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一難去ってもなぜこうも来るのか
#170 正反対なものもあるのデス
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SIDEシアン
……ポチ馬車に乗り、首都からハルディアの森にある自宅へ帰宅する中、僕は少々考えていた。
あのデュラハンのララという人からの忠告、いつもどこかにいるであろう愚か者とやらへの対策についてだ。
これまでにも何度も同じような事があったとはいえ、一応どうにかなっている。
でも、いつもうまくいくと言う訳でもないだろうし、何かしらの自衛手段なども欲しいところ。
「そう考えると、切りが無い事は分かっているんだけどなぁ…‥‥」
【そうですよねぇ、どうしようもない事でもありますからね】
はぁっと溜息を吐いてつぶやくと、ハクロも同じような事を考えていたのか、肩をすくめて同意する。
彼女もそういう面倒事を経験しているので、対応策を考えていたようだ。
【私としては、ただ穏やかにシアンと一緒に暮らしたいんですけどね】
「それは僕も同じだよ。皆のんびりと、適度に働きつつ幸せな生活を送りたいからね」
まぁ、仕事中毒な人とか、せっかちな人、欲望満載な人などはその皆には含まれないだろうが。
人には人なりの幸せをつかむ自由はあれども、それが他者を脅かすようなものはダメだろうしね。
何にしても、考えていても解決策が見つからない難しい問題。
ぐぐっと肩を回してみたり、首を傾げたりと動いてみても、名案は浮かばない。
「はぁ、なんか疲れるなぁ‥‥と言うか、考えていたら眠くなってきたな」
【難しい事を考えると、確かに眠くなりますね…‥‥ふぁぁ】
軽く欠伸をしつつ、考えを一旦切り捨て、僕らは昼寝をすることにした。
幸いというか、どこにどう収納されているのかわからないけれども、この馬車にはベッドが設置されている。
壁にあるボタンをぽちっと押せば、あっという間に寝床が出来上がるのだ。
「もう考えるのをやめて、自宅に着くまで寝ようか」
【ええ、そうしましょう。馬車はポチとワゼさんで動かしていますから、問題ないですものね】
ベッドにダイブし、横になる。
一応、ハクロのアラクネという体の構造も考え、一緒に寝られるようにベッドは作られており、ハクロも一緒に横になった。
「んー……やっぱりこうやってぐでっと寝るのも、悪くないよね」
【しいて言うのであれば、馬車の揺れがほとんどないので、ちょっと物足りなさもありますけどね】
「あ、なんかわかるかも」
この馬車はハクロが改良を施し、何度も乗っていくうちに揺れは消えていく。
けれども、こういう昼寝の時とかには、ちょっと欲しいと思えてしまうのだ。
例えで言うのであれば、バスとか電車の揺れで眠気を誘われるような、あの心地よい感じの揺れが欲しくなる。
「‥‥‥でも、そういうのは贅沢かもね」
【そうですよね】
ごろんと顔を向かい合わせにしてそうつぶやけば、ハクロがくすりと笑った。
……こういうのを見ると、本当に彼女が愛おしく想える。
そこでふと、僕は前に会った預言者とやらの話を思い出した。
魔王に共通することの一つ、『魔王は必ず伴侶を得る定めにある』‥‥‥‥僕自身、まだ魔王という自覚は無いのだけど、今回のララの話とかでも魔王になってきているのかもしれない思いが出てきて、その事をなんとなく意識した。
僕が魔王であれば、その伴侶は間違いなくハクロなのだろう。
「‥‥‥なんか魔王かもしれないと今回の件でより一層思えたけどさ、そう考えるとハクロって魔王妃ってことになるのかな」
【…‥‥そう言えばそうなるのかもしれませんね。シアンは私の大切なつがい相手…‥‥夫でもありますからね】
ふふっと同意して、彼女は笑顔を見せる。
そっと頭をなでれば、気持ちよさそうに頬を緩める。
ちょっと前までは、こういう事でも赤くなっていたような気がしたが…‥‥少し慣れたのだろうか。
(……いや、まだか)
ふと、彼女の頬に赤みが増していることに気が付き、僕はそう心の中で思った。
盛大に茹でガニのようにはならず、落ち着きがでつつもまだ気恥しいところはあるようだ。
そう言えば、ハクロの姉のルルの会話の中にあった、昔ハクロはものすごいおてんばというか、破天荒というか、面倒を見せさせられた元気いっぱいの少女だったようだが…‥‥成長すれば落ち着き、今もなお、ちょっとずつ成長しているという事なのだろうか。
容姿そのものは変わらずとも、精神面での成長ならあるのだろう。
「まぁ、魔王と言われて、そうであってもなかったとしても、結局変わらないか」
【今の生活があるのならば、それで良いですものね】
王という言葉が付けども、別に国を治めるわけでもないし、そんな愚か者どもが出ない限り、生活は特に変わりないはずである。
今ある生活を守り、ほのぼのと過ごし、彼女と共に生きていく。
もちろん、ワゼやミニワゼシスターズたちも一緒のその生活は、絶対に邪魔されたくないものだ。
そう思っていると、徐々に眠気がやって来て、瞼が下がってくる。
ハクロも同じく眠くなってきたのか、同様に目が閉じてきた。
「ふわぁ‥‥‥欠伸も出て来たし、そろそろ寝ようか」
【ええ、そうしましょう…‥‥自宅に着くまでに起きるかもしれませんけれども、それまでぐっすりと寝ましょう、シアン】
「ああ、寝よう……ハクロ」
そっと互に手を伸ばし、僕らは手をつないで一緒に寝た。
改良で軽減されてしまったがゆえに失せた揺れがなくとも、今は互いのぬくもりがある。
それが本当に心地良く、僕らはぐっすりと家に着くまで眠りにつくのであった‥‥‥。
――――――――――――――――――――
SIDEヴェールヌイ騎士王国:女性騎士団御一行馬車
【いやっふぅー!!まだまだ加速するぞー!!】
ズドドドドドドド!!っとものすごい勢いで爆走し、馬車をノリノリで牽引するのは、ハクロの姉でもあり、女性騎士団第3小隊の団長でもあるルル。
ケンタウロスという種族柄、下半身が馬なだけもあり、鍛えることでより一層高みを目指す思いも込めて、彼女は配下の団員たちが乗る馬車を牽引しているのであった。
その速度は他の馬よりも早く、親善試合での成長もあってか行きよりも早い。
そして、行きの時に遭った物凄い揺れにも気を使っていたはず‥‥‥‥であったが、こういう時は妙にハイテンションになっているせいか、いつの間にか気を抜いてド忘れをしていた。
普段は真面目なのだが、こういう牽引している時は思いっきりはっちゃけてしまうルル。
例えで言うのであれば、ハンドルを握って豹変する人がいるようなものであろうか?
そして、その激しい揺れには当然犠牲者が付きものであった。
【うえっぶ……だ、団長‥‥も、もう少し揺れを減らして欲しいんやけど……うぶっ】
「副団長!!吐きそうですか!?」
「もう少し我慢してください!!この状態の団長が我々の事を聞きませんからね!!」
【そうはいわれても、うおっぅぷ……】
盛大に揺れにやられ、副団長であるルルは顔を死人のように青ざめさせ‥‥‥いや、元々死人のようなアンデッドのモンスターゆえに間違ってはいないのだが、馬車酔いを引き起こしていた。
大昔は、それほど馬車に弱いわけでもないし、ルルの牽引によって出るこの荒い運転のものにも乗ったことがあったが、その時は大丈夫なはずであった。
だがしかし、あの時シアンに話していなかったことなのだが、魔王との戦いの影響なのか、強さが3分の1も出せなくなった他にも、馬車酔いを非常にしやすくなったという弱点が出来ていたのだ。
ゆえに現在、盛大な馬車酔いによって、彼女は限界寸前であった。
【‥‥‥ぐっ、団長、妹に会えたことへの喜びも、混じっているようやな……うぼぶ!!】
「ひえぇぇぇぇ!!ちょっと、色々とやばいってばぁぁあ!!」
「なんか首がぼろっと落ちているのに、切断面と口から溢れそうって、どういう構造ですかぁぁぁ!!」
【うちにもわからん。自分で言うのもなんやけど、この体は色々と特殊で、ごぼっつ!!】
「「「ぎゃああああああああ!!誰か急いで副団長を楽にしてさしあげろぉぉぉぉ!!」」」
阿鼻叫喚、されども一部を除いて団員たちは心を一つにして、大惨事をどうにか伏せぐための戦いを始める。
ある意味、シアンたちとは別の意味で、馬車の揺れに困らされる状態なのであった‥‥‥‥
【うえっぶ!決壊3秒前や!!3、1】
「2を飛ばしていますが!?」
なお、それでも団長は馬車を自ら牽引することを辞えない。なぜならば、こういう馬車の牽引は己を鍛えるためにと思っているのと、それなりの重さを持って引くのは心地いいからである…‥‥。
【よーし!!もっと速度を出すぞー!!】
「団長ーー!!もうやめてぇ!!」
「副団長の体力はもうだめなんですけどーーーー!!」
……ちなみに、この阿鼻叫喚拘束馬車地獄は、なにげにヴェールヌイ騎士王国の懲罰の一つに数えられている。馬車に酔いやすい人限定ではあるが‥‥‥‥ある意味、恐ろしい罰の一つとして恐れられていたりすることを、牽引している本人には知らされていなかったりするのであった。
牽引する人幸せ、罰を下す人も厄介事を楽に潰せるという関係が成り立っているからであろうか‥‥‥
……ポチ馬車に乗り、首都からハルディアの森にある自宅へ帰宅する中、僕は少々考えていた。
あのデュラハンのララという人からの忠告、いつもどこかにいるであろう愚か者とやらへの対策についてだ。
これまでにも何度も同じような事があったとはいえ、一応どうにかなっている。
でも、いつもうまくいくと言う訳でもないだろうし、何かしらの自衛手段なども欲しいところ。
「そう考えると、切りが無い事は分かっているんだけどなぁ…‥‥」
【そうですよねぇ、どうしようもない事でもありますからね】
はぁっと溜息を吐いてつぶやくと、ハクロも同じような事を考えていたのか、肩をすくめて同意する。
彼女もそういう面倒事を経験しているので、対応策を考えていたようだ。
【私としては、ただ穏やかにシアンと一緒に暮らしたいんですけどね】
「それは僕も同じだよ。皆のんびりと、適度に働きつつ幸せな生活を送りたいからね」
まぁ、仕事中毒な人とか、せっかちな人、欲望満載な人などはその皆には含まれないだろうが。
人には人なりの幸せをつかむ自由はあれども、それが他者を脅かすようなものはダメだろうしね。
何にしても、考えていても解決策が見つからない難しい問題。
ぐぐっと肩を回してみたり、首を傾げたりと動いてみても、名案は浮かばない。
「はぁ、なんか疲れるなぁ‥‥と言うか、考えていたら眠くなってきたな」
【難しい事を考えると、確かに眠くなりますね…‥‥ふぁぁ】
軽く欠伸をしつつ、考えを一旦切り捨て、僕らは昼寝をすることにした。
幸いというか、どこにどう収納されているのかわからないけれども、この馬車にはベッドが設置されている。
壁にあるボタンをぽちっと押せば、あっという間に寝床が出来上がるのだ。
「もう考えるのをやめて、自宅に着くまで寝ようか」
【ええ、そうしましょう。馬車はポチとワゼさんで動かしていますから、問題ないですものね】
ベッドにダイブし、横になる。
一応、ハクロのアラクネという体の構造も考え、一緒に寝られるようにベッドは作られており、ハクロも一緒に横になった。
「んー……やっぱりこうやってぐでっと寝るのも、悪くないよね」
【しいて言うのであれば、馬車の揺れがほとんどないので、ちょっと物足りなさもありますけどね】
「あ、なんかわかるかも」
この馬車はハクロが改良を施し、何度も乗っていくうちに揺れは消えていく。
けれども、こういう昼寝の時とかには、ちょっと欲しいと思えてしまうのだ。
例えで言うのであれば、バスとか電車の揺れで眠気を誘われるような、あの心地よい感じの揺れが欲しくなる。
「‥‥‥でも、そういうのは贅沢かもね」
【そうですよね】
ごろんと顔を向かい合わせにしてそうつぶやけば、ハクロがくすりと笑った。
……こういうのを見ると、本当に彼女が愛おしく想える。
そこでふと、僕は前に会った預言者とやらの話を思い出した。
魔王に共通することの一つ、『魔王は必ず伴侶を得る定めにある』‥‥‥‥僕自身、まだ魔王という自覚は無いのだけど、今回のララの話とかでも魔王になってきているのかもしれない思いが出てきて、その事をなんとなく意識した。
僕が魔王であれば、その伴侶は間違いなくハクロなのだろう。
「‥‥‥なんか魔王かもしれないと今回の件でより一層思えたけどさ、そう考えるとハクロって魔王妃ってことになるのかな」
【…‥‥そう言えばそうなるのかもしれませんね。シアンは私の大切なつがい相手…‥‥夫でもありますからね】
ふふっと同意して、彼女は笑顔を見せる。
そっと頭をなでれば、気持ちよさそうに頬を緩める。
ちょっと前までは、こういう事でも赤くなっていたような気がしたが…‥‥少し慣れたのだろうか。
(……いや、まだか)
ふと、彼女の頬に赤みが増していることに気が付き、僕はそう心の中で思った。
盛大に茹でガニのようにはならず、落ち着きがでつつもまだ気恥しいところはあるようだ。
そう言えば、ハクロの姉のルルの会話の中にあった、昔ハクロはものすごいおてんばというか、破天荒というか、面倒を見せさせられた元気いっぱいの少女だったようだが…‥‥成長すれば落ち着き、今もなお、ちょっとずつ成長しているという事なのだろうか。
容姿そのものは変わらずとも、精神面での成長ならあるのだろう。
「まぁ、魔王と言われて、そうであってもなかったとしても、結局変わらないか」
【今の生活があるのならば、それで良いですものね】
王という言葉が付けども、別に国を治めるわけでもないし、そんな愚か者どもが出ない限り、生活は特に変わりないはずである。
今ある生活を守り、ほのぼのと過ごし、彼女と共に生きていく。
もちろん、ワゼやミニワゼシスターズたちも一緒のその生活は、絶対に邪魔されたくないものだ。
そう思っていると、徐々に眠気がやって来て、瞼が下がってくる。
ハクロも同じく眠くなってきたのか、同様に目が閉じてきた。
「ふわぁ‥‥‥欠伸も出て来たし、そろそろ寝ようか」
【ええ、そうしましょう…‥‥自宅に着くまでに起きるかもしれませんけれども、それまでぐっすりと寝ましょう、シアン】
「ああ、寝よう……ハクロ」
そっと互に手を伸ばし、僕らは手をつないで一緒に寝た。
改良で軽減されてしまったがゆえに失せた揺れがなくとも、今は互いのぬくもりがある。
それが本当に心地良く、僕らはぐっすりと家に着くまで眠りにつくのであった‥‥‥。
――――――――――――――――――――
SIDEヴェールヌイ騎士王国:女性騎士団御一行馬車
【いやっふぅー!!まだまだ加速するぞー!!】
ズドドドドドドド!!っとものすごい勢いで爆走し、馬車をノリノリで牽引するのは、ハクロの姉でもあり、女性騎士団第3小隊の団長でもあるルル。
ケンタウロスという種族柄、下半身が馬なだけもあり、鍛えることでより一層高みを目指す思いも込めて、彼女は配下の団員たちが乗る馬車を牽引しているのであった。
その速度は他の馬よりも早く、親善試合での成長もあってか行きよりも早い。
そして、行きの時に遭った物凄い揺れにも気を使っていたはず‥‥‥‥であったが、こういう時は妙にハイテンションになっているせいか、いつの間にか気を抜いてド忘れをしていた。
普段は真面目なのだが、こういう牽引している時は思いっきりはっちゃけてしまうルル。
例えで言うのであれば、ハンドルを握って豹変する人がいるようなものであろうか?
そして、その激しい揺れには当然犠牲者が付きものであった。
【うえっぶ……だ、団長‥‥も、もう少し揺れを減らして欲しいんやけど……うぶっ】
「副団長!!吐きそうですか!?」
「もう少し我慢してください!!この状態の団長が我々の事を聞きませんからね!!」
【そうはいわれても、うおっぅぷ……】
盛大に揺れにやられ、副団長であるルルは顔を死人のように青ざめさせ‥‥‥いや、元々死人のようなアンデッドのモンスターゆえに間違ってはいないのだが、馬車酔いを引き起こしていた。
大昔は、それほど馬車に弱いわけでもないし、ルルの牽引によって出るこの荒い運転のものにも乗ったことがあったが、その時は大丈夫なはずであった。
だがしかし、あの時シアンに話していなかったことなのだが、魔王との戦いの影響なのか、強さが3分の1も出せなくなった他にも、馬車酔いを非常にしやすくなったという弱点が出来ていたのだ。
ゆえに現在、盛大な馬車酔いによって、彼女は限界寸前であった。
【‥‥‥ぐっ、団長、妹に会えたことへの喜びも、混じっているようやな……うぼぶ!!】
「ひえぇぇぇぇ!!ちょっと、色々とやばいってばぁぁあ!!」
「なんか首がぼろっと落ちているのに、切断面と口から溢れそうって、どういう構造ですかぁぁぁ!!」
【うちにもわからん。自分で言うのもなんやけど、この体は色々と特殊で、ごぼっつ!!】
「「「ぎゃああああああああ!!誰か急いで副団長を楽にしてさしあげろぉぉぉぉ!!」」」
阿鼻叫喚、されども一部を除いて団員たちは心を一つにして、大惨事をどうにか伏せぐための戦いを始める。
ある意味、シアンたちとは別の意味で、馬車の揺れに困らされる状態なのであった‥‥‥‥
【うえっぶ!決壊3秒前や!!3、1】
「2を飛ばしていますが!?」
なお、それでも団長は馬車を自ら牽引することを辞えない。なぜならば、こういう馬車の牽引は己を鍛えるためにと思っているのと、それなりの重さを持って引くのは心地いいからである…‥‥。
【よーし!!もっと速度を出すぞー!!】
「団長ーー!!もうやめてぇ!!」
「副団長の体力はもうだめなんですけどーーーー!!」
……ちなみに、この阿鼻叫喚拘束馬車地獄は、なにげにヴェールヌイ騎士王国の懲罰の一つに数えられている。馬車に酔いやすい人限定ではあるが‥‥‥‥ある意味、恐ろしい罰の一つとして恐れられていたりすることを、牽引している本人には知らされていなかったりするのであった。
牽引する人幸せ、罰を下す人も厄介事を楽に潰せるという関係が成り立っているからであろうか‥‥‥
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