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Ver.6.0 ~揺らぎと蕩けと混ざる世界~
ver.6.1-79 ぶつかり合うは、星の衝撃
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【おらぁぁぁ!!】
【グランドォォォン!!】
…真正面から勢いよく突進し、拳をぶつけ合うカイニスとグランドサンフラワー。
体格差が相当あるはずだが、凄まじい衝撃波が生じるほどのぶつかり合いが生じ、大地が砕け散る。
まだ挨拶代わりの一撃のはずなのに、この様子だとこの星はかなり滅茶苦茶になるだろう。
廃鉱山惑星であるがゆえに破壊しまくって問題は生じないことだけが幸いと言うべきか。
お互いに激突した後、すぐに距離を取る二人。
今の一撃だけでどれほどの力量を持っているか探るが、図り切れないのだろう。
【植物の割には、硬めの重い一撃か…葉っぱが鋼鉄のように固いか】
巨大な植物は柔らかいかと思ったが、どうやら高度もそれなりにあるもよう。
圧縮されたその身は植物なのに超硬度を誇り、怪力を誇るカイニスでもそう簡単に貫けないと思わせるほどのものだ。
一方でグランドサンフラワーもまた、カイニスの強さに驚愕していた。
自分よりもはるかに小さいはずなのに、その拳は強大なものが放つものと大差がない。
いや、むしろそれ以上のものであり、身に秘めている力がどれほどのものなのか、考えたくはないだろう。
だがしかし、それで勝負を諦めるような両者であろうか。
否。
この一撃だけで把握している以上のものを、さらに隠し持っていると想像ができ、大きな力を持つ以上、お互いにどれほどの全力を出せるのかより試したくなるものだ。
【金棒選択、艦専用改め対巨大生物対応、改良型巨大棍『グランディア(改)』!!】
今のは素手であり、今度は武器を試してみようということで、カイニスは大きな金棒を取り出す。
かつて、どこかの異空間にて異形の船を叩き潰した代物であり、あの時よりも力を付けた自身に会うように改良を施したこの巨大な武器であれば、グランドサンフラワーに対抗できるだろう。
なお、その改良は某メイドの魔改造…ではなく、純粋に眷属としての力量が上がったことで、自然に強化されたものである。仕える神の神格が向上しているからこそ、眷属の能力も装備も向上するのだ。
【グランドサンサンサンサンサンーーーーーー!!】
一方でグランドサンフラワーの方も黙ってみておらず、自身の葉っぱを大きく広げ、輝かせ始める。
エネルギー集中させ、レイドボスの放っていた光線を用意する。
【回れ回れ我が金棒!!神敵に喰われぬ我が金棒!!銀河系粉砕『轟黒雷無双の極大粉砕撃』!!】
【グランドサンフラァァァァワァァァァァ!!】
金棒が振り下ろされ、光線が解き放たれる。
お互いの強力な一撃はぶつかり合い、その余波によって大地がより砕け散っていく。
振るい、放ち、殴りかかり、飛ばし…眷属と召喚獣の争いは苛烈を極める。
制限なしの状態で争うからこそできる荒業であり、自由に扱えるからこそ意気揚々と士気が向上し、その力は万全な状態で暴れ狂う。
もしもカイニスも巨大な怪獣であれば、怪獣バトルの様な光景だと誰かが言うだろう。
それでもこの争いは周囲への被害が尋常ではなく、気にせずにガンガンやりあうからこそ、さらに豪快に広がっていく。
本当に、宴の会場でぶつからなくてよかったと、思っている者もいるだろう。
巻き添えになっていたらただでは済まないし、その場のノリでやらかせばどれほどの被害を被っていたのか想像し、ある程度の自重を学ぶ。
あの争いの中に入ってみたいと、思っている者もいるだろう。
気兼ねなく豪快に争う光景は凄まじくも清涼なものであり、混ざってみたくなる。
でも、ものの数秒と持たずに消し飛ばされるのが理解できるので、その高みに至れるようにしようと志す。
あのぶつかり合いに混ざり潰されたいと、思っている者もいるだろう。
筋肉の宴の場とは言え、多少の特殊性癖の持ち主は混ざっており、むしろこの災害の様なぶつかり合いの中でこそ、真に生きている価値を見出せるのではないかと、新しい扉を開く。
全力を出しての、譲れぬぶつかり合い。
次第に廃鉱山惑星のコアにまで衝撃が達し、砕け散らせてしまい、星の崩壊が始まっていく。
だがしかし、そんなこともかまうこともなく、激しくなって…最終的には、予備の戦いの場として用意した十数個の廃棄予定の惑星が、これでもかというほど粉砕された状態になるのであった…
『…しかけておいて言うのも何だが…眷属、制限かかった状態で出せる理由、本当にあって良かったと思わされるな』
『あのグランドサンフラワーも確かに、制限が必要だな…ふーむ、運営が制限をかける理由が何かと理解できてしまう光景が作られていくか』
『あ、一応粉砕された惑星は後ほど、回収業者に頼むのデース。細かく砕け散ったからこそ、その星の残された微量の資源も取り出しやすいそうなのデース』
…ただ星を破壊されるだけでは能が無いので、しっかりと破砕後の再利用手段も用意されていた。
【グランドォォォン!!】
…真正面から勢いよく突進し、拳をぶつけ合うカイニスとグランドサンフラワー。
体格差が相当あるはずだが、凄まじい衝撃波が生じるほどのぶつかり合いが生じ、大地が砕け散る。
まだ挨拶代わりの一撃のはずなのに、この様子だとこの星はかなり滅茶苦茶になるだろう。
廃鉱山惑星であるがゆえに破壊しまくって問題は生じないことだけが幸いと言うべきか。
お互いに激突した後、すぐに距離を取る二人。
今の一撃だけでどれほどの力量を持っているか探るが、図り切れないのだろう。
【植物の割には、硬めの重い一撃か…葉っぱが鋼鉄のように固いか】
巨大な植物は柔らかいかと思ったが、どうやら高度もそれなりにあるもよう。
圧縮されたその身は植物なのに超硬度を誇り、怪力を誇るカイニスでもそう簡単に貫けないと思わせるほどのものだ。
一方でグランドサンフラワーもまた、カイニスの強さに驚愕していた。
自分よりもはるかに小さいはずなのに、その拳は強大なものが放つものと大差がない。
いや、むしろそれ以上のものであり、身に秘めている力がどれほどのものなのか、考えたくはないだろう。
だがしかし、それで勝負を諦めるような両者であろうか。
否。
この一撃だけで把握している以上のものを、さらに隠し持っていると想像ができ、大きな力を持つ以上、お互いにどれほどの全力を出せるのかより試したくなるものだ。
【金棒選択、艦専用改め対巨大生物対応、改良型巨大棍『グランディア(改)』!!】
今のは素手であり、今度は武器を試してみようということで、カイニスは大きな金棒を取り出す。
かつて、どこかの異空間にて異形の船を叩き潰した代物であり、あの時よりも力を付けた自身に会うように改良を施したこの巨大な武器であれば、グランドサンフラワーに対抗できるだろう。
なお、その改良は某メイドの魔改造…ではなく、純粋に眷属としての力量が上がったことで、自然に強化されたものである。仕える神の神格が向上しているからこそ、眷属の能力も装備も向上するのだ。
【グランドサンサンサンサンサンーーーーーー!!】
一方でグランドサンフラワーの方も黙ってみておらず、自身の葉っぱを大きく広げ、輝かせ始める。
エネルギー集中させ、レイドボスの放っていた光線を用意する。
【回れ回れ我が金棒!!神敵に喰われぬ我が金棒!!銀河系粉砕『轟黒雷無双の極大粉砕撃』!!】
【グランドサンフラァァァァワァァァァァ!!】
金棒が振り下ろされ、光線が解き放たれる。
お互いの強力な一撃はぶつかり合い、その余波によって大地がより砕け散っていく。
振るい、放ち、殴りかかり、飛ばし…眷属と召喚獣の争いは苛烈を極める。
制限なしの状態で争うからこそできる荒業であり、自由に扱えるからこそ意気揚々と士気が向上し、その力は万全な状態で暴れ狂う。
もしもカイニスも巨大な怪獣であれば、怪獣バトルの様な光景だと誰かが言うだろう。
それでもこの争いは周囲への被害が尋常ではなく、気にせずにガンガンやりあうからこそ、さらに豪快に広がっていく。
本当に、宴の会場でぶつからなくてよかったと、思っている者もいるだろう。
巻き添えになっていたらただでは済まないし、その場のノリでやらかせばどれほどの被害を被っていたのか想像し、ある程度の自重を学ぶ。
あの争いの中に入ってみたいと、思っている者もいるだろう。
気兼ねなく豪快に争う光景は凄まじくも清涼なものであり、混ざってみたくなる。
でも、ものの数秒と持たずに消し飛ばされるのが理解できるので、その高みに至れるようにしようと志す。
あのぶつかり合いに混ざり潰されたいと、思っている者もいるだろう。
筋肉の宴の場とは言え、多少の特殊性癖の持ち主は混ざっており、むしろこの災害の様なぶつかり合いの中でこそ、真に生きている価値を見出せるのではないかと、新しい扉を開く。
全力を出しての、譲れぬぶつかり合い。
次第に廃鉱山惑星のコアにまで衝撃が達し、砕け散らせてしまい、星の崩壊が始まっていく。
だがしかし、そんなこともかまうこともなく、激しくなって…最終的には、予備の戦いの場として用意した十数個の廃棄予定の惑星が、これでもかというほど粉砕された状態になるのであった…
『…しかけておいて言うのも何だが…眷属、制限かかった状態で出せる理由、本当にあって良かったと思わされるな』
『あのグランドサンフラワーも確かに、制限が必要だな…ふーむ、運営が制限をかける理由が何かと理解できてしまう光景が作られていくか』
『あ、一応粉砕された惑星は後ほど、回収業者に頼むのデース。細かく砕け散ったからこそ、その星の残された微量の資源も取り出しやすいそうなのデース』
…ただ星を破壊されるだけでは能が無いので、しっかりと破砕後の再利用手段も用意されていた。
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