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Ver.6.0 ~揺らぎと蕩けと混ざる世界~
ver.6.0-59 GGGの
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…怪しすぎる薬というのは、大抵の場合、ろくでもない結果をもたらすだろう。
だがしかし、それでも挑まなければならない時があるが…
「毒毛針!!」
ズドドドドドドドド!!
【【【シドォォォォォォ!?】】】
髪を振り回しながら、無数のシードたちに針となった髪の毛が襲い掛かり、突き刺さる。
ただの針ではなく、植物にとって最悪の根を枯らすものや腐食させるもの等々、やばい効果たっぷりの猛毒が付与されている。
そんなものが大量に射出されて、シードたちにこれでもかというほど命中していく。
【バルルルゥ!!ポイズン乱舞!!】
セレアがポニーテールを歌舞伎のごとく振り回し、そこから毒の毛針がまき散らされて、シードたちへ突き刺さる。
【ガウガウガウ百裂毒蹴り!!】
リンが高速で蹴りと毒を叩き込み、種の表面を叩き割っていく。
「うぉぉぉぉぉぉ!!鼻毛毒針ガトリング…って、なんか自分だけ効果が違くないか!?」
「あー、それ大体10人に一人ぐらいの確率で出る、鼻毛毒針だな。鼻から毒息も出せるようになる追加効果付きだが…」
「見た目も効果も最悪なんだが!?ハルさんや他のテイムモンスターたちみたいに、普通に髪の毛から毒針を飛ばしたかったんだけど!!某妖怪少年みたいにやりたかったんだけどなぁぁぁぁ!!」
一人だけ外れ枠と言うべきものを、見事に引き当ててしまったらしい中三病さん。
ただし、見た目が少々最悪なこと以外には、毒の効果が強化されているらしく、強さとしては通常の状態よりも強化されているとのこと。
ドクターリリエルが取り出した薬品…それは、毛を武器に変えるという薬品。
しかも、対植物用に向いた毒をセットできるようで、現在僕らはシードたち相手に善戦していた。
数は向こうが勝るが、毛髪量ではこちらが勝る。
毛を射出している以上、限界がありそうなきがするが、瞬時に元に戻るようではげる心配はない。
スキンヘッドの人でも可能になるようで、毒の毛が生えてくるとは言え需要はそれなりにあるそうだ。
「状態異常『毒針千本』となっているか…回復薬の類で、解除可能でもあるっぽいけどね」
「できればこれで解除して、もう一度チャンスが欲しい!!」
「あ、残念ながら服用者の資質に左右されるようでな…一度固定されたら、解毒後に再度服用しても鼻からしか生えぬ」
「ひでぇぇぇぇぇ!?」
哀れなり、中三病さん。
まさかの最悪の引きを当て、生涯まとわりつくような外れ効果である。
だがしかし、嘆いてばかりではいられないと気持ちを切り替えたようで、むしろ他の毛よりも鼻からだからこそ照準を付けやすいらしく、より的確にシードたちめがけて射出し始めた。
毒息も使い、手で顔を覆って溜めてから、相手にぶつけたり…どんなものだとしても、すぐに扱えるようになったようだ。
とにもかくにも、これでシードたちの数に対抗する手段はできており、まともに相手をしてもどうにかなりそうではある。
「けれども、運営がこの程度で終わらせるような仕掛けをしていないとは思うんだよなぁ…」
逃げているシードもいるようだが、ただ敗走しているわけではなさそうだ。
あの目玉の奥深くに、何か企んでいるような気配を感じ取り、逆転の方法を思いついて実行しようとしている可能性が高い。
今は殲滅を目標としつつ、臨機応変に戦えるように周囲への警戒を怠らず、攻撃を続けるのであった…
「しかし、毛があれば毒付きのものに変質可能か…ぽっけねこさんの猫軍団に服用したら、相当ヤバそう」
「あー、確かに。攻防一体が完璧に…いや、毒に塗れたら触れられなくなるんじゃ」
…扱い方が少々難しいが、これはこれで面白い可能性を秘めているのかもしれない。
最悪の引きさえ充てなければいい話だが…
だがしかし、それでも挑まなければならない時があるが…
「毒毛針!!」
ズドドドドドドドド!!
【【【シドォォォォォォ!?】】】
髪を振り回しながら、無数のシードたちに針となった髪の毛が襲い掛かり、突き刺さる。
ただの針ではなく、植物にとって最悪の根を枯らすものや腐食させるもの等々、やばい効果たっぷりの猛毒が付与されている。
そんなものが大量に射出されて、シードたちにこれでもかというほど命中していく。
【バルルルゥ!!ポイズン乱舞!!】
セレアがポニーテールを歌舞伎のごとく振り回し、そこから毒の毛針がまき散らされて、シードたちへ突き刺さる。
【ガウガウガウ百裂毒蹴り!!】
リンが高速で蹴りと毒を叩き込み、種の表面を叩き割っていく。
「うぉぉぉぉぉぉ!!鼻毛毒針ガトリング…って、なんか自分だけ効果が違くないか!?」
「あー、それ大体10人に一人ぐらいの確率で出る、鼻毛毒針だな。鼻から毒息も出せるようになる追加効果付きだが…」
「見た目も効果も最悪なんだが!?ハルさんや他のテイムモンスターたちみたいに、普通に髪の毛から毒針を飛ばしたかったんだけど!!某妖怪少年みたいにやりたかったんだけどなぁぁぁぁ!!」
一人だけ外れ枠と言うべきものを、見事に引き当ててしまったらしい中三病さん。
ただし、見た目が少々最悪なこと以外には、毒の効果が強化されているらしく、強さとしては通常の状態よりも強化されているとのこと。
ドクターリリエルが取り出した薬品…それは、毛を武器に変えるという薬品。
しかも、対植物用に向いた毒をセットできるようで、現在僕らはシードたち相手に善戦していた。
数は向こうが勝るが、毛髪量ではこちらが勝る。
毛を射出している以上、限界がありそうなきがするが、瞬時に元に戻るようではげる心配はない。
スキンヘッドの人でも可能になるようで、毒の毛が生えてくるとは言え需要はそれなりにあるそうだ。
「状態異常『毒針千本』となっているか…回復薬の類で、解除可能でもあるっぽいけどね」
「できればこれで解除して、もう一度チャンスが欲しい!!」
「あ、残念ながら服用者の資質に左右されるようでな…一度固定されたら、解毒後に再度服用しても鼻からしか生えぬ」
「ひでぇぇぇぇぇ!?」
哀れなり、中三病さん。
まさかの最悪の引きを当て、生涯まとわりつくような外れ効果である。
だがしかし、嘆いてばかりではいられないと気持ちを切り替えたようで、むしろ他の毛よりも鼻からだからこそ照準を付けやすいらしく、より的確にシードたちめがけて射出し始めた。
毒息も使い、手で顔を覆って溜めてから、相手にぶつけたり…どんなものだとしても、すぐに扱えるようになったようだ。
とにもかくにも、これでシードたちの数に対抗する手段はできており、まともに相手をしてもどうにかなりそうではある。
「けれども、運営がこの程度で終わらせるような仕掛けをしていないとは思うんだよなぁ…」
逃げているシードもいるようだが、ただ敗走しているわけではなさそうだ。
あの目玉の奥深くに、何か企んでいるような気配を感じ取り、逆転の方法を思いついて実行しようとしている可能性が高い。
今は殲滅を目標としつつ、臨機応変に戦えるように周囲への警戒を怠らず、攻撃を続けるのであった…
「しかし、毛があれば毒付きのものに変質可能か…ぽっけねこさんの猫軍団に服用したら、相当ヤバそう」
「あー、確かに。攻防一体が完璧に…いや、毒に塗れたら触れられなくなるんじゃ」
…扱い方が少々難しいが、これはこれで面白い可能性を秘めているのかもしれない。
最悪の引きさえ充てなければいい話だが…
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