絡みあうのは蜘蛛の糸 ~繋ぎ留められないのは平穏かな?~

志位斗 茂家波

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王都への道のり

log-設定まとめ②

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【登場キャラ】
①追加従魔契約枠:カトレア
種族:アルラウネ(■■■種)
性別:メス
・一人称は「ミー」、口癖は「なの」。基本的にはのんびりとした性格。
・薄いピンク色の美しい花の中からはえているような、少女の体。薄い花びらのような装飾を身に纏いつつ、透けて見える褐色の肌色とほのかに淡いピンク色の髪色に、目の色は淡い緑。
・王都へ向かう道中のボボン村での騒動を経て、トレントから得た実の種から発芽した。
・約束で縛られていたトレントの自由を求める心そのものであり、生まれながらにして様々な記憶を引き継いでいるが、まだその全てを活かせるほどの経験は積めていない。
・甘い香りが特徴だが、他の香りも出すことが可能。様々な効能を持たせることができるが、複雑なものになると少し時間がかかる。
・果実等を実らせることは可能だが、全てに種は無いため、第二、第三のアルラウネを彼女から収穫したもので作ることはできない。どういう繁殖方法なのかは、また後程。


②王都までの道中:ガンゴード&タゴサック
・王都までの特別便を担う、馬車業のプロフェッショナルコンビ。
・御者としてガンゴードは手綱を握り、タゴホースのタゴサックは悪路すら余裕で駆け抜け、乗車した人を確実に目的地まで送り届ける。
・なお、何度も利用し慣れた人ならばまだしも、初利用者は確実にタゴサックのことを馬ではなく熊と認識され、馬車仲間からもそろそろ熊車として改名したほうが良いのではと言われている。
・王都にいるとあるモンスター学者の教えを受けているため、モンスター知識は豊富であり、道中の襲撃があっても対応できる実力を兼ね備えている。
・閑散期には他の馬系モンスターと従魔契約している仲間と共に、冒険者業を行っていたりもする。



【その他設定】
・ボボン村:
酒飲みであれば、一度本場物のボボン酒を飲むために訪れたいとして、賑わいの堪えない村。
ボボン酒を飲みたいのであれば一度は寄っておいで、酒が飲めない子供でも飲めるボボンジュースなどあるよなどのキャッチフレーズをうたい、今では村の一大特産品として名を響かせている。
しかし、そのボボン酒は過去に悪魔によってもたらされたものであり、退けられることが無ければ一夜にして村は死の村へ切り替わっていた可能性があったことは、一部のものしか詳細を知らない。

・悪魔:
モンスターとは異なる存在として知られている、別次元の生き物。
呼び出したものの願いをかなえる代わりにその対価を求め、ほぼ確実に契約を遂行する。
ただし、大抵は破滅の道を歩むんでしまうものも多く、周囲への被害が尋常ではない事例もあるため、国によっては悪魔を呼び出せば一族郎党処刑となる。
全てが強大な存在というわけではなく、いくつかは微妙なものもあり…上の者が出てきてしまえば、それ以上何もできなくなるという性質も持つ。

・冒険者:
よくあるファンタジー定番の職業…ではあるが、この世界では副業で行う人が多い。
安定しない日常を求めたり、ハイリスクハイリターンな面も挑みたい人は本業にしていたりする。
ギルドでの依頼を受けて活動し、日々金銭を稼ぐことはできいるが、安定しない。
しかし、従魔契約を行いモンスターから素材を採取して日々納品できれば、そこそこ安定した生活になったりもする。
また、テンプレ・王道・正道などと呼ばれる類のものも生じることがあるが…そんなことをやらかせばどうなるのかは、想像するにたやすいだろう。


・グラビティ学園(平民用)
グラビティ王国の王都に存在する、国立の学園。
かつては貴族と平民で混ざって授業を受けることができたが、様々な問題が発生したため、貴族用と平民用に分けられた。
基本的に学生は寮で過ごすことになり、国からの支給で生活はできるが、小遣いなどは自力で稼ぐ必要があり、バイト用の掲示板なども設置されている。
貴族用とは完全にたもとを分かってはおらず、年に一度両者ともに何かしらの競技で交流するようになっている。
従魔契約を結んだ学生が入ってくるのもあり、与えられる寮室は学生によって振り分けられる。他国ではより大きなものが記録にあるが、このグラビティ王国での入寮した学生で最大の従魔契約モンスターは、貴族用ではゴールデンサイクロプス、平民用ではマチョポッポ・GXが記録されている。なお、両者とも学園初期の事の話であり、実はその時に起きた騒動がきっかけで、学園が貴族用と平民用に分裂したのではないかという噂もある。
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