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244 種さえわかればと言っても
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空間から這い出てくる手のような魔道具。
虫の足を参考にしたかのような物でありつつも、力もそれなりにあるようだが、それでもこうやって奇襲をかけてくるという事さえわかってしまえば、色々とやりようはある。
ノインのセンサーで探知し、出てくる兆候が見えればそこへ攻撃を仕掛け、あるいはその空間と手の隙間部分へ相手を弱らせたり動けなく出来るようなものを仕掛けていく。
具体的には毒草だったり、毒ガスだったり、その他諸々嫌がらせに使えるような道具を使うのだ。
「というか、毒草とか毒液とか、こういうのもあるんだよな」
「薬も使いようによっては毒になりますし、トラップ用にと思って試作していた品もありますからネ」
まぁ、現状このぐらいの攻撃でも効果はあるだろうし、空経由でルビーからゼネたちの方にも同様の奇襲があったという報告があったので、そちらにも同様の手段を使って対策を取るように指示した。
いや、この際まとめていたほうが都合が良いかもしれないと思い、一旦召喚で全員呼び寄せ、一気に臨戦態勢に切り替える。
今はまだ手がにょきにょきと出る程度なのだろうが、いつ違う行動に出るかもわからないので、それらにも素早く対応できるようにと思って…‥‥‥
「…‥‥やったはずだが、流石にこれは予想外だった」
「いえ、予想できたはずですガ…‥‥どうしましょう、コレ」
‥‥‥思っていた時期がありました。
そう心でつぶやきつつ、俺は今の状況にどうしたものかと悩む。
「というか、儂も同じ目になっているのじゃが…‥‥足元が何もないのにこのままというのはすごい怖いのじゃが」
「だよな…‥‥今はまだ手で支えられるけど、引き抜けないな…‥‥」
腰から下が、思いっきり抜けない。
というか、あの手が抜き出ていた空間が真横だけからではなく…‥‥真下から来るのはちょっとおどろいた。
落とし穴のように出現し、以前も似たような手段でかかったことがあった経験があったので対策していたブーツのジェット噴射で逃れたつもりが…‥‥まさか、穴そのものが一緒に上に上がり込んでくるとは思わなかった。
ゆえに現在、俺の腰から下が行方不明。空間の中に入り込んでいるようで、これ以上落ちないように手で支えているも、足元の感触が無い。
「というか、儂の方が辛いのじゃが‥‥‥何と言うか、目の力?そんなものがびしびしと感じるのじゃが‥‥‥」
そして俺と同様の状況に、ゼネが陥ったようだが‥‥‥‥彼女の方が辛いものがあるらしい。
人の視線というのはなんとなくで分かることは分かるのだが、それが濃密になっているよなものを受けているらしい。
十中八九、ゼネの妹たちの可能性が大きいが、見るだけですぐに動かないというのが気になる。
「よいしょでござるーーーーー!!」
「あだだだだだ!!無理だこれ、もげる!!」
「ふんっ!!」
「へぐわぁ!!儂の胴体が千切れるのじゃが!!」
手で支えている状況であれば、力ずくで引き抜けるのではないかと思ってルビーやレイアに牽引してもらったが、引き抜ける気配は無し。
入るのは自由だが、出るのは難しいとでも言うのか?でも、あの手のような道具とかは楽々と出ていたし…‥何か仕掛けでもあるのだろうか?
何にしても、腰から下の空間に、何があるのかもわからないし…‥‥
「‥‥‥いっその事、これもう潜り込んでしまった方が早いような」
「そうした方が良いじゃろうな‥‥‥」
‥‥‥何を思ってこのような事をしたのかはわからないところもあるが、抜けない現状引いて駄目なら押してみるべし。
中に入り込んでしまえば、敵陣の中に入るような目にあうだろうが…‥‥このままマヌケな格好みたいな状態なのもどうにかしたいからな。
「空間に潜り込んでいるようですが…‥‥センサーが入り込めませんネ。先の方が不明ですので、危険かと思われマス」
「そもそも、ゼネの妹たちがいる可能性な時点で、危険性は非常に高いけどな」
個人的には、仮面の組織よりも危険度は非常に高い‥‥‥‥怪物を作り出す組織よりも危険そうなのはどうかと思うところがあるが、その認識で間違っていないような気がする。
とにもかくにも、こうなってしまえばいっその事中に突撃してしまう方が良いだろう。
それに、ここでいっそ根絶したほうが後の世のためになるような気がしなくもない。
「問題は、向こう側で召喚が使えるかどうかなんだけど…‥‥どうだろうか?」
「可能だとは思われますが、相手が相手ですしネ‥‥‥‥」
んーっと考え込みつつ、そう述べるノイン。
彼女にとっても、ゼネの妹たちの得体の知れなさは不気味に思っているようで、分らない部分も多いようだ。
ただ、こうやって空間移動のような真似を仕掛けてきていることから考えると、召喚も似たような部分があるし‥‥‥可能な事は可能かもしれない。
「なら、ここで一旦手を緩めて中に入って見るか。相手がどの様な手を出してくるかはわからないが…‥‥」
やってみなければ、そこも分からない。
というか、夜が明ける前にできれば片付けたいし…‥‥ここでいっそ、殴り込みをかけた方が良いだろう。
「じゃ、やるか」
「そうした方が良いじゃろうな」
装備品をきちんと着用しておき、相手がどの様な手を出してきても大丈夫なようにして置く。
そして準備を整えるとすぐに、俺たちは抵抗の手を緩め、すぽっと入っていくのであった…‥‥
「…‥‥むにゃあ‥‥‥喉が渇いたのニャ」
‥‥‥屋根の上でディーたちが穴に落ちる少し前。
学生が泊まっている宿屋の一室の扉が開き、ルナティアが出てきた。
ぐっすりと眠っていたはずだが、今夜はやや蒸し暑く、少し寝苦しいところがあった。
ゆえに、喉が少々渇き、目が覚めてしまったので宿の食堂で水でも貰おうかと思っていたが‥‥‥ふと、廊下の先に人影を見た。
「あれ…?ルナティアですの‥‥?」
「アリスかニャ…‥‥」
互に眠気はあれども、目が覚めている中でその影の主がすぐに誰なのか理解できた。
というのも、同じような想いがありつつも、負けられないような想いがある者同士。
ゆえに、影だけでもどこの誰なのか分かってしまったのだ。
どうやらお互いに寝苦しかったようで、喉が渇いたのは同じ。
他の生徒たちもちらほら見えるようだが、全員食堂の方で水でももらっているようだ。
「‥‥‥ここは一緒に行くかニャ」
「そうしましょう‥‥‥」
転んだら危ないのでそこは気を遣いつつ、互に廊下を歩みだした‥‥‥‥その時であった。
スカッ
「ニャ?」
「え?」
一歩を踏み出したはずが、足の裏の感触が無い。
何事かと思えば、互いの足元には円形状の穴のような物ができており、その上に乗っており…‥‥落ちた。
「何ニャァァァァア!?」
「なんですのぉぉぉぉ!?」
流石にこれには驚愕して眠気が吹っ飛び、叫んでしまうもどうしようもない。
そのまま二人はそろって落下し始めた。
暗闇ゆえに、どこにどう落ちているのかはわからない。
ただ一つ言えるのであれば、現在も落下中であり‥‥‥
「どこに落ちるのニャァァァ!!」
「そもそも下が見えませんわぁぁ!!」
ごうっと勢いよく落下し続け、このまま大惨事になるかと思った矢先…‥‥それは突然終わった。
どっしぃぃぃぃん!!
ごぎぃっ!!
「ぐべぁっ!?」
「…‥‥ニャ?今何か、下敷きになったような」
「断末魔が聞こえたのですが…‥‥」
…‥‥なにやら落下が終わり、何かを下敷きにして助かったらしい。
だがしかし、その下敷きになった声は何処か聞き覚えがありつつ、嫌な予感がして彼女達が良く周囲を見渡せば…‥‥
「‥‥‥」
「「…‥‥」」
目があったというか、目の前の方には見覚えのある男装の令嬢と言えるような人が、いや、召喚獣がいた。
そしてその目線は下に向けられており、そろって下を見れば…‥‥
「‥‥‥がふっ」
「で、ディーーーーーーー!!」
「今なんか、息絶えてしまったような感じがぁぁぁぁぁぁ!!」
「お主らどこから御前様の上に落ちてきたんじゃ!?いや、それよりも御前様の首がちょっと変な方向に曲がっているのじゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
…‥‥色々叫びつつ、カオスな状況となったこの空間。
どこなのかはわからないが、一つ言えるのは彼女達の想い人がたった今、犠牲になったぐらいであろうか。
色々装備とかは固めていたようだが、当たりどころが悪かったというべきか、何と言うか…‥‥とにもかくにも、慌ただしく蘇生作業へ協力するのであった。
「魂が抜けかけておるのじゃが!!御前様まだ逝くのは早いのじゃぁぁ!!」
「ああああ、首が変な方向に!?こういう時はこういう時は!!」
「落ち着いて逆の方向に曲げるのが良いかもしれないニャ!!」
「いやそれ、やっちゃダメな奴じゃぁぁぁぁ!!」
虫の足を参考にしたかのような物でありつつも、力もそれなりにあるようだが、それでもこうやって奇襲をかけてくるという事さえわかってしまえば、色々とやりようはある。
ノインのセンサーで探知し、出てくる兆候が見えればそこへ攻撃を仕掛け、あるいはその空間と手の隙間部分へ相手を弱らせたり動けなく出来るようなものを仕掛けていく。
具体的には毒草だったり、毒ガスだったり、その他諸々嫌がらせに使えるような道具を使うのだ。
「というか、毒草とか毒液とか、こういうのもあるんだよな」
「薬も使いようによっては毒になりますし、トラップ用にと思って試作していた品もありますからネ」
まぁ、現状このぐらいの攻撃でも効果はあるだろうし、空経由でルビーからゼネたちの方にも同様の奇襲があったという報告があったので、そちらにも同様の手段を使って対策を取るように指示した。
いや、この際まとめていたほうが都合が良いかもしれないと思い、一旦召喚で全員呼び寄せ、一気に臨戦態勢に切り替える。
今はまだ手がにょきにょきと出る程度なのだろうが、いつ違う行動に出るかもわからないので、それらにも素早く対応できるようにと思って…‥‥‥
「…‥‥やったはずだが、流石にこれは予想外だった」
「いえ、予想できたはずですガ…‥‥どうしましょう、コレ」
‥‥‥思っていた時期がありました。
そう心でつぶやきつつ、俺は今の状況にどうしたものかと悩む。
「というか、儂も同じ目になっているのじゃが…‥‥足元が何もないのにこのままというのはすごい怖いのじゃが」
「だよな…‥‥今はまだ手で支えられるけど、引き抜けないな…‥‥」
腰から下が、思いっきり抜けない。
というか、あの手が抜き出ていた空間が真横だけからではなく…‥‥真下から来るのはちょっとおどろいた。
落とし穴のように出現し、以前も似たような手段でかかったことがあった経験があったので対策していたブーツのジェット噴射で逃れたつもりが…‥‥まさか、穴そのものが一緒に上に上がり込んでくるとは思わなかった。
ゆえに現在、俺の腰から下が行方不明。空間の中に入り込んでいるようで、これ以上落ちないように手で支えているも、足元の感触が無い。
「というか、儂の方が辛いのじゃが‥‥‥何と言うか、目の力?そんなものがびしびしと感じるのじゃが‥‥‥」
そして俺と同様の状況に、ゼネが陥ったようだが‥‥‥‥彼女の方が辛いものがあるらしい。
人の視線というのはなんとなくで分かることは分かるのだが、それが濃密になっているよなものを受けているらしい。
十中八九、ゼネの妹たちの可能性が大きいが、見るだけですぐに動かないというのが気になる。
「よいしょでござるーーーーー!!」
「あだだだだだ!!無理だこれ、もげる!!」
「ふんっ!!」
「へぐわぁ!!儂の胴体が千切れるのじゃが!!」
手で支えている状況であれば、力ずくで引き抜けるのではないかと思ってルビーやレイアに牽引してもらったが、引き抜ける気配は無し。
入るのは自由だが、出るのは難しいとでも言うのか?でも、あの手のような道具とかは楽々と出ていたし…‥何か仕掛けでもあるのだろうか?
何にしても、腰から下の空間に、何があるのかもわからないし…‥‥
「‥‥‥いっその事、これもう潜り込んでしまった方が早いような」
「そうした方が良いじゃろうな‥‥‥」
‥‥‥何を思ってこのような事をしたのかはわからないところもあるが、抜けない現状引いて駄目なら押してみるべし。
中に入り込んでしまえば、敵陣の中に入るような目にあうだろうが…‥‥このままマヌケな格好みたいな状態なのもどうにかしたいからな。
「空間に潜り込んでいるようですが…‥‥センサーが入り込めませんネ。先の方が不明ですので、危険かと思われマス」
「そもそも、ゼネの妹たちがいる可能性な時点で、危険性は非常に高いけどな」
個人的には、仮面の組織よりも危険度は非常に高い‥‥‥‥怪物を作り出す組織よりも危険そうなのはどうかと思うところがあるが、その認識で間違っていないような気がする。
とにもかくにも、こうなってしまえばいっその事中に突撃してしまう方が良いだろう。
それに、ここでいっそ根絶したほうが後の世のためになるような気がしなくもない。
「問題は、向こう側で召喚が使えるかどうかなんだけど…‥‥どうだろうか?」
「可能だとは思われますが、相手が相手ですしネ‥‥‥‥」
んーっと考え込みつつ、そう述べるノイン。
彼女にとっても、ゼネの妹たちの得体の知れなさは不気味に思っているようで、分らない部分も多いようだ。
ただ、こうやって空間移動のような真似を仕掛けてきていることから考えると、召喚も似たような部分があるし‥‥‥可能な事は可能かもしれない。
「なら、ここで一旦手を緩めて中に入って見るか。相手がどの様な手を出してくるかはわからないが…‥‥」
やってみなければ、そこも分からない。
というか、夜が明ける前にできれば片付けたいし…‥‥ここでいっそ、殴り込みをかけた方が良いだろう。
「じゃ、やるか」
「そうした方が良いじゃろうな」
装備品をきちんと着用しておき、相手がどの様な手を出してきても大丈夫なようにして置く。
そして準備を整えるとすぐに、俺たちは抵抗の手を緩め、すぽっと入っていくのであった…‥‥
「…‥‥むにゃあ‥‥‥喉が渇いたのニャ」
‥‥‥屋根の上でディーたちが穴に落ちる少し前。
学生が泊まっている宿屋の一室の扉が開き、ルナティアが出てきた。
ぐっすりと眠っていたはずだが、今夜はやや蒸し暑く、少し寝苦しいところがあった。
ゆえに、喉が少々渇き、目が覚めてしまったので宿の食堂で水でも貰おうかと思っていたが‥‥‥ふと、廊下の先に人影を見た。
「あれ…?ルナティアですの‥‥?」
「アリスかニャ…‥‥」
互に眠気はあれども、目が覚めている中でその影の主がすぐに誰なのか理解できた。
というのも、同じような想いがありつつも、負けられないような想いがある者同士。
ゆえに、影だけでもどこの誰なのか分かってしまったのだ。
どうやらお互いに寝苦しかったようで、喉が渇いたのは同じ。
他の生徒たちもちらほら見えるようだが、全員食堂の方で水でももらっているようだ。
「‥‥‥ここは一緒に行くかニャ」
「そうしましょう‥‥‥」
転んだら危ないのでそこは気を遣いつつ、互に廊下を歩みだした‥‥‥‥その時であった。
スカッ
「ニャ?」
「え?」
一歩を踏み出したはずが、足の裏の感触が無い。
何事かと思えば、互いの足元には円形状の穴のような物ができており、その上に乗っており…‥‥落ちた。
「何ニャァァァァア!?」
「なんですのぉぉぉぉ!?」
流石にこれには驚愕して眠気が吹っ飛び、叫んでしまうもどうしようもない。
そのまま二人はそろって落下し始めた。
暗闇ゆえに、どこにどう落ちているのかはわからない。
ただ一つ言えるのであれば、現在も落下中であり‥‥‥
「どこに落ちるのニャァァァ!!」
「そもそも下が見えませんわぁぁ!!」
ごうっと勢いよく落下し続け、このまま大惨事になるかと思った矢先…‥‥それは突然終わった。
どっしぃぃぃぃん!!
ごぎぃっ!!
「ぐべぁっ!?」
「…‥‥ニャ?今何か、下敷きになったような」
「断末魔が聞こえたのですが…‥‥」
…‥‥なにやら落下が終わり、何かを下敷きにして助かったらしい。
だがしかし、その下敷きになった声は何処か聞き覚えがありつつ、嫌な予感がして彼女達が良く周囲を見渡せば…‥‥
「‥‥‥」
「「…‥‥」」
目があったというか、目の前の方には見覚えのある男装の令嬢と言えるような人が、いや、召喚獣がいた。
そしてその目線は下に向けられており、そろって下を見れば…‥‥
「‥‥‥がふっ」
「で、ディーーーーーーー!!」
「今なんか、息絶えてしまったような感じがぁぁぁぁぁぁ!!」
「お主らどこから御前様の上に落ちてきたんじゃ!?いや、それよりも御前様の首がちょっと変な方向に曲がっているのじゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
…‥‥色々叫びつつ、カオスな状況となったこの空間。
どこなのかはわからないが、一つ言えるのは彼女達の想い人がたった今、犠牲になったぐらいであろうか。
色々装備とかは固めていたようだが、当たりどころが悪かったというべきか、何と言うか…‥‥とにもかくにも、慌ただしく蘇生作業へ協力するのであった。
「魂が抜けかけておるのじゃが!!御前様まだ逝くのは早いのじゃぁぁ!!」
「ああああ、首が変な方向に!?こういう時はこういう時は!!」
「落ち着いて逆の方向に曲げるのが良いかもしれないニャ!!」
「いやそれ、やっちゃダメな奴じゃぁぁぁぁ!!」
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