神聖国より帝国の方が真面そうだな……

狂信者の国は至極面倒。
なんせ、同じ言語を使っているのに話が通じないからねぇ……

拡大政策を内政に転換した帝国は、政治面で不安を抱えやすい。
軍が強いのでクーデターが怖いし、後方でぬくぬくとしていた貴族と前線で戦ってきた軍人は反りが合わない事が多く、力一辺倒でやれてきた軍人は脳筋でありながら戦略的勘ピューターだけは優秀だったりしますからね。
被征服地の統治問題もある。常に火種を抱え込むので、よほど皇帝の舵取りが上手くないとねぇ……

呪いによる支配体制は効率が良いが、いかんせん一代限りとなりやすい。また思考統制ではなく、呪殺の恐怖による統治っぽいので、有事に忠誠心は期待できない。

なんだろう、基本的にまともな国がほとんどありませんよ？

いや、その「面倒事」も教えてやりなよ

襲撃犯をでっち上げるの？
無駄な上にボロが出やすいよ？
もっと単純に『なんらか』の理由で発生した国滅ぼしの魔物の襲撃があり、王家秘蔵の魔法具で消滅させた。
魔法具は一度しか使うことが出来ずに消滅。
第一王子その他の愚物は死亡したか、異変が起きた際に国を見捨てて逃げた為、王籍を剥奪とし、適当に手配回しておけば良い。
どうせ、帰ってこないんだから死んでる事なんか公表しておく必要は無いしね。

そう言えば、何か知ってそうな王子が居たな

綿失態→私達

おや、色々戻ってきたか。

命までもが戻ったのは僥倖。
これなら何とか国も立て直せるかな。
家などが元の位置に戻ったのであればちょいと大穴が空いただけで済む。水源になれば良し、ならなければ適当な川から引っ張って来るかね。
護岸工事は必須だけど、逆に公共事業にもなるし。

遂に完全覚醒か？

汚水スライムでなく、汚泥スライムであったのは幸いだったね。
粘性の低い汚水型であった場合、その速度は時速にして100㎞を超える。
泥の要素があり、ある程度以上の粘性があった為に推定される時速はおおよそ時速20～最大で40㎞弱。
大人二人が乗った馬の速度から見ると、スタミナが尽きない限りギリギリ上回る。

王子の肉体そのものが核を守る形になったかな？
人間の身体で一番電流が走りやすいのは体表面だから、ほんの僅かとはいえ、威力が落ちたとも考えられる。
まあ、結果的に失敗ではあるが、諦めない心が覚醒を呼んだ模様。
光＝熱及び聖(浄化)属性が見込めるし、やっと処理完了出来そうですね。

国を立て直せるかは今後の頑張り次第ですが、大穴から水が湧いて湖にでもなれば豊富な水源と、養殖業などの基盤も作れる。
出来れば水が出て欲しい所ですね。

下に水脈でもあったら落とし穴以前に人工湖が出来ちゃうねぇ。

単体では弱くても群れることで驚異となる生き物はいくらでもいます。
モンスターでなくても蝗害などは有名ですね。
これがモンスター化して食欲が増し、無機物まで無差別に食べる様になれば今回のスライム以上に厄介にもなる。

ハクロボンバーの所を見ていて、なぜか「うる◯やつら」の
「スーパー デリシャス 遊星 ゴールデン スペシャル リザーブ ゴージャス アフターケアーキッド」
を唐突に思い出した（笑

元凶たちが囮をする気概が有るだけまだマシか

水に希釈されず、表面に留まって燃え続けるパーム油の様なものがあれば楽なんですけどね。
まあ、無いのだから仕方ない。
しかし、どの程度の規模での落とし穴なのか……重機使っても三、四日は掛かりそうな気も……

落雷で肩こりが治ったって、
どれだけトンデモないんだ爺様（笑

いや、エディアとかお荷物二人&馬をラナが飲み込んじゃえば軽くなるでしょうに。
安全圏があるかな？
ものがスライムという液状生命体なので、放電によるショックで一時的な麻痺状態に陥る可能性はある。
コアまで通電すれば、致命的なバグを発生させて自滅する事もあり得るし、とりあえずやってみたら？

とりあえず、王都は無辜の民ごと沈んだので、国としてはもう滅亡したと同義。
アレを倒したら人・物・金が全部元通りとはならないからねぇ。
全て、王とその周りが悪かった。
継承権を持つ愚者がやらかしまくるのを放置していた結果だからね。
良識と常識をある程度持つ継承者も、結局自分の事しか考えずに継承権放棄の方向でしか物を考えてなかった訳だし。
まず、王位継承権を持つ者を愚者にしない教育を施すのが、王としての務め。
そして、おかしな者は自分の子であっても毅然として処分するなりして、国全体を守る義務がある。
長男継承が多いのは、そうやって早い段階から王太子を決める事で本人の自覚と成長を促し、臣下と姉、弟妹で王太子を支える体制を構築するのに都合が良いから。
優秀な後継者を複数競わせる方法は、一企業ならともかく国には馴染まない。
現代的倫理観などがきちんと整備され、国民の大多数に教育が行き届いていないなら尚更です。
復興出来るかどうかは判らないが、政治中枢が王城ごと消失してしまったので面倒な事この上ない。
被害を受けていない公爵領があるなら、そちらを拠点にやるしか無いね。

これで国が滅んでも、次代をちゃんと育てなかった
自業自得って事に成るのかなぁ……

そもそもがスライムであり、汚泥タイプなので、乾燥には弱い。
太陽光だけでなく、プラスの熱量で水分を奪えば、行動は制限出来るでしょう。
また汚泥を養分に出来る強い植物でも対処は出来ますが、現状の仲間では該当が居ないのでチャンスがあれば、の話ですね。
また、浄化系魔法や綺麗な大量の水を使っても効果があると思われる。

自分も行動する鹿内　➡　自分も行動するしかない

次代の王を育てるのは国王の務め。
他の事に忙殺されていたからといって怠って良い話ではないのだけれどね。
ものがものだけに通じる攻撃は限られる。
何か以前に封じた時の伝承とか伝わってませんかね？

あー、やっぱこうなったか……。最悪の事態を避けられたとしてもこの国は半壊確定だな！とりあえずジーク達には頑張ってもらうしかなさそうです。愚か者の尻ぬぐいはぶっちゃけダルいだろうけどこれ以上被害を広げる訳にもいかないですから。

何かの生贄にでもされたか？

いやいや、このまま逃げたら犯人にされかねないので、ちゃんと公的機関なりギルドなりに届け出て事態解決に動いて貰わんと。
上の方(王族)は心当たりがあるだろうし、王族が管理していた『ヤバいモノ』が引き起こした事なので、民間にもこの現象を引き起こしたモノの事は、民話なり記録なりである程度以上伝わっている筈なので。
黙ってトンズラは最悪手といえます。
落ち着いて対処を考えましょう。

まともじゃないほうの王子達が本命の敵組織らしき奴に始末された！ぶっちゃけかなりやばい状況、しかしもう魔の手はすぐそこに迫ってきているようで……さあどう立ち向かうジーク一行！

さらっとトンデモナイ本買ってるなぁ……（笑

お約束通りやってきた悪者達、でもこちらがなんの対策もしてない訳が無いのもまたお約束。あっさり撃退です。それにしても尋問入門の本と道具まで持ってるとはwこれは将来魔王になるだけのことはありますねw

何故にこう言う輩は動きが早いのか……（笑