658 / 718
Ver.6.0 ~揺らぎと蕩けと混ざる世界~
ver.6.0-70 一撃をもって、光を届け
しおりを挟む
…正直なことを言えば、この戦いに勝ち目があるとは思えない。
それは、わかっていたことである。
だがしかし、それでもやらなければいけないだろう。
偶然とはいえ、ここで出会えた息子に対して滅多に見せられない、偉大な父の背中を見てほしいという思惑もありつつも、ここで悪しき筋肉は断たねばいけないという使命感があるからだ。
例え確率がどれほど0に近かったとしても…そう、それは近いのであって、0ではないからこそ、必ず希望を手繰り寄せることができる。
その希望を手繰り寄せるための手段として、最も有効的なものが…
「そう、我らが『筋肉』である!!諸君、筋肉ギルドの名に懸けて、我々の筋肉を活かして、悪しき筋肉を持ちうる輩と、清く正しき筋肉を持たざる者へ、素晴らしき正義の筋肉を捧げるために、鍛え上げてきたその筋肉を筋肉で組み合わせて、筋肉で覆いつくし、希望を筋肉で引き寄せるのだ!!」
「「「「おおおおおおおお!!」」」」
マッスルバーンが号令をかけると、答える筋肉ギルドの面々。
急な集結要請だったとはいえ、それでも各々がこの状況に対して助けに来てくれたのだ。
「すなわち、我々がやるべきことは…筋肉による筋肉のための筋肉合体だぁぁぁぁ!!やるぞ、皆ぁぁぁぁ!!」
「「「「やってやるぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」
ここにツッコミ属性を持っている人がいれば、どれだけ筋肉と叫びゲシュタルト崩壊をさせるのかと言ったのかもしれないが、あいにくながらここにはそのような人員はいなかった。
いるのはただ筋肉だけを愛し、筋肉に全てを捧げ、筋肉をもって今、レイドボスへ挑む覚悟を持った者たちだけである。
雄たけびと共にそれぞれが最大限のポテンシャルを発揮できるようにバフをかけまくり、組み合わさることでさながら列車の重連のように力を増大させるようにして、筋肉ギルドの面々が重なっていく。
その筋肉には各々筋肉神の加護を当たり前のように有しており、それすらも重なり合い…今、一つの巨大な筋肉の巨人と化した。
マッスルバーンのなっていた、大きな筋肉の体。
それすらも凌駕し、今や星すらも片手で握りつぶせそうな、黄金にも宝石のようにも、光り輝く巨人の肉体。
「金剛筋肉合体、ギガント…いや、違う。この筋肉は…」
「「「「天すらも砕くことのできるー――」」」」
「…うわぁ、ガチですさまじい筋肉の巨体で、レイドボスたちに殴りかかっているよ」
「むさくるしさも、ここまでぶっ飛び過ぎると感嘆に値するよね」
「集合筋肉式合体か…その手もあったが、姉には通用…いや、それは今は良いのか」
グレイ号の艦内、上部モニターに映し出される戦況を見て、ハルやミント、中三病は各々感想を口にする。
決戦用兵装アルテマカノンの準備中であり、ここであの筋肉たちがレイドボスを抑えて時間を稼いでくれるのは良いのだが、その光景が色々とすさまじいのだ。
正直言って、ハルの黒き女神も大抵無茶苦茶なことができるが…それと比較しても、彼らの情熱と筋肉への熱過ぎる想いには勝てないと思わされるだろう。
【どうやら全筋肉ギルド所属プレイヤーたちが一心同体となったことで、顕現した特殊なスキルのようですネ。合体系スキルの中でも超高難易度の分類に値するもののようですが、まさかここでこのようなものが見れるとは、これはこれで貴重なデータになりますが…今は、カノンの準備へ集中いたしマス】
五番艦が無いゆえに、必要な作業が多いようで、素早く動いて準備を進めていたロロが少しだけ止まってそう言いつつ、すぐに作業へ戻る。
どうやらあれは一種の奇跡のようなもののようで、なかなかお目にかかれないようだ。
そんな奇跡が、筋肉で起きるのはどうなのかと思ったが…時間稼ぎになるのであれば、気にしなくていいだろう。
むしろ、このまま決戦用兵装を使うことなく、彼らの筋肉によってレイドボスを潰すことができればよかったのだが、そうもいかないようだ。
「やはり、砂漠+惑星破壊ミサイルの力を得たシードと、その親である元々のレイドボスのほうが自力が上なのか、押しきれないな」
筋肉無双劇場が始まってもよさそうな勢いではあったが、世の中そううまく事が進まない。
これで解決するのであれば、全世界が筋肉に注力するだろうと思っていたが、進まないからこそ、そんなことは起きていないのであろう。
「その場のノリと雰囲気的に、バンバンババンっと勢いある戦闘ができるかと思ったけど、相手のほうがバンバン光線を撃ったりしていて、難しいもんね」
「欲望戦隊とは別ベクトルで変態的とはいえ、近いと言って良いような熱意があるとはいえ、より大きな力の前には厳しいか」
巨大な筋肉合体だとしても、相手はレイドボスでもあり、負けじと合体している者も混ざっている。
それゆえに、それぞれのぶつかり合いは譲り合うこともなく、むしろ争いの中に割って入ったせいか、元々のレイドバトルの形式としてはある意味正しいというべきなのか、苦戦させられている様子が見えるだろう。
「ロロ、アルテマカノンの発射まで、あとどのぐらいかかる?」
【あと3分ほどデス。想定以上に集中するエネルギー量が多く、放出時の輻射が相当危険なため、それから守るための防壁増幅装置も急ピッチで設置していますからネ】
かなりの威力があるようで、発射まではあと少しだろう。
そのぐらいの時間であれば、あの筋肉たちも十分耐えきれそうだが…
「発射したら、今の状態だと思いっきり巻き込むんじゃ?」
【そのあたりも大丈夫デス。アルテマカノンは乗算されまくった莫大なエネルギーを利用した強制分解・転換の効果があるのですが、効果が効く対象を絞り込めマス。かなりおおざっぱになってしまいますが、プレイヤーそのものにはダメージを与えないように設定済デス。逆に言えば、その設定以外のもの全て…この宇宙フィールド自体にも影響を与えるため、未知数でもありますので、今回はこの一射限りしか使用できないデス】
全部巻き添えにして吹っ飛ばすことが懸念されたが、一応どうにかなるらしい。
ただし、それほどヤバい代物だということで、この一発を外せば次はすぐには撃てない。
【そのため、主様。確実に外さないようにお願いいたしマス。砲撃可能状態まで、あと少しなので、今のうちに照準を定めるため…こちらを、どうぞ】
そう念を押して言いながら、ロロが近くのパネルを操作すると、席が一つ床からせりあがってきた。
どうやらアルテマカノン用の特別な砲撃席のようで、艦首砲に使用するものよりもさらに重々しい雰囲気を漂わせている。
「これで、照準を定めてか…対ショック、対閃光防御は?」
【すでに用意済みデス。あとは、これで狙うだけデス】
自動照準も本来は可能だが、今回の初砲撃のためにほとんどのリソースを制御に使用しており、こればかりは手動になったらしい。
そのため、照準器を手に取り、狙いを定める。
「照準調整…最終セーフティは」
【解除完了。反動に備えての重力アンカー全艦固定済みデス】
「安全弁解除、誤差修正…ロック」
確実に外さないように、まとめて…いや、筋肉たちは一応無事に済むらしいが、それでもなるべく影響が出ないようにして、あの凶悪なモンスターたちだけを狙う。
【エネルギー充填、1200%。臨界率突破、射出可能まであと1分】
「総員、念のために衝撃に備え!ある程度の反動を打ち消すようにしていても、来るときは来る!!」
素早く全員が着席し、しっかりと艦隊が急な反動で動いても大丈夫なようにする。
【射出、可能状態になりまシタ】
「良し、なら後は…この引き金を引くだけだ」
ぐっと指をかければ、相当な重さを感じさせられる。
狙いは既に定まっており、これを引きさえすれば放たれるだろう。
どれほどのものなのか、実際にやってみないと分からないが…迷う意味は、無い。
「アルテマカノン…発射ぁぁ!!」
ガチッと音を立て、引き金が作動する。
それと同時に、集められたエネルギーが一気に放出され、轟音と共に撃ちだされた。
―――決戦用兵装にして、現時点で最強クラスの兵装、アルテマカノン。
その本質は、莫大なエネルギーを利用した、強制分解・転換システムで…指定したものを除いて全てを変えてしまうことのできる代物。
それゆえに、撃ちだす艦隊自身にも相当な負荷がかかり、何度も使えるものではないが…その一撃が今、解き放たれて…レイドボスたちを、光の中へ飲み込んでいったのであった…
ドォォォォォン!!
【…着弾を確認、同時に各艦にも砲撃によるダメージが確認できまシタ。2番艦、エネルギーバイパスの焼失、3番艦、艦首砲口熔解、4番艦、全防壁システムダウン、全艦、メインエンジン出力が20~8%まで低下…】
それは、わかっていたことである。
だがしかし、それでもやらなければいけないだろう。
偶然とはいえ、ここで出会えた息子に対して滅多に見せられない、偉大な父の背中を見てほしいという思惑もありつつも、ここで悪しき筋肉は断たねばいけないという使命感があるからだ。
例え確率がどれほど0に近かったとしても…そう、それは近いのであって、0ではないからこそ、必ず希望を手繰り寄せることができる。
その希望を手繰り寄せるための手段として、最も有効的なものが…
「そう、我らが『筋肉』である!!諸君、筋肉ギルドの名に懸けて、我々の筋肉を活かして、悪しき筋肉を持ちうる輩と、清く正しき筋肉を持たざる者へ、素晴らしき正義の筋肉を捧げるために、鍛え上げてきたその筋肉を筋肉で組み合わせて、筋肉で覆いつくし、希望を筋肉で引き寄せるのだ!!」
「「「「おおおおおおおお!!」」」」
マッスルバーンが号令をかけると、答える筋肉ギルドの面々。
急な集結要請だったとはいえ、それでも各々がこの状況に対して助けに来てくれたのだ。
「すなわち、我々がやるべきことは…筋肉による筋肉のための筋肉合体だぁぁぁぁ!!やるぞ、皆ぁぁぁぁ!!」
「「「「やってやるぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」
ここにツッコミ属性を持っている人がいれば、どれだけ筋肉と叫びゲシュタルト崩壊をさせるのかと言ったのかもしれないが、あいにくながらここにはそのような人員はいなかった。
いるのはただ筋肉だけを愛し、筋肉に全てを捧げ、筋肉をもって今、レイドボスへ挑む覚悟を持った者たちだけである。
雄たけびと共にそれぞれが最大限のポテンシャルを発揮できるようにバフをかけまくり、組み合わさることでさながら列車の重連のように力を増大させるようにして、筋肉ギルドの面々が重なっていく。
その筋肉には各々筋肉神の加護を当たり前のように有しており、それすらも重なり合い…今、一つの巨大な筋肉の巨人と化した。
マッスルバーンのなっていた、大きな筋肉の体。
それすらも凌駕し、今や星すらも片手で握りつぶせそうな、黄金にも宝石のようにも、光り輝く巨人の肉体。
「金剛筋肉合体、ギガント…いや、違う。この筋肉は…」
「「「「天すらも砕くことのできるー――」」」」
「…うわぁ、ガチですさまじい筋肉の巨体で、レイドボスたちに殴りかかっているよ」
「むさくるしさも、ここまでぶっ飛び過ぎると感嘆に値するよね」
「集合筋肉式合体か…その手もあったが、姉には通用…いや、それは今は良いのか」
グレイ号の艦内、上部モニターに映し出される戦況を見て、ハルやミント、中三病は各々感想を口にする。
決戦用兵装アルテマカノンの準備中であり、ここであの筋肉たちがレイドボスを抑えて時間を稼いでくれるのは良いのだが、その光景が色々とすさまじいのだ。
正直言って、ハルの黒き女神も大抵無茶苦茶なことができるが…それと比較しても、彼らの情熱と筋肉への熱過ぎる想いには勝てないと思わされるだろう。
【どうやら全筋肉ギルド所属プレイヤーたちが一心同体となったことで、顕現した特殊なスキルのようですネ。合体系スキルの中でも超高難易度の分類に値するもののようですが、まさかここでこのようなものが見れるとは、これはこれで貴重なデータになりますが…今は、カノンの準備へ集中いたしマス】
五番艦が無いゆえに、必要な作業が多いようで、素早く動いて準備を進めていたロロが少しだけ止まってそう言いつつ、すぐに作業へ戻る。
どうやらあれは一種の奇跡のようなもののようで、なかなかお目にかかれないようだ。
そんな奇跡が、筋肉で起きるのはどうなのかと思ったが…時間稼ぎになるのであれば、気にしなくていいだろう。
むしろ、このまま決戦用兵装を使うことなく、彼らの筋肉によってレイドボスを潰すことができればよかったのだが、そうもいかないようだ。
「やはり、砂漠+惑星破壊ミサイルの力を得たシードと、その親である元々のレイドボスのほうが自力が上なのか、押しきれないな」
筋肉無双劇場が始まってもよさそうな勢いではあったが、世の中そううまく事が進まない。
これで解決するのであれば、全世界が筋肉に注力するだろうと思っていたが、進まないからこそ、そんなことは起きていないのであろう。
「その場のノリと雰囲気的に、バンバンババンっと勢いある戦闘ができるかと思ったけど、相手のほうがバンバン光線を撃ったりしていて、難しいもんね」
「欲望戦隊とは別ベクトルで変態的とはいえ、近いと言って良いような熱意があるとはいえ、より大きな力の前には厳しいか」
巨大な筋肉合体だとしても、相手はレイドボスでもあり、負けじと合体している者も混ざっている。
それゆえに、それぞれのぶつかり合いは譲り合うこともなく、むしろ争いの中に割って入ったせいか、元々のレイドバトルの形式としてはある意味正しいというべきなのか、苦戦させられている様子が見えるだろう。
「ロロ、アルテマカノンの発射まで、あとどのぐらいかかる?」
【あと3分ほどデス。想定以上に集中するエネルギー量が多く、放出時の輻射が相当危険なため、それから守るための防壁増幅装置も急ピッチで設置していますからネ】
かなりの威力があるようで、発射まではあと少しだろう。
そのぐらいの時間であれば、あの筋肉たちも十分耐えきれそうだが…
「発射したら、今の状態だと思いっきり巻き込むんじゃ?」
【そのあたりも大丈夫デス。アルテマカノンは乗算されまくった莫大なエネルギーを利用した強制分解・転換の効果があるのですが、効果が効く対象を絞り込めマス。かなりおおざっぱになってしまいますが、プレイヤーそのものにはダメージを与えないように設定済デス。逆に言えば、その設定以外のもの全て…この宇宙フィールド自体にも影響を与えるため、未知数でもありますので、今回はこの一射限りしか使用できないデス】
全部巻き添えにして吹っ飛ばすことが懸念されたが、一応どうにかなるらしい。
ただし、それほどヤバい代物だということで、この一発を外せば次はすぐには撃てない。
【そのため、主様。確実に外さないようにお願いいたしマス。砲撃可能状態まで、あと少しなので、今のうちに照準を定めるため…こちらを、どうぞ】
そう念を押して言いながら、ロロが近くのパネルを操作すると、席が一つ床からせりあがってきた。
どうやらアルテマカノン用の特別な砲撃席のようで、艦首砲に使用するものよりもさらに重々しい雰囲気を漂わせている。
「これで、照準を定めてか…対ショック、対閃光防御は?」
【すでに用意済みデス。あとは、これで狙うだけデス】
自動照準も本来は可能だが、今回の初砲撃のためにほとんどのリソースを制御に使用しており、こればかりは手動になったらしい。
そのため、照準器を手に取り、狙いを定める。
「照準調整…最終セーフティは」
【解除完了。反動に備えての重力アンカー全艦固定済みデス】
「安全弁解除、誤差修正…ロック」
確実に外さないように、まとめて…いや、筋肉たちは一応無事に済むらしいが、それでもなるべく影響が出ないようにして、あの凶悪なモンスターたちだけを狙う。
【エネルギー充填、1200%。臨界率突破、射出可能まであと1分】
「総員、念のために衝撃に備え!ある程度の反動を打ち消すようにしていても、来るときは来る!!」
素早く全員が着席し、しっかりと艦隊が急な反動で動いても大丈夫なようにする。
【射出、可能状態になりまシタ】
「良し、なら後は…この引き金を引くだけだ」
ぐっと指をかければ、相当な重さを感じさせられる。
狙いは既に定まっており、これを引きさえすれば放たれるだろう。
どれほどのものなのか、実際にやってみないと分からないが…迷う意味は、無い。
「アルテマカノン…発射ぁぁ!!」
ガチッと音を立て、引き金が作動する。
それと同時に、集められたエネルギーが一気に放出され、轟音と共に撃ちだされた。
―――決戦用兵装にして、現時点で最強クラスの兵装、アルテマカノン。
その本質は、莫大なエネルギーを利用した、強制分解・転換システムで…指定したものを除いて全てを変えてしまうことのできる代物。
それゆえに、撃ちだす艦隊自身にも相当な負荷がかかり、何度も使えるものではないが…その一撃が今、解き放たれて…レイドボスたちを、光の中へ飲み込んでいったのであった…
ドォォォォォン!!
【…着弾を確認、同時に各艦にも砲撃によるダメージが確認できまシタ。2番艦、エネルギーバイパスの焼失、3番艦、艦首砲口熔解、4番艦、全防壁システムダウン、全艦、メインエンジン出力が20~8%まで低下…】
20
お気に入りに追加
2,031
あなたにおすすめの小説
「お前のような奴はパーティーに必要ない」と追放された錬金術師は自由に生きる~ポーション作ってたらいつの間にか最強になってました~
平山和人
ファンタジー
錬金術師のカイトは役立たずを理由にパーティーから追放されてしまう。自由を手に入れたカイトは世界中を気ままに旅することにした。
しかし、カイトは気づいていなかった。彼の作るポーションはどんな病気をも治す万能薬であることを。
カイトは旅をしていくうちに、薬神として崇められることになるのだが、彼は今日も無自覚に人々を救うのであった。
一方、カイトを追放したパーティーはカイトを失ったことで没落の道を歩むことになるのであった。
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる