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Ver.6.0 ~揺らぎと蕩けと混ざる世界~
ver.6.1-95 踏み入れてしまうのは、何故なのか
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…よくある文集やら何かのスクープ記事やら、そういったものが溢れる世の中。
その数々のゴシップ雑誌に紛れる一つの企業…週刊『ドスポップ』の発行会社は頭を悩ませていた。
「見入漬田の記事からしばらく、良いスクープ記事が無いな…」
「部数もだいぶ減り、このままでは廃刊どころか、企業自体が潰れるか」
かつて、アルケディア・オンラインに関する情報を得て、奇跡的な部数を誇ったが…その栄光は長く続かず、今は衰退の道をたどっていた。
最盛期にいた記者たちも、何らかの理由で移動しており…もうすでに、このゴシップ雑誌に価値ある記事を載せられるだけのものはいなくなっている。
そのままおとなしく潰れてしまえば、特に問題は無かったのだが…それでも、一度栄光を経験してしまったからこそ、すぐに捨て去ることができない。
「おい、見入漬内!!あの漬田がやって見せた大スクープの獲得を、なんとしても再び行うんだ!」
「い、いやしかし、自分は親戚とはいえ、そこまでの運に恵まれてはおらず…」
「良いからさっさと探しにいけぇ!!」
「は、はぃいいい!!」
パワハラを受け、慌てて会社から飛び出すのは、かつて大スクープを得た見入の親戚ということでコネで入社した漬内。
全盛期だった企業に入ってのし上がれるかと、当初は野心にあふれていたのだが…すぐに落ちぶれてしまい、野心が燃え上がるどころか粛々と収められ、気が弱くなっていた。
「はぁぁ…どうしろと言うんだ、あの鬼編集長…大スクープなんて、そう簡単に転がっているものか…くそっ、漬田め!!お前がこの会社を成長させたからこそ、後から入った俺様が苦しむ羽目になったんだぞ!!」
成長を遂げる会社を見て、漬田のコネで入り込み、のし上がるはずだった人生設計は、甘すぎたようですでに崩壊している様子。
そして元凶と逆恨みする漬田本人は今、この企業から移籍し、どうやらある大企業のスクープ部門に引き抜かれており、華やかな生活を送っていると聞く。
まさか、これから沈みゆく泥船に、自分の身代わりとして入れたのではないかとさえ疑いたくもなるが、そんなことはない。
単純に、この漬内が捕らぬ狸の皮算用を行い過ぎただけで、そんな思惑は漬田自身考えていないのである。
なお、この状況を知っていないわけでないようで、古巣だからこそ密かに多少のスクープを譲ったりしたが…かつての栄光に溺れ、堕ちてしまった会社を見限ってしまい、それゆえにますます得られるものが無くなったのも、この企業が落ちぶれた要因でもあった。
「つったく、どうすりゃいいんだ…一番手っ取り早いのは、捏造だが…アルケディア・オンラインの運営会社は…駄目か」
才能無きものとはいえ、触れてはいけない噂に関しては知っている。
虎穴に入らずんば虎子を得ずともいうが、そこにいるのは虎どころかとんだ化け物であり…やらかし、闇へ葬り去られた同業者は数知れず。
そんなやばいものに触れるぐらいならば、まだ地道に活動している方がマシであろう。
「だが、どうするかだ…ああ、こういう時に使用人がいれば、良いんだが…」
アルケディア・オンラインのアカウントはあり、一プレイヤーとしてその便利さは理解している。
しかし、実は雇うだけの金が無く、あったとしても別のことに使いまくりたい。
ならばどうするかと考えつつ、特大のスクープが無いか必死になって探す。
「良いのが無いか、何かないか…いっそ、漬田の残したもので何か…」
ごそごそと、去ってしまった人物が残していたものを探り、隠れたスクープ記事が無いか探し求める。
あれだけの大当たりを引き当てたやつだからこそ、もしかすると隠している者もあるかもしれず…その万に一つの可能性もあればすがりたくもなる。
「記事メモか…笑うタケノコ、海を駆け抜ける魚人、牛を使ってのマジックショーをするチュパカブラ芸人に、紅の吸血姫の噂…いや、ほとんど眉唾物か。こんなの、ありえないものばかりだろ」
いくつかめぼしいメモは見つけたのだが、その内容が色々と疑わしすぎる。
考えてみれば、例の大当たりを引くまでは何かしらのオカルト的なものも手掛けていた話もあり、どう考えても本気になれるものが無い。
「オンライン系は、天界の酒滝に魔界の深淵、鏡の国の大迷宮…このあたりも、まともにできないか…いや…これはどうだ?」
アルケディア・オンライン内の噂話に関してもいくつかメモをしていたようで、すでに有識者の手によって公表されているものもあり、大したスクープ記事にはならない。
しかし、そのメモの内容のあるものと、オンライン内で最近あった出来事の中で結びつくものがあり、それに目が止まった。
「『黒き女神の正体』と…現実での『黒き閃光目撃情報』か…ふむ」
一見すると、どちらもすぐには結び付かない。
しかしなぜだろうか、このとき何かしらの勘が働き、気になってしまう。
「…まぁ、流石に現実世界の女神様が出るとは思い難いが…それでも、ありえなくはない…話にならないか?最近は、ゲーム内のものを現実に輸送する話もあったし…紛れて、やってきているとか…そのスクープを抑えることができれば…!!」
ほぼ賭けであり、成功するとはわからない。
そもそも手掛かり自体もほとんどなく、確認するには地道にやらなければいけないだろう。
それでも、何故だか感じ取れる希望の光に、最後にすがるにはこれしかないと覚悟を決め、漬内はこのスクープのために動くことにした。
それが再び栄光を得るための希望の光になるか、あるいは破滅の道へ足を踏み入れたかは…それは神のみぞ知る。
その数々のゴシップ雑誌に紛れる一つの企業…週刊『ドスポップ』の発行会社は頭を悩ませていた。
「見入漬田の記事からしばらく、良いスクープ記事が無いな…」
「部数もだいぶ減り、このままでは廃刊どころか、企業自体が潰れるか」
かつて、アルケディア・オンラインに関する情報を得て、奇跡的な部数を誇ったが…その栄光は長く続かず、今は衰退の道をたどっていた。
最盛期にいた記者たちも、何らかの理由で移動しており…もうすでに、このゴシップ雑誌に価値ある記事を載せられるだけのものはいなくなっている。
そのままおとなしく潰れてしまえば、特に問題は無かったのだが…それでも、一度栄光を経験してしまったからこそ、すぐに捨て去ることができない。
「おい、見入漬内!!あの漬田がやって見せた大スクープの獲得を、なんとしても再び行うんだ!」
「い、いやしかし、自分は親戚とはいえ、そこまでの運に恵まれてはおらず…」
「良いからさっさと探しにいけぇ!!」
「は、はぃいいい!!」
パワハラを受け、慌てて会社から飛び出すのは、かつて大スクープを得た見入の親戚ということでコネで入社した漬内。
全盛期だった企業に入ってのし上がれるかと、当初は野心にあふれていたのだが…すぐに落ちぶれてしまい、野心が燃え上がるどころか粛々と収められ、気が弱くなっていた。
「はぁぁ…どうしろと言うんだ、あの鬼編集長…大スクープなんて、そう簡単に転がっているものか…くそっ、漬田め!!お前がこの会社を成長させたからこそ、後から入った俺様が苦しむ羽目になったんだぞ!!」
成長を遂げる会社を見て、漬田のコネで入り込み、のし上がるはずだった人生設計は、甘すぎたようですでに崩壊している様子。
そして元凶と逆恨みする漬田本人は今、この企業から移籍し、どうやらある大企業のスクープ部門に引き抜かれており、華やかな生活を送っていると聞く。
まさか、これから沈みゆく泥船に、自分の身代わりとして入れたのではないかとさえ疑いたくもなるが、そんなことはない。
単純に、この漬内が捕らぬ狸の皮算用を行い過ぎただけで、そんな思惑は漬田自身考えていないのである。
なお、この状況を知っていないわけでないようで、古巣だからこそ密かに多少のスクープを譲ったりしたが…かつての栄光に溺れ、堕ちてしまった会社を見限ってしまい、それゆえにますます得られるものが無くなったのも、この企業が落ちぶれた要因でもあった。
「つったく、どうすりゃいいんだ…一番手っ取り早いのは、捏造だが…アルケディア・オンラインの運営会社は…駄目か」
才能無きものとはいえ、触れてはいけない噂に関しては知っている。
虎穴に入らずんば虎子を得ずともいうが、そこにいるのは虎どころかとんだ化け物であり…やらかし、闇へ葬り去られた同業者は数知れず。
そんなやばいものに触れるぐらいならば、まだ地道に活動している方がマシであろう。
「だが、どうするかだ…ああ、こういう時に使用人がいれば、良いんだが…」
アルケディア・オンラインのアカウントはあり、一プレイヤーとしてその便利さは理解している。
しかし、実は雇うだけの金が無く、あったとしても別のことに使いまくりたい。
ならばどうするかと考えつつ、特大のスクープが無いか必死になって探す。
「良いのが無いか、何かないか…いっそ、漬田の残したもので何か…」
ごそごそと、去ってしまった人物が残していたものを探り、隠れたスクープ記事が無いか探し求める。
あれだけの大当たりを引き当てたやつだからこそ、もしかすると隠している者もあるかもしれず…その万に一つの可能性もあればすがりたくもなる。
「記事メモか…笑うタケノコ、海を駆け抜ける魚人、牛を使ってのマジックショーをするチュパカブラ芸人に、紅の吸血姫の噂…いや、ほとんど眉唾物か。こんなの、ありえないものばかりだろ」
いくつかめぼしいメモは見つけたのだが、その内容が色々と疑わしすぎる。
考えてみれば、例の大当たりを引くまでは何かしらのオカルト的なものも手掛けていた話もあり、どう考えても本気になれるものが無い。
「オンライン系は、天界の酒滝に魔界の深淵、鏡の国の大迷宮…このあたりも、まともにできないか…いや…これはどうだ?」
アルケディア・オンライン内の噂話に関してもいくつかメモをしていたようで、すでに有識者の手によって公表されているものもあり、大したスクープ記事にはならない。
しかし、そのメモの内容のあるものと、オンライン内で最近あった出来事の中で結びつくものがあり、それに目が止まった。
「『黒き女神の正体』と…現実での『黒き閃光目撃情報』か…ふむ」
一見すると、どちらもすぐには結び付かない。
しかしなぜだろうか、このとき何かしらの勘が働き、気になってしまう。
「…まぁ、流石に現実世界の女神様が出るとは思い難いが…それでも、ありえなくはない…話にならないか?最近は、ゲーム内のものを現実に輸送する話もあったし…紛れて、やってきているとか…そのスクープを抑えることができれば…!!」
ほぼ賭けであり、成功するとはわからない。
そもそも手掛かり自体もほとんどなく、確認するには地道にやらなければいけないだろう。
それでも、何故だか感じ取れる希望の光に、最後にすがるにはこれしかないと覚悟を決め、漬内はこのスクープのために動くことにした。
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