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王族とは何なのか
#100 何気に苦労人(仮)だったようデス
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SIDEミスティア
……現在、第2王女であるミスティアは、都市アルバスへと向かっていた。
シアンたちからの連絡を受け取ったのもあるが、それよりも少し前に向かい始めていたのである。
と言うのも、彼女にとっての兄、姉たちである王子王女たちがどうやら都市アルバスへ向かって、王城から逃亡したという連絡があったのだ。
その連絡の直後に向かおうとしたところで、ミニワゼ間による謎の連絡方法なのか、フィーアからシアンたちにの情報を聞き、嫌な予感がしていた。
「謎の物体Xを精製する女性って……どう考えても……」
「フー?」
シアンたちからの情報を聞き、物凄く心当たりがあってミスティアは馬車を急がせる。
夕暮に都市アルバスに到着後、ミスティアはその指定された宿屋へ出向く。
そして、予定通りにシアンたちに会うと同時に、その後方にいた、連絡にあった人物たちを見て、予感が的中したことを嘆いた。
「や、やっぱりですね…‥‥アルティアお姉さまに、ザリック兄様ですか……」
「ミ、ミスティア!?」
「あらあら~?これはどういうことなのかしら~」
―――――――――――――――――――――――
SIDEシアン
……ミスティアに連絡して数時間後、どうやら近くまで来ていたようで、夕暮時に来たが……今の会話からすると、どうやら彼女の肉親であったようだ。
という事はつまり…‥‥
「王族だったのか…‥‥」
「はい、私の兄と姉に当たりますザリック兄様とアルティア姉様ですわ。…という事は、連絡にあったほか4人も、お兄様方ということで決定ですわね」
「ミスティア、お前がここに来るとは…‥‥知り合いのようだけど、一体どこでどうやって知り合ったんだよ」
「妹の貴女の知り合いだったのね~」
「兄様たちは少々黙ってください」
「「あ、はい」」
少々事情を聞けば、今回の事件を引き起こした彼らはミスティアの兄と姉たちらしい。
順番で言えば、第1、2、3、4王子からの第1王女、第5王子、そして第2王女であるミスティアと、どうやら7人兄弟の末っ子のようだ。
で、ザリックは第5王子、アルティアは第1王女となるようである。
「とは言え、様づけや敬語は別にいらないわよ~。妹がわざわざ出向いてきていることから、貴方がただものではなさそうなのはわかるからね~」
「いや姉上、むしろこの者たちが何者なのか、色々と言いたくなったよ」
アルティアの言葉に対して、ザリックが疑わしげな眼を向けてきた。
……ああ、事情説明が面倒そうだなぁ。
なお、残りの第1~4王子に関しては、今もなお治療中であった。…‥‥物質Xとやらの方がよっぽど面倒そうな気がするけれどね。
ひとまずは、今日はもう遅くもなっているので、一旦僕らは帰還し、明日再び話し合うことにした。
治療のためにミニワゼたちは残しておく。
「…‥‥しかしまぁ、何で王族がそろってここに来たんだろうか?」
帰りのポチ馬車の中で、僕はふとそうつぶやいた。
【ただ遊びに来たとか言っていましたけれども……‥本当でしょうかね?】
「王位継承権争いが関係しそうデス。ミスティアさんの話ではそれぞれ仲が良いようで、周囲が争っているに近い状態と言うので、その事で誘導された可能性もありマス」
物騒な話しと言うか、巻き込まれたくないな……
「一応、不審人物とか来たら防衛できるかな」
「ミニワゼシスターズがいますので、ある程度は可能かと思われマス」
考えなくとも、安全性はある程度確保できそうである。
何にしても、今日は液状物質騒ぎなどで疲れたので、さっさと眠りたいなぁ‥…あ、ちょっと眠気が‥‥
―――――――――――――――――
SIDEハクロ
【もうだいぶ外も暗くなってきてますね…‥‥】
馬車の中で、そうハクロはつぶやいた。
液状物質で疾走し、ハクロ自身も実は結構疲れていた。
「到着時は完全に日が沈むでしょウ。お風呂もすぐにご用意できますが……おや、ご主人様は既に眠ってらっしゃいますネ」
【え?……あ】
ワゼの言葉に気が付けば、シアンがすやすやと眠っていた。
馬車内の揺れも改良が進みごくわずかになっており、その揺れがどことなく心地がいいがゆえに、眠気を誘われたのだろう。
「馬車内にベッドも新たに増設しましたガ……」
ぽちっとワゼが馬車内のボタンを押すと、ガシャンと言うとと共に奥の方に大きなベッドが出現した。
外見上の馬車のサイズと、内部でのこの変化サイズを考えると色々とおかしいが、ワゼが改造を施したのだからと言う理由で、ハクロは納得している。
と言うか、そうでも考えないと色々とおかしすぎて、ツッコミ疲れしてしまうのを悟っているのだ。
【では、シアンをそこに寝かせましょうか?】
「そうしたほうが良いでしょウ。到着までは時間がありますし、ゆっくり移動しましょウ」
そう言うと、ワゼはすっとシアンを持って、ベッドに寝かせる。
布団をかけた後、ポチで速度調整するために、御者席の方に出て、少しばかり二人きりの状態になった。
「すぅ……すぅ‥‥」
【…‥‥】
寝ているシアンを見て、ハクロは足を曲げて少しその顔へ自身から近づく。
【今は日が沈んでますし、昼寝と言うのかはわかりませんが…‥‥良く寝てますね】
なんとなくと言うか、ハクロはそっと手で寝ているシアンを撫でる。
普段は滅茶苦茶なメイドでもあるワゼたちの主でもあり、魔法もいざという時は規模がおかしいものを使用する彼ではあるが…‥‥こうしてみると、そんな人物には見えない。
あの日、ワゼによって電撃球を眠っているところで打ち込まれ、無理やり連れてこられたときは恐怖も感じたが……一緒に過ごして、ワゼのような破綻した部分がない事は良く分かった。
【そう考えると、シアンがまともでよかったですよ……】
ミニワゼシスターズも見て分かる事だが、シアンが万が一にでも悪人であれば、世界が終わった可能性もある。
色々と奇跡があるようで、そう考えると少し面白いとも思えた。
【ふふふ、でもゆっくり寝てますね】
そっとシアンをもう一度撫でるが、完全に熟睡しているようで、無防備である。
ふと、ハクロはなんとなく自分の顔を彼に近づけ、より間近で見てみた。
寝息がより近くで聞こえ、ここまで来ても無防備なのかと言いたくもなったところで……なぜ身体が少しばかり無意識に動きそうになった。
アラクネとしての本能なのか、寝ている男に襲いそうになったが……それはまだ我慢できる。
今の関係のままの方が良いし、できればシアンの方から来て欲しいとも思えるからだ。
……とは言え、ここまで無防備だと少しばかりいたずら心も浮かぶ。
【ちょっとだけであれば、バレないですかね?】
そうつぶやき、彼女はそっとシアンの頬へ顔を近づけた。
寝ている隙に、ちょっとだけキスをしてみたく思えたので、流石に唇には勇気を出せないので、処すようヘタレた故の選択であろう。
だがしかし、こういう時に限ってなんというか…‥‥いたずらには神のいたずらの裁きが下った。
悪い意味でもないさばきが。
がったん!!
【うわっ!?】
少しばかり馬車が急停車と言うか、急に速度を落としたのか、がくっと思いっきり揺れた。
突然の事に、ハクロは体勢を崩し…‥‥
むぎゅっす!!
「もぶっ!?」
そのまま体が思いっきり前へずれ動き、キスどころか胸で思いっきりシアンをプレスしてしまった。
【ひゃん!?】
突然の刺激にハクロは驚き、なんとか体を起こそうとするが、今のショックで少し下半身の蜘蛛の部分の足が浮いているのか、うまく戻れない。
「もぐーー!!のぐっふ・・・・・ぐふっ……」
【ああああ!!シアンごめんなさーーーい!!】
下でシアンが手で何とか抗うが、全体で潰されているのでうまくいってないようだ。
そうこうしている間に、顔を全体をハクロの胸で覆い被されたせいで窒息したのか、シアンがそのまま息を動きを止めた。
謝りながら、慌ててなんとか根性で姿勢を変えつつ、ハクロはシアンの上から何とか身体をどかした。
そしてすぐに、ワゼの方へシアンを起こすために駆け込む。
【ワゼさん!シアンが私の胸で潰されて窒息しましたぁぁぁあ!!どうすればいいのでしょうかぁぁぁ!!】
「……何をどうしてそうなったのデス?いえ、今はご主人様の息を吹き返すのが大事ですし…‥‥」
ひとまずは、腹パン一発でかろうじてシアンの息は吹き返したが、今度は撃沈したので、再びベッドで安静にしつつ、ワゼはハクロから事情聴取を行い、いたずら心に関して発覚したので、しばし説教とお仕置きのフルコースを家に着くまで喰らうのであった。
……なお、空気を読んでポチがさらに速度を落とし、長引いたのは言うまでもない。
【許せ、ハクロとやら。先ほどの揺れは、わざとではなくちょっとだけこけただけなのだが…‥‥ここで速度を上昇すれば、我の方にもとばっちりが来るからな……】
「あ、揺れが原因でもあるならば、到着後にポチの方にも安全牽引に関して説教コースですので、逃れることはできないと思ってくだサイ」
【結局とばっちりをくらうのか!?】
……現在、第2王女であるミスティアは、都市アルバスへと向かっていた。
シアンたちからの連絡を受け取ったのもあるが、それよりも少し前に向かい始めていたのである。
と言うのも、彼女にとっての兄、姉たちである王子王女たちがどうやら都市アルバスへ向かって、王城から逃亡したという連絡があったのだ。
その連絡の直後に向かおうとしたところで、ミニワゼ間による謎の連絡方法なのか、フィーアからシアンたちにの情報を聞き、嫌な予感がしていた。
「謎の物体Xを精製する女性って……どう考えても……」
「フー?」
シアンたちからの情報を聞き、物凄く心当たりがあってミスティアは馬車を急がせる。
夕暮に都市アルバスに到着後、ミスティアはその指定された宿屋へ出向く。
そして、予定通りにシアンたちに会うと同時に、その後方にいた、連絡にあった人物たちを見て、予感が的中したことを嘆いた。
「や、やっぱりですね…‥‥アルティアお姉さまに、ザリック兄様ですか……」
「ミ、ミスティア!?」
「あらあら~?これはどういうことなのかしら~」
―――――――――――――――――――――――
SIDEシアン
……ミスティアに連絡して数時間後、どうやら近くまで来ていたようで、夕暮時に来たが……今の会話からすると、どうやら彼女の肉親であったようだ。
という事はつまり…‥‥
「王族だったのか…‥‥」
「はい、私の兄と姉に当たりますザリック兄様とアルティア姉様ですわ。…という事は、連絡にあったほか4人も、お兄様方ということで決定ですわね」
「ミスティア、お前がここに来るとは…‥‥知り合いのようだけど、一体どこでどうやって知り合ったんだよ」
「妹の貴女の知り合いだったのね~」
「兄様たちは少々黙ってください」
「「あ、はい」」
少々事情を聞けば、今回の事件を引き起こした彼らはミスティアの兄と姉たちらしい。
順番で言えば、第1、2、3、4王子からの第1王女、第5王子、そして第2王女であるミスティアと、どうやら7人兄弟の末っ子のようだ。
で、ザリックは第5王子、アルティアは第1王女となるようである。
「とは言え、様づけや敬語は別にいらないわよ~。妹がわざわざ出向いてきていることから、貴方がただものではなさそうなのはわかるからね~」
「いや姉上、むしろこの者たちが何者なのか、色々と言いたくなったよ」
アルティアの言葉に対して、ザリックが疑わしげな眼を向けてきた。
……ああ、事情説明が面倒そうだなぁ。
なお、残りの第1~4王子に関しては、今もなお治療中であった。…‥‥物質Xとやらの方がよっぽど面倒そうな気がするけれどね。
ひとまずは、今日はもう遅くもなっているので、一旦僕らは帰還し、明日再び話し合うことにした。
治療のためにミニワゼたちは残しておく。
「…‥‥しかしまぁ、何で王族がそろってここに来たんだろうか?」
帰りのポチ馬車の中で、僕はふとそうつぶやいた。
【ただ遊びに来たとか言っていましたけれども……‥本当でしょうかね?】
「王位継承権争いが関係しそうデス。ミスティアさんの話ではそれぞれ仲が良いようで、周囲が争っているに近い状態と言うので、その事で誘導された可能性もありマス」
物騒な話しと言うか、巻き込まれたくないな……
「一応、不審人物とか来たら防衛できるかな」
「ミニワゼシスターズがいますので、ある程度は可能かと思われマス」
考えなくとも、安全性はある程度確保できそうである。
何にしても、今日は液状物質騒ぎなどで疲れたので、さっさと眠りたいなぁ‥…あ、ちょっと眠気が‥‥
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SIDEハクロ
【もうだいぶ外も暗くなってきてますね…‥‥】
馬車の中で、そうハクロはつぶやいた。
液状物質で疾走し、ハクロ自身も実は結構疲れていた。
「到着時は完全に日が沈むでしょウ。お風呂もすぐにご用意できますが……おや、ご主人様は既に眠ってらっしゃいますネ」
【え?……あ】
ワゼの言葉に気が付けば、シアンがすやすやと眠っていた。
馬車内の揺れも改良が進みごくわずかになっており、その揺れがどことなく心地がいいがゆえに、眠気を誘われたのだろう。
「馬車内にベッドも新たに増設しましたガ……」
ぽちっとワゼが馬車内のボタンを押すと、ガシャンと言うとと共に奥の方に大きなベッドが出現した。
外見上の馬車のサイズと、内部でのこの変化サイズを考えると色々とおかしいが、ワゼが改造を施したのだからと言う理由で、ハクロは納得している。
と言うか、そうでも考えないと色々とおかしすぎて、ツッコミ疲れしてしまうのを悟っているのだ。
【では、シアンをそこに寝かせましょうか?】
「そうしたほうが良いでしょウ。到着までは時間がありますし、ゆっくり移動しましょウ」
そう言うと、ワゼはすっとシアンを持って、ベッドに寝かせる。
布団をかけた後、ポチで速度調整するために、御者席の方に出て、少しばかり二人きりの状態になった。
「すぅ……すぅ‥‥」
【…‥‥】
寝ているシアンを見て、ハクロは足を曲げて少しその顔へ自身から近づく。
【今は日が沈んでますし、昼寝と言うのかはわかりませんが…‥‥良く寝てますね】
なんとなくと言うか、ハクロはそっと手で寝ているシアンを撫でる。
普段は滅茶苦茶なメイドでもあるワゼたちの主でもあり、魔法もいざという時は規模がおかしいものを使用する彼ではあるが…‥‥こうしてみると、そんな人物には見えない。
あの日、ワゼによって電撃球を眠っているところで打ち込まれ、無理やり連れてこられたときは恐怖も感じたが……一緒に過ごして、ワゼのような破綻した部分がない事は良く分かった。
【そう考えると、シアンがまともでよかったですよ……】
ミニワゼシスターズも見て分かる事だが、シアンが万が一にでも悪人であれば、世界が終わった可能性もある。
色々と奇跡があるようで、そう考えると少し面白いとも思えた。
【ふふふ、でもゆっくり寝てますね】
そっとシアンをもう一度撫でるが、完全に熟睡しているようで、無防備である。
ふと、ハクロはなんとなく自分の顔を彼に近づけ、より間近で見てみた。
寝息がより近くで聞こえ、ここまで来ても無防備なのかと言いたくもなったところで……なぜ身体が少しばかり無意識に動きそうになった。
アラクネとしての本能なのか、寝ている男に襲いそうになったが……それはまだ我慢できる。
今の関係のままの方が良いし、できればシアンの方から来て欲しいとも思えるからだ。
……とは言え、ここまで無防備だと少しばかりいたずら心も浮かぶ。
【ちょっとだけであれば、バレないですかね?】
そうつぶやき、彼女はそっとシアンの頬へ顔を近づけた。
寝ている隙に、ちょっとだけキスをしてみたく思えたので、流石に唇には勇気を出せないので、処すようヘタレた故の選択であろう。
だがしかし、こういう時に限ってなんというか…‥‥いたずらには神のいたずらの裁きが下った。
悪い意味でもないさばきが。
がったん!!
【うわっ!?】
少しばかり馬車が急停車と言うか、急に速度を落としたのか、がくっと思いっきり揺れた。
突然の事に、ハクロは体勢を崩し…‥‥
むぎゅっす!!
「もぶっ!?」
そのまま体が思いっきり前へずれ動き、キスどころか胸で思いっきりシアンをプレスしてしまった。
【ひゃん!?】
突然の刺激にハクロは驚き、なんとか体を起こそうとするが、今のショックで少し下半身の蜘蛛の部分の足が浮いているのか、うまく戻れない。
「もぐーー!!のぐっふ・・・・・ぐふっ……」
【ああああ!!シアンごめんなさーーーい!!】
下でシアンが手で何とか抗うが、全体で潰されているのでうまくいってないようだ。
そうこうしている間に、顔を全体をハクロの胸で覆い被されたせいで窒息したのか、シアンがそのまま息を動きを止めた。
謝りながら、慌ててなんとか根性で姿勢を変えつつ、ハクロはシアンの上から何とか身体をどかした。
そしてすぐに、ワゼの方へシアンを起こすために駆け込む。
【ワゼさん!シアンが私の胸で潰されて窒息しましたぁぁぁあ!!どうすればいいのでしょうかぁぁぁ!!】
「……何をどうしてそうなったのデス?いえ、今はご主人様の息を吹き返すのが大事ですし…‥‥」
ひとまずは、腹パン一発でかろうじてシアンの息は吹き返したが、今度は撃沈したので、再びベッドで安静にしつつ、ワゼはハクロから事情聴取を行い、いたずら心に関して発覚したので、しばし説教とお仕置きのフルコースを家に着くまで喰らうのであった。
……なお、空気を読んでポチがさらに速度を落とし、長引いたのは言うまでもない。
【許せ、ハクロとやら。先ほどの揺れは、わざとではなくちょっとだけこけただけなのだが…‥‥ここで速度を上昇すれば、我の方にもとばっちりが来るからな……】
「あ、揺れが原因でもあるならば、到着後にポチの方にも安全牽引に関して説教コースですので、逃れることはできないと思ってくだサイ」
【結局とばっちりをくらうのか!?】
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