257 / 459
春間近、でも頭春は来ないで欲しい
#241 まずは手探りからデス
しおりを挟む
SIDEシアン
【はむはむはむ…‥‥私の体にシアンとの子ですか‥‥‥道理で食欲がわき上がっていたんですね】
「そうらしいけど、その分本当にどこに行っているの?」
ハクロに子が宿ったという事が判明した翌日、ハクロはむしゃむしゃと朝食を食べていた。
卵胎生ゆえに、途中からは卵として体外へ生むことになるが、体内にある間は栄養を取ったほうがいい。
それに、検査の結果どうも栄養がやや不足していたようで、その分も現在取っているのだ。
‥‥‥常人なら確実に増量間違いなしレベルだが、ワゼいわくハクロの体質などを考えても、これでようやく子どもとのバランスがとれるのだとか。
「ただ、しばらくの間激しい運動などはNGデス。昨日のあの闘争でも相当エネルギーを消費しますし、少しばかりゆっくりと過ごしたほうがよろしいデス」
「つまり、僕の魔法屋としての仕事にも連れて行けないのか」
「そういう事になりマス。一応、卵を出した後は自由に動けますが、それでも安定するまでしばらく家にいたほうがよろしいカト」
何にしても、この様子だとしばらく彼女と共に外に出歩けなさそうだし、しばらくは一人で魔法屋として働かなければいけないな。
「うーん、でもその子供がどういうのなのかは気になるわね‥‥‥今から用意できそうな代物が無いか、お母様たちに聞いてみるべきかしら?」
ミスティアがそうつぶやき、僕らはそれに賛成する。
こういうのもなんだが、この中に赤子が出来た時の対応がまともにできる人選が無い。
ロールの場合は雪の女王時代に子供を育てたこともないし、産んだこともない。
ミスティアに関しても、彼女はボラーン王国王家の中で第2王女‥‥‥末娘だけに他の兄や姉に当たる王子や王女に比べて赤子と触れ合う事もなかっただろう。
そう考えると、ミスティアの方だとその子育ての経験が豊富そうな王妃や側室たちとやらの方へ尋ねてみるのが正解かもしれない。
なお、いつもならば頼れるはずのワゼなのだが…‥‥
「データ不足デス。教育面ではやれる自信はありますが、とりあえず情報収集をしマス」
「いつもなら、『これもメイドの嗜みデス』って言って、自信満々そうなのにか?」
「ええ、そう言う時もあるのデス。何もすべてがメイドの嗜みにはいるわけではありませんし、生憎乍ら私を作った人がそのデータを入れ損ねている形跡がありマス」
‥‥‥いろいろやらかすこのメイドに、今更ながらメイドの嗜みの基準を問いただしたいところだが‥‥‥まぁ、聞いても意味ないだろうな。
むしろ延々とメイドの道とかそういう話になりそう。というか、言われてみればワゼの製作者の方はその子育ての方に考えが行かなかったのだろうか?‥‥‥まだ不明な人物だが、多分独身だった可能性もあるなぁ。
【シャゲ!】
「お、ドーラの方は自身があると?」
【シャッゲェ!】
任せろとでもいうように、葉っぱを器用に曲げてピースサインを作るドーラ。
フェンリル一家の子フェンリルの面倒を見ていたりと何かとそういう面ではドーラは頼れそうだ。
とにもかくにも、新しい命の生まれる予定日はまだわからない。
でも今すぐにという事でもないので、ひとまず僕らはその手の情報を集めることにするのであった。
「ついでですし、警戒も立て直しも同時に進行させましょウ。設計図などもきちんと練り直しましたし、30分程度で済みそうデス」
「なんか短くなってない?」
昨日の時点だと1時間ほどと言っていたのに、短縮されてないか?いや、短時間で立て直しするのは良いが‥‥‥今の家の状態が、更にどうなるのかちょっと不安だな…‥‥
――――――――――――――――――――――
SIDE HWG本部
‥‥‥ちょうどそのころ、ボラーン王国内の都市アルバス発祥、現在の本拠地は秘密裏に作られたとある施設にて、ハクロファンクラブことHWGのメンバーがそこに集まっていた。
彼らに情報を提供してくれるとあるメイドからの報告で、彼らの崇拝対象でもある…‥‥
「諸君、遂にこの時が来たようだ」
「ああ、我々の輝かしいあのお方…‥‥美女のあのアラクネが、ご懐妊なさったそうだ」
「「「「おおおおおおおおお!!」」」」
その言葉に、集まっていたメンバーは嬉しい声を上げる。
ファンクラブとは言え、自分たちには届かぬ高嶺の花という事は理解しており、彼女の笑顔のためにという活動目的で集まっているがゆえに、今回の懐妊の知らせは、我が身のように嬉しいのだ。
あと、ついでにそのできた子供の将来性などを考えるとチャンスなどもあり、更に楽しみが増加していた。
「この組織の拡大もしており、改名の時期が迫っていたが‥‥‥‥この度の嬉しい報告により、我々も彼女が無事に出産、子育てできるように、その手の情報提供や事業を立ち上げる時であろう」
「ああ、そうだな。紹介なども手中に収めている今、子育て用の用品なども充実させねば」
「子どもはどのような種族になるのか‥‥‥そこは不明らしい。なんでも亜種の例などもあり、未だにわからぬとか」
「ならば男の子の可能性もあるな…‥‥そうなった場合、一部の女性会員たちが肉食系になりそうだ」
「その可能性は想像したくないなぁ‥‥‥でもめでたい話しなのは変わりなしだな」
和気あいあいと話しつつ、今後の組織の活動方針や、いかにしてサポートすべきかきちんと議論も交わしていく。
「何にしても、新たな命の誕生は悪い話しでもあるまい」
「だが、少々不安もあるな」
と、ここで一人の会員がそうつぶやく。
「ん?不安とはどういうことだ?出産時などのサポート体制も整え、死産・流産などに関しても万全の備えをするのだが…‥‥」
「いや、そう言う内的要因ではない。外的要因…‥‥こういう時こそ出てくるであろう、面倒な輩たちだ」
「なるほど、言われてみればそうだな」
忘れがちになるが、彼らの崇拝対象でもあるハクロはアラクネの亜種と考えられる。
その亜種という存在も珍しく、そう言った類を狙う収集家などが存在しているのだ。
「討伐できる相手ならまだしも、平穏に暮らすようなものを狙う輩はいるからな。悪質なコレクターというべきか、それとも性的な意味の方で狙うか‥‥‥‥今までにこちらでも排除してきたとはいえ、それでもやはりあきらめの悪い輩もいる」
「ああ、しかも亜種の産む赤子という話で、物珍しさからより一層狙ってくる危険性もあるな」
面倒な輩は排除されてきたが、こういうことで人の欲望などは尽きる事もなく、第2、第3の愚か者が出てくるのだ。
「警戒態勢はとっておこう。アラクネの場合、卵胎生‥‥‥お腹の中にいる間は良いとして、卵として出てきた時に盗むなどが考えられるしな」
「ああ、そうなれば彼女の笑顔も失せてしまうだろうし、我々にとっても大失態どころか存在意義を問われることになるからな」
「「「「我らの好む彼女のために、その笑顔を守るために闘おう!!」」」」
…‥‥決意を新たにし、彼らは団結力を高める。
最近、ようやくとある国の中枢部分にも潜り込んで一国すらも操れるようになってきた分、さらなる危険の排除に彼らは動きやすくなってきている。
その力を活かし、彼らの崇拝対象でもあるハクロのために、密かに動き出すのであった‥‥‥
【はむはむはむ…‥‥私の体にシアンとの子ですか‥‥‥道理で食欲がわき上がっていたんですね】
「そうらしいけど、その分本当にどこに行っているの?」
ハクロに子が宿ったという事が判明した翌日、ハクロはむしゃむしゃと朝食を食べていた。
卵胎生ゆえに、途中からは卵として体外へ生むことになるが、体内にある間は栄養を取ったほうがいい。
それに、検査の結果どうも栄養がやや不足していたようで、その分も現在取っているのだ。
‥‥‥常人なら確実に増量間違いなしレベルだが、ワゼいわくハクロの体質などを考えても、これでようやく子どもとのバランスがとれるのだとか。
「ただ、しばらくの間激しい運動などはNGデス。昨日のあの闘争でも相当エネルギーを消費しますし、少しばかりゆっくりと過ごしたほうがよろしいデス」
「つまり、僕の魔法屋としての仕事にも連れて行けないのか」
「そういう事になりマス。一応、卵を出した後は自由に動けますが、それでも安定するまでしばらく家にいたほうがよろしいカト」
何にしても、この様子だとしばらく彼女と共に外に出歩けなさそうだし、しばらくは一人で魔法屋として働かなければいけないな。
「うーん、でもその子供がどういうのなのかは気になるわね‥‥‥今から用意できそうな代物が無いか、お母様たちに聞いてみるべきかしら?」
ミスティアがそうつぶやき、僕らはそれに賛成する。
こういうのもなんだが、この中に赤子が出来た時の対応がまともにできる人選が無い。
ロールの場合は雪の女王時代に子供を育てたこともないし、産んだこともない。
ミスティアに関しても、彼女はボラーン王国王家の中で第2王女‥‥‥末娘だけに他の兄や姉に当たる王子や王女に比べて赤子と触れ合う事もなかっただろう。
そう考えると、ミスティアの方だとその子育ての経験が豊富そうな王妃や側室たちとやらの方へ尋ねてみるのが正解かもしれない。
なお、いつもならば頼れるはずのワゼなのだが…‥‥
「データ不足デス。教育面ではやれる自信はありますが、とりあえず情報収集をしマス」
「いつもなら、『これもメイドの嗜みデス』って言って、自信満々そうなのにか?」
「ええ、そう言う時もあるのデス。何もすべてがメイドの嗜みにはいるわけではありませんし、生憎乍ら私を作った人がそのデータを入れ損ねている形跡がありマス」
‥‥‥いろいろやらかすこのメイドに、今更ながらメイドの嗜みの基準を問いただしたいところだが‥‥‥まぁ、聞いても意味ないだろうな。
むしろ延々とメイドの道とかそういう話になりそう。というか、言われてみればワゼの製作者の方はその子育ての方に考えが行かなかったのだろうか?‥‥‥まだ不明な人物だが、多分独身だった可能性もあるなぁ。
【シャゲ!】
「お、ドーラの方は自身があると?」
【シャッゲェ!】
任せろとでもいうように、葉っぱを器用に曲げてピースサインを作るドーラ。
フェンリル一家の子フェンリルの面倒を見ていたりと何かとそういう面ではドーラは頼れそうだ。
とにもかくにも、新しい命の生まれる予定日はまだわからない。
でも今すぐにという事でもないので、ひとまず僕らはその手の情報を集めることにするのであった。
「ついでですし、警戒も立て直しも同時に進行させましょウ。設計図などもきちんと練り直しましたし、30分程度で済みそうデス」
「なんか短くなってない?」
昨日の時点だと1時間ほどと言っていたのに、短縮されてないか?いや、短時間で立て直しするのは良いが‥‥‥今の家の状態が、更にどうなるのかちょっと不安だな…‥‥
――――――――――――――――――――――
SIDE HWG本部
‥‥‥ちょうどそのころ、ボラーン王国内の都市アルバス発祥、現在の本拠地は秘密裏に作られたとある施設にて、ハクロファンクラブことHWGのメンバーがそこに集まっていた。
彼らに情報を提供してくれるとあるメイドからの報告で、彼らの崇拝対象でもある…‥‥
「諸君、遂にこの時が来たようだ」
「ああ、我々の輝かしいあのお方…‥‥美女のあのアラクネが、ご懐妊なさったそうだ」
「「「「おおおおおおおおお!!」」」」
その言葉に、集まっていたメンバーは嬉しい声を上げる。
ファンクラブとは言え、自分たちには届かぬ高嶺の花という事は理解しており、彼女の笑顔のためにという活動目的で集まっているがゆえに、今回の懐妊の知らせは、我が身のように嬉しいのだ。
あと、ついでにそのできた子供の将来性などを考えるとチャンスなどもあり、更に楽しみが増加していた。
「この組織の拡大もしており、改名の時期が迫っていたが‥‥‥‥この度の嬉しい報告により、我々も彼女が無事に出産、子育てできるように、その手の情報提供や事業を立ち上げる時であろう」
「ああ、そうだな。紹介なども手中に収めている今、子育て用の用品なども充実させねば」
「子どもはどのような種族になるのか‥‥‥そこは不明らしい。なんでも亜種の例などもあり、未だにわからぬとか」
「ならば男の子の可能性もあるな…‥‥そうなった場合、一部の女性会員たちが肉食系になりそうだ」
「その可能性は想像したくないなぁ‥‥‥でもめでたい話しなのは変わりなしだな」
和気あいあいと話しつつ、今後の組織の活動方針や、いかにしてサポートすべきかきちんと議論も交わしていく。
「何にしても、新たな命の誕生は悪い話しでもあるまい」
「だが、少々不安もあるな」
と、ここで一人の会員がそうつぶやく。
「ん?不安とはどういうことだ?出産時などのサポート体制も整え、死産・流産などに関しても万全の備えをするのだが…‥‥」
「いや、そう言う内的要因ではない。外的要因…‥‥こういう時こそ出てくるであろう、面倒な輩たちだ」
「なるほど、言われてみればそうだな」
忘れがちになるが、彼らの崇拝対象でもあるハクロはアラクネの亜種と考えられる。
その亜種という存在も珍しく、そう言った類を狙う収集家などが存在しているのだ。
「討伐できる相手ならまだしも、平穏に暮らすようなものを狙う輩はいるからな。悪質なコレクターというべきか、それとも性的な意味の方で狙うか‥‥‥‥今までにこちらでも排除してきたとはいえ、それでもやはりあきらめの悪い輩もいる」
「ああ、しかも亜種の産む赤子という話で、物珍しさからより一層狙ってくる危険性もあるな」
面倒な輩は排除されてきたが、こういうことで人の欲望などは尽きる事もなく、第2、第3の愚か者が出てくるのだ。
「警戒態勢はとっておこう。アラクネの場合、卵胎生‥‥‥お腹の中にいる間は良いとして、卵として出てきた時に盗むなどが考えられるしな」
「ああ、そうなれば彼女の笑顔も失せてしまうだろうし、我々にとっても大失態どころか存在意義を問われることになるからな」
「「「「我らの好む彼女のために、その笑顔を守るために闘おう!!」」」」
…‥‥決意を新たにし、彼らは団結力を高める。
最近、ようやくとある国の中枢部分にも潜り込んで一国すらも操れるようになってきた分、さらなる危険の排除に彼らは動きやすくなってきている。
その力を活かし、彼らの崇拝対象でもあるハクロのために、密かに動き出すのであった‥‥‥
1
お気に入りに追加
2,037
あなたにおすすめの小説
転生勇者の異世界見聞録
yahimoti
ファンタジー
ゲームのメインストーリーが終わったエンドロール後の異世界に転生したのは定年後の会社員。体は子供だけど勇者としての転生特典のチートがある。まあ、わしなりにこの剣と魔法の異世界を楽しむのじゃ。1000年前の勇者がパーティメンバーを全員嫁さんにしていた?何をしとるんじゃ勇者は。わしゃ知らんぞ。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!
聖女やめます……タダ働きは嫌!友達作ります!冒険者なります!お金稼ぎます!ちゃっかり世界も救います!
さくしゃ
ファンタジー
職業「聖女」としてお勤めに忙殺されるクミ
祈りに始まり、一日中治療、時にはドラゴン討伐……しかし、全てタダ働き!
も……もう嫌だぁ!
半狂乱の最強聖女は冒険者となり、軟禁生活では味わえなかった生活を知りはっちゃける!
時には、不労所得、冒険者業、アルバイトで稼ぐ!
大金持ちにもなっていき、世界も救いまーす。
色んなキャラ出しまくりぃ!
カクヨムでも掲載チュッ
⚠︎この物語は全てフィクションです。
⚠︎現実では絶対にマネはしないでください!
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる