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Ver.5.0 ~世界の焔と、導きの篝火~
ver.5.1-125 界隈は何かとあるようで
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…やばそうな相手だとは思ったが、話してみると意外にわかる人だった。
いや、人ではなく神龍帝とかいう存在のようだが、人外の領域にあっても何故か人の感性の理解はしているようで、争うこともなかった。
ただし、その代わりに別の厄介事の話も聞いてしまったが…
「…マッチョンを捉えていた、謎の相手の壊滅のために来ていたと」
「そうなるね。正式名称はそれまで知らなかったけど、ここの運営から…技術面で色々と交流があって関わることもあったが、どうも別の世界からのヤバいのが干渉し、特殊なオークを捕らえられてしまったと連絡があったんだ。運営側だけで解決できればよかったが、そうもいかないようなところだったらしく…それで、こちらに依頼を出されたんだ」
アルケディア・オンラインの運営会社も相当なものを持つとは思うのだが、その運営ですら相手にするには非常に不味いものがいたらしい。
そのため、対抗措置としての外部委託…オンラインに浸かっている一部の技術を提供していた神龍帝のアルさんに、どうにかしてほしいと頼み込んだらしい。
「正直言って、技術の提供以外はそこまで干渉していなかった世界だったが…良からぬ輩が関わってくるのは、こちらとしても良くないことだからね。ついさっき、そいつらを壊滅させて、救い出したところでもあったのさ」
「良かった、マッチョンが救われて…いなくなってしまったら、あの欲望戦隊の制御をする人を失うという世界にとっての大損害を被りかねなかったよ…」
「オーク一体でそこまでとは…あ、いや、そうなのか。少しばかりどういう事情なのか、読み取らせてもらったが…うん、まぁ、なんというべきか…確かに、相当業が深いね…凄いな、どこかの変態よりもやばそうだ…」
比較対象が不明だが、異界の存在に言わせるということは、あの変態戦隊は世界を超える変態だというべきなのだろうか。
「消したほうが良いような…でも、そうはいかないのか。あの変態の業で、成り立っている理もあるようだし…うーん、世の中って本当に不思議だな」
「変態が成り立たせる理って何?」
消すことが出来ればそれはそれでありかもしれないが、失われたら何かヤバいのもあるらしい。
あの欲望戦隊共がそこまで重要なものになるのかと疑いたいが、どうもぶっ飛び過ぎたものならば本人たちのあずかり知らぬうちに別の何かに組み込まれていることもあるらしい。
とにもかくにも、変態戦隊抹消計画等は消し飛ばされたのはさておき、その用事が終わったついでにアルさんは神界隈とでもいうべきところで耳にした黒い女神に関して、せっかく来たのだからどういうものなのか見に行こうと思い、ここに来たらしい。
「宛てもなく探すのは流石に骨が折れそうだったが…幸いにして、そのオークとそちらは戦ったことがあるな?その形跡が残っていたからこそ、手掛かりにしてすぐに居場所を掴めたのだ」
「あー、そういえば確かに前に、マッチョンとガチバトルみたいなことがあったな…」
オークを勇者に覚醒させた、イベントでの戦い。
結構ぶつかり合っていたので、ある程度の女神の残滓的なものがあってもおかしくはないのだろう。
「ただ、今はどうやらここではスキルとしてあり、何やらダメージを受けて眠っているようだが…ふむ、そこまででもないな」
「え?」
そう言いながらアルさんが僕の方に手をかざすと、光の玉がでてきて、僕の内部へ入った。
―――
>神龍帝より、神気の譲渡がありました。
>「黒き女神」のスキルが回復、即座に復活しました!!
―――
「…スキルが回復した!?結構時間がかかりそうだったのに!?」
「この程度、造作もないことだ。それに、その神の源流というべきものはある意味近いものがあるが…それはさておき、良ければどのようなものか見せてもらえないだろうか」
「黒き女神の姿にか…うーん、本当はあまりなりたいものではないけど、ボスモンスターを倒してもらったりしたし、事情を色々と知っているなら別に良いか」
スキルが回復して、変化するのに支障はない。
それに、このアルさん相手には隠し事も何やら無駄そうな気がするので、抵抗をせずに女神の姿に変化することにした。
「とりあえず、第一…いや、第三形態『アビススタイル』でいこうか」
切り替え、すぐに姿が女神のものになる。
第一形態でもありだったが、マッチョンとの戦闘による残滓で特定できたのであれば、その時に使っていたスタイルのほうが良いだろう。
「なるほど、これが黒き女神としての姿とその力の一部か…ふむ、信者数や期間を考えるとまだ弱い方だとは思ったが…底知れぬものが、まだあふれ出すようだな」
女神の姿を見て、そうつぶやくアルさん。
この姿の状態でも相当強力なもののはずなのに、弱い方だと言われるのは違和感を覚えてしまうだろう。
だが、彼から感じ取れる力を知れば、そうなのだろうと納得する自分もいる。
世の中には上には上がおり…それが例え、人ならざる存在だとしても、同じことが言えるだろう。
「弱いとは言ったが、並の下級神よりも圧倒的に上か‥近いものだと、そいつらを殲滅したアレだが…今の状態でこれとは、面白いな」
見るだけでもわかるのか、何か笑ったような顔を見せる。
「ただ、問題があるな、その女神の力。現実の世界とやらで同じようなものになれるというが…少々、生身の人間で扱うには危ないところがある」
「え、まさか器が耐え切れずに死亡するとか、そんなありきたりだけどやばそうなリスクが…!!」
「それはない。生身とはいえ、神がなる肉体であれば自然と耐久力があって平気なものだ。しいて言うのであれば、着ている衣服が突然、大衆の前で爆散するとかだろうか」
「肉体的な死亡よりも、社会的な死亡になるんだけど!?」
そっちの方が、より悲惨なことになっていないだろうか。
とにもかくにも、話を聞けばどうやら女神の力が大きくなるのが良いが、肝心の僕自身のほうで扱いきれない部分が増えているらしい。
今はまだ自覚症状がないが、自然とその影響が出てくるようだ。
「多少は制御できているが、それでもまだ足りぬ。まともな日常生活を送るのであれば、仕方がないが…流石に、例えば会社で働いている中で、突然真っ裸にはなりたくないだろう?」
「特殊性癖がある人以外は、絶対になりたくないんだけど!!」
「そうだろうな。知り合いにその性癖の主がいたが…それはさておき、せっかく黒き女神とやらがどのようなものか、見に来たついでだ。社会どころか精神的な死を迎えそうなことになるのは、哀れすぎるから…少しばかり、それをどうにかする手を教えようか」
「あるの!?」
まともに命を落とすようなことになるよりも、辛い目には合いたくはない。
事前に防ぐことが出来るのであれば、しっかりと教わったほうが良いだろう。
「ああ、やるのであれば、増えつつある力をいかにして扱うか知ることが良いのだが…一番の方法は、その力を使って、直接戦闘をして経験することだ」
「黒き女神の状態で、戦闘しろと?」
「その通り。ただ、見た感じだと弱い方だと言っても、この辺りではまともに戦うには心もとない相手が多いようだし…せっかく異界へ来て、他の神を見たんだ。ガチで、戦わないか?」
「ガチで…え、アルさんと?」
「その通りだ」
えっと、乱入された当初から、明らかに力の差が隔絶していると言って良いような相手と、ガチの戦闘ですか。
しかも、黒き女神の力を使っても、かなりやばいような…いや、それでも、社会的な死を迎えるよりは、ましな方なのだろうか。
それに、こちらとしても未知の相手と戦うの不安しかないが、ドラゴンと戦うというのはある意味少年心をくすぐるロマンの様なものだ。
その機会を逃すのは、もったいないかもしれない。
「…なら、そうさせてもらおう。あ、でもさすがに実力差があり過ぎそうだし、ハンデとかもらえたらいいかな…」
「ならば、そちらの使い魔、眷属をフルに使っても構わない。こちらはそうだな…デバフを使って、大幅に力を減らせば、それで対等になりそうだ」
「その条件で、お願いします」
そうでもしないとまともな勝負にならないかもしれないというのは悲しいことかもしれないが、それでもどのぐらいやれるか見るのもありだろう。
一番の目的は、爆散を防ぐことだが…とにもかくにも、異界の龍と手合わせすることになるのであった…
「ところで、ここでガチバトルしても良いの?寝ている他の皆が、巻き込まれそうだけど」
「それは安心してほしい。ファースト、その者たちを安全な場所に運んでくれ」
「了解しました」
…使用人に似つつも、どこか違う中性的な人が、全員運んでいくのであった。
何だろう、違うと分かっていても、何かが同じような気がするんだよなぁ…
「技術体系は異なるが…まぁ、一部は参考にされているかもしれないな」
「そういうものなのか」
いや、人ではなく神龍帝とかいう存在のようだが、人外の領域にあっても何故か人の感性の理解はしているようで、争うこともなかった。
ただし、その代わりに別の厄介事の話も聞いてしまったが…
「…マッチョンを捉えていた、謎の相手の壊滅のために来ていたと」
「そうなるね。正式名称はそれまで知らなかったけど、ここの運営から…技術面で色々と交流があって関わることもあったが、どうも別の世界からのヤバいのが干渉し、特殊なオークを捕らえられてしまったと連絡があったんだ。運営側だけで解決できればよかったが、そうもいかないようなところだったらしく…それで、こちらに依頼を出されたんだ」
アルケディア・オンラインの運営会社も相当なものを持つとは思うのだが、その運営ですら相手にするには非常に不味いものがいたらしい。
そのため、対抗措置としての外部委託…オンラインに浸かっている一部の技術を提供していた神龍帝のアルさんに、どうにかしてほしいと頼み込んだらしい。
「正直言って、技術の提供以外はそこまで干渉していなかった世界だったが…良からぬ輩が関わってくるのは、こちらとしても良くないことだからね。ついさっき、そいつらを壊滅させて、救い出したところでもあったのさ」
「良かった、マッチョンが救われて…いなくなってしまったら、あの欲望戦隊の制御をする人を失うという世界にとっての大損害を被りかねなかったよ…」
「オーク一体でそこまでとは…あ、いや、そうなのか。少しばかりどういう事情なのか、読み取らせてもらったが…うん、まぁ、なんというべきか…確かに、相当業が深いね…凄いな、どこかの変態よりもやばそうだ…」
比較対象が不明だが、異界の存在に言わせるということは、あの変態戦隊は世界を超える変態だというべきなのだろうか。
「消したほうが良いような…でも、そうはいかないのか。あの変態の業で、成り立っている理もあるようだし…うーん、世の中って本当に不思議だな」
「変態が成り立たせる理って何?」
消すことが出来ればそれはそれでありかもしれないが、失われたら何かヤバいのもあるらしい。
あの欲望戦隊共がそこまで重要なものになるのかと疑いたいが、どうもぶっ飛び過ぎたものならば本人たちのあずかり知らぬうちに別の何かに組み込まれていることもあるらしい。
とにもかくにも、変態戦隊抹消計画等は消し飛ばされたのはさておき、その用事が終わったついでにアルさんは神界隈とでもいうべきところで耳にした黒い女神に関して、せっかく来たのだからどういうものなのか見に行こうと思い、ここに来たらしい。
「宛てもなく探すのは流石に骨が折れそうだったが…幸いにして、そのオークとそちらは戦ったことがあるな?その形跡が残っていたからこそ、手掛かりにしてすぐに居場所を掴めたのだ」
「あー、そういえば確かに前に、マッチョンとガチバトルみたいなことがあったな…」
オークを勇者に覚醒させた、イベントでの戦い。
結構ぶつかり合っていたので、ある程度の女神の残滓的なものがあってもおかしくはないのだろう。
「ただ、今はどうやらここではスキルとしてあり、何やらダメージを受けて眠っているようだが…ふむ、そこまででもないな」
「え?」
そう言いながらアルさんが僕の方に手をかざすと、光の玉がでてきて、僕の内部へ入った。
―――
>神龍帝より、神気の譲渡がありました。
>「黒き女神」のスキルが回復、即座に復活しました!!
―――
「…スキルが回復した!?結構時間がかかりそうだったのに!?」
「この程度、造作もないことだ。それに、その神の源流というべきものはある意味近いものがあるが…それはさておき、良ければどのようなものか見せてもらえないだろうか」
「黒き女神の姿にか…うーん、本当はあまりなりたいものではないけど、ボスモンスターを倒してもらったりしたし、事情を色々と知っているなら別に良いか」
スキルが回復して、変化するのに支障はない。
それに、このアルさん相手には隠し事も何やら無駄そうな気がするので、抵抗をせずに女神の姿に変化することにした。
「とりあえず、第一…いや、第三形態『アビススタイル』でいこうか」
切り替え、すぐに姿が女神のものになる。
第一形態でもありだったが、マッチョンとの戦闘による残滓で特定できたのであれば、その時に使っていたスタイルのほうが良いだろう。
「なるほど、これが黒き女神としての姿とその力の一部か…ふむ、信者数や期間を考えるとまだ弱い方だとは思ったが…底知れぬものが、まだあふれ出すようだな」
女神の姿を見て、そうつぶやくアルさん。
この姿の状態でも相当強力なもののはずなのに、弱い方だと言われるのは違和感を覚えてしまうだろう。
だが、彼から感じ取れる力を知れば、そうなのだろうと納得する自分もいる。
世の中には上には上がおり…それが例え、人ならざる存在だとしても、同じことが言えるだろう。
「弱いとは言ったが、並の下級神よりも圧倒的に上か‥近いものだと、そいつらを殲滅したアレだが…今の状態でこれとは、面白いな」
見るだけでもわかるのか、何か笑ったような顔を見せる。
「ただ、問題があるな、その女神の力。現実の世界とやらで同じようなものになれるというが…少々、生身の人間で扱うには危ないところがある」
「え、まさか器が耐え切れずに死亡するとか、そんなありきたりだけどやばそうなリスクが…!!」
「それはない。生身とはいえ、神がなる肉体であれば自然と耐久力があって平気なものだ。しいて言うのであれば、着ている衣服が突然、大衆の前で爆散するとかだろうか」
「肉体的な死亡よりも、社会的な死亡になるんだけど!?」
そっちの方が、より悲惨なことになっていないだろうか。
とにもかくにも、話を聞けばどうやら女神の力が大きくなるのが良いが、肝心の僕自身のほうで扱いきれない部分が増えているらしい。
今はまだ自覚症状がないが、自然とその影響が出てくるようだ。
「多少は制御できているが、それでもまだ足りぬ。まともな日常生活を送るのであれば、仕方がないが…流石に、例えば会社で働いている中で、突然真っ裸にはなりたくないだろう?」
「特殊性癖がある人以外は、絶対になりたくないんだけど!!」
「そうだろうな。知り合いにその性癖の主がいたが…それはさておき、せっかく黒き女神とやらがどのようなものか、見に来たついでだ。社会どころか精神的な死を迎えそうなことになるのは、哀れすぎるから…少しばかり、それをどうにかする手を教えようか」
「あるの!?」
まともに命を落とすようなことになるよりも、辛い目には合いたくはない。
事前に防ぐことが出来るのであれば、しっかりと教わったほうが良いだろう。
「ああ、やるのであれば、増えつつある力をいかにして扱うか知ることが良いのだが…一番の方法は、その力を使って、直接戦闘をして経験することだ」
「黒き女神の状態で、戦闘しろと?」
「その通り。ただ、見た感じだと弱い方だと言っても、この辺りではまともに戦うには心もとない相手が多いようだし…せっかく異界へ来て、他の神を見たんだ。ガチで、戦わないか?」
「ガチで…え、アルさんと?」
「その通りだ」
えっと、乱入された当初から、明らかに力の差が隔絶していると言って良いような相手と、ガチの戦闘ですか。
しかも、黒き女神の力を使っても、かなりやばいような…いや、それでも、社会的な死を迎えるよりは、ましな方なのだろうか。
それに、こちらとしても未知の相手と戦うの不安しかないが、ドラゴンと戦うというのはある意味少年心をくすぐるロマンの様なものだ。
その機会を逃すのは、もったいないかもしれない。
「…なら、そうさせてもらおう。あ、でもさすがに実力差があり過ぎそうだし、ハンデとかもらえたらいいかな…」
「ならば、そちらの使い魔、眷属をフルに使っても構わない。こちらはそうだな…デバフを使って、大幅に力を減らせば、それで対等になりそうだ」
「その条件で、お願いします」
そうでもしないとまともな勝負にならないかもしれないというのは悲しいことかもしれないが、それでもどのぐらいやれるか見るのもありだろう。
一番の目的は、爆散を防ぐことだが…とにもかくにも、異界の龍と手合わせすることになるのであった…
「ところで、ここでガチバトルしても良いの?寝ている他の皆が、巻き込まれそうだけど」
「それは安心してほしい。ファースト、その者たちを安全な場所に運んでくれ」
「了解しました」
…使用人に似つつも、どこか違う中性的な人が、全員運んでいくのであった。
何だろう、違うと分かっていても、何かが同じような気がするんだよなぁ…
「技術体系は異なるが…まぁ、一部は参考にされているかもしれないな」
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