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Ver.5.0 ~世界の焔と、導きの篝火~
ver.5.1-102 ゆるゆると
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…嫌な予感というものは、何故か的中しやすいものである。
ただし、時としては変な方向に的中することもあるので、想定している範囲でのものになるかといえばそうでもないこともある。
しかも、オンラインの世界のほうが現実よりも無茶苦茶しやすいのもある。
「それで、この間の艦隊戦の熱が冷めぬうちにというか…流石に資源不足が出てきたから、大型船ができないから人で再現しようってことで…パワードスーツっぽい装備を着ての人間魔導船コスプレイベントか」
「なんかこう、似たようなのを見たことあるような…艦隊こ、」
「それ以上は言ってはいけない気がする。あ、でもこれ運営がやっているんじゃなくて、プレイヤーによるイベントなのか」
どちらかといえば船になりきるよりも、コミケとかその類で見るようなコスプレイベントの様なものらしい。
現実世界では着こなすのが難しいような重量級の鎧や、そもそも費用を考えると厳しいコスプレ用の衣装の類。
だが、オンラインの世界であれば現実では厳しいような鎧も装備品としては装着できるし、現実のお金ではなくオンライン内のALを使用するので懐へのダメージもさほどない。
一部、ALが枯渇するような人たちもいるので懐に優しいとは言い切れないが…こういうイベントをやるとは思わなかった。
いや、そもそもやれそうなものだったが、やる人がいなかったというべきか。
何にしても、平和そうなイベントである。
「ここ最近、戦闘だったりいろいろあったし、参加するのも面白そうかも。ミーちゃんはどうする?」
「そうだねー、これはこれで参加してみたいかも」
なお、参加する場合はコスプレが必要だが、魔導船だけではなく他のものでも可能らしい。
コスプレイベントの名があるだけあって、制限はそこそこ緩めのようだ。
「ついでに情報を見ると、オンライン内のNPCの格好もありか…しかも、どういう装備でやればいいのかレシピや写真までしっかり紹介されている」
「なるほど、あ、ここに、黒き女神のコスプレなんてのも紹介されているよ」
「…え”」
自分、NPCじゃない。
思いっきり、一般プレイヤーの一人で、オンライン独特のNPCではない。
それなのに何故か、イベントのおすすめコスプレの一つとして、紹介されている。
「しっかり第一形態から第三形態まで…しかも誰が撮ったんだよこの写真!?明らかに取ったことないポーズでやっているやつもあるんだけど!!」
「一部、フィギュア改造によるポーズをとったものとなります、って注釈あるね」
そういえば、あったか。女神フィギュア。
しかも、改造してより柔軟に動かせる人がいたようで、それを利用しているらしい。
改造する努力は認めるが…これってある意味、肖像権の侵害とかいろいろなものに引っかかるのではなかろうか。
「まぁ、まだギリギリセーフなもので…」
「ネットで検索したら、R18バージョン魔改造を売ろうとしている人いるね。流石に魔改造品の転売は不味いから運営側のほうが動いて潰しているみたい…見た目的に魔のものを飼うから魔飼い像品って字も似合いそうかも」
「間違っているような、間違っていないような。でも、どっちにしても、作った奴いるのか」
よし、そこまで求めるのであれば、女神が自ら出向こうか。
それが生涯で目にする、最後の光景になるのであれば、相手も悔いが無いだろう。
「抹殺する気?」
「いや、流石に現実で罪を犯すのは不味いから…まずは、欲望戦隊を利用しようか。『ウルトラロリ娘が、囚われています』とでも書いた匿名の手紙を書いて…」
「よりやばいこと、やってないかなそれ」
ミーちゃんのツッコミが入るが、気にしないでおく。
やるとすれば、相手を徹底的に潰すことだけでいい。
とにもかくにも、まずは軽く、社会的な抹殺方法から調べてみるのであった…
「社会的な範囲でも、軽くないような…」
「そう?他の案だと、例えばナマギュルゴッチョバスの巣に放り込むとか、女神の姿になって直接周囲に訴えかけるとかあるけど…何か微妙だしね」
「うーん、そうなのだろうか…?」
ただし、時としては変な方向に的中することもあるので、想定している範囲でのものになるかといえばそうでもないこともある。
しかも、オンラインの世界のほうが現実よりも無茶苦茶しやすいのもある。
「それで、この間の艦隊戦の熱が冷めぬうちにというか…流石に資源不足が出てきたから、大型船ができないから人で再現しようってことで…パワードスーツっぽい装備を着ての人間魔導船コスプレイベントか」
「なんかこう、似たようなのを見たことあるような…艦隊こ、」
「それ以上は言ってはいけない気がする。あ、でもこれ運営がやっているんじゃなくて、プレイヤーによるイベントなのか」
どちらかといえば船になりきるよりも、コミケとかその類で見るようなコスプレイベントの様なものらしい。
現実世界では着こなすのが難しいような重量級の鎧や、そもそも費用を考えると厳しいコスプレ用の衣装の類。
だが、オンラインの世界であれば現実では厳しいような鎧も装備品としては装着できるし、現実のお金ではなくオンライン内のALを使用するので懐へのダメージもさほどない。
一部、ALが枯渇するような人たちもいるので懐に優しいとは言い切れないが…こういうイベントをやるとは思わなかった。
いや、そもそもやれそうなものだったが、やる人がいなかったというべきか。
何にしても、平和そうなイベントである。
「ここ最近、戦闘だったりいろいろあったし、参加するのも面白そうかも。ミーちゃんはどうする?」
「そうだねー、これはこれで参加してみたいかも」
なお、参加する場合はコスプレが必要だが、魔導船だけではなく他のものでも可能らしい。
コスプレイベントの名があるだけあって、制限はそこそこ緩めのようだ。
「ついでに情報を見ると、オンライン内のNPCの格好もありか…しかも、どういう装備でやればいいのかレシピや写真までしっかり紹介されている」
「なるほど、あ、ここに、黒き女神のコスプレなんてのも紹介されているよ」
「…え”」
自分、NPCじゃない。
思いっきり、一般プレイヤーの一人で、オンライン独特のNPCではない。
それなのに何故か、イベントのおすすめコスプレの一つとして、紹介されている。
「しっかり第一形態から第三形態まで…しかも誰が撮ったんだよこの写真!?明らかに取ったことないポーズでやっているやつもあるんだけど!!」
「一部、フィギュア改造によるポーズをとったものとなります、って注釈あるね」
そういえば、あったか。女神フィギュア。
しかも、改造してより柔軟に動かせる人がいたようで、それを利用しているらしい。
改造する努力は認めるが…これってある意味、肖像権の侵害とかいろいろなものに引っかかるのではなかろうか。
「まぁ、まだギリギリセーフなもので…」
「ネットで検索したら、R18バージョン魔改造を売ろうとしている人いるね。流石に魔改造品の転売は不味いから運営側のほうが動いて潰しているみたい…見た目的に魔のものを飼うから魔飼い像品って字も似合いそうかも」
「間違っているような、間違っていないような。でも、どっちにしても、作った奴いるのか」
よし、そこまで求めるのであれば、女神が自ら出向こうか。
それが生涯で目にする、最後の光景になるのであれば、相手も悔いが無いだろう。
「抹殺する気?」
「いや、流石に現実で罪を犯すのは不味いから…まずは、欲望戦隊を利用しようか。『ウルトラロリ娘が、囚われています』とでも書いた匿名の手紙を書いて…」
「よりやばいこと、やってないかなそれ」
ミーちゃんのツッコミが入るが、気にしないでおく。
やるとすれば、相手を徹底的に潰すことだけでいい。
とにもかくにも、まずは軽く、社会的な抹殺方法から調べてみるのであった…
「社会的な範囲でも、軽くないような…」
「そう?他の案だと、例えばナマギュルゴッチョバスの巣に放り込むとか、女神の姿になって直接周囲に訴えかけるとかあるけど…何か微妙だしね」
「うーん、そうなのだろうか…?」
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