わざわざ中継して見せつけつつ、面倒事を引き起こす‥‥‥

「そもそも、あの預言者に知り合いっているのかな？」
「義体が多いようですし‥‥‥正確な姿までは、まだ判明していまセン」

何にしても、厄介な人物(？)らしい・・・・・・

「まぁ、機械式の方が楽デス」
「ワゼ、それちょっと違う。ミキサーになっているよ」
「アレ？」

‥‥‥できたミキサーは、後で実験したところ合金ですら粉末ではなく何故か液状化させるやばいものになったのは、また別のお話。
‥‥‥また別のお話としたが、本編で出してみたいな。

平穏に生きたいのになぁ‥なんでこういうのが出るのやら

「まぁ、異世界転生な時点で似た輩がでてもおかしくないか？」
【シアンの前世の世界‥‥‥行けたら面白そうですね】
「奥様の場合、おそらく大騒ぎの元凶になりかねないかと」
‥‥‥いつかifとかでやってみたいなぁ。

今までの愚物とは違って、まだまともな方だからなぁ‥‥‥

「というか、これまでのがひどすぎたというか」
【酷い所は、とことん酷いですからね…まだ騎士王国のはマシなのでしょうか？】
【‥‥‥どんな者たちに会って来たんだ、白チビたちよ】
「それはコチラの記録をどうゾ」

‥‥‥数分後、簡潔にまとめられた記録を見て、まだマシでよかったと安堵しまくるルルの姿があったそうな。
考えてみれば、初めてまだまともかもしれない王子を出したような気がするなぁ‥‥‥

‥‥‥あ、本当だ。修正します。

「なんかそれはそれで、恐ろしいような‥‥‥」
【元ネタ、どういうものなんですか？】
「‥‥たまに聞くけど、そう言えば元ネタなんだろうこれ？」

禍々しい県、剣、件、権、健‥‥‥

「‥‥‥‥‥」
「なんだろう、ワゼから凄い負のオーラが出ているような‥‥‥」
【見るのが怖いですよ‥‥‥】
【なんか寒気がするなぁ‥‥‥？】
「‥‥コチラ、試作品故ニ支障無シ‥‥ト思イタイ」

‥‥‥何にしても、彼女のコンプレックスを刺激させたようです。
とりあえず、全速力での逃亡を‥‥‥

観光しているわけではないんだよなぁ…‥‥

「というか、目的地にはつけるとして、その方向音痴さで具体例出せないかな？」
【そうですね‥‥いや、無理です。アノ方向音痴差は、言いようがありません】
遠い目をして、そうルルさんはいうのであった。

‥‥‥なんか苦労人臭漂うけど、どのぐらいの方向音痴なの？

「ふと思ったんだけど、ルルさんってケンタウロスなんだよね？」
【ええ、そうですが、何かありますか？】
「その脚力ってどのぐらい強いのかなぁってふと疑問に思ってさ」
(エンジンの単位とかで馬力って聞くけど、その具体性が分からないからね)
【ふむ‥‥‥一度試したことはありますね。鎧を踏み砕けるのか、砕けたとしてどこまでいけるのか、やって見ました】
「結果は？」
【ばっきばきのぼっきぼきでしたね】

‥‥‥全然わからねぇ。
「では、こちらのスライムはどうでしょう？柔らかいものを踏み砕くのも、また面白いかもしれまセン」

‥‥‥そう指摘されると、なんかこう、ああ、何か言い難い何かがあるような‥‥‥

【そう言えば、ルル姉さんはまだつがいは‥】
ぐわしぃっ！！
【‥‥‥ええ、まだまだと言えばまだかな。ああ、でもそう気にしているわけでもないかな】
【いたいいたいいたいです！！】
「強烈なアイアンクローだな‥‥‥」

‥‥‥これ、結構気にしている感じがするなぁ。ここでヒルドには既に婚約者ができていると話したらどうなるのか、ちょっと気になる。

‥‥ワーオ。確かに似ているなこれ。
小説書くとあるある「過去に既に似たような者がいる」。


「年齢も体重も禁忌なんだろうけど‥‥‥年齢はともかく、体重の方は気にしたこともないな」
‥‥‥というのも、当てはめようにもちょっとわかりづらい。
人型の部分で測るのか、下の人外部分も図るのか、そもそもシスターズ系統だと内臓部品等での重量もあるのだとか‥‥‥考えれば切りが無いのだ。
「ついでに言うのであれば、意図的に切り替えたりもできマス」
「え？できるの？」
‥‥‥中身を取り出すか、軽量化した部品に換えるなどもあるらしい。

「ロールは確かにお姉ちゃんだけど、そこまで年上という訳でもないにょ！」
【ふみゅ？】
「みー？」

‥‥‥まぁ、間違ってなくもないとは思う。
雪の女王リザの幼体に戻っているとはいえ、年齢だけで考えるとなぁ‥‥‥

あ、それだ。
なんか似ているけど違うような気がしたが、それもそれで似ているな。


「風車型のモンスターとか、いそうだよなぁ‥‥‥」
「あ、いますヨ」
「いるの！？」

‥‥‥さぁて、ドンキになるかどうかはわからないなぁ？

【できれば「ルル姉様」とかそういう風に呼ばれたいな‥‥‥】
【無理なような気がするのですが…姉さん、私よりも年上ですよね？】
「そう言えば、ハクロの幼少期を見ていたってことはその分‥‥‥」
ザシュン！！

【‥‥‥人の年齢云々は、聞かないほうがいいぞ】
【シアン、女の子の年齢はデリケートなのですよ】
「そうそう、そういう部分は気にしたほうがいいですわよ」
「ご主人様、淑女の年齢を考えるのはよした方がいいと警告いたしマス」

‥‥‥圧がすごい。魔王を黙らせる女性の圧力がすごい。
というか、実際に年齢などを考えると、この中でルルが一番年上なんだけど‥‥‥
「あれ？もしかしてワゼが一番若い？」
そもそもメイドゴーレムに年齢という概念があるのかどうか…‥‥

‥‥‥何にしても、思ってもその点を口にしてはいけないだろう。
既に何か、潰れたものがあるからね。
「そう言えば、お父様もとい元国王陛下、お母様方の年齢をつい指摘して、この間もみじおろしになってましたわね‥‥‥」
「‥‥‥なんだそれ？」

騎士王国の王子・・・・・ちょっと実力とかあるのだろうな。
でも、迷う時点でツッコミどころがあるような。

「準備をしておけばいいような気もするけどなぁ」
「急に飛び出す時点で、準備する暇もないようナ」

‥‥‥あれ？そう言えば珍しく取りまきないパターンだなこれ。

ちょっと堅物、威風堂々、意気揚々。
そうやって自ら出向いたはずなのに、何故こうなるのやら。

「完璧な人っていないよなぁ‥‥‥」
「その最たる例がいますわよね？」
【ん？なんでこっちを見るのでしょうか？】

‥‥‥まぁ、なんだ。全員同じような者か。

色々と考えられそう。
‥‥‥さっさと合流というか、遭遇させたいけどできるかなぁ。

「方向音痴と言えば、僕等の中にそう言うの居ないよね？」
【まぁ、それなりに感覚でわかりますし‥‥‥】
「太陽の位置さえ見れば、そこから考えられますわよね？」

‥‥‥そもそも、ワゼたちがいる時点で迷う事は無さそうだ。

逝ってない逝ってない！！
【勝手に亡き者にするなぁぁぁぁ！！】

【あ、まだ息ありましたね】
【おお、ツッコむ元気ぐらいはあったのか】
【いやないわ！！走馬燈とかなんか川とか渡りか、】

ドォォォォォォン
【ぎゃああああああああああああああああああああああ！！】

【あ、また流れ弾に】
【今度は氷塊か】

…‥‥あと何回持つのだろうか？

いや、甚振っているつもりはない。
ただ単に、巻き添えになりまくっているだけだ。

【にしても、あれだけの攻撃で、息をしているのがすごいですよ】
【タフさだけは、フェンリルトップなのかもなぁ‥‥‥】

‥‥‥耐久力EXとかあるのだろうか？

この人はこの人で、真面目だからね。

「苦労人臭というか、それは昔話をしている時点でしていたような‥‥
【んー、私ってそんなにおてんばでしたっけ？】
【ふみゅぅ？】
‥‥‥思いっきりその子供に遺伝しているような気がしてならない。そしてそれを見る限り、結構大変そうだったというのは分かる。

あー‥前者は聞いたことがある程度カナ。
後者の龍とかは結構有名なほうで知っているけどなぁ‥‥‥

「ついでに本当にそう言う道具とかはないよね？」
「流石に願いを叶える系はないデス。手裏剣とかはありマス」
「あるんだ」
「ええ、10(ツェーン)の暗器シリーズの一つデス」

‥‥‥大鎌とか日本刀とかもロマン武器だからなぁ‥‥‥いつか出したいところ。

まぁ、その手段も取れるけど‥・・・

「騎士王国に、誰かいなかったっけ？」
「まだ紹介していない、08いマス」

‥‥‥そっちから連絡も出せるか？

消されたらちょっとどころじゃないんですが。

まぁ、ワゼの解析結果によって技術が向上すれば同じようなことができると思いたい。

「というか、具体的な向上は？」
「例を挙げるのであれば移動時間数日ほどが、数秒ほどになりマス」
「瞬間移動？」

‥‥元ネタ、ちょっと教えてください。自分の知っているのって結構古いのばかりですので、少々わからないのです。(リメイクされるレベルだからなぁ‥なんか今風よりも一昔レベルが個人的に気に入っているしなぁ)

前にお気に入り登録していたんだった。結構面白かったなぁ‥‥‥

「というか、切り裂く、叩き切るって結構違うな」
「こういう斬り方などの違いで、形状も違いますからネ」
【ワゼさんだと前者後者どっちが使いやすいですかね？】
「そうですね‥‥‥やはり前者でしょうカ。でも、場合によっては後者も中々扱いやすいデス。まぁ、ビームを撃った方が早いですが…‥‥」

‥‥‥それ、斬る違う。砲撃や。
まぁ、確かにそっちの方が早いかもしれないが…‥‥
「何にしても、大火力広範囲無差別攻撃の方が楽デス」
‥‥‥剣技関係ないな。というか、それはそれで怖いぞ。

‥‥‥‥あああああああ！？
この人のやつ、前に読んでたやつだこれ！？
結構面白いと思っていたけど、そう言えばこれってそういうやつだった！！

「むしろ、こっちの方が扱い凄いな‥‥‥」
「他のやつも結構面白いデス」

というか、聖剣でまともに扱われる類って案外少ないな‥‥‥ゲームとかならきちんと斬撃系統なのに、他の小説だとまともな扱い余り無いような‥‥‥