に洩らした。
ミウの説明によれば、何でもエルディムは失恋をしたそうなのだ。
「‥‥‥いやまぁ、僕らの方には婚約者はいるし、エルディムにミウはまだ選ぶ機会はあるから別に良いが‥‥‥フラれたの?」
「ちょっと違いますわね」
カクカクシカジカと詳しく話を聞けば、留学先にて真面目に彼らは勉学に取り組んでいたのだが、その勉学の中に孤児院の経営に関わるものがあった。
ロリペドショタ‥‥‥まぁ、色々と混ざりつつとにかく子供好きであったエルディムにとっては最も至福な授業のようで、すごくやる気を出して行っていたらしい。
その小児好き性癖のこじれ具合を除けば、それなりに優秀なので良かったのだが…‥‥ある時、その孤児院に新しい子が入って来たそうだ。
そしてその子に何とエルディムが一目惚れをして、色々と下心がありつつも真面目に世話に取り組み、ある程度関係性を築き上げて、告白できるかと思った矢先に‥‥‥‥
「‥‥‥その子の方が、先に別の子に惚れて付き合い始め、エルディムを良い兄だったとして紹介したのですわ」
「「うわぁ…‥‥」」
好きだった子に、まさかの良い兄扱いされて紹介されるエルディムの心境を想像して、流石の王子たちも同情をする。
なんというか、ある意味悲恋。
恋心を抱いたのに、真正面からの粉砕劇には哀れに思えてしまう。
「それで、逆切れとか逆恨みはせずに性癖の方が勝利してその場は素直に祝ったのですけれど‥‥‥終わった後から、こうなってしまったのですわ」
真っ白に燃え尽き、何も発することなくうつろな目をしているエルディムの姿の説明はついたが‥‥‥その姿は本当に悲壮感が漂ってるというか、燃え尽きた廃人にも見えるだろう。
「‥‥‥弟ながら、不憫な奴だ」
「しばらくそっとしておいた方が良いのかもね…‥‥」
‥‥‥一応、王子たちは仲がそれなりに良いとはいえ、王位継承権で争う身でもある。
本来であれば、第3王子がここまで腑抜けてしまったのであれば、そこからさらにのし上がって争う事も可能なのだが‥‥‥この姿を見ると、追い打ちは流石に避けたい。
血みどろの王位継承権争いをする国々はあるが、ここはまだ穏やかな方であったのは幸いであろう。
っと、これからどうやって元気づけていくかと話し合おうとしたところで、ふと宿の者がやって来た。
「すいません、殿下方。お客さんが来たようですが‥‥‥」
「客だと?この辺りにはいないはずだが‥‥‥何者だった?」
「それが、翼と尻尾の生えた変な娘でして‥‥‥」
「「「…‥‥」」」
その言葉に、誰なのかすぐに彼らは理解したのであった。
「うわっ、何でござるかあの悲壮感漂う真っ白な物体は!?」
「あー‥‥‥あれは今はちょっと、恋に破れた悲しい生物と化した愚弟だ」
「うん、今はそっとしておいてほしいけれども‥‥‥君って確か、ディー君の召喚獣の一人だよね?」
「確か、ルビーさんですわよね?」
部屋に招き入れ、隅っこで白くなっているエルディムを見て驚く彼女に、彼らはそう口にする。
やって来たのは、彼らの知り合いであるディーの召喚獣の一体、ルビー。
今は海の方にディーたちはいるので、ここまで来るには相当な時間が普通はかかるはずだが…‥‥ヴィーヴルである彼女は空路が使えるので、陸路よりもはるかに早く来たようである。
他にも素早い召喚獣はいるが、流石に夜の暗い中で安全性を考えるのであれば、空を選択したほうが良かったのだろう。
「っと、そうでござった。王子たちへ報告するようにと言われていたのでござったな」
王子たちの問いかけに対して、元々ここへやってきた目的を思い出したルビーは、懐から封筒を取り出した。
「ちょっと拙者だと説明しづらいので、ノインにささっと簡略して書いてもらった報告書を渡すでござるよ」
「報告書?臨海合宿場の方で何かがあったのかな?」
「またゲイザーとかでも出たのか?」
「いや、そうではないのでござるが…‥‥」
とにもかくにも、どういうことなのかと王子たちは報告書を受け取って内容に目を通す。
そして数分後、読み終えたところで王子たちは溜息を吐いた。
「‥‥‥いや、本当にどうなっているのディー君の周囲。沖合の方で漂流船を見つけるとか‥‥‥」
「人命救助活動及び保護であれば、一応他国の者でもそれなりに良いのだが‥‥‥」
「なんか、下手すると海洋王国の面倒ごとに突っ込みかねないことのようですわよね‥‥‥」
三者三様、それでも揃って溜息を吐くのは血の繋がった兄弟たちだからか、それとも揃って頭を悩ませる種であったというか。
何にしても、その内容を読み終え、臨海合宿場の方で何が起きているのか彼らは嫌でも理解させられた。
というか、ノインが報告書として簡単にまとめ上げた物を書いただけのようだが…‥‥わかりやすすぎるがゆえに、余計に問題の深刻さがストレートに伝わってくるのだ。
それに、彼女なりの考察などもあるのだが…‥‥厄介なのは海洋王国の動きだろう。
一応、国交のある国でもあるのだが‥‥
「‥‥‥でも、あの国の王家ってそこまで血生臭い事やったかな?漂流船へ砲撃することなんて聞いたことが無いぞ」
「中の方に王家の血筋らしいのがいたようだが…‥‥そこまで激化しただろうか?」
「確かあそこは、トーナメント制の王位継承権争いがありましたけれども…‥‥そんなことはやらなかったはずですわよね?」
普通に堂々と、王家の紋章入りの船が砲撃をするとは考えづらい。
血生臭い王位継承権争いの国々もあり、それも争いの一種なのかもしれないが海洋王国ではそこまでやらなかったはずのようだ。
「‥‥‥何にしても、保護した人たちの回復を待って話を聞いた方が良いかもしれないね」
「いや、待てよ?確かあの召喚獣の中には魂を引っこ抜いて情報を取れる奴がいたはずだが‥‥‥それはやってないよな?」
「流石にしていないでござるよ。今回ばかりは急いで聞く必要もなさそうでござるし、治療の方を急いでいるようでござるからね。そんなわけで皆が忙しい中で、拙者が王子たちへの報告をする役目を任されたわけでござる。無断でやらかすのは不味いと分かっているでござるしな」
「事後報告にちょっと近いような…‥‥でも、報告のおかげで何が起きているのかぐらいが少々理解できてよかったですわね」
宿屋を出た後に、臨海合宿の場へ彼らも向かうつもりだったのだが、その時に何も知らないで聞くよりも、ある程度内容を知って心の準備ができていた方が良い。
なので、この報告があったこと自体が良い判断をしてくれたと言えるだろう。
「にしても、砲撃の方の報告での王家の血とかも気になるが‥‥‥まぁ、それは行って自分たちの目で見ないと分からないか。とりあえず保護した状態で、こちらが到着するまでそちらの勝手に任せよう」
ひとまずは保護したのであれば、王子たちが到着して話を聞くまでそのままにして欲しい。
治療を優先させつつも、情報を聞き出して整理をするのであれば場にいた方が良いと思えたからだ。
「了解でござる。では、そう伝えるでござるよ」
そう返答してルビーが退出し、翼を広げて飛び立ったのであった。
「…‥‥にしても、何でディー君の行く先々で色々起きるんだろうか」
「そんな運命になる星の下にでも生まれたんじゃないだろうか」
「その可能性がありそうですわよね‥‥‥」
とにもかくにも、臨海合宿は彼らにとっても速めに向かいたいところではあったが…‥‥報告を聞き、面倒事が待ち受けていそうだと分かるとどことなく沈んだ気持ちになるのであった…‥‥
「それに、弟の方もどうにかしないとなぁ‥‥‥」
「道中で孤児院があればそこによって、放置してくればいいかもね」
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