拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~
ある日、ひょんなことで死亡した僕、シアンは異世界にいつの間にか転生していた。
とは言え、赤子からではなくある程度成長した肉体だったので、のんびり過ごすために自給自足の生活をしていたのだが、そんな生活の最中で、あるメイドゴーレムを拾った。
…‥‥でもね、なんだろうこのメイド、チートすぎるというか、スペックがヤヴァイ。
「これもご主人様のためなのデス」「いや、やり過ぎだからね!?」
これは、そんな大変な毎日を送る羽目になってしまった後悔の話でもある‥‥‥いやまぁ、別に良いんだけどね(諦め)
小説家になろう様でも投稿しています。感想・ご指摘も受け付けますので、どうぞお楽しみに。
とは言え、赤子からではなくある程度成長した肉体だったので、のんびり過ごすために自給自足の生活をしていたのだが、そんな生活の最中で、あるメイドゴーレムを拾った。
…‥‥でもね、なんだろうこのメイド、チートすぎるというか、スペックがヤヴァイ。
「これもご主人様のためなのデス」「いや、やり過ぎだからね!?」
これは、そんな大変な毎日を送る羽目になってしまった後悔の話でもある‥‥‥いやまぁ、別に良いんだけどね(諦め)
小説家になろう様でも投稿しています。感想・ご指摘も受け付けますので、どうぞお楽しみに。
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらよくわからない騎士の家に生まれたので、とりあえず死なないように気をつけていたら無双してしまった件。
星の国のマジシャン
ファンタジー
引きこもりニート、40歳の俺が、皇帝に騎士として支える分家の貴族に転生。
そして魔法剣術学校の剣術科に通うことなるが、そこには波瀾万丈な物語が生まれる程の過酷な「必須科目」の数々が。
本家VS分家の「決闘」や、卒業と命を懸け必死で戦い抜く「魔物サバイバル」、さらには40年の弱男人生で味わったことのない甘酸っぱい青春群像劇やモテ期も…。
この世界を動かす、最大の敵にご注目ください!
ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~
碓氷唯
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
西園寺若葉
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
ギャルゲーの悪役子息に転生しましたが、主人公の邪魔をする気はないです。 それよりも領地に引きこもってのんびり魔道具開発を行いたいです。
みゅう
ファンタジー
ギャルゲーオタクな友達がはまってたゲームの極悪非道な悪役子息に転生した主人公 宮野涼。
転生した涼は主人公(ヒーロー)をいじめれるようなメンタルなどない。
焦った涼が見つけた趣味は魔道具開発?!
これは超マイペースな涼が最高級の暮らしを送るため魔道具開発にいそしむ話である。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
失われた力を身に宿す元聖女は、それでも気楽に過ごしたい~いえ、Sランク冒険者とかは結構です!~
紅月シン
ファンタジー
聖女として異世界に召喚された狭霧聖菜は、聖女としての勤めを果たし終え、満ち足りた中でその生涯を終えようとしていた。
いや嘘だ。
本当は不満でいっぱいだった。
食事と入浴と睡眠を除いた全ての時間で人を癒し続けなくちゃならないとかどんなブラックだと思っていた。
だがそんな不満を漏らすことなく死に至り、そのことを神が不憫にでも思ったのか、聖菜は辺境伯家の末娘セーナとして二度目の人生を送ることになった。
しかし次こそは気楽に生きたいと願ったはずなのに、ある日セーナは前世の記憶と共にその身には聖女としての癒しの力が流れていることを知ってしまう。
そしてその時点で、セーナの人生は決定付けられた。
二度とあんな目はご免だと、気楽に生きるため、家を出て冒険者になることを決意したのだ。
だが彼女は知らなかった。
三百年の時が過ぎた現代では、既に癒しの力というものは失われてしまっていたということを。
知らぬままに力をばら撒く少女は、その願いとは裏腹に、様々な騒動を引き起こし、解決していくことになるのであった。
※完結しました。
※小説家になろう様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
改めて言われると、確かにツッコミどころがある。
「種族とかの差もある…‥‥いや、そもそもドーラは置いておくとして、ワゼの場合メイド『ゴーレム』だよね?」
「そんなことを言われても、回答不可能デス。でも、少々考えられる可能性としては‥‥‥」
「可能性としては?」
「…‥‥データがあるのだから、閲覧してみたい、実際に知りたい、などの探求心があるせいでしょうカ」
…‥‥平凡な答えであった。正しいのかはわからないが、その探求心で動かされるのもどうなのか。
というか、たぶん違う。ワゼ自身に形成された人格が思いっきり影響しているのではなかろうか。
その可能性あり。
「何をするのか、ちょっと予想が付きそうなんだけど…‥‥」
【何か不安要素があるのでしょうか?】
「いや、ワゼの事だから何かこう…‥‥予想の斜め上の行動されそう」
【否定できませんね…‥‥ところで、その口ぶりですと何をするのかわかっているのでしょうか、シアン?】
・・・‥答えようがない。
いやまぁ、それなりに知識もあるが‥‥この純粋無垢なハクロに教えて良い物なのだろうか。
逆に食べそう。
本能のノリと勢いで向かったはずが、その時に目覚めるとか…‥‥良いね(*‘∀‘)。
「と言うよりも、色気が無駄デス」
【なぜでしょうか?】
「普段の貴女をご主人様は見ていますから、無理やりな色気はむしろ滑稽デス」
【ちょっと失礼な気がしますよ!!むしろワゼさんの方がな、」
「…‥‥あれ?ワゼ、ハクロは?」
「いえ、ちょっとばかり用事で出かけてますよ」
そう言いながら、ワゼは何やら衣服を片付けていたが‥‥‥あれ?それって今朝見た時に彼女が来ていた奴だよね?なんで全部脱ぎ捨ててあるの?
あの人、ある意味運が無いからなぁ‥‥
下手するとポチと同じかもしれん。
「ぼそっと言うが、ポチのモデルは実はコイツから来ていた裏設定があったとか、無かったとか……」
【!?】
…‥‥似たような人は世界に3人はいるというが、異世界でも同様の事が言えるのだろうか。
きわどいところを噛ませようにも、ちょっとばかり噛みやすい位置には対格差的に難しい。
【というか、身体が勝手に動くから自由が利かないんですよ!!】
「本能って、そこまで自由が利かないのか……」
(……データですと、それなりに利くはずデス。となると、心でちょっと制御しているような者なのでしょうカ?完全に本能のままですと、かむ場所は…‥‥)
‥‥‥関係を進ませるのに、本能を利用したいところ。
受け取り方によっては様々な感じ。
紐のように搾り取られている、細くなっている比喩表現、伸ばされている、縛られている…‥‥様々な感じかな。
「というか、むしろ自ら突っこむ人がいる方が驚きデス。…‥‥あれ?もしや、アラクネの群れに突っ込む馬鹿が増える可能性があるのデハ?」
「ファファー(犠牲者がどう考えても増加する未来しか見えない)」
「スー(哀れというか、欲望に忠実というか)」
「ツ(何にしても、関係ないよね)」
‥‥‥ついでに言うのであれば、アラクネ以外もあるのだが…‥‥それはまた別のお話。
ぶっちゃけポチの受難レベルは主人公より上かも。
ポチが主役の話とかも、書いて見たらそれはそれで面白…‥‥くもないか?
製作者に関して言えば、実はちょっと短編の方で独自に疑いある人がいたりする。
まぁ、確定なのかどうなのかは…‥‥その判断次第という事で。
‥‥‥ワゼの体形?うん、機能などを考えてパーフェクトなメイドなことを想って作られたんだろうけれども、あくまでも「メイド」なので、いらない部分を削減した可能性が‥‥‥おっと、誰かが後ろに‥‥‥
「1、2、3、全部まともな人がいないじゃないですカァァァァァァァァァァァァ!!」
「…‥‥珍しく、ワゼが怒りの叫びをあげているな」
【何でしょう、今話しかけたら絶対不味い予感がします】
‥‥‥触らぬ神に祟りなしというように、迂闊に触れてはいけないようであった。
‥‥‥あと3、設定上そこまで‥‥‥いや、どうなんだろう。作っておいてなんだけど、そうしたほうがむしろ面白そうかも?
「と言うか、魔力って飲めるものなの?」
「可能だと思われマス。とは言え、通常はできないですネ。私のように吸収することが出来るのならばともかく、魔力そのもの移動はその魔力を有する人にゆだねられますからネ」
「つまり、今は捕食本能で本来できないような真似ができているだけと」
「そういう事デス。まぁ、一説によれば対象の魔力を捕食によって取り込むことで、子を成す際に十分な力を蓄えるなどあるようですので、できても不思議ではありまセン」
「魔力を飲んだところで、影響はあるのかな」
「多少はあるかト。何しろ、ご主人様の魔力ですからネ‥‥‥‥」
・・・‥‥なんか気になるような言葉だが、悪い作用にならないように願っておこう。
若干違うような、合っているような…‥‥
【かぷぅ】
「ハクロ、まだ収まっていないのか?」
【はっ!!体が勝手に動くんですよ!!】
「これがハクロさんではない、本来の普通のアラクネでしたら焼却処分物ですネ」
……ハクロだからまだこの程度であって、そうじゃなかったら悲惨な惨状になっているだろう。
……あれ?珍しく今回犠牲者0?
HWG、ミニワゼシスターズのファン・・・・そう言った類はあれども、ワゼそのものに注目する人はそんなにいないな。
「唯一したとすれば、あの愚皇子かな?」
「カウントしたくないデス。そもそもあのおぞましき生命体は私のメイド服に固執していましたしネ」
【言われてみれば、確かにワゼさんの方は完璧にオマケ感覚な気がしますネ】
「そういう事デス。‥‥‥製作者のデータが抜けているのでなんとも言えませんが、せめてどうにかできなかったのでしょうカ・・・・もうちょっとだけ、増量するトカ」
ぼそっとつぶやかれたその言葉に、僕らは視線を逸らすのであった。
・・・‥‥あると言えばあるが、たぶんメイドゴーレムとしての機能性重視で削減されているのではなかろうか。
そう思ったが、口に出したら地獄を見る未来しかないだろう…‥‥
……家事万能、戦闘もお任せ、完璧さがあるメイドゴーレムなのに、むしろ完璧すぎるが故の弊害なのであろうか(一部を除く)。
ギリギリギリギリ…‥‥
「何を搾っているの?」
「新しい雑巾デス。アルバスにて発売されていた、スライムをヒントにしたものらしいのデス」
「へぇ。でもワゼの事だから、雑巾よりも何かハイテクそうなものでやると思っていたな」
「ローテクな物でも、馬鹿にはできまセン。メイドゴーレムとして、仕事をやり遂げるために、どのような道具であろうと大事にするのデス。ええ、何もかもでないように、その煩悩すらも無くすようにデス」
……後半、何か話がつながらないような気がしたが、気にしないことにするのであった。
しかし、気にしないと言ったとは言え、あの雑巾悲鳴が上がっていたような?
実際そうだったりする。
アラクネだけど、蜘蛛な事は蜘蛛だからね‥‥‥カフェインで酔っ払おうと思えば可能なはず。
「とは言え、ハクロはコーヒー飲まないよね?」
【苦いのは苦手なんですよね。私基本的に甘党ですし、群れにいた頃は花の蜜などを飲んでましたからね】
「‥‥‥その食生活で、良く育ってますヨネ」
……ワゼのその言葉は、身体なのかその一部についてなのか、何について言及したものかはわからない。
ただ一つ言える事とすれば、迂闊に触れてはいけない話題だという事であろう。
メイドゴーレムゆえに、食べた物をエネルギーとして分解できるが、進化はすれども成長は無い、その当てつけもあるのだろうか‥‥‥?
「ぐぐっと…‥‥よし、成功デス」
「ワゼ、それ何?何か掴んでいるようだけどスライム?」
「ええ、ちょっとばかり作ったこの手袋の効果を試すために、手ごろなものを用意したのデス。ぬめりとか、そう言ったものを綺麗に落とすために、特殊加工を施し、水すらもつかめるようにしたものなのデス」
何かと便利そうなグッズではあるが‥‥‥気のせいか、そのスライム滅茶苦茶必死に逃げようとしていないかな?
軽くバラバラ死体状態だからなぁ‥‥‥
「と言うか、分解できるの?」
「可能デス。接合部などちょっとしたコツで外せるのデス」
【真夜中に見たら、絶対に恐ろしい光景になっていそうですよ…‥‥】
……この案が採用されるか否か、それはまた別のお話。
隠し事が多い人は、この世界には結構いるかもね。
何時かはわかるんだろうけれども‥‥‥‥
「今日の予報をお伝えいたしマス」
「ツーツツツ、ツー」
「セッ、セ――――――、セセセ」
「ファ」
「以上デス」
「今のやり取りだけで何を言っているのか、読んでいる人には分からないんだけど!?」
……普通に会話は成り立つのに、周囲から聞くとそんな風にしか聞こえない不思議もある。
「前者は許しましょウ。‥‥‥‥ですが、後者は余計な一言デス」
がごんっ、という音と共に、ワゼの手が変形し、ガトリング砲のような形状へ変化する、
いや、ただのガトリング砲のような穴は無い。
その代わりにあるのは、無数の鋼鉄の腕。
「改良型、増殖式多連弾アームカノン、発射デス」
ドドドドッと勢いよく、無数の鋼鉄の腕が打ち出され、目標へ向けて放たれていく。
……口は禍の元とも言うが、この日、口は無数の腕の犠牲の元と言い直されるのであった。
教育、周囲の人達、いや、それらを含めての環境など。
小説世界だけではなく、現実でも非常に大事ですからねぇ……知識だけが増えても、「心の教育」が出来ていないと、意味ないですしね。
「ワゼに聞くけどさ、ハクロとの間に子供が出来たとして、どんな教育方針にするの?」
「個性を伸ばしつつ、抑圧させ過ぎず、されども欲望には知らないように、飴と鞭を使い分ける感じデス。データとして教師の部分はまだ少ないですが、日夜そのための情報収集も行っているのデス」
「メイドの範疇を越えているよね」
「それは否定しまセン。ご主人様に尽くすメイドですが、やはりその子供の行く末も考えなければいけないとは思いますからネ。データでは『失敗例』も確認しましたしネ」
……失敗例?
「どれどれ‥‥‥‥フム」
「なにそれ?」
「以前の健康診断の診断書ですネ。とある筋から手に入れたのですが…‥‥」
ガシャコン、ガシャコン
「‥‥よし、ちょっとひと狩り行ってきマス」
…その頃、身の危険を感じたハクロは、その危険を呼び寄せた人物をしっかり捕獲していた。
そして、身代わりになるようにきちんと縛り上げ…‥‥
【というか盛り過ぎですよ!!私流石にここまでないですってば!!いや確かに増えましたが!!】
ヘッドショットなら、もうちょっと小さな弾丸のようなものを使う方が良いかも?
ロケットパンチよりも……
「指を飛ばすとか?」
「ふむ、それもありですネ。しかし、飛ばした後に回収できないとちょっと不便デス。‥あ、いい案を思いつきましタ」
「どんな案?」
「指を飛ばす、という事ではなく、指から発射すればいいのデス」
―――丁度いい、濃縮漬けの的がありますからネ
使っている姿見ているけれども、妙に違う感じに見えて戸惑ったの課も。
「変わらない部分ですカ……」
「なんかワゼ、ちょっと機嫌悪い?」
「いいえ、大丈夫デス。‥‥‥ところでハクロさん」
【はい?】
「もうそろそろ、使い魔の健康診断時期デス。結果が分かれば、ちょっと見せてくだサイ」
……後にハクロは語る。【見せたら瞬殺されそうな予感がした】と。
「よっト」
ばしゅぅん!!
「‥‥‥ロケットパンチ?え、ワゼってそういう機能あったっけ?」
「自己進化もしていますので、日夜変わっているのデス」
「ちなみに用途は?」
「遠距離の獲物を捕らえる様なのデス」
……ホーミング式らしく、狙いは外れないらしい。ロマンがあるなぁ‥‥‥。
決まってしまったのかもしれない。
しかし、あの攫った相手は‥‥?
「どうなろうと、こっちにはもう関係ないか」
【迷惑なだけでしたし、あの大声もうるさかったですよね】
「静かなところを、希望したいデス」
・・・‥‥箱庭ホラー、趣向をちょっと変えて出せる機会があればまたやって見たかったりする。
「いらぬものは捕えまセン。毎回きちんと丁寧に、生の状態でやっているのデス」
「ワゼ、何を作っているの?」
「特殊薬品neo物体Xデス」
「neo?」
「性格矯正薬品って言えばわかりやすいデス。手間がかかる相手に、これを飲ませれば…‥‥フフフフ」
「なんか色々と利用価値がありそうだな‥‥‥‥」
……とは言え、臨床実験が必要そうだ。
出来るとしたら、どのような人間なのか。
そもそも、その相手は人間なのか。
「アレ?」
「どうした、ワゼ」
「ここに置いてあった、薬品の材料が一部無いデス。おかしいですネ?」
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。