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Ver.F ~終わりと始まり、そして次へ~
ver.6.0-ver.F 閑話ー最終会議
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【今週のお知らせ】
・最終調整完了、各部門から離れ、新たなものへ人事異動開始。
・仮想世界ー偽装工作終了。
・各自、引き継ぎ作業や異動先に関して確認を怠らないでください。
―――
1:名前:社長
…さて、いよいよこの世界での最後の会議が始まるわけだけど、今全員いるよね?
2:名前:開発部門(義手修理中)
修理中で片腕だが、まぁ、打てないことはない
3:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
問題ないのデース!!引っ越しのための荷造りや、可愛い弟との触れ合いもバッチリしておきましたのデース!!
4:名前:監視部門(引継ぎ中)
問題ないでありますな。我輩の後任に任せるために、手順書なども用意できて楽なのであります
5:名前:グレート・フューチャー部門ービックバン部門
短い間だったから、早い異動がちょっと大変ですネ
6:名前:宇宙・UMA部門ー界隈教育部門
こちらは色々と出てきた問題も、どうにか収められそうで一息ついたところだ
7:名前:社長
この様子だと、各々一応は大丈夫そうですね
では、始めましょうか…アルケディア・オンラインの最終アップデート前会議を
・
・
・
・
・
34:名前:社長
なるほど、今のところはそれぞれ動かしても大丈夫そうだと
35:名前:開発部門(義手修理中)
安定はしているな。途中から仮想空間ではなくなったからこそ、バレないための偽装工作も行っていたが、その必要が無くなった分、リソースを最後に回せて結果としては良い方向になっているようだ
36:名前:監視部門(引継ぎ中)
それに、一応新米とはいえ実績が色々とある新しい方が、入ってきてくれたのが良かったのであります!!「まだ研修中のようでありますが、問題なく保てるかと
37:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
でもミーとしては、まだまだ改良を進めていきたかったのデース!!もっと実装を増やしてほしかったのデース
38:名前:開発部門(義手修理中)
仕方がないだろ。これ以上、こちらから手をかけられない状態になってきたからな。そろそろ、自然に任せるしかなくなっていただろう
39:名前:グレート・フューチャー部門ービックバン部門
未来が溢れるようになるから、良いんじゃないかナ
40:名前:宇宙・UMA部門ー界隈教育部門
うむうむ、学び舎も大きくなって、教育も行き届くようにはなっているから問題あるまい
41:名前:監視部門(引継ぎ中)
大きくなりすぎて、監視の目も厳しくなっていたけど…まぁ、外からの干渉が容易くできなくなったから、離れるにはそろそろ都合の良い機会になったと思うのであります
42:名前:監視部門(引継ぎ中)
流石に最後のほうに出てきた、何もかも常識やら理屈やら、通じない外なるヤバいところのものが出てきたのは、大変だったでありますが
43:名前:開発部門(義手修理中)
もっとこう、監視してくれよ…おかげで、当分義手が使えないからな
44:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
生やせばいいのデース。こう、気合でやればいけそうなのデース!!
45:名前:開発部門(義手修理中)
そんなことできるかぁ!!( ゚Д゚)
いや、やろうと思えばできなくもないけど、気合で生やせるかぁ!!
46:名前:グレート・フューチャー部門ービックバン部門
生やせることは、生やせるのネ
47:名前:宇宙・UMA部門ー界隈教育部門
気合でどうにかなるものではないが、そうでなくても生やせるのか
48:名前:開発部門(義手修理中)
一応…でも、戒めの意味もあるので、義手待ちだ
49:名前:社長
何にしても、各部門からの簡潔な報告で、そろそろこのアルケディア・オンラインのサービスの停止…いや、正確に言えば、最終アップデート以降はアップデート無しのまま、しばらく続けつつ、次回作が出るまでの間の長い放置機関になる通知をしていくことにしようか
50:名前:社長
様々な目的があって作られたものだったけど、ここまで得られたデータは数多く…そして今はもう、「仮想」なんて言わせない「本物」になりつつあるからね
51:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
個人的には定期的な列車は残してほしいのデース
もしくは、自由に生身でも行き来できることもお願いしたいのデース
52:名前:開発部門(義手修理中)
そのあたりは大丈夫だ。既に技術的な部分は終わり、仮想の工作も終了する以上、生きたまま向かうのも可能になる
53:名前:開発部門(義手修理中)
特別便のためのいくつかの列車も製造を終えている
あとは車掌の選定や、機関車に内蔵する人格システムの調整などがちょっと残っているが…最終アップデートから数日以内には、現実にもお知らせできるだろう
54:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
ありがたいのデース!!
55:名前:社長
まぁ、そんなところでとりあえずそろそろ、ちょっと短いけど、会議を終えようか
56:名前:社長
さて、全員最後のアップデートだからと言って、気を抜かないでほしい。最後までではなく、最後だからこそ、しっかりと見なければいけない
57:名前:社長
これから先、我々の手が入れられなくなって…一つの、独立した世界になるのだから
58:名前:社長
アルケディア・オンライン
その最後まで、作り上げるためのモノを協力してくださったお客様方にも、丁寧に接して
59:名前:社長
華やかに、その世界を…ここに、成り立たせよう
―――
…会議はそう締めくくられ、退出していく参加者たち。
この日まで利用された会議のための掲示板は、そのまま全員が退出したあと…静かに、閉じられる。
それから数日後…最終アップデートのお知らせが、運営から世界各国へ届けられるのであった…
・最終調整完了、各部門から離れ、新たなものへ人事異動開始。
・仮想世界ー偽装工作終了。
・各自、引き継ぎ作業や異動先に関して確認を怠らないでください。
―――
1:名前:社長
…さて、いよいよこの世界での最後の会議が始まるわけだけど、今全員いるよね?
2:名前:開発部門(義手修理中)
修理中で片腕だが、まぁ、打てないことはない
3:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
問題ないのデース!!引っ越しのための荷造りや、可愛い弟との触れ合いもバッチリしておきましたのデース!!
4:名前:監視部門(引継ぎ中)
問題ないでありますな。我輩の後任に任せるために、手順書なども用意できて楽なのであります
5:名前:グレート・フューチャー部門ービックバン部門
短い間だったから、早い異動がちょっと大変ですネ
6:名前:宇宙・UMA部門ー界隈教育部門
こちらは色々と出てきた問題も、どうにか収められそうで一息ついたところだ
7:名前:社長
この様子だと、各々一応は大丈夫そうですね
では、始めましょうか…アルケディア・オンラインの最終アップデート前会議を
・
・
・
・
・
34:名前:社長
なるほど、今のところはそれぞれ動かしても大丈夫そうだと
35:名前:開発部門(義手修理中)
安定はしているな。途中から仮想空間ではなくなったからこそ、バレないための偽装工作も行っていたが、その必要が無くなった分、リソースを最後に回せて結果としては良い方向になっているようだ
36:名前:監視部門(引継ぎ中)
それに、一応新米とはいえ実績が色々とある新しい方が、入ってきてくれたのが良かったのであります!!「まだ研修中のようでありますが、問題なく保てるかと
37:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
でもミーとしては、まだまだ改良を進めていきたかったのデース!!もっと実装を増やしてほしかったのデース
38:名前:開発部門(義手修理中)
仕方がないだろ。これ以上、こちらから手をかけられない状態になってきたからな。そろそろ、自然に任せるしかなくなっていただろう
39:名前:グレート・フューチャー部門ービックバン部門
未来が溢れるようになるから、良いんじゃないかナ
40:名前:宇宙・UMA部門ー界隈教育部門
うむうむ、学び舎も大きくなって、教育も行き届くようにはなっているから問題あるまい
41:名前:監視部門(引継ぎ中)
大きくなりすぎて、監視の目も厳しくなっていたけど…まぁ、外からの干渉が容易くできなくなったから、離れるにはそろそろ都合の良い機会になったと思うのであります
42:名前:監視部門(引継ぎ中)
流石に最後のほうに出てきた、何もかも常識やら理屈やら、通じない外なるヤバいところのものが出てきたのは、大変だったでありますが
43:名前:開発部門(義手修理中)
もっとこう、監視してくれよ…おかげで、当分義手が使えないからな
44:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
生やせばいいのデース。こう、気合でやればいけそうなのデース!!
45:名前:開発部門(義手修理中)
そんなことできるかぁ!!( ゚Д゚)
いや、やろうと思えばできなくもないけど、気合で生やせるかぁ!!
46:名前:グレート・フューチャー部門ービックバン部門
生やせることは、生やせるのネ
47:名前:宇宙・UMA部門ー界隈教育部門
気合でどうにかなるものではないが、そうでなくても生やせるのか
48:名前:開発部門(義手修理中)
一応…でも、戒めの意味もあるので、義手待ちだ
49:名前:社長
何にしても、各部門からの簡潔な報告で、そろそろこのアルケディア・オンラインのサービスの停止…いや、正確に言えば、最終アップデート以降はアップデート無しのまま、しばらく続けつつ、次回作が出るまでの間の長い放置機関になる通知をしていくことにしようか
50:名前:社長
様々な目的があって作られたものだったけど、ここまで得られたデータは数多く…そして今はもう、「仮想」なんて言わせない「本物」になりつつあるからね
51:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
個人的には定期的な列車は残してほしいのデース
もしくは、自由に生身でも行き来できることもお願いしたいのデース
52:名前:開発部門(義手修理中)
そのあたりは大丈夫だ。既に技術的な部分は終わり、仮想の工作も終了する以上、生きたまま向かうのも可能になる
53:名前:開発部門(義手修理中)
特別便のためのいくつかの列車も製造を終えている
あとは車掌の選定や、機関車に内蔵する人格システムの調整などがちょっと残っているが…最終アップデートから数日以内には、現実にもお知らせできるだろう
54:名前:海外広報部門ー異界領域開拓部門
ありがたいのデース!!
55:名前:社長
まぁ、そんなところでとりあえずそろそろ、ちょっと短いけど、会議を終えようか
56:名前:社長
さて、全員最後のアップデートだからと言って、気を抜かないでほしい。最後までではなく、最後だからこそ、しっかりと見なければいけない
57:名前:社長
これから先、我々の手が入れられなくなって…一つの、独立した世界になるのだから
58:名前:社長
アルケディア・オンライン
その最後まで、作り上げるためのモノを協力してくださったお客様方にも、丁寧に接して
59:名前:社長
華やかに、その世界を…ここに、成り立たせよう
―――
…会議はそう締めくくられ、退出していく参加者たち。
この日まで利用された会議のための掲示板は、そのまま全員が退出したあと…静かに、閉じられる。
それから数日後…最終アップデートのお知らせが、運営から世界各国へ届けられるのであった…
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